銀色の噛み痕

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2章

ひとつのベッドで

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 リゼルは僕の肩を噛む時、本当に嬉しそうな顔をする。そして、舐める。
 リゼルにとってこれは甘噛みのようなもので、僕からの信頼を形として確認できる幸せな行為らしい。

 本来はツガイにするマーキングだと聞かされたけど、僕らの間にそういう感情は一切ない。
 あの唐突な発情も、お腹を噛まれなければ大丈夫だということがわかった。

 とはいえ噛まれるのが肩でも、あの時のことを思い出し、なんだか少しおかしな気分になってしまうのは否めなくて……。

「リゼルも大きくなってきたし、そろそろベッドをわけて別々に寝ようか」

 僕はそう提案した。

「えっ、ヤダ」

 却下された。
 夏が近づき暑くもなる。いいタイミングだと思ったのに。

「シアンは、オレと寝るの……イヤになった?」

 そんな泣きそうな顔をするの、狡い。
 嫌になんてなるわけない。むしろ寂しくなって先に音を上げるのは僕のほう。言わなきゃよかったって後悔して枕を濡らす。簡単に想像がつく。
 リゼルはごねておきながら、きっとすぐ平気な顔で、一人寝ができるようになるんだろう。大人になるって、そういうことだ。僕は大人になってから与えられたから、もうダメだ。

「嫌とかではなくて。ほら、あのベッドじゃ狭いだろ。最近暑くなってもきたし」
「ヤダ……」

 ギュッと抱きつかれた。また少し背が高くなったリゼルの髪が、胸元をくすぐる。

「シアンと一緒がいい……」

 可愛すぎて変な声が出そうになってしまった。

「でも、この年齢まで父親と一緒に寝てるっていうのが、人間としてはおかしな話でね。狭くて寝返りも打てないんじゃ身体にも悪いし」

 それにリゼルがもう少し大きくなったら、色々と不都合も出てくる。本当に色々と。僕よりも、リゼルの側にだ。
 その時、彼は思うはず。あの時ベッドをわけておいて良かったって。
 うう……。想像だけで、寂しい。

「大きいベッド、買うんじゃダメか? オレ、もっともっと、イイコにするから! シアンのトナリで、シアンの体温感じて、匂い嗅ぎながら寝たいんだ!」

 ダメ、もう……これ、僕の負け……。
 僕だって同じ気持ち。狼の姿に戻ってる時はモフモフ気持ちいいし、お腹に顔を埋めてスーハーしたいし、人間のままだって変わらず可愛い。今ではすっぽりってわけにはいかないけど、腕の中で安心しきったように眠るリゼルも、たまらなく可愛い。
 でも好きって気持ちだけじゃ、どうにもならないこともあるんだ。君はまだそれを、わかってないだけなんだよ。

「い……言っておくけど、後悔するのは君の方だからね?」
「しない! 絶対にずっと、シアンと一緒がいい!」

 ずっとって本当、いくつまで寝てくれるつもりなのかな。
 僕の都合で切り出した話ということもあって、イヤダイヤダと可愛らしく駄々をこねるリゼルに勝てなかった。

 安心と不安が、半々。それでもやっぱり、どこかでホッとしている自分がいた。
 来週あたり、大きなベッド、買いに行こう……。




 そんなやりとりから数ヶ月。あまりの暑さにベッドをわけなかったことを後悔した夏が終わり、冬がきた。ここのところは、ひとつのベッドで抱き合って眠れることが嬉しくなるような冷え込みが続いている。
 そんな中、教え子たちが二人、冒険者になると言って村を出ていった。
 遅かれ早かれ子どもは巣立つものだとわかってはいるけれど、寂しくなる。

 あれだけ僕のお嫁さんになると息巻いていたミリアムも街にイイヒトができたとかで、来年はもう出ていくかもしれない。
 子どもの言葉を本気にしてたわけじゃないけど、やっぱり少し複雑なところはある。

 最近は狩りばかりで他の子たちとは一緒にいなかったリゼルも、どこかしんみりとしていた。

「そんなにいいものかな、冒険者って。オレならココにいたいけど、そう思うのはオレがニンゲンじゃないからかな?」

 夕飯時、リゼルがフォークを咥えながら不満そうに、そう呟く。

「それを言ったら、この村に残っているのはみんな人間じゃないことになるし、人によるとしか言えない。ラズもきっと、残ると思うよ」
「ラズが残ってくれるのは嬉しいな。一番仲がいいし。ラズは魚を釣るのが上手いんだ。逆にオレは、ああジッとしてるのは苦手でさ。いっそクマみたいにバシャーッてやりたい」
「ふふ。そうなんだ」

 リゼルが狩りに参加したいと言い出した時、早く親離れしたいからなんだとショックを受けていたけれど、どうやらそうではないらしいことが最近わかった。
 まったくの逆だった。リゼルはこの村でずっと暮らしたいから、早く役目が欲しかったんだそうだ。
 それを聞いた時の、僕の感動といったら……。

「まあ、オレは……この村も、好きだけど。シアンのが好きだから。シアンの傍にいられるなら、どこでもいいけど」
「僕もだよ。もし君に何かあれば、一緒に村を出るつもり」

