リーマンショックで社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ

のらねこま(駒田 朗)

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第ニ期 41話~80話

第六十四話 海賊の女ダーラ

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 俺たちの船はダルモラの港に入港した。今は午後である。日は傾きつつあったが、むしろ斜陽が顔に照りつけて暑さはピークだった。さすがは南国の島だ。

 港には喫水の深い貿易用の大型船や、軍艦と思しき船など多くの船が横付けされ、甲板では水夫が忙しそうに働いている。俺たちは船を降りると道案内の男に先導されて、ヤシの木が並んだ城へと続く大通りを歩いた。大通りの両側には露天が並び、商人たちの威勢のよい掛け声が聞こえてくる。

 カザルは行き交う女性の姿をきょろきょろしながら眺めている。若い女性の多くは南国らしい鮮やかな色の丈の短いシャツに、両サイドにスリットの開いたゆったりしたスカートを履いている。

「すげえですぜ、さすがは南国、みんなへそ出しスタイルときた。おまけに肌の色が健康的な小麦色ときたもんだ。たまんねえですぜ」

 キャサリンは、あきれたように言った。

「ちょっと、カザルったら、そんなにジロジロ見回して歩いたら、チカンか何かと間違われるわよ。まったく。わたくしまで同類と思われるのはいやですわ」

「へいへい、わかりやした。あーあ、ここにはいい女がいっぱいいるから、キャサリンお嬢様は、ご機嫌ななめだぜ」

「まあ、何言ってんのよ。わたくしの魅力に敵う女なんか、この島にはいませんわ」

 ダルモラ国の城は大きな木造の建物だった。大きいけれど作りは質素で、丸太を組んで作られているため隙間だらけである。とはいえ熱帯の暑さを考えると、むしろ隙間が多くて風通しの良い方が機能的で優れている。その丸太の壁はところどころツタに覆われていて年季を感じさせる。屋根は椰子の葉で葺(ふ)かれているようだ。

 城の扉の前には、松明を焚くための黒い鉄製の台が置かれている。扉の周囲には、いかにも海賊といった風情の目付きのあまり良くない連中が、腰に蛮刀(ばんとう)を下げて歩き回っている。一国の軍隊という感じではない。俺たちを先導していた道案内の男が目配せすると、近くの男がゆっくりと扉を開けた。

 扉の奥はすぐ広間になっていた。広間にはテーブルが何台も並べられていて、たくさんの料理が用意されていた。使用人たちが忙しく準備をしている。どうやら歓迎会をしてくれるようだ。案内役の男が指示した方に目を向けると、三段ほど高い位置に置かれた椅子に腰掛けた男が立ち上がり、手を上げた。ダルモラ国の頭領、グラークのようだ。俺は軽くお辞儀をしてからグラークの席に歩み寄ると、改めて丁寧に頭を下げた。

「はじめまして、私がアルカナ国の国王、アルフレッドでございます。この度は我々の訪問をご快諾いただき、まことにありがとうございました」

「ようこそおいでくださいました。私がダルモラ国の頭領、グラークです。固いことは後回しにして、まずは共に食事をしましょう。酒を酌み交わして互いに打ち解けることが、友好関係の近道ですぞ、さあ」

 俺たちは使用人たちの案内で席に着き、グラークの音頭で乾杯した。グラークの隣には一人の若い女が座っていた。日焼けした肌、黒い瞳、黒いショートヘア。丈の短いシャツにショートパンツというスタイルだ。グラークはその若い女を我々に紹介した。

「こちらは、副頭領のダーラだ。よろしく頼みます」

「ダーラ様、よろしくおねがいします。私はアルフレッドです」

 ダーラは愛想笑いをすることなく、俺を鋭い目で見つめる。しばらく俺の顔を見ると、プイと視線を反らせてしまった。かなり無愛想な印象である。俺の顔がそんなに気に入らなかったのだろうか。ダーラは黙々と食事を食べると、やがて席を立ってどこかへ行ってしまった。俺は苦笑いをしながらグラークに言った。

「いやあ、なんだかダーラ様には嫌われているようですね。私の顔が好みじゃなかったのかな、あははは」

「どうかお気を悪くなさらないでいただきたい。別にアルフレッド殿を嫌っているわけではないのです。ダーラは、よそ者すべてが嫌いなんです。というのも、彼女の父親である先代の頭領の乗船していた船がよその国の船と戦って沈められ、その時に彼女の父も死んでしまったのです。副頭領であった私が後を引き継いで頭領となり、彼女の面倒も見てきたのですが、あれ以来、私にすら心を開いてくれないのです」

