11 / 13
第11話 八王子先輩と私の修羅場
しおりを挟む
私――村崎薫子が会社の先輩であり恋人である八王子秀一と同棲を始めて一ヶ月ほど経った。
あれから、金子部長は私に声を掛けてこない。八王子先輩が消去したあの映像のバックアップを取っていなかったとしたら、あまりに詰めが甘いというか間抜けな話なのだが、あれ以上何も仕掛けてこないのはまあそういう事なんだろうなと思った。部長、スマートそうに見えて機械に疎いし。パソコンに恐る恐る触っている部長を横目に見ながらそんなことを考える。
さて、今日は八王子先輩が営業周りで帰りが遅くなるとのことで、珍しく私が早めに帰って料理を作ることになった。
……別にコンビニとかスーパーで適当にお惣菜買っても良さそうな気がするのだが、先輩に「薫子さんの手料理食べたいなぁ。え、まさか料理できないとか言わないよね?(笑)」と煽られてしまい、売られた喧嘩は買わねばなるまい。別に一人暮らししてたんだから料理くらい出来ますし。本当にあの人は腹立たしい。
スーパーで鶏肉とネギを手に取る。確か卵と醤油、味醂や調理酒は家にあったはずだ。今日は得意料理の親子丼で迎え撃つ。
ふんすふんすと鼻を鳴らして家に帰ると――
「あ、おっかえりー……って、誰?」
知らない女性が部屋にいた。
いや、誰? と聞きたいのはこっちなんだが。
「あ、もしかしてシューくんの今カノ?」
「しゅ、シューくん……?」
「あれ? 八王子秀一ってまだこの部屋に住んでるよね?」
「あ、はい。その八王子秀一と同棲してます……」
「あー、やっぱ今カノじゃん? はじめまして、優って言います」
「あ、どうも……薫子と申します……」
優、と名乗ったその女性は明るくて社交的な性格のようだった。ニコニコ笑いながら手を差し出してきたので、思わず握手してしまった。
「えっと、優さんは八王子先輩の……?」
「元カノでーす☆」
私が尋ねると、思った通りの返答。いや、今カノに会った元カノの反応じゃないだろう。ノリが軽すぎる。
「ほんで、シューくんは?」と聞かれたので、八王子先輩の帰りが遅くなる旨を伝えると、「あーアイツそういうとこあっからなぁ」とうんうんうなずく優さん。
「じゃあ、二人でお夕飯作りながら、ゆっくりシューくんについて語り合おっか」
と、何故か元カノの優さんと一緒に親子丼を作ることになってしまった。
優さんに八王子先輩との馴れ初めやら今の関係やらを根掘り葉掘り聞かれるまま答えていくと、「は? アイツ匂いフェチなん? 引くわー」と爆笑された。
「そういやアイツ、昔っから匂いに敏感なとこあったなー。タバコ吸ってたら『タバコやめろ、頭が痛くなる』なんて外に放り出されたこともあったっけ」
「え、優さんって八王子先輩とどのくらいのお付き合いなんですか?」
「んー? それこそ生まれた時からだよ。私たち幼なじみだから」
そ、そうなんだぁ……。
幼なじみがカップルになる確率は低いとはいうけど、ゼロではないんだなぁ。
なんとなーく納得しながら、親子丼は完成した。
「親子丼できたーん☆写真撮っとこ」
優さんはスマホで写真を撮っている。あとでSNSにアップするらしい。別に何の変哲もない親子丼なんだけど。
そうこうしているうちに、「ただいまー」と先輩の声。
「あ、靴あると思ったらやっぱり来てたのか、優」
「お邪魔してまーす☆」
八王子先輩が声を掛けると、優さんは敬礼しながら先輩に挨拶する。
「あ、先輩。優さんから色々聞かせていただきました」
「え、優、なんか余計なこと言ってないだろうな」
「さて、どうだろねー?」
「というか、ですね……この状況、おかしくないですか?」
私がそう言うと、先輩は「え、何が?」と言いたげな顔をしている。
「なんで私が先輩の元カノと一緒にご飯作って待ってるかとか、ツッコミどころあるでしょう」
私がため息混じりにこぼすと、先輩はキョトンとしてるし、優さんはイタズラが成功した子供のようにニヤニヤしている。