 少なくとも君が子どものうちは。
 ずっと一緒にいたいと言ってくれるリゼルにも、いつかは巣立ちの時がくるんだろうし、その時は笑って送り出してあげたいと思ってる。
 ……きっと、泣いちゃうだろうけどね。

 お嫁さんになるだとか、ずっと一緒にいたいだとか、子どもの言うそれが永遠ではないことを、僕はちゃんとわかっている。

「なら、もしバレても安心だな!」
「そういう事態は避けたいから、魔物バレは絶対に気をつけること」
「万にヒトツって話だろ。今までちゃんと、大丈夫だったぞ」
「まあ……狼耳と尻尾さえ出てなければ、人間にしか見えないし……」

 僕はリゼルの前髪を指先でそっと持ち上げた。
 金色の瞳は人間を魅了するような輝きを放っているけれど、髪は黒でそう珍しい色じゃない。

 でも整ったその顔は、青年になれば数多の女性を虜にするだろう。
 僕はそれを親として誇らしく……。誇らしく……思わなきゃ、ならないんだけど。少し、モヤモヤしてしまう。
 お嫁さんに取られるような気分になるのが、寂しいからだろう、きっと。コイズなんてアミィに近づく男は一刀両断したいような気持ちになるって言ってたし。

「リュシー」
「えっ、何!?」

 呼ばれた名前に驚いて、髪の毛をパッと離す。
 僕がまだ小さい頃、両親だけが僕のことをそう呼んでいた。

「シアンも、綺麗で凄く好きな名前なんだけど、なんか、急にそう呼んでみたくなって。ダメだったか?」
「いや、ダメじゃないけど……。なんか、慣れないな。だって、そう……15年ぶり、とかだよ?」

 リゼルは視線をさまよわせ、少し考え込んだあと、僕のことをシアンと普通に呼んだ。リュシー呼びはしっくりこなかったらしい。

 ちょっと本当の家族っぽくていいなと思ったから、残念な気もするけど……。まあ、落ち着かないな。僕も今はシアンって呼ばれるほうが、しっくりくる。

 でもリゼル、僕の名前がリュシアンだって、よく覚えてたな。
 小さな頃に一度教えたっきりなのに。なんだか嬉しい。

「それにしても……今日は一段と冷えるね」
「オレがいて良かっただろ?」
「別にそれは寒い日じゃなくても、そう思ってるから」

 火の魔法を使えることの延長なのか、リゼルは体温調整がとても得意で、人のままでも湯たんぽみたいに暖かくなってくれる。人間でもできる人はいたけど、僕の体質以上に珍しかった。魔物だから故なのかもしれない。

 僕は使えないだけで、魔法には詳しい。仕事にできるくらい魔法学を勉強した。だからリゼルにはあらかじめ、人前で使ってはいけないものを教えてある。これはそのうちのひとつだ。
 人間でも使えるなら構わないのでは? と思うかもしれないけど、できるだけ目立つことは避けたかった。
 ……まあ、すでに……狩りのセンスがいいとか、8歳とは思えないとかで、村の中では目立ちまくりなんだけど……。褒めてもらえる範囲で済んでいるなら、まあ大丈夫だろう。
 奇異の目で見られたりはしないし、可愛がってもらってるし。

「シアン。今日は噛む日だ。覚えてる?」
「あれ、もう一ヶ月経つっけ。早いなあ……」

 襟元を引いて肩を見ると、歯型はほとんど消えかかっている。
 そこまで深く牙を立てられるわけでもないのに一ヶ月も痕が残っているのは、何度見ても不思議な感じがする。

「それで、その……。シアンに、お願いが、あって」
「ん?」

 何やらリゼルがモジモジしている。
 今まで美味しそうに噛んではいたけど、こんな様子を見せるのは初めてだ。
 されることがされることだし、リゼルにそんな態度を取られると僕まで恥ずかしくなってくる。
 ただでさえ……。肩を噛まれた瞬間、毎回あの時のことを思い出してしまうのに。

「お腹を、噛みたい」
「ダメ!!」

 間髪入れずに拒否してしまった。
 いや、でも、ダメだ。ダメすぎる。リゼルの前であんなことになるわけには! 断固として!!

「なんで?」
「なんでって……僕のほうが、なんでって訊きたいよ。別に肩でも問題ないのに、どうしてお腹がいいの?」

 僕は一度、リゼルにお腹はやめてほしいとお願いしている。
 リゼルもそれを了承したし、それだけで心底嬉しそうにしていたのに……。

「オレは……お腹のほうが、内臓が近くて、柔らかくて甘くて、美味しいから……」

 牙を立てるだけでも、一応味があるらしい。

「それで、シアンがダメな理由は?」
「その、具合が。お腹を噛まれると、具合が悪くなる」
「えっ!? ゴメン! 言ってくれればよかったのに!」
「肩なら平気だよ。いつも平気そうにしてるだろ?」
「……ウン」

