恋愛審査員〜俺達の恋は何点ですか?私達の愛は何点ですか?〜

がーりっくとーすと

文字の大きさ
6 / 7

6話 「高校2年生編(6)」

しおりを挟む
高校2年生。5日後。放課後。校門付近。


湊君と瑞穂さんを完全に見失うどころか、
なぜか俺が瑞穂さんのこと好きになったと勘違いされてるというマズい状況…
蒼汰め…。


とりあえず、あの二人の動向を見たい…


あ、そうだ!

「じゃあさ、湊君見なかった??」
「え、湊君…、ああ同じクラスの齋藤くんか、」
「そうそう!」
「なんか、さっきあっちの方に歩いていった気がするけど、」
「ありがと、それじゃ」
「え?どこ行くの?」
「ちょっと湊君に用事があるから、」
「え?いつの間に仲良くなったの?」
「いや、まあ、そんな仲良くなったってほどでもないけど…、とりあえず行きます、」
「じゃあ俺はどうすればいいの?」
「知らねえよ(笑)!」
「え~、山登と一緒に帰りたい~。」
「…」
「ねえ~。。」

「お前は、、一生彼女できないな、、」
「ってことは山登は彼女いるのか??やっぱり佐々木さんか??」
「ちげえよ!なんでもかんでもそこに話を繋げるな!」
「俺は佐々木さんなかなか良いと思うぞ~??」
「煽ってくんな!じゃあもう俺行くから!」
「ちょっと!」
「急がなきゃだからな、じゃあな~!」


急がなければ、
二人はどこだ!
めちゃくちゃ時間取られたじゃねえかよ、

茂みに隠れてた俺もおかしいかもしれんけど、
蒼汰は蒼汰で、なんであんなとこにいたんだよ!




えっと、こっちの方向に行ったんだよな、
どこだ?
あそこにいる二人組は…


「彼女さんは大丈夫なの??」
「大丈夫だって!あいつは今旅行に行ってるとか言ってたから(笑)」
「じゃあ今日は二人きりだね?」
「うん、そうだよ、」


大学生くらいかな?
浮気してるなぁ、


って浮気??
え、こんな当たり前のように浮気現場を見つけちゃっていいのか?

「家行ってもいい??」
「いいよ。なんか明後日旅行から帰ってくるらしいから、明日まで一緒に入れるよ」
「やった//」


純愛しようとしてる高校生二人を追いかけてるのに
浮気大学生を見つけてしまうとは…

でも、こっちはこっちで面白そう…

いや、だめだ俺、
今は湊君と瑞穂さんの採点期間なんだ
この期間だけは二人だけのことをちゃんと見届けるぞ

あの二人はどこにいるんだ、
事前に二人の家の場所をチェックしておけばよかった!
でも多分あっちの方向だった気がする…



この公園の近くかな??
あれ?

「ねえみてみて!!」
「なんだよこれ!」
「キーホルダーつくったの!!あげる!!」
「こんなのいらない!」


小学生くらいかな?
いや、もっと小さいか??
おそらく5、6歳くらいの子供達…


「なんで!」
「だってカッコわるいじゃん!」
「いいじゃん!ハートでかわいいじゃん!!」
「かわいいのなんかいらないんだよ!」
「もうさいてー!」
「は?」
「せっかくつくったのに!」
「だって…」
「もうしらない!」
「じゃあいいよ!もらってやるよ!」
「ほんとに!」
「だからもうどっかいけよ//」


好き。

最高です。

大学生の浮気なんか見てしまったあとだけど
浄化されたな…

いやぁ、尊い、

やっぱ小学生には敵いませんわ、


って、やばい!
また目先の恋愛につられていた!
湊君と瑞穂さんのこと探さなきゃ!


あ!遠くに制服を来た二人が見える!
多分あれが湊君と佐々木さんだろ!

よし、あそこまで急いでいこう!



