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「友情と恋愛の境」事件1
聞き込み調査【大賀 聡編】
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事件だ。君も一緒に解いて欲しい。
殺害されたのは、朝見雪乃さん、二十歳の女性だ。
休日に自宅で倒れているのを彼氏が見つけた。
死因だが、目立った外傷はない。
ただ、右手には饅頭を持っていた。
調査の結果、毒が混入していた。
「死因は毒死か…」
ティナは黒いペンを額に当て、考えていた。
だが、中々捜査や聞き込みをしようとしない。
ただひたすら、ボードを見つめていた。
「ティナ!彼氏に様子や饅頭の事を聞くぞ!」
「分かってます…」
相良はティナを連れ、朝見さんの彼氏の元へ向かった
相良の運転は極めて危険だ。公道を高速で走る。
事務所の者が相良の運転をジェットコースターと例えるほどだ。
【被害者の彼氏さんの家にて】
相良はインターホンを鳴らす
しばらくして、若い男性が出てきた。
「はい、どちら様ですか」
(見た目の割には低い声だな)
ティナはそう思ったが、そこは関係ない。
「私、藤島探偵事務所の相良と申します」
「私は…宇佐見ティナと申します…」
「事件の件でお伺いしました」
そう言うと若い男性は快く受け入れてくれた。
「そうですか、寒いのにご苦労様です。私は大賀 聡です。まぁ立ち話もあれなんで、中へどうぞ」
こうしてティナ達は朝見さんの彼氏と話をする事ができ、リビングらしき部屋に案内された。
ごく普通の一軒家だった。机だけデカかったけど。
「良いお宅ですね」
相良は席に着くと口を開いた
「えぇ…雪乃と住む予定の家だったんです、でも、雪乃があんな目になってしまって。僕には勿体ないですよね…」
少しだけ沈黙が続いた。
愛する人を無くすって事がどれほど悔しいことか。
母を亡くした相良はそれがよく分かっていた。
そしてティナが聞き込みに入った。
「大賀さんは第一発見者なんですよね…当時の状況を教えてください…」
「はい。私は仕事から帰ってきました。それが19時くらいだったと思います。会社から帰宅しようと車に乗った時、雪乃から『友達から饅頭貰った~』とLINEがありました。」
「LINEが送られてきた時間は大体どのぐらいですか?」
「えっと…これですね…」
大賀はLINE画面を相良とティナに見せた
『18:15』
つまり18時15分にLINEがあったとゆうことになる。
朝見さんは18時15分から19時の間に亡くなった。
ここでティナは疑問を口にした。
「何故、大賀さんは自分の家でなく、朝見さんの家に向かったんですか?」
「雪乃と夜に映画を見る約束だったんです。」
「なるほど…」
「朝見さんを発見するまでの流れを教えてください」
「はい、私は雪乃の家の合鍵を使って入りました。不思議な事に物音も何もしなかったです。迎えにもしてくれませんでした。いつもは玄関まで来てくれるのですが…そしてリビングに着いたら倒れていたんです。右手には饅頭を持ってました。」
「家の中におかしな点はありましたか?」
「いえ、そんなおかしな所は無かったかと」
「なるほど…」
(争った形跡も無いのか…ホントに毒死なのか…)
「その饅頭は食べられてましたか?」
「はい、一口かじった跡がありました」
そう質問しているうちに、時間が限られてきていた
あまり長時間も質問している訳にはいかない。
そう思ったティナはここで一旦、最後の質問をした。
「朝見さんと何かトラブルを起こしてる人はいませんでしたか?また、饅頭を朝見さんに渡した友達を教えてください。」
「トラブルかぁ…大学の先生を嫌ってましたね。よく先生の悪口を聞き役で聞いてました。饅頭を渡したのは、同じ大学の友達で、同級生の澤田春海さんですね。雪乃と春海さんはずっと一緒にいるんですよね」
「澤田春海さん、同級生の方なんですね?」
「はい、大学に行けば会えると思います…」
「分かりました…この度はありがとうございます
また、お伺いさせて頂く場合はよろしくお願いします」
そうしてティナと相良は大賀さんの家を出た
「ティナ…どうだった。何か掴めたか?」
「うーん、何か引っかかるんですよね…」
「引っかかる?」
「はい…仮に朝見さんが毒で苦しんだとしましょう。苦しい状況で、必死に踠き苦しむ状況で、右手に饅頭持ってられるでしょうか。」
殺害されたのは、朝見雪乃さん、二十歳の女性だ。
休日に自宅で倒れているのを彼氏が見つけた。
死因だが、目立った外傷はない。
ただ、右手には饅頭を持っていた。
調査の結果、毒が混入していた。
「死因は毒死か…」
ティナは黒いペンを額に当て、考えていた。
だが、中々捜査や聞き込みをしようとしない。
ただひたすら、ボードを見つめていた。
「ティナ!彼氏に様子や饅頭の事を聞くぞ!」
「分かってます…」
相良はティナを連れ、朝見さんの彼氏の元へ向かった
相良の運転は極めて危険だ。公道を高速で走る。
事務所の者が相良の運転をジェットコースターと例えるほどだ。
【被害者の彼氏さんの家にて】
相良はインターホンを鳴らす
しばらくして、若い男性が出てきた。
「はい、どちら様ですか」
(見た目の割には低い声だな)
ティナはそう思ったが、そこは関係ない。
「私、藤島探偵事務所の相良と申します」
「私は…宇佐見ティナと申します…」
「事件の件でお伺いしました」
そう言うと若い男性は快く受け入れてくれた。
「そうですか、寒いのにご苦労様です。私は大賀 聡です。まぁ立ち話もあれなんで、中へどうぞ」
こうしてティナ達は朝見さんの彼氏と話をする事ができ、リビングらしき部屋に案内された。
ごく普通の一軒家だった。机だけデカかったけど。
「良いお宅ですね」
相良は席に着くと口を開いた
「えぇ…雪乃と住む予定の家だったんです、でも、雪乃があんな目になってしまって。僕には勿体ないですよね…」
少しだけ沈黙が続いた。
愛する人を無くすって事がどれほど悔しいことか。
母を亡くした相良はそれがよく分かっていた。
そしてティナが聞き込みに入った。
「大賀さんは第一発見者なんですよね…当時の状況を教えてください…」
「はい。私は仕事から帰ってきました。それが19時くらいだったと思います。会社から帰宅しようと車に乗った時、雪乃から『友達から饅頭貰った~』とLINEがありました。」
「LINEが送られてきた時間は大体どのぐらいですか?」
「えっと…これですね…」
大賀はLINE画面を相良とティナに見せた
『18:15』
つまり18時15分にLINEがあったとゆうことになる。
朝見さんは18時15分から19時の間に亡くなった。
ここでティナは疑問を口にした。
「何故、大賀さんは自分の家でなく、朝見さんの家に向かったんですか?」
「雪乃と夜に映画を見る約束だったんです。」
「なるほど…」
「朝見さんを発見するまでの流れを教えてください」
「はい、私は雪乃の家の合鍵を使って入りました。不思議な事に物音も何もしなかったです。迎えにもしてくれませんでした。いつもは玄関まで来てくれるのですが…そしてリビングに着いたら倒れていたんです。右手には饅頭を持ってました。」
「家の中におかしな点はありましたか?」
「いえ、そんなおかしな所は無かったかと」
「なるほど…」
(争った形跡も無いのか…ホントに毒死なのか…)
「その饅頭は食べられてましたか?」
「はい、一口かじった跡がありました」
そう質問しているうちに、時間が限られてきていた
あまり長時間も質問している訳にはいかない。
そう思ったティナはここで一旦、最後の質問をした。
「朝見さんと何かトラブルを起こしてる人はいませんでしたか?また、饅頭を朝見さんに渡した友達を教えてください。」
「トラブルかぁ…大学の先生を嫌ってましたね。よく先生の悪口を聞き役で聞いてました。饅頭を渡したのは、同じ大学の友達で、同級生の澤田春海さんですね。雪乃と春海さんはずっと一緒にいるんですよね」
「澤田春海さん、同級生の方なんですね?」
「はい、大学に行けば会えると思います…」
「分かりました…この度はありがとうございます
また、お伺いさせて頂く場合はよろしくお願いします」
そうしてティナと相良は大賀さんの家を出た
「ティナ…どうだった。何か掴めたか?」
「うーん、何か引っかかるんですよね…」
「引っかかる?」
「はい…仮に朝見さんが毒で苦しんだとしましょう。苦しい状況で、必死に踠き苦しむ状況で、右手に饅頭持ってられるでしょうか。」
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