36 / 52
妄想と現実のあいだ(中)
しおりを挟む
「そんな不安そうな顔しないで。でもさ、笑佳さんからしたんだよ?」
「な、何を……?」
「キス」
(あああああ、キス……しました!)
泣きそうな気持ちをこらえて「ごめんなさい」と小声であやまった。
「酔ったらキス魔になるの?」
「違います!」
笑佳は力いっぱい否定した。響也がクスクスと笑う。
「だよね。酔ったら寝ちゃうもんね、笑佳さんは」
(あっ、やっぱり……寝ちゃったんだ、私)
響也の言葉で、笑佳は心底安心した。キスをしたところで眠ってしまったのだ。
「じゃあなんでキスしたの?」
「そ、それは……罰ゲームで?」
「それなら1回じゃ全然足りないよ」
「え、じゃあ、分割で……」
「この際、リボ払いにしよう。1日1キスね。今日のぶん……」
言うが早いか、響也は笑佳の唇に軽く口づけた。
何度かついばむようなキスを繰り返しているうちに、響也の唇が笑佳の唇を優しく挟みこむ。撫でるように柔らかく甘噛みされ、その心地よさにうっとりしてしまう。
どのくらいの時間そうしていたのか――響也の唇の感触を完全に覚えた頃、笑佳はこらえきれなくなって彼の胸に顔を埋めた。
深く息を吸い込むと、爽やかで懐かしい森の匂いがする。
胸の高鳴りが落ち着いてくるのと同時に、幸せな気分が心の中に満ちてきた。
「ねぇ、笑佳さん。このまま結婚しようか」
「け、けっこん……⁉︎」
「うん。笑佳さんと結婚したい」
響也は笑佳の頭に顎をのせた。
彼の胸に閉じ込められた笑佳は、言葉に詰まり、口を開けたり閉じたりする。
「何も言わなくていいよ」
優しい声が聞こえてきて、胸がいっぱいになる。心臓がドクンドクンと脈打ち、顔が熱い。
「私……今、とても幸せ」
「うん。俺もだよ。今はそれだけ聞けたら満足」
これ以上、安全で満ち足りた気持ちになれる場所はない気がする。
このまま幸せになりたいという願望が、笑佳の中にむくむくと芽生えているのは、隠しようのない事実だった。他人の目はごまかせても、自分の心を偽ることはできない。
同時に、響也と笑佳のカッコカリの恋人関係が終わるときも着実に近づいてきていた。
ライブ旅行から帰って来た笑佳は、気持ちも新たに、日常業務と社内コンペの仕上げに精を出した。
朝晩は冷え込むものの、日中の日差しは徐々に強さを増し、春めいてきている。
そろそろ昔の実家の周辺も雪解けが進んでくる頃だ。近いうちに一度行かなければならないが、レンタカーで行くか、鉄道を利用するか迷っていた。
(鉄道で行くと買い物に行けないな。やっぱりレンタカーだな)
月曜の昼休みが終わる5分前、笑佳は自分のデスクの前で響也を待っていた。
ほどなくホットコーヒーをふたつ持った響也が入室してくる。
「あの、響也さん。今週土曜は空いていますか?」
響也は笑佳のデスクにホットコーヒーを置き、美しい笑みを見せた。
「もちろん、暇ですよ。何かする?」
社内なので言葉づかいは丁寧だが、心の距離はグンと近づいたような気がする。
笑佳はドキドキしながら言葉を選ぶ。
「えっと、よかったら一緒に……私の田舎に行きませんか?」
「笑佳さんの本宅だね。行ってみたいな」
