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新しい仕事
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その後、夕飯食べて落ち着いあとまったりとリビングにいて、そして寝室でまたお互いを求めあった。
「可奈美が足りねぇー」
そういいながら、抱く裕貴に私も足りないと言いたかったが裕貴の激しい動きに付いていくのがやっとだった。
そのままお互い寝てしまい翌日は、昼前までぐっすりと寝ていた。
「おはよー」
と言って隣に居る裕貴が嬉しい。
裕貴は今日は休みだけど、明日からまた通常の業務。
来月から裕貴の会社にお世話になるわけだけど
「まぁさ、肩の力抜いて来ればいいよ!可奈美の実力は知ってるし」
「…うん、ありがとう」
私はシステム部の新しい課が出来る主任としてお世話になることになっていた。
「裕貴、あのさ」
「ん?」
「忙しくなければでいいんだけど、裕貴と温泉旅行とか行きたいなーって。一泊でいいから」
「お!!いいね!混浴露天風呂とかでさー」
「えー!?混浴?」
「えっー?違うの?」
「いや、嫌じゃないけど」
ゆっくり入れるのかな…
と、そんな温泉の話しをしてたけど結局は裕貴の仕事が忙しそうだったので週末はゆっくり自宅に休むことを優先にした。
裕貴は行こうといったが、私が嫌だ!と言ってまたの機会に…
そして、裕貴の会社に入社。
「よろしくおねがいします」
深々と頭を下げる。
「こちらこそ、よろしくおねがいします」
課がまだ出来たばかりで、社員全体がアチコチから来てる人も多く、私のように他社から転職できた人もいた。
「懇親会ってことで、週末あたり飲みに行きますか」
皆賛成をして週末は飲みに行くことになった。
システム部内の挨拶も課長、課長代理、主任が代表して会議に参加することに。
会議室に入ると人がいっぱいで、システム部の役職だけでこんなに?ってビックリする。
知ってる人もいないし、とりあえず端っこの隅にすわった。
時間になると前の方から人が入ってきて
えっ!?裕貴!?
裕貴が入ってきた。
「では、始めます」
「既にお話してますが、本日よりシステム部は新しい課を立ち上げます。こちらの課は社外専門の開発を目的にしてます。今までは社内、社外の開発を色んな課がやってましたが、今後の新たな仕事に関しては社外開発は新しい課で開発をして頂く方向です。サポート等は必要な場合はその都度決めて行くことになります。」
話しは事前に聞いてたので、その辺は私も理解している。
ただ、裕貴がこの会議にくるとは編もわなかったけど
「では、新しい課の皆さんから後挨拶をおねがいします」
一人一人立って挨拶を始める。
根本課長、そして木下課長代理、主任は立木さんと私。
木下課長代理と私は本日付でこの会社に入社。
同じタイミングでこの会社に入る人がいるってことだけでも少し心強かった。
「では、最後に谷井田さんどうぞ」
裕貴に言われて
「はい!本日付で入社致しました谷井田と申します。至らない点が多いですが宜しくお願い致します。」
と言って頭を下げた。
ちらっとみると、嬉しそうな裕貴。
「では、ここからはいいまでとは少し体制が変わりましたのでご説明を徳田部長よりおねがいします」
と言って部長が説明をはじめた。
全体をみると、若い人もいるし年配者さんもいる。そして男女問わずという感じがする。
以前のときは女性の役職なんて私ともう一人くらいだった。
説明が終わり
「では、以上で会議は終了です。皆様宜しくおねがいします」
そう言って会議は終った。
この会議終了だが、このあと私達の課が全員参加の会議がり、詳しく説明が部長と課長の方からある。
課としては20人くらいいて、全体的に若い人が多い。
会議室を出ていく裕貴をみて、裕貴も出ていこうとしたとき一瞬こっちをみた。
なんか凄いかっこいいな。
と惚れ惚れしてしまった。
今後どんな仕事をするか、どのようにやるかなど詳しい説明があり、初日は会議、説明で終わってしまった。
それにても裕貴、若いのに貫禄があるというか…、やっぱり何か違うな。
と、思ってしまった。
その日の夜裕貴から初出社についての感想を聞かれたけど、必死過ぎてそんな余裕なかったとだけ答えた。
そして週末の懇親会。
部長も参加してくれて、皆で各々挨拶をする。
「谷井田主任、宜しくおねがいします」
と、お酌されて
「こちらこそ宜しくおねがいします」
と、アチコチでこんな感じでお互いお酌しあってる。
「谷井田さん、お互いいろあると思いますが…」
と言ってお酌をしてくれたのは、同じ主任の立木さん。
「いえ、こちらこそ至らない点が多いと思いますが」