「そうでしたか・・・それはお気の毒に」

「ところで、そちらのお美しい女性は、アルフレッド殿の奥様ですか?」

「まあ、奥様だなんて、とんでもないですわ。妹のキャサリンでごさいますわ」

「それは失礼いたしました。いや、さすがに大陸の王族のお嬢様はお美しいですな。この島の女性とは比較になりません」

 キャサリンはすっかり上機嫌になった。

「まああ、お上手ですこと。確かにそれほどのことはありますわ、おほほほ」

「おや、そちらの方は北方の山岳地帯に住むというドワーフ族の方ですね。どうです、南の島はお気に召しましたでしょうか」 

「いやあ、すごく気に入りやしたぜ。特に女性・・・じゃなかった、ええと、そういやあ、ここに来る途中、船で釣りをしてたら、人面魚を釣り上げましたぜ。人面魚が釣れるなんて、さすが南国ですな。このあたりでは人面魚がよく釣れるんでやすか」

「人面魚ですか」

「そうです、人面魚です。オッサンの顔をしてましたぜ、わはははは」

「それは不吉ですね。このあたりでも人面魚を釣ることは滅多にないんです。それに、この島には『オッサンの人面魚と会話したら、異性にモテなくなる』という言い伝えがあるんです。だから釣り上げても絶対に口を利かず、すぐに海に捨てるんです」

「げげ、まじかよ、思いっきり会話しちまった。女にモテなくなったら大変だぜ」

 それを聞いてサフィーが言った。

「あっはっは、だいじょうぶじゃ、カザル。今でもまったく女にモテないんじゃから、それ以上モテなくなることはないじゃろう」

「うるせえ、余計なお世話だぜ」

 グラークが苦笑いしながら言った。

「まあ、単なる噂ですので、あまりお気になさらずに」

 会場は笑いに包まれた。雰囲気も和んできたところで、俺は頭領のグラークに切り出した。

「ところでグラーク様。我が国の使者からすでにお伝えしておりますように、近年、ジャビ帝国による大陸各地への侵略が激しくなってきております。現在、ジャビ帝国が多数の大型ガレー船を建造しているとの情報があり、海路による侵略を企てていると思われます。そこで海軍力に劣るアルカナ国としては、ダルモラ国の軍事的な支援をお願いしたいと考えております」

「その件は伺っております。その見返りとして我々との貿易関係の樹立、穀物の優遇取引、大陸との交易の橋渡しなどをいただけるとのこと。ご安心ください、我々としてはアルカナ国に協力するつもりでおります。増長するジャビ帝国を放置すれば、いずれ我が島にも押し寄せてくるでしょうからな」

「ありがとうございます」

「ただし協力関係を結ぶために、一つだけ条件があります。我々は海上での戦いを得意とする少数精鋭の艦隊をもっていますが、さすがに強大なジャビ帝国の艦隊を相手にするには戦力不足です。その戦力を補うための『魔法の武器』が欲しいのです」

「魔法の武器・・・そんなものがあるのですか」

「面白いことをお教えしましょう。我が国は多くの島々からなる諸島ですが、島々には古代の遺跡も多数存在しております。その遺跡の一つに『炎を吹き出す杖』があるという言い伝えがあります。火炎魔法の杖です。それを探してきて欲しいのです」

「炎を吹き出す杖、といえば古代エルフの魔導具でしょうか・・・」

「古代エルフのことは存じませんが、それがあればジャビ帝国の巨大なガレー船を遠くから焼き払うことができると思うのです。そうすればジャビ帝国の艦隊を追い払うことができるでしょう。どうですか、取ってきていただけませんか」

「承知しました。まさにジャビ帝国と戦うには必要不可欠な武器です。必ずや探し出して持ってまいりましょう」

「おお、それはありがたい。その伝説の杖はこの島の西側の遺跡にあると言われています。その場所まで副頭領のダーラに案内させましょう」

 俺はホッとした。首尾よくダルモラ国の協力を取り付けることに成功したからだ。それにしても拍子抜けするほどあっさり承諾してくれたな。あとは火炎魔法の杖を手に入れるだけだ。俺たちはすでに遺跡の探検を経験しているので、今回もなんとかなるだろう。

 翌日、俺たちは西の遺跡に向けて出発した。数日分の食料やテントなどをラクダのような動物に乗せて、徒歩で熱帯のジャングルの中を進んでいく。道案内としてダーラと数名の海賊が同行した。相変わらずダーラの表情は固いままで、黙々と草木をかき分けながら先頭を進んでゆく。俺たちはその後に続いた。

