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12.押し花に心を添えて
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「そろそろかしら」
ドキドキとしながらいつもポケットに忍ばせている懐中時計を確認するが、まだベネディクトとの茶会の時間までは三十分ほどある。
“まだまだだわ”
なんて少し残念に思ってしまうのは、私が今日もベネディクトの代理でやってくるだろう身代わりの婚約者を待ってしまっているからだろう。
「レヴィンは時間に正確だから、どうせ十分前にしか来ないのにね」
レヴィンが来るまであと二十分。
いつものエングフェルト家の温室で彼を待ちながら、先日劇場で買った鑑賞したオペラのパンフレットを眺める。
“婚約破棄――……”
どう考えてもその決断には至れない。
貴族に生まれた以上、優先すべきは自分の気持ちではないからだ。
“けれど、もし、もし……本当にレヴィンが私のことを想ってくれているのだとしたら”
ベネディクトではなく、レヴィンと本物の婚約者同士になれたのなら――……
「アルベルティーナお嬢様、ご婚約者の代理の方がいらっしゃっております」
「えっ、もう!?」
メイドに声をかけられた私はまたもあわあわと焦りながら立ち上がりながら、こっそり懐中時計の時間を確認して。
「!」
“まだ約束の十五分前だわ”
いつもキッカリ十分前に来ていたレヴィン。
そんな彼がいつもより五分だけ早くやってきた。
偶然かもしれないそんな小さな、気にも止めるほどではないその出来事なのに……
「レヴィンも、楽しみにしてくれていたってことかしら」
もしそうだったら嬉しい、だなんて思った私は、自然と溢れる笑みを隠すことなく温室の扉を自ら開いたのだった。
いつもは出迎えるだけだった私が突然扉を開けたからか、少し驚いたように見開かれた紫の瞳とバチリと目が合う。
そしてすぐにその瞳を嬉しそうに細めた彼は、いつもと変わらない淡々とした口調で婚約者が仕事で欠席する旨を告げてきた。
「まぁ、今日もなの? 残念だわ」
「はい、なんてお詫びしたらいいのかわかりません」
口先だけ残念がる私にくすりとレヴィンが笑みを溢して。
「お詫びと言ってはなんですが、こちらを。アルストロメリアの花束です」
「!」
いつものようにバサリと差し出された花束にドクンと胸が跳ねる。
“今日の花言葉は何なのかしら……!”
ドキドキしながら、その花びらの内側に独特の斑点模様のある華やかでカラフルな花束を抱き締めた。
この場で答えを聞いてしまいたい衝動に駆られた私だったのだが、机の上に置いたままのパンフレットが目に入りピクリと肩を跳ねさせる。
“ハッキリと知ってしまったら、答えを出さなきゃいけなくなる……”
いつまでも、なんて夢物語だとわかっているのに、少しでも長くこの穏やかで優しい時間に浸かっていたいと望んだ私は、彼に花言葉を聞くのを諦めた。
「先日のオペラですか?」
そんな私の視線をどう受け取ったのか、レヴィンが机の上のパンフレットをパラリと捲る。
「えぇ。凄く……楽しかったものですから」
面白かった、と言わなかったのは、レヴィンと居る時間込みであることを強調したかったから。
“もちろんこんな言葉遊び、気付かれるはずはないけれど”
ただの自己満足だと割り切って、むしろただの自己満足だからこそ口にできた言葉だったのだが。
「俺も、です」
ポツリと返されたその言葉に痛いくらい胸が跳ねた。
まさか伝わってしまったの? という焦る気持ちと、それは同じ気持ちだったから伝わったのね、という浮かれた気持ちで心が乱れる。
トクトクと高鳴る鼓動を誤魔化すように話題を探した私は、レヴィンが捲っていたパンフレットのあるページに目を止めて。
「そうだわ、今度乗馬なんてどうかしら」
「乗馬ですか?」
オペラのヒロインが新たに婚約を結んだ王太子としていたデートを思い出して口にする。
“あれはオペラだったから、実際に遠駆けなんてことはしていなかったけれど”
「あら? 私、結構体力に自信があるって言ったわよ。それとも自信がないのはレヴィンかしら」
ふふん、と少し得意げにそう伝えると、ぽかんと見ていたレヴィンがふっと小さく吹き出した。
「はい、ティナの言葉ですからちゃんと覚えていますよ」
「!」
「俺でよければ、是非ご一緒させてください」
その意思の強そうな濃い紫の瞳を柔らかに緩めたレヴィンが、そっと私の髪を一掬いし軽く口付けながらそう約束してくれて。
「……絶対、絶対絶対よ? 私、楽しみにしとくわ」
まるでプレゼントをねだる子供のような口調で念押してしまう。
両親にもこんな言い方したことなんてなかったのに、思わず口から出てしまった私の言葉をにこにこと聞いていたレヴィンは一際嬉しそうに微笑んだ。
“気分を悪くしたっておかしくないのに”
これは彼が優しいからか、それとも相手が私だからなのか。
“後者だったら嬉しいなんて”
そっと心の奥底に隠した私は、もう一度ぎゅっと貰ったアルストロメリアの花束を抱き締めたのだった。
そんなお茶会から数日。
「レヴィンからだわ!」
クラウリー伯爵家のシーリングスタンプで封留めされた手紙を受け取った私はいそいそと寝室に飛び込む。
今寝室の窓際に飾られているのは先日貰ったばかりのアルストロメリアの花だ。
“花言葉は、未来への憧れ――”
もしかして本当にレヴィンも私と同じ夢を見てくれているのかもしれないと思うと、きゅうっと胸が締め付けられて。
「っと、早く中を見なくっちゃ!」
少し焦りながら開いたその手紙には、レヴィンらしいシンプルでどこかキッチリとした印象の字体で書かれた、馬でのお出かけに誘う文章が綴られていた。
“私も返事を書かなきゃ!”
