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①プロローグ
この作品はフィクションです。
本作には、猟奇的または残酷な描写、暴力、心理的苦痛を伴うシーンが含まれています。
これらの内容が不快に感じられる方や、精神的に敏感な方は、ご注意ください。
また、本作に登場する人物、団体、出来事はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
成人向けの内容となっていますので、未成年の方はご遠慮ください。
あの悪夢のような日々が始まってから、すでに一か月が過ぎていた。
私は桐生春香。二十歳。
ほんの少し前まで、何の変哲もないただの大学生だったはずだったのに…
朝早く、私はまさよしの住む汚れたアパートを訪れた。
私は敷地の入り口で立ち止まり、深呼吸した。
もう何回目になるのか、この行為にも慣れてきたつもりだった。
それでも、ここに来るたびに、私の心は重く沈んだ。
庭に無造作に生い茂った雑草や、放置された生ごみのにおいが私の気持ちを不快にさせていく。
意を決して階段を上るが、進むたびに軋む床板の音が緊張をさらに高めた。
階段を上り2階の一番奥の部屋が目的地であり、私にとっての地獄の入り口だった。
ドアの前で目をつぶり、覚悟を固める。
カビ臭い木製の扉を、震える指でノックした。
「おう、はいれ」
まさよしの声が中から聞こえ、私はドアを開けた。
私はため息をつき、静かに扉を開けて中へ入った。背後で鍵をかける音が、またひとつ逃げ道を塞いだ。
部屋の中はさらに陰鬱だった。薄暗い裸電球が天井からぶら下がり、不安定な光を投げかけている。
壁にはシミが広がり、所々剥がれた壁紙が垂れ下がっている。
床は傷だらけの畳で、何が入っているかわからないペットボトルやカップ麺の空き容器が散乱していた。
生ごみと脂ぎった汗の匂いやアンモニア臭、タバコのにおいが部屋を充満しており、本能的に息を止めた。
中央に座るまさよしは、シャツと下着だけのだらしない姿でどっしりと構えていた。
その部屋の主であるまさよしは、玄関で立ち尽くす春香を品定めするようになめまわしながら声をかけてきた。
「…なにを突っ立っている」
私はその声にびくりと肩を揺らし、無言のままゆっくりと服を脱ぎ始めた。
動きは機械のようで、感情の起伏などもう感じられなかった。
せめてもの抵抗として、脱いだ服を丁寧に畳み、バッグに収める。
やがて、下着まで脱ぎ終え、全裸になった私は、静かにまさよしの前へと進み、畳の上に膝をついた。
「おいっ」
まさよしはトロトロしている私を怒るように軽く怒鳴った。
私はその怒号に対し精一杯にらみながらも全てをあきらめ、覚悟を決め膝をつき、頭を床につけて土下座した。
「ご主人様、本日も春香を調教していただきありがとうございます。ご主人様の気の向くまま春香を使ってください。」
声は震え、小さく、ひどく惨めだった。
できる限り裸を隠すように小さく丸まったその背中を、まさよしは面白そうに見下ろし、足の裏で彼女の頭を踏みつけた。
「顔を上げるなよ。許しが出るまで、そのままでいろ」
「…はい」
まさよしの足の裏が頭を押さえつける感触に、嫌悪感を覚えた。
この男の命令には絶対に逆らえない。
歯を食いしばり、まさよしの許可を待った。
「なあ、頭に足置かせてもらっといて、礼の一つもねぇのか?」
理不尽だと思う。誰もそんな行為は望んでいない。ただ、命令を背くほうが恐ろしく、床に沈むような小さな声で、形だけの「ありがとうございます」を口にした。
「よし、顔を上げろ」
その声で、足がどいた。
私はそっと顔を上げると目の前にいる最低の男を、思わず睨みつけてしまった。