 日が暮れてきたので、ジャングルの中でキャンプを張ることになった。平らな場所を見つけると下草を刈り、火を起こした。キャサリンがダーラに話しかけた。

「ダーラさんは、大陸に行ったことはあるの?」

「いや一度もない。この島でずっと暮らしてきたんだ。勝手によそに行くことはできない」

「そうなの。島から出たいと思ったことはないの?」

「ない・・・いや、近頃はそうでもないか。なんか今の生活が嫌になってきたかも知れないな。昔はそうじゃなかったんだけど・・・。いや、なんでもない」

 カザルが横から口を挟んだ。

「本当に嫌なら、我慢しないで逃げるってのも方法ですぜ。あっしなんか自慢じゃないですがね、死んでも返せないくらいの借金を作って、生活が嫌になって故郷から逃げてきたんです。それでアルフレッド様に拾われて・・・」

「そりゃ、カザルがだらしないからでしょ。おまけに変態だし」

「いや、なんでもないんだ、放っておいてくれ」

 ダーラはそう言って立ち上がると、ゆっくりと森の方へ歩いていった。しかし慌てた様子ですぐにもどってきた。ダーラは息を殺しながら小声で言った。

「大変だ、周囲をマッドエイプに囲まれてる」

俺はダーラのただならぬ様子に驚いて聞き返した。

「その、マッドエイプというのは何だ?」

「サルに似た凶暴な動物だ。木の上を素早く動き回り、鋭い牙で攻撃してくる危険な奴だ。テリトリーに踏み込んだ人間を集団で襲ってくる。しかし連中はもっと山の上の方に住んでいるはずなのに、なぜこんな低地に居るのだろう。山を降りてきたのか」

 一行は俺を中心にして円陣を組んだ。夜のジャングルは非常に暗い。俺は灯火魔法を唱えると周囲の明るさを確保した。ルミアナは近くの大木の上に登ると、真っ暗な森の中に潜むマッドエイプの様子をうかがう。ルミアナは<夜目(ナイト・ビジョン)>の魔法を使うことで、暗闇でも先を通すことができる。

 ガサガサと葉擦れの音が接近してくる。やがて鋭く高い叫び声が響くと、周囲のジャングルから鋭い牙をむき出したマッドエイプの群れが飛び出し、唸り声を上げながら俺たちに一斉に襲いかかってきた。

「<魔法障壁(マジック・バリア)>!」

 サフィーが素早く魔法障壁のドームを展開すると、突っ込んできたサルたちは次々に半透明の障壁に激突し、頭を強く打って地面に倒れた。マッドエイプ達は何が起きたのかわからず怯んでいる。その隙にレイラとカザルが飛び出し、マッドエイプを攻撃する。

 カザルは、ハンマーでマッドエイプを殴り飛ばしながら叫んだ。

「うおお、またサルかよ」

 レイラは、飛びかかってくるマッドエイプを盾で防ぎ、剣で切りつけながら言った。

「ああ、サルに恨みはないけどな、襲ってくるなら容赦はしない」

 ルミアナは、木の上から密かに接近してくる数匹のマッドエイプを発見した。姿を隠したルミアナの存在に気付いていない。ルミアナはマッドエイプの狙撃を開始した。一匹、また一匹と、ルミアナの矢に貫かれたサルが木から転げ落ちる。何が起きているかわからないマッドエイプは混乱し、意味もなく叫んだり、枝を揺すったりしている。

 ダーラは、口を半分開いたまま、眼の前で次々に倒されるマッドエイプの姿を呆然と眺めている。俺たちの戦いの手際の良さに圧倒されているようだ。

 ニ十匹ほどのマッドエイプの死骸が地面の上に転がると、ジャングルの中に低い声が連続して響いた。それを合図にマッドエイプの群れは攻撃をやめ、どこかへと逃げていった。

 キャンプは安堵の空気に包まれた。ダーラも仲間の海賊も、狐につままれたような表情で突っ立っている。やがて正気を取り戻したダーラが俺のそばに来て言った。

「あんたら、とんでもなく強いんだな。誰一人、傷ひとつ負わずにマッドエイプの群れを撃退しちまった・・・」

 カザルがどや顔で言った。

「へへ、今回はあっしらの活躍のお陰で、旦那の出番はなかったですな」

「そうだな、みんなどんどん腕を上げてきているから、頼もしい限りだよ」

 次の日の昼過ぎ、俺たちは目的の遺跡にたどり着いた。

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