「……優、お前やっぱりなんか余計なこと言っただろ」
「えー? なんのことぉー?」
今度は私がキョトンとする番だった。
「薫子さん、紹介するね。コイツは八王子優。俺の兄貴」
「はじめまして、薫子ちゃん☆シューくんがお世話になってまーす」
「え? 兄……え?」
「言わなかったっけ? 俺の家に来たの、家族以外じゃ薫子さんが初めてだって」
「そんなこと言ってた気もしますけど、それより気になることがあるんですが」
私は内心動揺していた。
「あー、優は女装が趣味なんだよ。見た目は女に見えるからみんな放置してるけど」
「そゆこと☆騙しちゃってゴメンね? シューくんの彼女さんから色々聞きたくってー」
「は、はぁ……」
「それで? 俺の元カノと偽って何が聞きたかったわけ?」
「そりゃもちろん、彼女さんとの生活とかー、夜の営みとかー」
「聞かれてませんし喋ってませんからね先輩」
そんな会話をしながら三人で夕飯を食べた。
「薫子ちゃんの親子丼おいしーねー」
「さすが薫子さん、料理も上手だね。煽った甲斐があった」
「うふふ、ホント先輩って喧嘩売るのお上手ですよね」
その夜。
「薫子さん、優と一緒にご飯作ってイチャイチャしてたわけだ? 羨ましいなぁ、俺がいながら他の男と……」
「だ、だから優さんが男だって知らなかったんですってば……! それにイチャイチャなんてしてませんし……っ!」
今夜の先輩は機嫌が悪いらしい。私の身体中に噛み跡をつけている。痛くは無いのだが、甘噛みされるたびに私は「ひぅ……っ!」と声を殺している。
「我慢なんかしなくていいでしょ、防音なんだから他の部屋には聞こえないって」
「いや、隣の部屋で優さんが寝てるんでしょ!? 流石に聞こえますって……!」
「俺と寝てる時でも優、優って……ホントに薫子さんは俺を煽るのが上手いよね。何それ、天然?」
「はぁ……? 何を言って、っひ……!」
先輩は私の耳を噛んで、耳の中をジュルジュルと音を立てて啜っている。私はこれに弱い。声フェチなのもあるのか音系の攻めには弱い……。
結局一晩中攻め立てられたし、翌朝「お二人さんって結構夜激しいんだね?」と優さんに平常心な顔で言われて赤面する羽目になった。
〈続く〉
あれから、金子部長は私に声を掛けてこない。八王子先輩が消去したあの映像のバックアップを取っていなかったとしたら、あまりに詰めが甘いというか間抜けな話なのだが、あれ以上何も仕掛けてこないのはまあそういう事なんだろうなと思った。部長、スマートそうに見えて機械に疎いし。パソコンに恐る恐る触っている部長を横目に見ながらそんなことを考える。
さて、今日は八王子先輩が営業周りで帰りが遅くなるとのことで、珍しく私が早めに帰って料理を作ることになった。
……別にコンビニとかスーパーで適当にお惣菜買っても良さそうな気がするのだが、先輩に「薫子さんの手料理食べたいなぁ。え、まさか料理できないとか言わないよね?(笑)」と煽られてしまい、売られた喧嘩は買わねばなるまい。別に一人暮らししてたんだから料理くらい出来ますし。本当にあの人は腹立たしい。
スーパーで鶏肉とネギを手に取る。確か卵と醤油、味醂や調理酒は家にあったはずだ。今日は得意料理の親子丼で迎え撃つ。
ふんすふんすと鼻を鳴らして家に帰ると――
「あ、おっかえりー……って、誰?」
知らない女性が部屋にいた。
いや、誰? と聞きたいのはこっちなんだが。
「あ、もしかしてシューくんの今カノ?」
「しゅ、シューくん……?」
「あれ? 八王子秀一ってまだこの部屋に住んでるよね?」
「あ、はい。その八王子秀一と同棲してます……」
「あー、やっぱ今カノじゃん? はじめまして、優って言います」
「あ、どうも……薫子と申します……」
優、と名乗ったその女性は明るくて社交的な性格のようだった。ニコニコ笑いながら手を差し出してきたので、思わず握手してしまった。
「えっと、優さんは八王子先輩の……?」
「元カノでーす☆」