「なんで振り向いてくれないの!」
「まだ大丈夫だよ!もう少し頑張ってみよ?」

片想いしてる中学生



「もしもし、うん、もうすぐ家着く」
「うん、うん、あ、了解、それならスーパー寄って牛乳買ってくわ」
「うん、ありがと、はーい、」

仕事終わりの旦那さん



「あいつほんとに信じられないんだって!」
「でもそんなとこが好きなんでしょ?」
「う、うん//」

彼氏の愚痴と惚気を言う高校生



世の中には恋愛で溢れてるってことを痛感する。


こんなにたくさんの恋愛があるのに、


ひとりひとりにとっては、
とっても大事なもの、


一番大切なもの。

それは、


『でも、瑞穂もさ…』
『ちょっと湊君!//』


この二人を見てればわかる。
今が一番ドキドキして、楽しくて、幸せな時期だからね。

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

それは、ホントに不可抗力で。

樹沙都
恋愛
これ以上他人に振り回されるのはまっぴらごめんと一大決意。人生における全ての無駄を排除し、おひとりさまを謳歌する歩夢の前に、ひとりの男が立ちはだかった。 「まさか、夫の顔……を、忘れたとは言わないだろうな? 奥さん」 その婚姻は、天の啓示か、はたまた……ついうっかり、か。 恋に仕事に人間関係にと翻弄されるお人好しオンナ関口歩夢と腹黒大魔王小林尊の攻防戦。 まさにいま、開始のゴングが鳴った。 まあね、所詮、人生は不可抗力でできている。わけよ。とほほっ。

完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました

らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。 そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。 しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような… 完結決定済み

兄みたいな騎士団長の愛が実は重すぎでした

鳥花風星
恋愛
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になり、 幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そんなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。 アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。兄としてしか思われていないと思っているアスールはレティシアへの思いを拗らせながらどんどん膨らませていく。 すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。拗らせ溺愛が激しい、じれじれだけどハッピーエンドです。 ☆他投稿サイトにも掲載しています。 ☆番外編はアスールの同僚ノアールがメインの話になっています。

10年引きこもりの私が外に出たら、御曹司の妻になりました

専業プウタ
恋愛
25歳の桜田未来は中学生から10年以上引きこもりだったが、2人暮らしの母親の死により外に出なくてはならなくなる。城ヶ崎冬馬は女遊びの激しい大手アパレルブランドの副社長。彼をストーカーから身を張って助けた事で未来は一時的に記憶喪失に陥る。冬馬はちょっとした興味から、未来は自分の恋人だったと偽る。冬馬は未来の純粋さと直向きさに惹かれていき、嘘が明らかになる日を恐れながらも未来の為に自分を変えていく。そして、未来は恐れもなくし、愛する人の胸に飛び込み夢を叶える扉を自ら開くのだった。

イケメン警視、アルバイトで雇った恋人役を溺愛する。

楠ノ木雫
恋愛
 蒸発した母の借金を擦り付けられた主人公瑠奈は、お見合い代行のアルバイトを受けた。だが、そのお見合い相手、矢野湊に借金の事を見破られ3ヶ月間恋人役を務めるアルバイトを提案された。瑠奈はその報酬に飛びついたが……

灰かぶりの姉

吉野 那生
恋愛
父の死後、母が連れてきたのは優しそうな男性と可愛い女の子だった。 「今日からあなたのお父さんと妹だよ」 そう言われたあの日から…。 * * * 『ソツのない彼氏とスキのない彼女』のスピンオフ。 国枝 那月×野口 航平の過去編です。

溺愛ダーリンと逆シークレットベビー

吉野葉月
恋愛
同棲している婚約者のモラハラに悩む優月は、ある日、通院している病院で大学時代の同級生の頼久と再会する。 立派な社会人となっていた彼に見惚れる優月だったが、彼は一児の父になっていた。しかも優月との子どもを一人で育てるシングルファザー。 優月はモラハラから抜け出すことができるのか、そして子どもっていったいどういうことなのか!?

羽柴弁護士の愛はいろいろと重すぎるので返品したい。

泉野あおい
恋愛
人の気持ちに重い軽いがあるなんて変だと思ってた。 でも今、確かに思ってる。 ―――この愛は、重い。 ------------------------------------------ 羽柴健人(30) 羽柴法律事務所所長 鳳凰グループ法律顧問 座右の銘『危ない橋ほど渡りたい。』 好き:柊みゆ 嫌い:褒められること × 柊 みゆ(28) 弱小飲料メーカー→鳳凰グループ・ホウオウ総務部 座右の銘『石橋は叩いて渡りたい。』 好き:走ること 苦手:羽柴健人 ------------------------------------------

処理中です...