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ブラック
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「9階でホントにいいんだな?」
パーティー全員がうなづく。アリンは岩に寄りかかって離れない。
僕は心配だったので忍者アリンに声をかけた。
「今日は大丈夫なの?」
「団長が休んでてどうしろっていうの?」
「気持ちはわかるけどさ…」
「大丈夫!まかせておいて」
そういうとアリンは座ってた場所から離れた。
「9階いくぞ」ピピンの放った魔法陣にみんなが入ってゆく。
僕とアリンが最後に入っていった。
9階は茶色の壁に、水がしたたっている。しかも寒いときた。
キッドは地図を見て、
「とりあえずこっちにカモン・エブリバディ!」
僕はおきまりのトーチを使って前を照らして歩く。するとほどなく、ガチャン…ガチャン…という音が聞こえた。
「エット!もう少前進しろ」
僕は言われたとおりに前に歩をすすめた。1匹じゃない。何匹もつならっている。
「ハタモト!ヴァンパイア!ポイズンジャイアント!以上3名」
僕とピピンは玉をつくり、敵の方へ向けて発射した。敵は横にかたむいたまま、やはりこちらの方へ向かってくる。
ヴァンパイアは飛行してるのでやっかいだ。
「絶対噛まれるなよ!」
ハタモトが忍者アリンに攻撃を仕掛けてきたが、刃で受け、押し出しるとハタモトは転んだ。刀を突き付けたが、ハタモトの強装備でダメージを与えられない。
「ハーイあてくしの出番ですね!」
キッドは竜巻をハタモトに向けて発動させた。宙にまうハタモトへと2丁拳銃で20発ほどぶち込むと、ハタモトは
動かなくなった。そして段々とHPが増えていく魔法を全員にかける。
僕はポイズンジャイアントの口から発射させる紫色の物体をもろに食らってしまう。どうしよう、バフがない。
と、盗賊がバフをかけてくれたおかげで正常にもどった。盗賊キースもやはり手練れだった。
ピピンのMPが溜まったので、炎の玉をポイズンジャイアント目がけて発射するが、あまり効果がないようだ。
僕が光の弾を放つと、もがき苦しむ。敵は悪魔ジャンルなのか?忍者アリンはジャイアントの背中にのっかって何度もナイフを突き立てていた。ジャイアントは体を左右にふってアリンを振り払う。
そこへキッドが印を踏み、落雷の魔法を撃った。ジャイアントは雷に撃たれ即死した。
ピッコン!となって誰かがレベルアップしたようだ。盗賊はそんなの知らんといった体で、宝箱をカチャカチャ開け
始める。しかし毒ガスが辺り一遍にふりそそいだ。
「ファンブル~!」
「ごほっ…勘弁してくれよ…!」
「そんなことよりほら、すごい金貨だ。あとこの装備の鑑定を頼む」
防具を受け取った僕は呪文を唱えながら防具に光を与えた。
「盗賊の肩当てですね」
「すでに俺は闇市で最強の装備にて…ん?これは…」
盗賊は近寄ってみた。
「こうつは悪魔抵抗+10だ!こっちに切り替えよう」
そう言って盗賊は装備を変えて、お古は売る事にした。
「また半月分の宿賃がでてきましたね」
「これだから9~10階はやめられねぇんだよな!今日は早く帰って…」
すると、足音を立てずにブラックが5人あらわれた!
パーティー全員がうなづく。アリンは岩に寄りかかって離れない。
僕は心配だったので忍者アリンに声をかけた。
「今日は大丈夫なの?」
「団長が休んでてどうしろっていうの?」
「気持ちはわかるけどさ…」
「大丈夫!まかせておいて」
そういうとアリンは座ってた場所から離れた。
「9階いくぞ」ピピンの放った魔法陣にみんなが入ってゆく。
僕とアリンが最後に入っていった。
9階は茶色の壁に、水がしたたっている。しかも寒いときた。
キッドは地図を見て、
「とりあえずこっちにカモン・エブリバディ!」
僕はおきまりのトーチを使って前を照らして歩く。するとほどなく、ガチャン…ガチャン…という音が聞こえた。
「エット!もう少前進しろ」
僕は言われたとおりに前に歩をすすめた。1匹じゃない。何匹もつならっている。
「ハタモト!ヴァンパイア!ポイズンジャイアント!以上3名」
僕とピピンは玉をつくり、敵の方へ向けて発射した。敵は横にかたむいたまま、やはりこちらの方へ向かってくる。
ヴァンパイアは飛行してるのでやっかいだ。
「絶対噛まれるなよ!」
ハタモトが忍者アリンに攻撃を仕掛けてきたが、刃で受け、押し出しるとハタモトは転んだ。刀を突き付けたが、ハタモトの強装備でダメージを与えられない。
「ハーイあてくしの出番ですね!」
キッドは竜巻をハタモトに向けて発動させた。宙にまうハタモトへと2丁拳銃で20発ほどぶち込むと、ハタモトは
動かなくなった。そして段々とHPが増えていく魔法を全員にかける。
僕はポイズンジャイアントの口から発射させる紫色の物体をもろに食らってしまう。どうしよう、バフがない。
と、盗賊がバフをかけてくれたおかげで正常にもどった。盗賊キースもやはり手練れだった。
ピピンのMPが溜まったので、炎の玉をポイズンジャイアント目がけて発射するが、あまり効果がないようだ。
僕が光の弾を放つと、もがき苦しむ。敵は悪魔ジャンルなのか?忍者アリンはジャイアントの背中にのっかって何度もナイフを突き立てていた。ジャイアントは体を左右にふってアリンを振り払う。
そこへキッドが印を踏み、落雷の魔法を撃った。ジャイアントは雷に撃たれ即死した。
ピッコン!となって誰かがレベルアップしたようだ。盗賊はそんなの知らんといった体で、宝箱をカチャカチャ開け
始める。しかし毒ガスが辺り一遍にふりそそいだ。
「ファンブル~!」
「ごほっ…勘弁してくれよ…!」
「そんなことよりほら、すごい金貨だ。あとこの装備の鑑定を頼む」
防具を受け取った僕は呪文を唱えながら防具に光を与えた。
「盗賊の肩当てですね」
「すでに俺は闇市で最強の装備にて…ん?これは…」
盗賊は近寄ってみた。
「こうつは悪魔抵抗+10だ!こっちに切り替えよう」
そう言って盗賊は装備を変えて、お古は売る事にした。
「また半月分の宿賃がでてきましたね」
「これだから9~10階はやめられねぇんだよな!今日は早く帰って…」
すると、足音を立てずにブラックが5人あらわれた!
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