私が尋ねると、思った通りの返答。いや、今カノに会った元カノの反応じゃないだろう。ノリが軽すぎる。
「ほんで、シューくんは?」と聞かれたので、八王子先輩の帰りが遅くなる旨を伝えると、「あーアイツそういうとこあっからなぁ」とうんうんうなずく優さん。
「じゃあ、二人でお夕飯作りながら、ゆっくりシューくんについて語り合おっか」
と、何故か元カノの優さんと一緒に親子丼を作ることになってしまった。
優さんに八王子先輩との馴れ初めやら今の関係やらを根掘り葉掘り聞かれるまま答えていくと、「は? アイツ匂いフェチなん? 引くわー」と爆笑された。
「そういやアイツ、昔っから匂いに敏感なとこあったなー。タバコ吸ってたら『タバコやめろ、頭が痛くなる』なんて外に放り出されたこともあったっけ」
「え、優さんって八王子先輩とどのくらいのお付き合いなんですか?」
「んー? それこそ生まれた時からだよ。私たち幼なじみだから」
そ、そうなんだぁ……。
幼なじみがカップルになる確率は低いとはいうけど、ゼロではないんだなぁ。
なんとなーく納得しながら、親子丼は完成した。
「親子丼できたーん☆写真撮っとこ」
優さんはスマホで写真を撮っている。あとでSNSにアップするらしい。別に何の変哲もない親子丼なんだけど。
そうこうしているうちに、「ただいまー」と先輩の声。
「あ、靴あると思ったらやっぱり来てたのか、優」
「お邪魔してまーす☆」
八王子先輩が声を掛けると、優さんは敬礼しながら先輩に挨拶する。
「あ、先輩。優さんから色々聞かせていただきました」
「え、優、なんか余計なこと言ってないだろうな」
「さて、どうだろねー?」
「というか、ですね……この状況、おかしくないですか?」
私がそう言うと、先輩は「え、何が?」と言いたげな顔をしている。
「なんで私が先輩の元カノと一緒にご飯作って待ってるかとか、ツッコミどころあるでしょう」
私がため息混じりにこぼすと、先輩はキョトンとしてるし、優さんはイタズラが成功した子供のようにニヤニヤしている。
「……優、お前やっぱりなんか余計なこと言っただろ」
「えー? なんのことぉー?」
今度は私がキョトンとする番だった。
「薫子さん、紹介するね。コイツは八王子優。俺の兄貴」
「はじめまして、薫子ちゃん☆シューくんがお世話になってまーす」
「え? 兄……え?」
「言わなかったっけ? 俺の家に来たの、家族以外じゃ薫子さんが初めてだって」
「そんなこと言ってた気もしますけど、それより気になることがあるんですが」
私は内心動揺していた。
「あー、優は女装が趣味なんだよ。見た目は女に見えるからみんな放置してるけど」
「そゆこと☆騙しちゃってゴメンね? シューくんの彼女さんから色々聞きたくってー」
「は、はぁ……」
「それで? 俺の元カノと偽って何が聞きたかったわけ?」
「そりゃもちろん、彼女さんとの生活とかー、夜の営みとかー」
「聞かれてませんし喋ってませんからね先輩」
そんな会話をしながら三人で夕飯を食べた。
「薫子ちゃんの親子丼おいしーねー」
「さすが薫子さん、料理も上手だね。煽った甲斐があった」
「うふふ、ホント先輩って喧嘩売るのお上手ですよね」
その夜。
「薫子さん、優と一緒にご飯作ってイチャイチャしてたわけだ? 羨ましいなぁ、俺がいながら他の男と……」
「だ、だから優さんが男だって知らなかったんですってば……! それにイチャイチャなんてしてませんし……っ!」
今夜の先輩は機嫌が悪いらしい。私の身体中に噛み跡をつけている。痛くは無いのだが、甘噛みされるたびに私は「ひぅ……っ!」と声を殺している。
「我慢なんかしなくていいでしょ、防音なんだから他の部屋には聞こえないって」
「いや、隣の部屋で優さんが寝てるんでしょ!? 流石に聞こえますって……!」
「俺と寝てる時でも優、優って……ホントに薫子さんは俺を煽るのが上手いよね。何それ、天然?」
「はぁ……? 何を言って、っひ……!」
