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神無月
袋なし・獲得の回(全2話)
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【袋なし】~ナタモチ~
サトシ「さっきコンビニ行ってきたんだけどよ、袋いらんつったらアホみたいに驚かれたわ。」
放課後の部活が始まる前、コンビニへ買い出しに行ったときの出来事についてを話すサトシ。
カゲ「こいつなに買ったと思う?」
カゲは詳細を知っているようで、俺になにを買ったかの予想を求める。
隼士は少し考え、「弁当か?」と回答した。
サトシ「スポドリな、2Lの。」
隼士「2L!?」
2Lで袋無しか、それは厳つい。
あれは、片手で掴んで持つようなサイズではない。
大きなペットボトルを抱えてここまで戻って来たってのを考えると、そのイメージが浮かんでついニヤけてしまった。
カゲ「しかも2本」
隼士「2本!?」
カゲの補足でより驚く。
そりゃあ、袋無しと言われたら「えっ」となるだろうに。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【獲得の回】~アルスの日常~
アルスはクラスでよくつるむメンバーで、近くのショッピングモールへと遊びに来ていた。
買い物をして、夜ご飯を食べて、最後にはゲームコーナーに足を運ぶ。
アルスはカヤサと、リズムゲームで遊んでいた。
後ろには、ヤジを飛ばす厚史と声援を送りながら見守るエルが立っていた。
アルス「あれ、クレは?」
選曲の間、後ろを振り向くとクレの姿が無いことに気が付いた。
エル「さっき飛鳥ちゃんと一緒に、奥の方へ行ったよ」
UFOキャッチャーが設置してある方へと指を差すエル。
噂をしていると、ちょうどクレが奥から走って来た。
クレ「みんな見て見て~!」
曲を選んでいたカヤサと厚史も気が付いたようで、声がする方へと視線を向けた。
その方向を見ると、大きなぬいぐるみを背負ったクレがこちらへと駆け寄ってくるのが分かった。
クレの身長の約半分ほどのサイズであり、後ろから飛鳥が支えていた。
クレ「落ちるかな~って思ってやってみたら、あっさり獲れちゃった!」
ぬいぐるみを抱きしめ、子供のようにはしゃぐ。
エルは「すご~い!よかったね!」と、歓喜の声を上げる。
隣にいた藍夏は、カメラを立ち上げた携帯をクレへと向け、それを見た彼女はすぐさまピースを作り対応した。
携帯を降ろしたのを確認すると、クレは飛鳥の手を引き「みんなでプリクラ撮ろうよ!」と言って、エルと藍夏に寄り添う。
当然、2人は賛成してそのまま4人でプリクラコーナーへと行ってしまった。
サトシ「さっきコンビニ行ってきたんだけどよ、袋いらんつったらアホみたいに驚かれたわ。」
放課後の部活が始まる前、コンビニへ買い出しに行ったときの出来事についてを話すサトシ。
カゲ「こいつなに買ったと思う?」
カゲは詳細を知っているようで、俺になにを買ったかの予想を求める。
隼士は少し考え、「弁当か?」と回答した。
サトシ「スポドリな、2Lの。」
隼士「2L!?」
2Lで袋無しか、それは厳つい。
あれは、片手で掴んで持つようなサイズではない。
大きなペットボトルを抱えてここまで戻って来たってのを考えると、そのイメージが浮かんでついニヤけてしまった。
カゲ「しかも2本」
隼士「2本!?」
カゲの補足でより驚く。
そりゃあ、袋無しと言われたら「えっ」となるだろうに。
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【獲得の回】~アルスの日常~
アルスはクラスでよくつるむメンバーで、近くのショッピングモールへと遊びに来ていた。
買い物をして、夜ご飯を食べて、最後にはゲームコーナーに足を運ぶ。
アルスはカヤサと、リズムゲームで遊んでいた。
後ろには、ヤジを飛ばす厚史と声援を送りながら見守るエルが立っていた。
アルス「あれ、クレは?」
選曲の間、後ろを振り向くとクレの姿が無いことに気が付いた。
エル「さっき飛鳥ちゃんと一緒に、奥の方へ行ったよ」
UFOキャッチャーが設置してある方へと指を差すエル。
噂をしていると、ちょうどクレが奥から走って来た。
クレ「みんな見て見て~!」
曲を選んでいたカヤサと厚史も気が付いたようで、声がする方へと視線を向けた。
その方向を見ると、大きなぬいぐるみを背負ったクレがこちらへと駆け寄ってくるのが分かった。
クレの身長の約半分ほどのサイズであり、後ろから飛鳥が支えていた。
クレ「落ちるかな~って思ってやってみたら、あっさり獲れちゃった!」
ぬいぐるみを抱きしめ、子供のようにはしゃぐ。
エルは「すご~い!よかったね!」と、歓喜の声を上げる。
隣にいた藍夏は、カメラを立ち上げた携帯をクレへと向け、それを見た彼女はすぐさまピースを作り対応した。
携帯を降ろしたのを確認すると、クレは飛鳥の手を引き「みんなでプリクラ撮ろうよ!」と言って、エルと藍夏に寄り添う。
当然、2人は賛成してそのまま4人でプリクラコーナーへと行ってしまった。
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