いそいそと了承の返事と、楽しみにしている旨を書いた私は早速封を閉じようとしたのだが。
「ハンナ、押し花ってすぐ作れるのかしら」
「押し花でございますか?」
近くに控えてくれていたハンナが、私のその質問に一瞬きょとんとし――
「クラウリー伯爵令息様は幸せ者ですね」
「べっ、別にレヴィンへあげるなんて言ってないわよ!」
「あら? ではその手に持っておられる手紙はもうお出しになられますか?」
「~~ッ、最近ハンナってば少し意地悪じゃないかしら」
私の文句をふふふ、と軽く聞き流したハンナは、微笑ましそうににこりと笑う。
「アイロンを使ってすぐに作る裏技がございますよ」
「そ、そうなの!?」
「えぇ。さ、どの花を押し花にされますか?」
すぐに出来ると聞いた私は、ぱあっと表情を明るくさせた。
「アルストロメリアにするわ」
この花が持つ花言葉に、表に出来ない私の気持ちもそっと込めて。
“いつまでもこのままではいられないけれど”
先日の茶会時に交わした小さな言葉遊び。
しっかりと伝わってしまった私の気持ちが照れ臭く、けれどもやはり少し嬉しかった私は、この押し花に乗せた気持ちに気付いて欲しいような、やっぱりまだ気付かないでいて欲しいような複雑な気持ちになる。
私たちがハッキリと口に出した時、何かが進展するのだろうか。
それとも、何かが終わってしまうのか――……
“少しだけ、怖い”
決まっているのは、私はレヴィンではなくベネディクトと結婚するということだけ。
だからあと少しだけ、と願いを込めた私は、レヴィンから貰ったアルストロメリアの押し花をそっと手紙に挟んで彼に返事を出したのだった。
ドキドキとしながらいつもポケットに忍ばせている懐中時計を確認するが、まだベネディクトとの茶会の時間までは三十分ほどある。
“まだまだだわ”
なんて少し残念に思ってしまうのは、私が今日もベネディクトの代理でやってくるだろう身代わりの婚約者を待ってしまっているからだろう。
「レヴィンは時間に正確だから、どうせ十分前にしか来ないのにね」
レヴィンが来るまであと二十分。
いつものエングフェルト家の温室で彼を待ちながら、先日劇場で買った鑑賞したオペラのパンフレットを眺める。
“婚約破棄――……”
どう考えてもその決断には至れない。
貴族に生まれた以上、優先すべきは自分の気持ちではないからだ。
“けれど、もし、もし……本当にレヴィンが私のことを想ってくれているのだとしたら”
ベネディクトではなく、レヴィンと本物の婚約者同士になれたのなら――……
「アルベルティーナお嬢様、ご婚約者の代理の方がいらっしゃっております」
「えっ、もう!?」
メイドに声をかけられた私はまたもあわあわと焦りながら立ち上がりながら、こっそり懐中時計の時間を確認して。
「!」
“まだ約束の十五分前だわ”
いつもキッカリ十分前に来ていたレヴィン。
そんな彼がいつもより五分だけ早くやってきた。
偶然かもしれないそんな小さな、気にも止めるほどではないその出来事なのに……
「レヴィンも、楽しみにしてくれていたってことかしら」
もしそうだったら嬉しい、だなんて思った私は、自然と溢れる笑みを隠すことなく温室の扉を自ら開いたのだった。
いつもは出迎えるだけだった私が突然扉を開けたからか、少し驚いたように見開かれた紫の瞳とバチリと目が合う。
そしてすぐにその瞳を嬉しそうに細めた彼は、いつもと変わらない淡々とした口調で婚約者が仕事で欠席する旨を告げてきた。
「まぁ、今日もなの? 残念だわ」
「はい、なんてお詫びしたらいいのかわかりません」
口先だけ残念がる私にくすりとレヴィンが笑みを溢して。
「お詫びと言ってはなんですが、こちらを。アルストロメリアの花束です」
「!」
いつものようにバサリと差し出された花束にドクンと胸が跳ねる。
“今日の花言葉は何なのかしら……!”
