46 / 57
新しい詠唱
しおりを挟む
さて、先生からお仕事を賜ったのだけれどコレを終わらせられるのは。
さっきまで先生にモフられて満更でない顔で、今度はニヤにブラッシングして貰っているイヅミさんです。
「ねえイヅミ」
僕は、先生に渡された本を手に持ってイヅミに声を掛けたのだけれど。
ペシッ!
少しは自分でやれ! と、しっぽで打ち払われてしまいました。
仕方なく机に座って本を開いてみる。
中級魔法の教科書、著者はジルヌール先生だ。
中級魔法に分けられる魔法は九種類、そして初めて光魔法の「ひーりんぐ」が出てくる。ひーりんぐは回復魔法と言われて体力回復と少しの傷なら治せる魔法。他の要素でも防御系の「うぉーる」や、複数攻撃の「かったー」、攻撃力が上がる「らんす」の魔法と種類が増える。
「えっと「ういんど」に「ふぁいあ」は入門でも書いただろ、あと「うぉーたー」がコレで、あとは」
既存の詠唱を、頭の中で僕の詠唱に当て嵌める。
例えば『げーる』は『Gale』、これでかなり強い風が湧き起こる筈なんだけど、案の定僕の場合は何も起きない。
強風 、げーる、Gale
風刀、ういんどかったー、Windcutter
水刀、うぉーたーかったー、Watercutter
水槍、うぉーたーらんす、Waterlance
火盾、ふぁいあうぉーる、Firewall
火槍、ふぁいあらんす、Firelance
土壁、あーすうぉーる、Earthwall
土槍、あーすらんす、Earthlance
光癒、ひーりんぐ、healing
「出来た!」
机から目を離し、「うーん」と伸びをして固まった背中と肩のコリをほぐす。
「見て、出来たよイヅミ!」
書き終わった紙を持って後ろを振り返ると、ベッドの上で仲良く寝ているイヅミとニヤの姿があった。
いつの間にか人の姿になったイヅミをニヤが抱えるようにして寝ている姿は、とても微笑ましくて姉妹のようにも見える。
実は、最近になってイヅミが人の姿でいる事が多くなっている。勿論他の人がいる場所では猫の姿か消えているんだけど、僕とニヤだけの時は猫より人の方が多くなってるくらいだ。
こないだそれとなく聞いてみたら「何となく?」と言っていたので、イヅミ的にはどっちの姿でも良いのだろう。
人の姿でいる時のイヅミは十歳位の女の子で、白髪のおかっぱ頭に猫の時と同じブルーの瞳。
それと、見た事のない服を着ている。前合せで上下が繋がっていてお腹の辺りを布で結んで止めてある服。
聞くと、やっぱり僕の記憶の中のイメージなんだって。
二人の寝ている姿をニヤニヤ見ていると、不意に目を開いたイヅミと目が合った。
「気持ちわる」
何だよー! 二人が仲良さげでいいなーって見てただけじゃないか! 何で「気持ちわる」なんだよー!