「おいおい、もうそろそろ慣れろ。こんなくらいもう序の口だろ。まあいい、いつもどおり体のチェックからするぞ。奴隷の体は俺のものだからな。きちんと手入れできているか確認しないとな。おい、いつものポーズだ」
「…ありがとうございます。ご確認、よろしくお願いいたします」
私は一度深呼吸し、笑顔をつくるように口元だけを動かした。
言葉を終えると同時に、例のポーズを取った。
頭の後ろで手を大きく組み、脚を開き、腰を少し落とす。
胸が突き出され、股間もさらされるこの体勢が、何よりも恥ずかしく、何よりも大嫌いだった。
しかし、この空間ではまさよしは絶対であり、機嫌を損ねると大変なことになる。なので、何があっても命令通りしなければならない。
「よし、全身の確認だ。…ほう、ようやく下の毛もいい感じにだいぶ濃くなってきたな。育毛剤、効いたんじゃないのか?」
「…はい、…ありがとうございます。」
なにも理解はできてはいないが、とりあえずお礼を述べる。
そんな私の周りをまわりながら、まさよしは体を上から下まで眺め回した。彼の目は鋭く、私は思わず身構えた。
「おい、背中に昨日の鞭の跡がまだ残ってるな。気に入らねえ」
まさよしは私の背中に鞭の跡を見つけ、楽しそうに指摘した。
「…申し訳ございません」
声が震えた。言いながら、心の奥でまだ小さな怒りが残っているのを感じていた。
「まあいいか、どうせ今日もいっぱい跡つけるもんな」
まさよしは手を高く上げ、私のおしりに振り下ろした。パァンと高い音と鋭い痛みが走り、思わず息を呑んだ。
「痛いか?もっと感じろ」
まさよしは叩いたお尻を撫でまわしながら挑発した。
ゾワゾワと、鳥肌が立つ。
私は痛みに耐えながら、まさよしの目を睨みつける。
「…感じてなんかいません」
まさよしは笑いながら、ぺちぺちと何度もお尻を叩いた。
「そうか?じゃあ、もっと強くてもいいな、打ってやる。姿勢崩すんじゃねえぞ」
そういってまさよしは転がっていたバラ鞭を手に持ち、何度も私のお尻を打った。何度も何度も打ちつけられるたび、肌が焼けるように痛んだ。
私は痛みに耐えながら、まさよしの命令に従った。お尻は真っ赤な跡が付きはじめ、汗がにじみだしていた。
声を出すとまさよしは喜ぶのでできるだけ歯を食いしばって耐えたが、最後は涙も声も我慢できずに漏れ出てしまった。
「よし、チェック終わりだ」
まさよしのその言葉で私はバランスを崩し膝から落ちてしまった。しかし、そのまま、土下座の姿勢を取りしっかりとお礼を述べた。できるだけ機械的に、感情をこめないように口上を述べた。
「ご主人様、チェックしていただき、ありがとうございます。本日もよろしくお願いします」
そんな私の頭をまた踏みつけながらまさよしは猫なで声で質問してくる。
「さて、春香。今日は何がしたい?何をしてもらいたい?」
当然何もしたくない。
私はただじっと黙っていた。
そんな私の頭をぐりぐりしながら、まさよしはニヤリと笑った。
「そうか、言わないってことは任せるってことだな。嬉しいなあ」
彼はそう言いながら、下着を脱ぎ、自分の陰部を私に向けて突き出した。
「昨日から洗ってなくてちょっと痒いんだよな。ほら、きれいにしてくれよ」
彼の言葉は私の耳に鋭く刺さった。卑猥で、下品で、容赦がない。私は彼の前で土下座をしたまま、全身が嫌悪で泡立つような感覚に包まれていた。
「…はい、ご主人様」
それでも答えるしかなかった。
顔を上げた鼻先に、腐った魚のような、生臭く重い臭気が襲いかかる。
吐き気をこらえながら、私は命令に従い舌を伸ばす。
『こんなもの、舐めたくない』何度も何度も心の中でそう叫びながら、まさよしの命令に従った。舌を出し、彼の陰茎に触れる。ねっとりとした感触と、さらに強烈な臭いが鼻に突き刺さった。すぐにでも顔を背けたかった。でも、背けることは許されていない。
「おいおい、もっと丁寧にやれよ。ご主人様の愛しいものだぞ。きれいになるまでするんだよ。」
吐き気を我慢しながらゆがんだような顔でゆっくりと舐めていたが、どうやらそれが気に入らなかったらしい。
次の瞬間、頭を乱暴につかまれ、口の奥へと無理やり押し込まれた。
「そうそう、掃除なんだからこれぐらいガンガンしないとな」
そういいながら私の髪をつかんで乱暴に喉の奥を突いていく。
髪を掴んだ手に力がこもり、私は抵抗もできずに喉奥を突かれ続けた。
匂いと苦しさで涙になりながら必死に耐えていたところ、悪魔のような耳を疑う言葉が聞こえてきた。
「そういや寝起きの小便まだだったな。ちょうどいいや」
私は一瞬、何を言われているのか理解できなかった。
でも次の瞬間、ぬるくて濃い液体が喉の奥に流れ込んできた。
「んぐっ…!」
咄嗟に体が拒絶反応を起こす。
でも、髪を掴まれたままでは身動きが取れない。吐き出そうにも口を開ける余裕もなく、尿はどんどんあふれていき、口の端から、鼻の穴から、容赦なくこぼれていった。
生臭く、苦く、温かく、そしてどうしようもなく汚い液体が、私の中を犯していく。
「ほらほら、ちゃんと飲まないとダメだろ?奴隷なら、それくらいできるようにならないと」
頭上から響くその声に、私はむせ返りながら、ただぐちゃぐちゃになった顔を伏せることしかできなかった。涙も鼻水も、口からあふれた液体も、ぐちゃぐちゃに混ざり合って、もう何が何だかわからなかった。
「…こぼしたな。罰は受けてもらわないとな」
まさよしは満足そうに鼻を鳴らしながら、床に転がっていた騎乗鞭をゆっくりと手に取った。
私は彼を睨みつけた。
心の中で憎悪を沸騰させ、耐えきってみせると強く思った。
私は、まだ折れていない。どんなに辱められても、どんなに穢されても、私は私自身を明け渡してはいない。
そんな私をあざ笑うかのように、今日もまた地獄の一日が、始まろうとしていた。
私が壊されるための一日が…。
本作には、猟奇的または残酷な描写、暴力、心理的苦痛を伴うシーンが含まれています。
これらの内容が不快に感じられる方や、精神的に敏感な方は、ご注意ください。
また、本作に登場する人物、団体、出来事はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
成人向けの内容となっていますので、未成年の方はご遠慮ください。
あの悪夢のような日々が始まってから、すでに一か月が過ぎていた。
私は桐生春香。二十歳。
ほんの少し前まで、何の変哲もないただの大学生だったはずだったのに…
朝早く、私はまさよしの住む汚れたアパートを訪れた。
私は敷地の入り口で立ち止まり、深呼吸した。
もう何回目になるのか、この行為にも慣れてきたつもりだった。
それでも、ここに来るたびに、私の心は重く沈んだ。
庭に無造作に生い茂った雑草や、放置された生ごみのにおいが私の気持ちを不快にさせていく。
意を決して階段を上るが、進むたびに軋む床板の音が緊張をさらに高めた。
階段を上り2階の一番奥の部屋が目的地であり、私にとっての地獄の入り口だった。
ドアの前で目をつぶり、覚悟を固める。
カビ臭い木製の扉を、震える指でノックした。
「おう、はいれ」
まさよしの声が中から聞こえ、私はドアを開けた。
私はため息をつき、静かに扉を開けて中へ入った。背後で鍵をかける音が、またひとつ逃げ道を塞いだ。
部屋の中はさらに陰鬱だった。薄暗い裸電球が天井からぶら下がり、不安定な光を投げかけている。
壁にはシミが広がり、所々剥がれた壁紙が垂れ下がっている。
床は傷だらけの畳で、何が入っているかわからないペットボトルやカップ麺の空き容器が散乱していた。
生ごみと脂ぎった汗の匂いやアンモニア臭、タバコのにおいが部屋を充満しており、本能的に息を止めた。