先輩は私の耳を噛んで、耳の中をジュルジュルと音を立てて啜っている。私はこれに弱い。声フェチなのもあるのか音系の攻めには弱い……。
結局一晩中攻め立てられたし、翌朝「お二人さんって結構夜激しいんだね?」と優さんに平常心な顔で言われて赤面する羽目になった。
〈続く〉
0
あなたにおすすめの小説
Promise Ring
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
浅井夕海、OL。
下請け会社の社長、多賀谷さんを社長室に案内する際、ふたりっきりのエレベーターで突然、うなじにキスされました。
若くして独立し、業績も上々。
しかも独身でイケメン、そんな多賀谷社長が地味で無表情な私なんか相手にするはずなくて。
なのに次きたとき、やっぱりふたりっきりのエレベーターで……。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
先輩、お久しぶりです
吉生伊織
恋愛
若宮千春 大手不動産会社
秘書課
×
藤井昂良 大手不動産会社
経営企画本部
『陵介とデキてたんなら俺も邪魔してたよな。
もうこれからは誘わないし、誘ってこないでくれ』
大学生の時に起きたちょっとした誤解で、先輩への片想いはあっけなく終わってしまった。
誤解を解きたくて探し回っていたが見つけられず、そのまま音信不通に。
もう会うことは叶わないと思っていた数年後、社会人になってから偶然再会。
――それも同じ会社で働いていた!?
音信不通になるほど嫌われていたはずなのに、徐々に距離が縮む二人。
打ち解けあっていくうちに、先輩は徐々に甘くなっていき……
各務課長が「君の時間を十分ください」と言った結果
汐埼ゆたか
恋愛
実花子はカフェで恋人と待ち合わせしているが、彼はなかなか来ない。
あと十分でカフェを出ようとしたところで偶然上司の各務と会う。
各務から出し抜けに「君の時間を十分ください」と言われ、反射的に「はい」と返事をしたら、なぜか恋人役をすることになり――。
*☼*――――――――――*☼*
佐伯 実花子(さえき みかこ) 27歳
文具メーカー『株式会社MAO』企画部勤務
仕事人間で料理は苦手
×
各務 尊(かがみ たける) 30歳
実花子の上司で新人研修時代の指導担当
海外勤務から本社の最年少課長になったエリート
*☼*――――――――――*☼*
『十分』が実花子の運命を思わぬ方向へ変えていく。
――――――――――
※他サイトからの転載
※※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※無断転載禁止。
それは、ホントに不可抗力で。
樹沙都
恋愛
これ以上他人に振り回されるのはまっぴらごめんと一大決意。人生における全ての無駄を排除し、おひとりさまを謳歌する歩夢の前に、ひとりの男が立ちはだかった。
「まさか、夫の顔……を、忘れたとは言わないだろうな? 奥さん」
その婚姻は、天の啓示か、はたまた……ついうっかり、か。
恋に仕事に人間関係にと翻弄されるお人好しオンナ関口歩夢と腹黒大魔王小林尊の攻防戦。
まさにいま、開始のゴングが鳴った。
まあね、所詮、人生は不可抗力でできている。わけよ。とほほっ。
出逢いがしらに恋をして 〜一目惚れした超イケメンが今日から上司になりました〜
泉南佳那
恋愛
高橋ひよりは25歳の会社員。
ある朝、遅刻寸前で乗った会社のエレベーターで見知らぬ男性とふたりになる。
モデルと見まごうほど超美形のその人は、その日、本社から移動してきた
ひよりの上司だった。
彼、宮沢ジュリアーノは29歳。日伊ハーフの気鋭のプロジェクト・マネージャー。
彼に一目惚れしたひよりだが、彼には本社重役の娘で会社で一番の美人、鈴木亜矢美の花婿候補との噂が……
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる