毎日!アルスの日常365

星月

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弥生

予想通りの進捗・3学期再開前夜の回(全2話)

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【予想通りの進捗】~ナタモチ~

藍夏は夕方になると、隼士に電話を掛けた。
彼はすぐに応答してくれた。

藍夏「課題終わってる?」

単刀直入に尋ねると、隼士は「いや、まだだ。」と予想通りの答えをくれた。

藍夏「やるかぁ」
隼士「そうだな...」

2人はビデオ通話に切り替え、机に向かった。



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【3学期再開前夜の回】~アルスの日常~

杏姉は近藤の家に泊まりに来ていた。

近藤「いや~、明日からまた学校だな!」

部屋の隅にまとめてある野球の道具達に触れながら言う。

杏姉「そうですね...」

座布団に座っている杏姉。
別にすきなとこでくつろいでくれてもいいのに。

近藤「そろそろ学校が恋しくなってきた頃だったんよな。まあ、メインは部活だけどな。」

バットの艶、グリップを点検する近藤。
最近張り替えを行ったので、状態はいい。

近藤「杏姉も部活が恋しいか?」
杏姉「そうですね...記録が落ちてないか心配ですが。」

自分の足を撫でながら、不安を漏らす。

近藤「はは!毎朝走ってるじゃねぇか!」

杏姉は毎朝、この町でランニングをしている。
いつから続けているのだろうか、それが彼女の日課らしい。

近藤「様子見に行くから、計測の時とか呼んでくれよ?」

野球器具を片付け、布団を広げながら言う。

近藤「杏姉は大丈夫そうだが、休み明けの朝は寝坊に要注意だからな。」

カーテンを閉め、電気のスイッチに手を掛ける。

近藤「んじゃ、寝るか!おやすみな。」
杏姉「...はい、おやすみなさい。」

消灯し、2人は布団を被り眠りについた。
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