 リゼルは目に見えて、しょんぼりしている。
 具合が悪くなったと聞いて罪悪感を覚えたのかもしれないし、お腹が噛めないことにガッカリしたのかもしれない。

 止まっていた食事を再開したけど、なんだか気まずい空気が流れていて、美味しく感じられなかった。リゼルも珍しく、肉を食べる時に僕を見なかった。




 気まずくても、同じベッドで寝ているので逃げることは不可能だ。でも喧嘩したわけでもないし、いっそ顔をあわせるほうが下手に拗れなくていい。
 噛んで、寝て、そしたらきっと、いつも通りになる。

 肩を噛む時は、大体ベッドだ。身長差がなくなって噛みやすいと言うし、リゼルは痕を舐めてくるから僕にとってもお風呂上がりになる寝る前がちょうど良かった。

 でも今日は夕飯時の気まずさが尾を引いてるのか、リゼルが噛むのを躊躇っていて……。

「シアン、お腹がダメなら、腕は? 冬だから見えないだろ?」

 そんなことを言い出した。
 実はリゼルにお腹を噛みたい理由を言われた時、少し違和感があった。
 だって……。柔らかくて美味しいからとかいう理由なら、あんなふうにモジモジする?
 そこへきて、この台詞。これってつまり、お腹が噛みたいというよりは。

「もしかして肩だと嫌な理由がある?」

 僕にだって隠していることがあるし、リゼルにも知られたくないことがあるだろう。それはわかってるんだ、でも。
 あれだけ肩を噛めることを喜んでいたのにと、不思議になってつい訊いてしまった。

「た、単に色んなところを、噛みたいだけっていうか」

 リゼルが目を逸らす。
 多分、かなり気まずいことがあるんだ。ここは追求せず、その理由で納得しておいてあげるべきかもしれない。でも気になる。
 どうしようか迷いながら見ていると、その視線に耐えかねたのか、リゼルのほうから勝手に話し出した。

「……肩だって、噛ませてもらえることは本当に嬉しいんだ。嫌とかじゃないんだ、ホントに。でも、なんだか……。オレが噛んだ時に、シアンがちっちゃく呻くのが耳に入って、それがドキドキして……」

 聞かなきゃ良かった。僕のほうが恥ずかしくなってきた。
 確かにこんな理由だったら、モジモジもする。
 というか僕、それ呻いてるっていうより、喘……いや、やめよう。顔から火を噴きそうだ。

「言わせてごめん。あと、へ、変な声聞かせてごめん。腕ならいいよ」

 いつもと違う場所を噛まれるのは少し怖かったけど、肩が平気なら腕も平気かなという気はした。
 本来ならツガイにする行為だと言っていたし、本能的に、ドキドキしてしまうものなのかもしれない。
 リゼルはまだ子どもだから、あまり意味をよくわかってないんだろう。

 ……でも、そんなことを言われて、僕のほうは意識してしまう。悪いことをしているような気分にもなる。噛まれているのは僕なのに。

「はい、どうぞ」

 腕をまくると、リゼルが両手で噛みやすいように押さえつける。
 これはこれで、牙を立てられるところがじっくり見えて……なんだか、緊張する……。でも顔が近くないから、恥ずかしさは減るかな。

「変な声じゃない。シアンの声、好きだ。でもドキドキするから……」
「そういう感想はいいから! いいから早く!」
「ウ、ウン」

 急かす僕に促されるように、リゼルが唇を寄せた。
 腕に甘い痺れが走る。痛いのは相変わらず、一瞬だけ。いつもより柔らかい分、深く……刺さってる。
 こんなふうに、噛んでるんだ。肩もお腹もその瞬間が見えなかったから、初めてちゃんと見る。
 肌を舐めるのは血が垂れないようにしてるのか、飲んでいるのかなと思ってたけど、血が出ている様子はない。なんで肌を舐めるんだろ……。牙の形に抉れている痕を舌先で確認してるのかな。

「終わった……」

 腕でも噛み痕はきちんと銀色に光っている。今までで一番、よく見える。ファッションのように見えなくも……なくも……無理か。どう見てもケモノの歯型だ。

「ありがとう。でも、今は冬だからいいけど、暖かくなってきたら腕は無理だなあ」
「ン……。ウン。肩でいい」

 リゼルはモジモジしてる。
 あんなことを言われたあとで肩を噛まれるの、正直なところ僕のほうがキツイ。恥ずかしすぎる。いや、呻かないように気をつければ。というか、結局肩でいいって言うなら、何も言わずに肩のままでいてくれたら。……って、リゼルが誤魔化していたのに聞き出したのは僕だったよね。はぁ。

「なんか、腕でも結局ドキドキしたから、それならシアンの声、聞きたい」
「出さない! もう声出さないから!」
「えー……」
「もう寝よう。おやすみ、リゼル」

 恥ずかしさから背を向けて寝ようとすると、リゼルが僕のシャツを引っ張った。

「あっ! シアン、シアン! オレをギュッてして寝たほうが暖かいぞ?」

 くっ。うちの息子が甘え上手すぎる。
 誘われるまま、リゼルを抱きしめて眠る。
 腕を噛まれたせいか、なんだか僕までドキドキしていた。
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