と、お互いお酌して挨拶をする。
多分30歳くらいかな。私より5歳くらい年下の男性。
チラッとみると結婚指輪がある。
「会社のこと色々教えて下さい」
「自分でわかる事でしたら」
と言って和やかに話していた。
そこへ課長代理がきて
「谷井田さんも転職組なんですよね?私もなんで、そういう方いると少しほっとしますよ」
多分同じくらいの歳の男性かな。
「私もです。右も左もわかりませんので」
「以前も同じ仕事をされてたんてすか?」
「ええ、そうですね」
「私も同じではあるのですが、管理側よりプログラム作る方が好きなんですわ」
あーなるほど。なんとなーくわかる気がする。
その後も色々と話して、お開きとなった。
週末はだいたい…
「ただいまー」
「おかえり!」
裕貴の家に。
「懇親会どうだった?」
「うん。色んな人と話せてよかったよ」
「そっかぁー」
こうやってみると、裕貴の家に私物が増えたな。
「あと少ししたら12月だね」
「うん」
去年のクリスマスイブに裕貴のとデートしてんだった。
夢のような甘い出来事。
「あれから1年か」
「そうだね」
まさかあのとき、その先に年下の恋人が出来て、会社も変わってるなんて想像できない。
お風呂に入って、出たあとはリビングのソファで裕貴の隣に座る。
「お疲れ様」
と言って頭を撫でてくれる。
「裕貴もお疲れ様」
「まだまだ慣れないと思うけど、少しずつ慣れていこう」
「うん。ありがとう」
裕貴の顔をじっとみた。
「えっ!なに?」
「やっぱり裕貴って凄いな。しっかり皆をまとめるんだもの。あれじゃモテんるじゃない?」
「なに?嫉妬?」
と言ってニヤッとする。
「ち、ちがうよ!」
ふーんって言いながらニヤニヤする。
そして
「俺は、皆に助けてもらってやってるから、仮にそう見えたのであれば、皆がしっかりしてるからだよ」
と言った。
さすが裕貴!やっぱりかっこいいな。
その後、裕貴と寝室へ
「今週は慣れない環境で疲れただろうから、ゆっくり休んで」
と言ってギュッと抱きしめてくれてそのまま寝ることに。
「その代わり明日は燃えるから」
と、翌日の宣言!!
それも甘い束縛で身体が熱くなる。
明日は…て思うと…
とりあえず今日は寝よう。
今週は色々疲れたな。
翌日はあまり出掛けず、家でまったりしてくれた。
私のこと考えてくれてくれてのことだなっと思うとやっぱり嬉しい。
でも夜は激しかったけど…
しばらくはこんな日々で慣れない環境に必死。
会議やらなんやらで、なかなか自分の机で仕事することが出来なかった。
入社して1ヶ月がたとうとしてたとき、やっと課内で1つのプロジェクトが起動しはじめた。
みんなでよーしがんばるぞ!!と気合を入れ、それも連結感があってなんかホッとする。
とはいえ、プロジェクトが始動したものの、体制、管理の部分で明確になってない所があって稼働が高くなっていた。
そんな時にあの出来事を見てしまうことになる。
「可奈美が足りねぇー」
そういいながら、抱く裕貴に私も足りないと言いたかったが裕貴の激しい動きに付いていくのがやっとだった。
そのままお互い寝てしまい翌日は、昼前までぐっすりと寝ていた。
「おはよー」
と言って隣に居る裕貴が嬉しい。
裕貴は今日は休みだけど、明日からまた通常の業務。
来月から裕貴の会社にお世話になるわけだけど
「まぁさ、肩の力抜いて来ればいいよ!可奈美の実力は知ってるし」
「…うん、ありがとう」
私はシステム部の新しい課が出来る主任としてお世話になることになっていた。
「裕貴、あのさ」
「ん?」
「忙しくなければでいいんだけど、裕貴と温泉旅行とか行きたいなーって。一泊でいいから」
「お!!いいね!混浴露天風呂とかでさー」
「えー!?混浴?」
「えっー?違うの?」
「いや、嫌じゃないけど」
ゆっくり入れるのかな…
と、そんな温泉の話しをしてたけど結局は裕貴の仕事が忙しそうだったので週末はゆっくり自宅に休むことを優先にした。
裕貴は行こうといったが、私が嫌だ!と言ってまたの機会に…
そして、裕貴の会社に入社。
「よろしくおねがいします」
深々と頭を下げる。
「こちらこそ、よろしくおねがいします」
課がまだ出来たばかりで、社員全体がアチコチから来てる人も多く、私のように他社から転職できた人もいた。
「懇親会ってことで、週末あたり飲みに行きますか」
皆賛成をして週末は飲みに行くことになった。
システム部内の挨拶も課長、課長代理、主任が代表して会議に参加することに。
会議室に入ると人がいっぱいで、システム部の役職だけでこんなに?ってビックリする。
知ってる人もいないし、とりあえず端っこの隅にすわった。
時間になると前の方から人が入ってきて
えっ!?裕貴!?
裕貴が入ってきた。
「では、始めます」
「既にお話してますが、本日よりシステム部は新しい課を立ち上げます。こちらの課は社外専門の開発を目的にしてます。今までは社内、社外の開発を色んな課がやってましたが、今後の新たな仕事に関しては社外開発は新しい課で開発をして頂く方向です。サポート等は必要な場合はその都度決めて行くことになります。」
話しは事前に聞いてたので、その辺は私も理解している。
ただ、裕貴がこの会議にくるとは編もわなかったけど
「では、新しい課の皆さんから後挨拶をおねがいします」
一人一人立って挨拶を始める。
根本課長、そして木下課長代理、主任は立木さんと私。
木下課長代理と私は本日付でこの会社に入社。
同じタイミングでこの会社に入る人がいるってことだけでも少し心強かった。
「では、最後に谷井田さんどうぞ」
裕貴に言われて
「はい!本日付で入社致しました谷井田と申します。至らない点が多いですが宜しくお願い致します。」
と言って頭を下げた。
ちらっとみると、嬉しそうな裕貴。
「では、ここからはいいまでとは少し体制が変わりましたのでご説明を徳田部長よりおねがいします」
と言って部長が説明をはじめた。
全体をみると、若い人もいるし年配者さんもいる。そして男女問わずという感じがする。
以前のときは女性の役職なんて私ともう一人くらいだった。
説明が終わり
「では、以上で会議は終了です。皆様宜しくおねがいします」
そう言って会議は終った。
この会議終了だが、このあと私達の課が全員参加の会議がり、詳しく説明が部長と課長の方からある。
課としては20人くらいいて、全体的に若い人が多い。
会議室を出ていく裕貴をみて、裕貴も出ていこうとしたとき一瞬こっちをみた。
なんか凄いかっこいいな。
と惚れ惚れしてしまった。
今後どんな仕事をするか、どのようにやるかなど詳しい説明があり、初日は会議、説明で終わってしまった。
それにても裕貴、若いのに貫禄があるというか…、やっぱり何か違うな。
と、思ってしまった。
その日の夜裕貴から初出社についての感想を聞かれたけど、必死過ぎてそんな余裕なかったとだけ答えた。
そして週末の懇親会。
部長も参加してくれて、皆で各々挨拶をする。
「谷井田主任、宜しくおねがいします」
と、お酌されて
「こちらこそ宜しくおねがいします」
と、アチコチでこんな感じでお互いお酌しあってる。
「谷井田さん、お互いいろあると思いますが…」
と言ってお酌をしてくれたのは、同じ主任の立木さん。
「いえ、こちらこそ至らない点が多いと思いますが」
と、お互いお酌して挨拶をする。
多分30歳くらいかな。私より5歳くらい年下の男性。
チラッとみると結婚指輪がある。
「会社のこと色々教えて下さい」
「自分でわかる事でしたら」
と言って和やかに話していた。
そこへ課長代理がきて
「谷井田さんも転職組なんですよね?私もなんで、そういう方いると少しほっとしますよ」
多分同じくらいの歳の男性かな。
「私もです。右も左もわかりませんので」
「以前も同じ仕事をされてたんてすか?」
「ええ、そうですね」
「私も同じではあるのですが、管理側よりプログラム作る方が好きなんですわ」
あーなるほど。なんとなーくわかる気がする。
その後も色々と話して、お開きとなった。
週末はだいたい…
「ただいまー」
「おかえり!」
裕貴の家に。
「懇親会どうだった?」
「うん。色んな人と話せてよかったよ」
「そっかぁー」
こうやってみると、裕貴の家に私物が増えたな。
「あと少ししたら12月だね」
「うん」
去年のクリスマスイブに裕貴のとデートしてんだった。
夢のような甘い出来事。
「あれから1年か」
「そうだね」
まさかあのとき、その先に年下の恋人が出来て、会社も変わってるなんて想像できない。
お風呂に入って、出たあとはリビングのソファで裕貴の隣に座る。
「お疲れ様」
と言って頭を撫でてくれる。
「裕貴もお疲れ様」
「まだまだ慣れないと思うけど、少しずつ慣れていこう」
「うん。ありがとう」
裕貴の顔をじっとみた。
「えっ!なに?」
「やっぱり裕貴って凄いな。しっかり皆をまとめるんだもの。あれじゃモテんるじゃない?」
「なに?嫉妬?」
と言ってニヤッとする。
「ち、ちがうよ!」
ふーんって言いながらニヤニヤする。
そして
「俺は、皆に助けてもらってやってるから、仮にそう見えたのであれば、皆がしっかりしてるからだよ」
と言った。
さすが裕貴!やっぱりかっこいいな。
その後、裕貴と寝室へ
「今週は慣れない環境で疲れただろうから、ゆっくり休んで」
と言ってギュッと抱きしめてくれてそのまま寝ることに。
「その代わり明日は燃えるから」
と、翌日の宣言!!
それも甘い束縛で身体が熱くなる。
明日は…て思うと…
とりあえず今日は寝よう。
今週は色々疲れたな。
翌日はあまり出掛けず、家でまったりしてくれた。
私のこと考えてくれてくれてのことだなっと思うとやっぱり嬉しい。
でも夜は激しかったけど…
しばらくはこんな日々で慣れない環境に必死。
会議やらなんやらで、なかなか自分の机で仕事することが出来なかった。
入社して1ヶ月がたとうとしてたとき、やっと課内で1つのプロジェクトが起動しはじめた。
みんなでよーしがんばるぞ!!と気合を入れ、それも連結感があってなんかホッとする。
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