ドキドキしながら、その花びらの内側に独特の斑点模様のある華やかでカラフルな花束を抱き締めた。
この場で答えを聞いてしまいたい衝動に駆られた私だったのだが、机の上に置いたままのパンフレットが目に入りピクリと肩を跳ねさせる。
“ハッキリと知ってしまったら、答えを出さなきゃいけなくなる……”
いつまでも、なんて夢物語だとわかっているのに、少しでも長くこの穏やかで優しい時間に浸かっていたいと望んだ私は、彼に花言葉を聞くのを諦めた。
「先日のオペラですか?」
そんな私の視線をどう受け取ったのか、レヴィンが机の上のパンフレットをパラリと捲る。
「えぇ。凄く……楽しかったものですから」
面白かった、と言わなかったのは、レヴィンと居る時間込みであることを強調したかったから。
“もちろんこんな言葉遊び、気付かれるはずはないけれど”
ただの自己満足だと割り切って、むしろただの自己満足だからこそ口にできた言葉だったのだが。
「俺も、です」
ポツリと返されたその言葉に痛いくらい胸が跳ねた。
まさか伝わってしまったの? という焦る気持ちと、それは同じ気持ちだったから伝わったのね、という浮かれた気持ちで心が乱れる。
トクトクと高鳴る鼓動を誤魔化すように話題を探した私は、レヴィンが捲っていたパンフレットのあるページに目を止めて。
「そうだわ、今度乗馬なんてどうかしら」
「乗馬ですか?」
オペラのヒロインが新たに婚約を結んだ王太子としていたデートを思い出して口にする。
“あれはオペラだったから、実際に遠駆けなんてことはしていなかったけれど”
「あら? 私、結構体力に自信があるって言ったわよ。それとも自信がないのはレヴィンかしら」
ふふん、と少し得意げにそう伝えると、ぽかんと見ていたレヴィンがふっと小さく吹き出した。
「はい、ティナの言葉ですからちゃんと覚えていますよ」
「!」
「俺でよければ、是非ご一緒させてください」
その意思の強そうな濃い紫の瞳を柔らかに緩めたレヴィンが、そっと私の髪を一掬いし軽く口付けながらそう約束してくれて。
「……絶対、絶対絶対よ? 私、楽しみにしとくわ」
まるでプレゼントをねだる子供のような口調で念押してしまう。
両親にもこんな言い方したことなんてなかったのに、思わず口から出てしまった私の言葉をにこにこと聞いていたレヴィンは一際嬉しそうに微笑んだ。
“気分を悪くしたっておかしくないのに”
これは彼が優しいからか、それとも相手が私だからなのか。
“後者だったら嬉しいなんて”
そっと心の奥底に隠した私は、もう一度ぎゅっと貰ったアルストロメリアの花束を抱き締めたのだった。
そんなお茶会から数日。
「レヴィンからだわ!」
クラウリー伯爵家のシーリングスタンプで封留めされた手紙を受け取った私はいそいそと寝室に飛び込む。
今寝室の窓際に飾られているのは先日貰ったばかりのアルストロメリアの花だ。
“花言葉は、未来への憧れ――”
もしかして本当にレヴィンも私と同じ夢を見てくれているのかもしれないと思うと、きゅうっと胸が締め付けられて。
「っと、早く中を見なくっちゃ!」
少し焦りながら開いたその手紙には、レヴィンらしいシンプルでどこかキッチリとした印象の字体で書かれた、馬でのお出かけに誘う文章が綴られていた。
“私も返事を書かなきゃ!”
いそいそと了承の返事と、楽しみにしている旨を書いた私は早速封を閉じようとしたのだが。
「ハンナ、押し花ってすぐ作れるのかしら」
「押し花でございますか?」
近くに控えてくれていたハンナが、私のその質問に一瞬きょとんとし――
「クラウリー伯爵令息様は幸せ者ですね」
「べっ、別にレヴィンへあげるなんて言ってないわよ!」
「あら? ではその手に持っておられる手紙はもうお出しになられますか?」
「~~ッ、最近ハンナってば少し意地悪じゃないかしら」
私の文句をふふふ、と軽く聞き流したハンナは、微笑ましそうににこりと笑う。
「アイロンを使ってすぐに作る裏技がございますよ」
「そ、そうなの!?」
「えぇ。さ、どの花を押し花にされますか?」
すぐに出来ると聞いた私は、ぱあっと表情を明るくさせた。
「アルストロメリアにするわ」
この花が持つ花言葉に、表に出来ない私の気持ちもそっと込めて。
“いつまでもこのままではいられないけれど”
先日の茶会時に交わした小さな言葉遊び。
しっかりと伝わってしまった私の気持ちが照れ臭く、けれどもやはり少し嬉しかった私は、この押し花に乗せた気持ちに気付いて欲しいような、やっぱりまだ気付かないでいて欲しいような複雑な気持ちになる。
私たちがハッキリと口に出した時、何かが進展するのだろうか。
それとも、何かが終わってしまうのか――……
“少しだけ、怖い”
決まっているのは、私はレヴィンではなくベネディクトと結婚するということだけ。
だからあと少しだけ、と願いを込めた私は、レヴィンから貰ったアルストロメリアの押し花をそっと手紙に挟んで彼に返事を出したのだった。
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