中央に座るまさよしは、シャツと下着だけのだらしない姿でどっしりと構えていた。
その部屋の主であるまさよしは、玄関で立ち尽くす春香を品定めするようになめまわしながら声をかけてきた。
「…なにを突っ立っている」
私はその声にびくりと肩を揺らし、無言のままゆっくりと服を脱ぎ始めた。
動きは機械のようで、感情の起伏などもう感じられなかった。
せめてもの抵抗として、脱いだ服を丁寧に畳み、バッグに収める。
やがて、下着まで脱ぎ終え、全裸になった私は、静かにまさよしの前へと進み、畳の上に膝をついた。
「おいっ」
まさよしはトロトロしている私を怒るように軽く怒鳴った。
私はその怒号に対し精一杯にらみながらも全てをあきらめ、覚悟を決め膝をつき、頭を床につけて土下座した。
「ご主人様、本日も春香を調教していただきありがとうございます。ご主人様の気の向くまま春香を使ってください。」
声は震え、小さく、ひどく惨めだった。
できる限り裸を隠すように小さく丸まったその背中を、まさよしは面白そうに見下ろし、足の裏で彼女の頭を踏みつけた。
「顔を上げるなよ。許しが出るまで、そのままでいろ」
「…はい」
まさよしの足の裏が頭を押さえつける感触に、嫌悪感を覚えた。
この男の命令には絶対に逆らえない。
歯を食いしばり、まさよしの許可を待った。
「なあ、頭に足置かせてもらっといて、礼の一つもねぇのか?」
理不尽だと思う。誰もそんな行為は望んでいない。ただ、命令を背くほうが恐ろしく、床に沈むような小さな声で、形だけの「ありがとうございます」を口にした。
「よし、顔を上げろ」
その声で、足がどいた。
私はそっと顔を上げると目の前にいる最低の男を、思わず睨みつけてしまった。
「おいおい、もうそろそろ慣れろ。こんなくらいもう序の口だろ。まあいい、いつもどおり体のチェックからするぞ。奴隷の体は俺のものだからな。きちんと手入れできているか確認しないとな。おい、いつものポーズだ」
「…ありがとうございます。ご確認、よろしくお願いいたします」
私は一度深呼吸し、笑顔をつくるように口元だけを動かした。
言葉を終えると同時に、例のポーズを取った。
頭の後ろで手を大きく組み、脚を開き、腰を少し落とす。
胸が突き出され、股間もさらされるこの体勢が、何よりも恥ずかしく、何よりも大嫌いだった。
しかし、この空間ではまさよしは絶対であり、機嫌を損ねると大変なことになる。なので、何があっても命令通りしなければならない。
「よし、全身の確認だ。…ほう、ようやく下の毛もいい感じにだいぶ濃くなってきたな。育毛剤、効いたんじゃないのか?」
「…はい、…ありがとうございます。」
なにも理解はできてはいないが、とりあえずお礼を述べる。
そんな私の周りをまわりながら、まさよしは体を上から下まで眺め回した。彼の目は鋭く、私は思わず身構えた。
「おい、背中に昨日の鞭の跡がまだ残ってるな。気に入らねえ」
まさよしは私の背中に鞭の跡を見つけ、楽しそうに指摘した。
「…申し訳ございません」
声が震えた。言いながら、心の奥でまだ小さな怒りが残っているのを感じていた。
「まあいいか、どうせ今日もいっぱい跡つけるもんな」
まさよしは手を高く上げ、私のおしりに振り下ろした。パァンと高い音と鋭い痛みが走り、思わず息を呑んだ。
「痛いか?もっと感じろ」
まさよしは叩いたお尻を撫でまわしながら挑発した。
ゾワゾワと、鳥肌が立つ。
私は痛みに耐えながら、まさよしの目を睨みつける。
「…感じてなんかいません」
まさよしは笑いながら、ぺちぺちと何度もお尻を叩いた。
「そうか?じゃあ、もっと強くてもいいな、打ってやる。姿勢崩すんじゃねえぞ」
そういってまさよしは転がっていたバラ鞭を手に持ち、何度も私のお尻を打った。何度も何度も打ちつけられるたび、肌が焼けるように痛んだ。