心の中でガッツポーズを取りながら笑佳は「じゃあ、そういうことで」と話を切り上げた。
「楽しみだなー」
響也はコーヒーに口をつけ、目尻を下げて微笑んでから支社長室へ向かう。
その姿を笑佳は名残惜しそうに見送った。
事態が急変したのは翌日のことだ。
朝、出社してきた響也の顔がこわばっているので、笑佳は内心ハラハラしながらコーヒーを出した。
今まで見たこともないような厳しい顔つきで響也はノートパソコンのキーボードを叩いている。
「笑佳さん、急だけど本社に行ってくる。数日間戻れないかもしれない」
目が合ったので、笑佳は精一杯微笑みながら首を縦に振った。
響也は焦りをにじませた頬を少しだけ緩める。
「土曜は絶対笑佳さんの家へ一緒に行くから。勝手にひとりで行かないように」
まるで子どもに言い聞かせるように響也が念を押すので、笑佳はクスッと笑う。
「わかりました。早く戻ってこられたらいいですね」
「うん。すぐ帰ってくる」
そう言うと響也は素早くノートパソコンを閉じて鞄にしまう。席を立つや否や、風のように支社長室を後にした。
昼休み、女性社員が集まっているミーティングスペースで、萌美が突然悲鳴を上げた。
「えっ、今日の15時から緊急取締役会が招集されて社長解任されるかも!?……」
本社にいる萌美の友達からの情報らしい。スマホの画面を食い入るように見つめる萌美を、その場にいる全員が見守る。
「つまり対抗勢力が存在するということだよね」
今日も一糸乱れぬおかっぱに黒縁眼鏡の内村が、ぽつりとつぶやいた。
笑佳は今朝の響也の様子を思い出し、気がふさいだ。彼の深刻な表情は緊急取締役会の連絡を受けてのものに違いない。
「社長が解任されたら、響也さんはどうなるんでしょう。心配ですね」
萌美が笑佳に気遣うような視線を送ってきた。
笑佳は無理に笑顔を作る。
「響也さんはどうなっても大丈夫だと思う。肩書があってもなくても、自分の力で何とかできちゃいそう」
「信じているんですねー!」
胸の前で手を組んだ萌美が高い声を出すと、内村が冷ややかな笑みを浮かべた。
「創業家の人間だって会社から追い出されたら稼ぎがなくなるんだから、あっという間に没落するかもしれませんね」
なかなか辛らつな言葉だ。内村に悪気はないのかもしれないが、周囲の空気は凍り付く。
笑佳はフフッと笑いを漏らした。そして負けじと言い放つ。
「内村さんは響也さんの落ちぶれた姿が見たいの?」
「そういうわけでは……」
内村が一瞬たじろいだのを見て、少しやりすぎたかと思ったが、響也の言うように笑佳には負けず嫌いなところがある。だからこれ以上言われっぱなしで黙っているわけにはいかなかった。
とはいえ、内心では笑佳も心配と不安でいっぱいだ。
結局その日の夜まで誰からも何の連絡もなく、笑佳は不安な気持ちのままベッドに入った。
明かりを消す前にスマホの画面を眺める。
思い切って響也に「おやすみなさい」とメッセージを送ってみた。
すぐに「ゆっくり休んで」と返信が来る。
笑佳は返信が来たことに心の底から安堵し、部屋の明かりを消した。
「な、何を……?」
「キス」
(あああああ、キス……しました!)
