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学校での出来事
第23話 学校での生活
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ハウルのおっちゃんの所でレックス達が雪かきをやらされてから数日後、またレックス達が学校へ行くようになった。そのため······。
「それじゃあね、ベアーズ」またボクは学校の奥に作られていたスペースに放された。
(いってらっしゃーい!)その後ボクはスペース内をうろちょろしたり、風が吹いたりして気持ちよくなったら眠ったりして時間を過ごした。
それから昼ごはんをレックスが持ってきてくれるのでそれを食べ、再び同じような行動を繰り返してレックスが迎えに来るのを待ったのだった。
そんなある日レックスが昼ごはんを持ってくるのを待っていたら、「おーい、ベアーズ!」(あれ?)なぜかアッシュとメリッサがやって来た。
「ほれ、お昼だぞ」(わーい!)ムシャムシャムシャ(おいしい!)「うまいか?」コク!(うん!)と頷き、その後コク?(ところで、レックスは?)と尋ねるように首を傾げた。
そのボクの反応を見てアッシュも「あぁ、レックスは授業の都合で今学校にいないんだ。それで俺が代わりに持ってきたんだよ。レックスに頼まれてたからな」(そうだったんだ)それを聞いて納得してまた食べだした。
「これからもレックスがいなくて持ってこれない時には俺やアリス、2人も無理だったらメリッサやバーミリアン先生。あともう1人のレックスの担任のホイットニー先生の誰かが持ってくるから、心配する必要はないからな」コク(分かった)と頷いてまた食べだした。
「しっかしよく食べるよなぁ。何をしてたのか知らねぇが」「フフッ。ホントね」ボクの食べてる様子を見てアッシュとメリッサが何か言ってるけど、まぁ良いや。
そして食べ終えたところで「じゃあな、ベアーズ。夕方レックスが迎えには来るからよ」「それじゃあね」(バイバーイ!)2人は帰った。
その日以来、「はい、ベアーズ」アリスに、「ほらよ、ベアーズ」またアッシュ。それに「ほれ、ベアーズ」バーミリアンてヒトに、「さぁ、ベアーズ」今まで見たこと無いヒトだったので、(このヒトがきっとホイットニーってヒトなんだな)と理解しつつ、(別に誰でも良いや)と思って食べだしたりとレックス以外のヒトが持ってくる事が多くなった。
ある日も「はい、どうぞ」珍しくメリッサが1人で持ってきてくれた。
(いただきまーす!)ムシャムシャムシャ「本当によく食べるわね」コク!(うん!)ムシャムシャムシャ。
そんなボクを見つめながら「本当にレックス君達と一緒にいられるようになった事が嬉しいのね?」と聞いてきたので、コク!(もちろん!)と力強く頷いた。
そのボクの反応を見て「私もその気持ち分かるわ」「ガウ?(え?)」「私もアッシュやレックス君、アリスちゃんと知り合えて良かったって思ってるから」(どうして?)と尋ねるように首を傾げた。
「私がみんなと仲良くなったきっかけが、去年私が他の人に嫌なことをされていた時にアッシュに助けてもらったからなの」(そうなんだ)ムシャムシャムシャ。メリッサの話を聞きながら、またボクは食べだした。
「それから授業の時や他の時間とかにアッシュと一緒にいる事が多くなって付き合うようになったの」(そうだったんだ)ムシャムシャムシャ。
「それで今年に入ってレックス君やアリスちゃんとも知り合いになって、アリスちゃんとは同じサポート科って事もあるから学校でも良く会って話をしているし、レックス君とはアッシュの事で色々教えてもらったり、あと······彼の秘密を教えてもらってからは色々相談に乗ってあげたりして仲良くなったのよ」(えっ?)そこまで聞いてさすがに食べるのを止めた。
(レ、レックスの秘密って······まさか!?)そう思いながらメリッサをまじまじと見た。
するとメリッサはニコリと笑って「やっぱり、ベアーズちゃんもレックス君から聞いてるのね。(彼が一度死んで、赤ちゃんの頃から人生をやり直してるっていう)秘密の事」
(やっぱり!)さすがにレックスがメリッサにもその話をしたという事を聞いてとても驚いた。レックスにとってメリッサとはそれほどまでの存在なんだと······。
「だからアッシュとはもちろんだけど、レックス君やアリスちゃんといる時も本当に楽しいって思ってるから、ベアーズちゃんがレックス君の傍にいたいって気持ちが良く分かるのよ」そう言われて心の中がとても気持ち良くなった。
それから少ししてごはんを食べ終えて「それじゃあまたね」メリッサは帰って行った。
そんなメリッサの後ろ姿をじっと見つめながら(本当にアッシュは良いヒトに出会えたんだなぁ)と思った。
そして夕方になったので「お待たせベアーズ」レックスが迎えに来た。
「それじゃあ帰ろっか」コク!(うん!)とキシュクシャへ向かった。
その途中、不意にレックスから「ベアーズ、今日なんか良い事があったの?」と聞かれたので、レックスを見上げたあとコク?(何で?)と首を傾げた。
「スペースに迎えに行った時、何かいつもより元気そうに迎えてくれたように感じたから」と答えたから······コク?(何の事?)と言わんばかりに首を傾げてとぼけたのだった。
「ったく、お前って奴は」(えへへ)レックスもそれ以上は何も聞かなくなった。
そしてキシュクシャに向かいながら(今日の事はボクとメリッサだけの秘密だもーん!)と心に決めたのだった······。
「それじゃあね、ベアーズ」またボクは学校の奥に作られていたスペースに放された。
(いってらっしゃーい!)その後ボクはスペース内をうろちょろしたり、風が吹いたりして気持ちよくなったら眠ったりして時間を過ごした。
それから昼ごはんをレックスが持ってきてくれるのでそれを食べ、再び同じような行動を繰り返してレックスが迎えに来るのを待ったのだった。
そんなある日レックスが昼ごはんを持ってくるのを待っていたら、「おーい、ベアーズ!」(あれ?)なぜかアッシュとメリッサがやって来た。
「ほれ、お昼だぞ」(わーい!)ムシャムシャムシャ(おいしい!)「うまいか?」コク!(うん!)と頷き、その後コク?(ところで、レックスは?)と尋ねるように首を傾げた。
そのボクの反応を見てアッシュも「あぁ、レックスは授業の都合で今学校にいないんだ。それで俺が代わりに持ってきたんだよ。レックスに頼まれてたからな」(そうだったんだ)それを聞いて納得してまた食べだした。
「これからもレックスがいなくて持ってこれない時には俺やアリス、2人も無理だったらメリッサやバーミリアン先生。あともう1人のレックスの担任のホイットニー先生の誰かが持ってくるから、心配する必要はないからな」コク(分かった)と頷いてまた食べだした。
「しっかしよく食べるよなぁ。何をしてたのか知らねぇが」「フフッ。ホントね」ボクの食べてる様子を見てアッシュとメリッサが何か言ってるけど、まぁ良いや。
そして食べ終えたところで「じゃあな、ベアーズ。夕方レックスが迎えには来るからよ」「それじゃあね」(バイバーイ!)2人は帰った。
その日以来、「はい、ベアーズ」アリスに、「ほらよ、ベアーズ」またアッシュ。それに「ほれ、ベアーズ」バーミリアンてヒトに、「さぁ、ベアーズ」今まで見たこと無いヒトだったので、(このヒトがきっとホイットニーってヒトなんだな)と理解しつつ、(別に誰でも良いや)と思って食べだしたりとレックス以外のヒトが持ってくる事が多くなった。
ある日も「はい、どうぞ」珍しくメリッサが1人で持ってきてくれた。
(いただきまーす!)ムシャムシャムシャ「本当によく食べるわね」コク!(うん!)ムシャムシャムシャ。
そんなボクを見つめながら「本当にレックス君達と一緒にいられるようになった事が嬉しいのね?」と聞いてきたので、コク!(もちろん!)と力強く頷いた。
そのボクの反応を見て「私もその気持ち分かるわ」「ガウ?(え?)」「私もアッシュやレックス君、アリスちゃんと知り合えて良かったって思ってるから」(どうして?)と尋ねるように首を傾げた。
「私がみんなと仲良くなったきっかけが、去年私が他の人に嫌なことをされていた時にアッシュに助けてもらったからなの」(そうなんだ)ムシャムシャムシャ。メリッサの話を聞きながら、またボクは食べだした。
「それから授業の時や他の時間とかにアッシュと一緒にいる事が多くなって付き合うようになったの」(そうだったんだ)ムシャムシャムシャ。
「それで今年に入ってレックス君やアリスちゃんとも知り合いになって、アリスちゃんとは同じサポート科って事もあるから学校でも良く会って話をしているし、レックス君とはアッシュの事で色々教えてもらったり、あと······彼の秘密を教えてもらってからは色々相談に乗ってあげたりして仲良くなったのよ」(えっ?)そこまで聞いてさすがに食べるのを止めた。
(レ、レックスの秘密って······まさか!?)そう思いながらメリッサをまじまじと見た。
するとメリッサはニコリと笑って「やっぱり、ベアーズちゃんもレックス君から聞いてるのね。(彼が一度死んで、赤ちゃんの頃から人生をやり直してるっていう)秘密の事」
(やっぱり!)さすがにレックスがメリッサにもその話をしたという事を聞いてとても驚いた。レックスにとってメリッサとはそれほどまでの存在なんだと······。
「だからアッシュとはもちろんだけど、レックス君やアリスちゃんといる時も本当に楽しいって思ってるから、ベアーズちゃんがレックス君の傍にいたいって気持ちが良く分かるのよ」そう言われて心の中がとても気持ち良くなった。
それから少ししてごはんを食べ終えて「それじゃあまたね」メリッサは帰って行った。
そんなメリッサの後ろ姿をじっと見つめながら(本当にアッシュは良いヒトに出会えたんだなぁ)と思った。
そして夕方になったので「お待たせベアーズ」レックスが迎えに来た。
「それじゃあ帰ろっか」コク!(うん!)とキシュクシャへ向かった。
その途中、不意にレックスから「ベアーズ、今日なんか良い事があったの?」と聞かれたので、レックスを見上げたあとコク?(何で?)と首を傾げた。
「スペースに迎えに行った時、何かいつもより元気そうに迎えてくれたように感じたから」と答えたから······コク?(何の事?)と言わんばかりに首を傾げてとぼけたのだった。
「ったく、お前って奴は」(えへへ)レックスもそれ以上は何も聞かなくなった。
そしてキシュクシャに向かいながら(今日の事はボクとメリッサだけの秘密だもーん!)と心に決めたのだった······。
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