私は痛みに耐えながら、まさよしの命令に従った。お尻は真っ赤な跡が付きはじめ、汗がにじみだしていた。
声を出すとまさよしは喜ぶのでできるだけ歯を食いしばって耐えたが、最後は涙も声も我慢できずに漏れ出てしまった。
「よし、チェック終わりだ」
まさよしのその言葉で私はバランスを崩し膝から落ちてしまった。しかし、そのまま、土下座の姿勢を取りしっかりとお礼を述べた。できるだけ機械的に、感情をこめないように口上を述べた。
「ご主人様、チェックしていただき、ありがとうございます。本日もよろしくお願いします」
そんな私の頭をまた踏みつけながらまさよしは猫なで声で質問してくる。
「さて、春香。今日は何がしたい?何をしてもらいたい?」
当然何もしたくない。
私はただじっと黙っていた。
そんな私の頭をぐりぐりしながら、まさよしはニヤリと笑った。
「そうか、言わないってことは任せるってことだな。嬉しいなあ」
彼はそう言いながら、下着を脱ぎ、自分の陰部を私に向けて突き出した。
「昨日から洗ってなくてちょっと痒いんだよな。ほら、きれいにしてくれよ」
彼の言葉は私の耳に鋭く刺さった。卑猥で、下品で、容赦がない。私は彼の前で土下座をしたまま、全身が嫌悪で泡立つような感覚に包まれていた。
「…はい、ご主人様」
それでも答えるしかなかった。
顔を上げた鼻先に、腐った魚のような、生臭く重い臭気が襲いかかる。
吐き気をこらえながら、私は命令に従い舌を伸ばす。
『こんなもの、舐めたくない』何度も何度も心の中でそう叫びながら、まさよしの命令に従った。舌を出し、彼の陰茎に触れる。ねっとりとした感触と、さらに強烈な臭いが鼻に突き刺さった。すぐにでも顔を背けたかった。でも、背けることは許されていない。
「おいおい、もっと丁寧にやれよ。ご主人様の愛しいものだぞ。きれいになるまでするんだよ。」
吐き気を我慢しながらゆがんだような顔でゆっくりと舐めていたが、どうやらそれが気に入らなかったらしい。
次の瞬間、頭を乱暴につかまれ、口の奥へと無理やり押し込まれた。
「そうそう、掃除なんだからこれぐらいガンガンしないとな」
そういいながら私の髪をつかんで乱暴に喉の奥を突いていく。
髪を掴んだ手に力がこもり、私は抵抗もできずに喉奥を突かれ続けた。
匂いと苦しさで涙になりながら必死に耐えていたところ、悪魔のような耳を疑う言葉が聞こえてきた。
「そういや寝起きの小便まだだったな。ちょうどいいや」
私は一瞬、何を言われているのか理解できなかった。
でも次の瞬間、ぬるくて濃い液体が喉の奥に流れ込んできた。
「んぐっ…!」
咄嗟に体が拒絶反応を起こす。
でも、髪を掴まれたままでは身動きが取れない。吐き出そうにも口を開ける余裕もなく、尿はどんどんあふれていき、口の端から、鼻の穴から、容赦なくこぼれていった。
生臭く、苦く、温かく、そしてどうしようもなく汚い液体が、私の中を犯していく。
「ほらほら、ちゃんと飲まないとダメだろ?奴隷なら、それくらいできるようにならないと」
頭上から響くその声に、私はむせ返りながら、ただぐちゃぐちゃになった顔を伏せることしかできなかった。涙も鼻水も、口からあふれた液体も、ぐちゃぐちゃに混ざり合って、もう何が何だかわからなかった。
「…こぼしたな。罰は受けてもらわないとな」
まさよしは満足そうに鼻を鳴らしながら、床に転がっていた騎乗鞭をゆっくりと手に取った。
私は彼を睨みつけた。
心の中で憎悪を沸騰させ、耐えきってみせると強く思った。
私は、まだ折れていない。どんなに辱められても、どんなに穢されても、私は私自身を明け渡してはいない。
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