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如月
レトルトは料理の回・シャンプー地獄(全2話)
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【レトルトは料理の回】~アルスの日常~
リビングでのんびりテレビゲームをしていたジンが、時計を見る。時刻は、12時を過ぎた頃だった。
ジン「たまには料理でもするか...」
普段自炊をすることのない俺だが、今日は家に誰もおらず、余り物の主菜もない。
ジン「とは言ったものの...なんかあったか?」
一人言を呟きながら戸棚を漁っていると、長方体の箱が並べてあることに気が付く。
1個手に取ってみると、それはレトルトカレーだった。
表紙には「レンジで3分 すぐ召し上がれる」と書かれていた。
俺の知ってるレトルトカレーは、お湯を使って作るものだ。しかし、こいつ違った。
ジン「電子レンジさえあればいけるのか」
お湯の沸かし方を知らない俺に、救いの手が差し伸べられた。
幸いにも昨日の夜の米は余っていたので、それと合わせて食べることにした。
これは料理だ。
異論は認めんからな。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【シャンプー地獄】~ナタモチ~
湯船に浸かる美優。
沸き立てのお風呂は、気持ちがいい。
鼻唄を歌い、全身の力を抜く。
完全にリラックス状態であった。
美優「そろそろ頭洗おうかな...」
浴槽から出て、バスチェアに座る。
手のひらに500円玉サイズの量のシャンプーを乗せ、それを引き延ばし頭を洗う。
シャワーで洗い流し、シャンプーを落とす。
続いて、リンスで髪を洗うのだが、私の髪は長めなので多少の時間はかかることとなる。
髪を洗い始めるが、なにか違和感がある。
泡立っていることに気が付き、ハッとする。
美優「これシャンプーじゃん...」
先ほど、リンスボトルかと思い手をかけたそれは、シャンプーの入った容器だった。
シャワーで洗い流し、再度シャンプーボトルに手をかけた。
流石に3回目はないよ。
私の手のひらには、500円玉サイズのシャンプーが乗っていた。
リビングでのんびりテレビゲームをしていたジンが、時計を見る。時刻は、12時を過ぎた頃だった。
ジン「たまには料理でもするか...」
普段自炊をすることのない俺だが、今日は家に誰もおらず、余り物の主菜もない。
ジン「とは言ったものの...なんかあったか?」
一人言を呟きながら戸棚を漁っていると、長方体の箱が並べてあることに気が付く。
1個手に取ってみると、それはレトルトカレーだった。
表紙には「レンジで3分 すぐ召し上がれる」と書かれていた。
俺の知ってるレトルトカレーは、お湯を使って作るものだ。しかし、こいつ違った。
ジン「電子レンジさえあればいけるのか」
お湯の沸かし方を知らない俺に、救いの手が差し伸べられた。
幸いにも昨日の夜の米は余っていたので、それと合わせて食べることにした。
これは料理だ。
異論は認めんからな。
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【シャンプー地獄】~ナタモチ~
湯船に浸かる美優。
沸き立てのお風呂は、気持ちがいい。
鼻唄を歌い、全身の力を抜く。
完全にリラックス状態であった。
美優「そろそろ頭洗おうかな...」
浴槽から出て、バスチェアに座る。
手のひらに500円玉サイズの量のシャンプーを乗せ、それを引き延ばし頭を洗う。
シャワーで洗い流し、シャンプーを落とす。
続いて、リンスで髪を洗うのだが、私の髪は長めなので多少の時間はかかることとなる。
髪を洗い始めるが、なにか違和感がある。
泡立っていることに気が付き、ハッとする。
美優「これシャンプーじゃん...」
先ほど、リンスボトルかと思い手をかけたそれは、シャンプーの入った容器だった。
シャワーで洗い流し、再度シャンプーボトルに手をかけた。
流石に3回目はないよ。
私の手のひらには、500円玉サイズのシャンプーが乗っていた。
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