泣きそうな気持ちをこらえて「ごめんなさい」と小声であやまった。
「酔ったらキス魔になるの?」
「違います!」
笑佳は力いっぱい否定した。響也がクスクスと笑う。
「だよね。酔ったら寝ちゃうもんね、笑佳さんは」
(あっ、やっぱり……寝ちゃったんだ、私)
響也の言葉で、笑佳は心底安心した。キスをしたところで眠ってしまったのだ。
「じゃあなんでキスしたの?」
「そ、それは……罰ゲームで?」
「それなら1回じゃ全然足りないよ」
「え、じゃあ、分割で……」
「この際、リボ払いにしよう。1日1キスね。今日のぶん……」
言うが早いか、響也は笑佳の唇に軽く口づけた。
何度かついばむようなキスを繰り返しているうちに、響也の唇が笑佳の唇を優しく挟みこむ。撫でるように柔らかく甘噛みされ、その心地よさにうっとりしてしまう。
どのくらいの時間そうしていたのか――響也の唇の感触を完全に覚えた頃、笑佳はこらえきれなくなって彼の胸に顔を埋めた。
深く息を吸い込むと、爽やかで懐かしい森の匂いがする。
胸の高鳴りが落ち着いてくるのと同時に、幸せな気分が心の中に満ちてきた。
「ねぇ、笑佳さん。このまま結婚しようか」
「け、けっこん……⁉︎」
「うん。笑佳さんと結婚したい」
響也は笑佳の頭に顎をのせた。
彼の胸に閉じ込められた笑佳は、言葉に詰まり、口を開けたり閉じたりする。
「何も言わなくていいよ」
優しい声が聞こえてきて、胸がいっぱいになる。心臓がドクンドクンと脈打ち、顔が熱い。
「私……今、とても幸せ」
「うん。俺もだよ。今はそれだけ聞けたら満足」
これ以上、安全で満ち足りた気持ちになれる場所はない気がする。
このまま幸せになりたいという願望が、笑佳の中にむくむくと芽生えているのは、隠しようのない事実だった。他人の目はごまかせても、自分の心を偽ることはできない。
同時に、響也と笑佳のカッコカリの恋人関係が終わるときも着実に近づいてきていた。
ライブ旅行から帰って来た笑佳は、気持ちも新たに、日常業務と社内コンペの仕上げに精を出した。
朝晩は冷え込むものの、日中の日差しは徐々に強さを増し、春めいてきている。
そろそろ昔の実家の周辺も雪解けが進んでくる頃だ。近いうちに一度行かなければならないが、レンタカーで行くか、鉄道を利用するか迷っていた。
(鉄道で行くと買い物に行けないな。やっぱりレンタカーだな)
月曜の昼休みが終わる5分前、笑佳は自分のデスクの前で響也を待っていた。
ほどなくホットコーヒーをふたつ持った響也が入室してくる。
「あの、響也さん。今週土曜は空いていますか?」
響也は笑佳のデスクにホットコーヒーを置き、美しい笑みを見せた。
「もちろん、暇ですよ。何かする?」
社内なので言葉づかいは丁寧だが、心の距離はグンと近づいたような気がする。
笑佳はドキドキしながら言葉を選ぶ。
「えっと、よかったら一緒に……私の田舎に行きませんか?」
「笑佳さんの本宅だね。行ってみたいな」
心の中でガッツポーズを取りながら笑佳は「じゃあ、そういうことで」と話を切り上げた。
「楽しみだなー」
響也はコーヒーに口をつけ、目尻を下げて微笑んでから支社長室へ向かう。
その姿を笑佳は名残惜しそうに見送った。
事態が急変したのは翌日のことだ。
朝、出社してきた響也の顔がこわばっているので、笑佳は内心ハラハラしながらコーヒーを出した。
今まで見たこともないような厳しい顔つきで響也はノートパソコンのキーボードを叩いている。
「笑佳さん、急だけど本社に行ってくる。数日間戻れないかもしれない」
目が合ったので、笑佳は精一杯微笑みながら首を縦に振った。
響也は焦りをにじませた頬を少しだけ緩める。
「土曜は絶対笑佳さんの家へ一緒に行くから。勝手にひとりで行かないように」
まるで子どもに言い聞かせるように響也が念を押すので、笑佳はクスッと笑う。
「わかりました。早く戻ってこられたらいいですね」
「うん。すぐ帰ってくる」
そう言うと響也は素早くノートパソコンを閉じて鞄にしまう。席を立つや否や、風のように支社長室を後にした。
昼休み、女性社員が集まっているミーティングスペースで、萌美が突然悲鳴を上げた。
「えっ、今日の15時から緊急取締役会が招集されて社長解任されるかも!?……」
本社にいる萌美の友達からの情報らしい。スマホの画面を食い入るように見つめる萌美を、その場にいる全員が見守る。
「つまり対抗勢力が存在するということだよね」
今日も一糸乱れぬおかっぱに黒縁眼鏡の内村が、ぽつりとつぶやいた。
笑佳は今朝の響也の様子を思い出し、気がふさいだ。彼の深刻な表情は緊急取締役会の連絡を受けてのものに違いない。
「社長が解任されたら、響也さんはどうなるんでしょう。心配ですね」
萌美が笑佳に気遣うような視線を送ってきた。
笑佳は無理に笑顔を作る。
「響也さんはどうなっても大丈夫だと思う。肩書があってもなくても、自分の力で何とかできちゃいそう」
「信じているんですねー!」
胸の前で手を組んだ萌美が高い声を出すと、内村が冷ややかな笑みを浮かべた。
「創業家の人間だって会社から追い出されたら稼ぎがなくなるんだから、あっという間に没落するかもしれませんね」
なかなか辛らつな言葉だ。内村に悪気はないのかもしれないが、周囲の空気は凍り付く。
笑佳はフフッと笑いを漏らした。そして負けじと言い放つ。
「内村さんは響也さんの落ちぶれた姿が見たいの?」
「そういうわけでは……」
内村が一瞬たじろいだのを見て、少しやりすぎたかと思ったが、響也の言うように笑佳には負けず嫌いなところがある。だからこれ以上言われっぱなしで黙っているわけにはいかなかった。
とはいえ、内心では笑佳も心配と不安でいっぱいだ。
結局その日の夜まで誰からも何の連絡もなく、笑佳は不安な気持ちのままベッドに入った。
明かりを消す前にスマホの画面を眺める。
思い切って響也に「おやすみなさい」とメッセージを送ってみた。
すぐに「ゆっくり休んで」と返信が来る。
笑佳は返信が来たことに心の底から安堵し、部屋の明かりを消した。
0
あなたにおすすめの小説
Can't Stop Fall in Love
桧垣森輪
恋愛
社会人1年生の美月には憧れの先輩がいる。兄の親友であり、会社の上司で御曹司の輝翔先輩。自分とは住む世界の違う人だから。これは恋愛感情なんかじゃない。そう思いながらも、心はずっと彼を追いかけていた───
優しくて紳士的でずっと憧れていた人が、実は意地悪で嫉妬深くて独占欲も強い腹黒王子だったというお話をコメディタッチでお送りしています。【2016年2/18本編完結】
※アルファポリス エタニティブックスにて書籍化されました。
【完結】育てた後輩を送り出したらハイスペになって戻ってきました
藤浪保
恋愛
大手IT会社に勤める早苗は会社の歓迎会でかつての後輩の桜木と再会した。酔っ払った桜木を家に送った早苗は押し倒され、キスに翻弄されてそのまま関係を持ってしまう。
次の朝目覚めた早苗は前夜の記憶をなくし、関係を持った事しか覚えていなかった。
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
清貧秘書はガラスの靴をぶん投げる
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「お前、頬を叩いた詫びに婚約者になれ」
上司で社長の彪夏と秘書の清子はお似合いのふたりだと社内でも評判。
御曹司でイケメンの彪夏は女子の憧れの的。
清子はどこぞのご令嬢と噂され、男女問わず視線を集めていた。
……しかし。
清子には誰もが知らない、秘密があったのです――。
それは。
大家族のド貧乏!
上は高校生、下は生まれたばかりの五人弟妹。
おっとりして頼りにならない義母。
そして父は常に行方不明。
そんな家族を支えるべく、奮闘している清子ですが。
とうとう、彪夏に貧乏がバレたまではよかったけれど。
子持ちと間違われてついひっぱたいてしまい、償いに婚約者のフリをする羽目に。
しかも貧乏バラすと言われたら断れない。
どうなる、清子!?
河守清子
かわもりさやこ 25歳
LCCチェリーエアライン 社長付秘書
清楚なお嬢様風な見た目
会社でもそんな感じで振る舞っている
努力家で頑張り屋
自分がしっかりしないといけないと常に気を張っている
甘えベタ
×
御子神彪夏
みこがみひゅうが 33歳
LCCチェリーエアライン 社長
日本二大航空会社桜花航空社長の息子
軽くパーマをかけた掻き上げビジネスショート
黒メタルツーポイント眼鏡
細身のイケメン
物腰が柔らかく好青年
実際は俺様
気に入った人間はとにかくかまい倒す
清子はいつまで、貧乏を隠し通せるのか!?