・
・
・
ジルヌール先生が早い方が良いと言っていたので、さっそく先生の研究室まで教科書と詠唱を書いた紙を持って行った。
「早かったな」
相変わらずの先生の研究室、先生は机で何か書いている様子だったけれど、僕が書き終わった事を説明すると直ぐに顔を上げて紙を渡すように言ってきた。
「先生の部屋はいつも……」散らかってますね、と言おうとしたら「ギロッ」と睨まれた。
「ふむ」
ジッと紙を睨んでいる先生。
「そう言えば……」
僕が言いかけた所で固まっていると、続きを話せと促してくる先生。
「古代語の先生には、この文字は読めたのですか?」
チラリと僕を見た先生が椅子から立ち上がり、後ろの窓の方を向くとグッと背伸びをした。陽の光が眩しいのか目を細めて目頭を抑えてる。
「それなのだが、アベルはこの文字を読める人物に心当たりはあるか?」
ジルヌール先生のその質問に一瞬ドキリとした。街で見つけたあの店のお婆さん、あのお婆さんはこの文字が読めるようだったけど、それは余り言いたくないみたいだったし、それに勝手に喋っても良くない気がする。
「どうした? 心当たりがあるのか?」
黙っていたら知っているのかと深堀りされそうだったので、慌てて「知りません」と答える。
「古代語の教授にも読めないそうだ、今は古い文献を調べ直して貰って、同じ文字の書かれた書物がないか探して貰っている所だ」
先生はそこまで話すとクルリと僕の方に振り返り「とにかくコレは助かった。また実験の際には呼び出すと思うが手伝って欲しい」と、言われたので。
「あの約束を守って貰えるのでしたら何度でも書きますよ。何だったら上級魔法も書きましょうか?」
僕のその言葉に先生は体を固まらせる。
「上級魔法」もちろん、スキルが『大魔法使い』のジルヌール先生には使えるのだろうけど、その威力は今回の中級なんて目じゃないくらい強力だと授業で習っていた。
「上級……か、この中級魔法の詠唱が先日と同じように効果があり、さらに使える人間が増えればそこまで必要無いのかも知れんが。個人的にはどこまで強力な魔法になるのか見てみたい気もするな」
僕が見たのは初級魔法の『Gust』と『Bullet』だけですからね、上級どころか中級ですら予想も出来ません。
「僕は、今までの中級ですら見た事無いですから、それを見せて貰えるだけでも充分ですけどね」
などと先生には言ってみたけれど、本音は上級も見てみたいし、南門の外にも連れて行って欲しいと思っている。
取り敢えず先生の要件は済ませたし、要望も伝えたので部屋に帰ろうとすると。
「今回の依頼の報酬だ」と小袋を渡された。
「依頼?」
「君は学園の生徒でもあるが、冒険者でもあるのだろう? 冒険者にタダ働きさせてはいけないからな。本当はもっと渡したい所だが、コレの実用性が分かったら軍から巻き上げるから楽しみに待っているといい」
そう言われて冒険者と言う自分を久しぶりに思い出した。そう言えば冒険者ギルドにも行ってなかったな。
さっきまで先生にモフられて満更でない顔で、今度はニヤにブラッシングして貰っているイヅミさんです。
「ねえイヅミ」
僕は、先生に渡された本を手に持ってイヅミに声を掛けたのだけれど。
ペシッ!
少しは自分でやれ! と、しっぽで打ち払われてしまいました。
仕方なく机に座って本を開いてみる。
中級魔法の教科書、著者はジルヌール先生だ。
中級魔法に分けられる魔法は九種類、そして初めて光魔法の「ひーりんぐ」が出てくる。ひーりんぐは回復魔法と言われて体力回復と少しの傷なら治せる魔法。他の要素でも防御系の「うぉーる」や、複数攻撃の「かったー」、攻撃力が上がる「らんす」の魔法と種類が増える。
「えっと「ういんど」に「ふぁいあ」は入門でも書いただろ、あと「うぉーたー」がコレで、あとは」
既存の詠唱を、頭の中で僕の詠唱に当て嵌める。
例えば『げーる』は『Gale』、これでかなり強い風が湧き起こる筈なんだけど、案の定僕の場合は何も起きない。
強風 、げーる、Gale
風刀、ういんどかったー、Windcutter
水刀、うぉーたーかったー、Watercutter
水槍、うぉーたーらんす、Waterlance
火盾、ふぁいあうぉーる、Firewall
火槍、ふぁいあらんす、Firelance
土壁、あーすうぉーる、Earthwall
土槍、あーすらんす、Earthlance
光癒、ひーりんぐ、healing
「出来た!」
机から目を離し、「うーん」と伸びをして固まった背中と肩のコリをほぐす。
「見て、出来たよイヅミ!」
書き終わった紙を持って後ろを振り返ると、ベッドの上で仲良く寝ているイヅミとニヤの姿があった。
いつの間にか人の姿になったイヅミをニヤが抱えるようにして寝ている姿は、とても微笑ましくて姉妹のようにも見える。
実は、最近になってイヅミが人の姿でいる事が多くなっている。勿論他の人がいる場所では猫の姿か消えているんだけど、僕とニヤだけの時は猫より人の方が多くなってるくらいだ。
こないだそれとなく聞いてみたら「何となく?」と言っていたので、イヅミ的にはどっちの姿でも良いのだろう。
人の姿でいる時のイヅミは十歳位の女の子で、白髪のおかっぱ頭に猫の時と同じブルーの瞳。
それと、見た事のない服を着ている。前合せで上下が繋がっていてお腹の辺りを布で結んで止めてある服。
聞くと、やっぱり僕の記憶の中のイメージなんだって。
二人の寝ている姿をニヤニヤ見ていると、不意に目を開いたイヅミと目が合った。
「気持ちわる」
何だよー! 二人が仲良さげでいいなーって見てただけじゃないか! 何で「気持ちわる」なんだよー!
・
・
・
ジルヌール先生が早い方が良いと言っていたので、さっそく先生の研究室まで教科書と詠唱を書いた紙を持って行った。
「早かったな」
相変わらずの先生の研究室、先生は机で何か書いている様子だったけれど、僕が書き終わった事を説明すると直ぐに顔を上げて紙を渡すように言ってきた。
「先生の部屋はいつも……」散らかってますね、と言おうとしたら「ギロッ」と睨まれた。
「ふむ」
ジッと紙を睨んでいる先生。
「そう言えば……」
僕が言いかけた所で固まっていると、続きを話せと促してくる先生。
「古代語の先生には、この文字は読めたのですか?」
チラリと僕を見た先生が椅子から立ち上がり、後ろの窓の方を向くとグッと背伸びをした。陽の光が眩しいのか目を細めて目頭を抑えてる。
「それなのだが、アベルはこの文字を読める人物に心当たりはあるか?」
ジルヌール先生のその質問に一瞬ドキリとした。街で見つけたあの店のお婆さん、あのお婆さんはこの文字が読めるようだったけど、それは余り言いたくないみたいだったし、それに勝手に喋っても良くない気がする。
「どうした? 心当たりがあるのか?」
黙っていたら知っているのかと深堀りされそうだったので、慌てて「知りません」と答える。
「古代語の教授にも読めないそうだ、今は古い文献を調べ直して貰って、同じ文字の書かれた書物がないか探して貰っている所だ」
先生はそこまで話すとクルリと僕の方に振り返り「とにかくコレは助かった。また実験の際には呼び出すと思うが手伝って欲しい」と、言われたので。
「あの約束を守って貰えるのでしたら何度でも書きますよ。何だったら上級魔法も書きましょうか?」
僕のその言葉に先生は体を固まらせる。
「上級魔法」もちろん、スキルが『大魔法使い』のジルヌール先生には使えるのだろうけど、その威力は今回の中級なんて目じゃないくらい強力だと授業で習っていた。
「上級……か、この中級魔法の詠唱が先日と同じように効果があり、さらに使える人間が増えればそこまで必要無いのかも知れんが。個人的にはどこまで強力な魔法になるのか見てみたい気もするな」
僕が見たのは初級魔法の『Gust』と『Bullet』だけですからね、上級どころか中級ですら予想も出来ません。
「僕は、今までの中級ですら見た事無いですから、それを見せて貰えるだけでも充分ですけどね」
などと先生には言ってみたけれど、本音は上級も見てみたいし、南門の外にも連れて行って欲しいと思っている。
取り敢えず先生の要件は済ませたし、要望も伝えたので部屋に帰ろうとすると。
「今回の依頼の報酬だ」と小袋を渡された。
「依頼?」
「君は学園の生徒でもあるが、冒険者でもあるのだろう? 冒険者にタダ働きさせてはいけないからな。本当はもっと渡したい所だが、コレの実用性が分かったら軍から巻き上げるから楽しみに待っているといい」
そう言われて冒険者と言う自分を久しぶりに思い出した。そう言えば冒険者ギルドにも行ってなかったな。
0
あなたにおすすめの小説
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
迷宮に捨てられた俺、魔導ガチャを駆使して世界最強の大賢者へと至る〜
サイダーボウイ
ファンタジー
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。
父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチに陥る。
そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。
彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。
その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。
「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」
そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。
これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる