貴方を愛することできますか?

詩織

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過去に向き合って

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「圭哉君話があるの」

週末、夕飯食べたあと言ったら

「えっ?」

凄いビックリした顔をしてた。

「あ、あのね、」

どう切り出そう…

「私、圭哉君のこと好きよ!でもなかなか結婚に踏み込めなかった理由が少しわかった気がしたの」

圭哉君はなにも言わず…

「私達、大事なこと話し合ってない気がする。確かに再会して2人で会ったとき、あの話はして圭哉君は申し訳なさそうだったし、私もそういう圭哉君見てなにも言えなかった。でも…しっかり納得行くまで話し合わないとなんだよね。うやむやにしてるからなんか…」

「そうか…」

「圭哉君は申し訳なさそうだっし、そうでなくしっかり話さないとなんだよね」

「…わかった。話し合おう」



私達はリビングのソファに座った。

話を切り出しのは私からで

「私は物心ついたときから圭哉君が好きだった。幼稚園とかその時には好きだったんだと思うけど、そういう感情ってよくわからないからね。圭哉君の花嫁さんになることを小さい頃はずっと考えてた」

圭哉君は嬉しそうに

「そうか」

と言ってくれて

「中学の時、クラスの子がね、圭哉君のこと好きで協力して欲しいって言われたの。その時に私も好きなのって言えなかった。後輩からも同級生からも圭哉君のファンはいて、あー私じゃ対象外なんだろうなってずっと思ってた。中学のときは既に話してなかったしね。すごく遠くに感じた」

「うん」

「高校も圭哉君と一緒の高校に行きたいたい気持ちもあったんだけど、もし彼女が出来て目の前で歩かれたらと思ったら怖くってどこの高校受験するの?って聞けなかった」

「うん」

「小学生の時は鬼ごっことか遊んでたのに、もう全然私のことなんか…て思ってた」

「…うん」

「テニスしてるときの圭哉君凄いステキだったの覚えてるよ」

「えっ!?みてたの?」

「まぁ、ガッツリとテニスコート付近まで行かなかったけどね、でも覗き見じゃないけどこっそりみてたよ」

「そうだったんだ」

「あんないっぱい圭哉君を応援してる女の子いるのに…私なんか普通よりも可愛くも美人でもない。そんなの相手なんかね…」

「えっ!?」

と、圭哉君が驚く

「えっ?なに?」

「自分のことそう思ってたの?」

「思ってたというか、今でも思ってるよ。圭哉君モデルとかも出来るくらいかっこいいのに、私なんかじゃ…て、ほんと思う」

「なに言ってるんだよ!結乃は可愛いよ」

と、言ってくれた

「ありがとう!そう言ってくれるの圭哉君くらいだよ!あっ、それで中3のとき、実らない恋しててもって思って、志望校は私立にしてたの。高校行ったら新しい恋しようって思ってた」

「そっか…」

「そんなときに、あの出来事が…、」

「…うん」

「人と話すことが怖くって、特に同年代の男子と話すことが出来なくなってしまって、学校に行くことも…」

「…うん」

「急な変化に親も動揺してた。何があったの?と聞かれたけど、答えることって…」

「…」

「高校は女子校に変更して、何とか合格して、これ以降好きな人とか考えることが出来なくなって、高校時代はそれで終わったよ。大学行ってなんとか初めて付き合う人が出来たけど、その行為があると思ったら拒否しちゃって、ずっと待たせてしまって自然消滅とか…、その後何度かお付き合い出来る機会があって、その行為は出来るようにはなったけど、苦痛そうにしてるようで、結局は長くは…」

「…そか」

「うん、だから彼氏とか結婚とか無理だろうなと思ってた。でも圭哉君とこうやって再会出来て、一緒に住めて今は幸せ。」

「俺を恨んだこと…、あるよな?」

「ない!といえば嘘になるけど、圭哉君のこと考えないようにしてた。圭哉君にとっての私ってなんなんだろ?って考えたら怖かった」

「本当にすまなかった」

そう言って頭を下げた。

「圭哉君のこと聞きたい」

と、言うと

「俺も結乃のことはずっと好きだった。小さい頃からずっと…、結婚するなら結乃以外考えられなかった。結乃はどんどん可愛くなって、俺相手にされるないんじゃ…て思うことも多かった。中学のとき、笹山ってこの間会ったろ?」

あっ、買い物のときに会った…

「あいつ、結乃すげー好きでさ、結乃とデートすることやその先のこといつも考えてた。手繋いでとかキスはこうやってとか…、抱くときは…って」

「え?」

そうなの?

「一瞬でも笠山と結乃がそうなったと想像してしまって、その後は嫉妬に狂いまくってた。結乃は俺のものだって」

「私、全く気づいてなかった。」

「うん…、そう思ってた。笠山は結乃に告って、付き合えるとほぼ思い込んでいて、それを俺に色々話してて結乃が笠山に取られる前にって…、それであのとき結乃を見たら…、そして気がついたら結乃の部屋で結乃が泣き崩れていて…、俺何したんだ?って。嫉妬に狂いまくって結乃を傷つけた」

握りしめる圭哉君の手を重ねて

「言ってくれてありがとう」

「なんで、結乃優しいの?俺結乃を傷つけたんだよ」

「うん。凄い傷ついた。でも知らなかったこといっぱいあったから」

「…俺はその後結乃が学校に来なかったり、進路を変えたことも知って俺のせいだって!謝りたかっまけど会ってくれるかどうか…、それに謝って済む問題じゃないし。俺は高校は部活に励んでた。彼女なんか作る気にもなれなかった。結乃がずっとチラついて…、好きでももうどうにもならないから」

「大学で初めて付き合ってみたけど、やっぱり結乃のこと思い出すんだよな。長く続かなかった。社会人になっても付き合ったことはあるけど、やっぱりなんか…」 

「ねぇ、圭哉君。それって罪悪感からとかでないよね?」

「え?」

「申し訳ないって気持ちの責任みたいな?そこ知りたい」

「絶対にない!と言ったら嘘になるかもしれない。でも何よりも結乃を愛してるから」

「…うん」

「結乃とは結ばれないと思ってたから
、俺一生独身かなーとも思ってた。でもこうやって会えて近くに居てくれて、俺本当に幸せだよ」

「うん」

私は圭哉君に抱きついた。

私も幸せ


その後は、寝室に移動してお互い感じるがままに愛し合った。

こうやって苦痛でもないで愛し合えるのは圭哉君だけ。

終わった後も何度もキスをしてくれて、その後眠りについた。


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