※河守家※
父 祥平 放浪の画家。ほぼ家にいない
母 真由 のんびり屋
長男 健太(高一・16歳)服作りが趣味
次男 巧(高一・15歳)弁護士になるのが目標
三男 真(小五・10歳)サッカー少年
四男 望(保育園年中・5歳)飛行機大好き
次女 美妃(保育園児・五ヶ月)未知数
結婚直後にとある理由で離婚を申し出ましたが、 別れてくれないどころか次期社長の同期に執着されて愛されています
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「結婚したらこっちのもんだ。
絶対に離婚届に判なんて押さないからな」
既婚マウントにキレて勢いで同期の紘希と結婚した純華。
まあ、悪い人ではないし、などと脳天気にかまえていたが。
紘希が我が社の御曹司だと知って、事態は一転!
純華の誰にも言えない事情で、紘希は絶対に結婚してはいけない相手だった。
離婚を申し出るが、紘希は取り合ってくれない。
それどころか紘希に溺愛され、惹かれていく。
このままでは紘希の弱点になる。
わかっているけれど……。
瑞木純華
みずきすみか
28
イベントデザイン部係長
姉御肌で面倒見がいいのが、長所であり弱点
おかげで、いつも多数の仕事を抱えがち
後輩女子からは慕われるが、男性とは縁がない
恋に関しては夢見がち
×
矢崎紘希
やざきひろき
28
営業部課長
一般社員に擬態してるが、会長は母方の祖父で次期社長
サバサバした爽やかくん
実体は押しが強くて粘着質
秘密を抱えたまま、あなたを好きになっていいですか……?
時間を止めて ~忘れられない元カレは完璧な容姿と天性の才能を持つ世界一残酷な人でした 【完結】
remo
恋愛
どんなに好きになっても、彼は絶対に私を愛さない。
佐倉ここ。
玩具メーカーで働く24歳のOL。
鬼上司・高野雅(がく)に叱責されながら仕事に奔走する中、忘れられない元カレ・常盤千晃(ちあき)に再会。
完璧な容姿と天性の才能を持つ世界一残酷な彼には、悲しい秘密があった。
【完結】ありがとうございました‼
最高ランクの御曹司との甘い生活にすっかりハマってます
けいこ
恋愛
ホテルマンとして、大好きなあなたと毎日一緒に仕事が出来ることに幸せを感じていた。
あなたは、グレースホテル東京の総支配人。
今や、世界中に点在する最高級ホテルの創始者の孫。
つまりは、最高ランクの御曹司。
おまけに、容姿端麗、頭脳明晰。
総支配人と、同じホテルで働く地味で大人しめのコンシェルジュの私とは、明らかに身分違い。
私は、ただ、あなたを遠くから見つめているだけで良かったのに…
それなのに、突然、あなたから頼まれた偽装結婚の相手役。
こんな私に、どうしてそんなことを?
『なぜ普通以下なんて自分をさげすむんだ。一花は…そんなに可愛いのに…』
そう言って、私を抱きしめるのはなぜ?
告白されたわけじゃないのに、気がづけば一緒に住むことになって…
仕事では見ることが出来ない、私だけに向けられるその笑顔と優しさ、そして、あなたの甘い囁きに、毎日胸がキュンキュンしてしまう。
親友からのキツイ言葉に深く傷ついたり、ホテルに長期滞在しているお客様や、同僚からのアプローチにも翻弄されて…
私、一体、この先どうなっていくのかな?
お見合いに代理出席したら花嫁になっちゃいました
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
綾美は平日派遣の事務仕事をしているが、暇な土日に便利屋のバイトをしている。ある日、お見合いの代理出席をする為にホテルへ向かったのだが、そこにいたのは!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる