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しおりを挟む「も、...指...ぃや...っ」
「慣らさないと傷付いちゃうかもしれないし...今日は君の誕生日だから、いつも以上に優しくしたい」
俺と使うつもりで買っていたのか、ローション入浴剤なるものを湯船にぶち込んだ彼は、膝の上に俺を座らせバスタブの淵に脚を掛けさせた。
何度も中を擦る指に身を捩り、熱い吐息を零す。
焦れったい程に優しい責め具合と、風呂の熱さにおかしくなってしまいそうだった。
ローションのせいで身体はいやらしくテカリ、彼との身体が擦れる度に糸を引く。
「ひ、ぁあ...っ、せんせ...そ、こ...っ」
訳あって、少しだけ膨れ上がった乳首を彼の指が撫でると全身が大きく戦慄いた。
「乳首、気持ちい...?」
「んっ...!」
中に潜り込んでいた指を引き抜かれ、今度は左右の手で両乳首を摘まれる。
ローションの滑りで彼の指から逃れる乳首を、何度も何度も弄りたおし、時折乳頭に爪を立てられると堪らず鼻にかかった喘ぎが漏れる。
「ふっ、...んん、...♡」
ヒクン、ヒクンと痙攣する身体の中心は乳首をしつこく弄られたお陰で勃起し、愛液まで垂れ流す始末だ。
恥ずかしい。
「ここ、少しずつ大きくなってきてるね...?細くて白い身体には不似合いで、えろい..」
熟れて赤く色付いた胸を人差し指と親指で挟み、乳輪ごと引っ張られる。
「もう奥に入り込まないように、ここにピアス開けちゃおうかな...」
「!や、ぁっ...、そ、なこと...しないで...っ」
「君の声、本当にかわいくて...腰にクる...。もっと聞かせて」
こちらからすれば、耳元で囁かれる甘い声や吐息の方が腰にクる。
後ろから抜かれた指、バスタブに掛かったままの脚は常に開かれているせいでアナルがモノ欲しげに蠢いてしまう。
蠢く度、中にローションが入り込むのが分かって、その都度小さく息を飲んだ。
「ピアス、開けていい?」
「っ...」
あまりにも恐ろしいことを言うものだから、目に涙を浮かべてブンブンと頭を振ると、背後で彼が薄く笑う。
「きっと気持ちいいよ、乳首だけでイけるようになる...」
「んっ、ふぁ...」
身体を持ち上げられ、アナルに彼自身が擦り付けられると、その熱さと大きさに驚いた。
もう何度も身体を繋げているのに、未だに彼の雄々しいこれには慣れない。
それでも中は貪欲に彼を欲するのだ。
奥を突かれる度に女の悦びを知り、底なし沼から抜け出せなくなる、あの感覚を。
「あっ♡、くぅ、ん...っ♡」
「こうして優しく撫でられるのと」
乳頭を人さし指で刺激していたかと思えば
「ひ、ぁ...あ゛...っ♡」
「こんな風に、強く摘んで...すり潰すみたいにコリコリされるの、どっちが好き...?」
今度は乱暴な手つきで胸を弄ばれる。
目の前で両乳首を嬲られる光景は、見るに堪えないくらい卑猥だ。
そんなに強く摘まれたら、乳首の先から今にもミルクが出てしまうのではないかと、錯覚してしまう。
「どっち...?」
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