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level 14
「魔法少女ストーリーの鉄板的な展開ですか?」
「そうよ。『綺麗』だの『汚れた』だのって、そんなの男目線の価値観じゃん。
それ言い出すと、童貞じゃない男も、女にとってみんな汚れてることになるし。
男はいくらでもエッチしてよくって、女は処女の方が価値があるとか、ただのセクハラじゃん」
「わたしもそう思います」
思わず同意する。
「どんなに辛い過去や行いでも、目を逸らさずに真っ直ぐ見つめてわたしたちに全部打ち明け、自分を誤魔化さず、キチンと省みることのできる栞里さんは、だれよりも立派だし、素敵だと思います」
「お! 美月ちゃんいいこと言う!
あたしもそう思う。栞里ちゃんってとっても礼儀正しくて、頭がいい子だよ!」
「そうよね。中二なんていろいろ魔がさす年頃なのに、そんな大変なできごとがいくつも重なって、それを乗り越えていってるんだから。栞里ちゃんはすごいわよ」
みんなの言葉に顔を火照らせながら、栞里さんは深々とお辞儀をした。
「ありがとうございます。思い切って話してよかったです。
『あたしなんかが、ここにいていいのかな』って、みなさんに対して負い目を持ってたから」
「『リア恋プラス』のメインヒロインは、はじめっから栞里ちゃん以外は考えられませんでしたよっ。そして今もですっ (。・ω・。)ィェィ♪」
「でも、これから撮影ってときに、こんな重い話して、みなさんの気持ちを下げてしまって… ごめんなさい」
「ううん。話を振ったのはあたしだし。これですっきり撮影に臨めそう」
満面の笑顔で、恋子さんは栞里さんの肩に腕を回して、高らかに言う。
「わたしもそう思いますぅ ヾ(*´∀`*)ノ
魔法少女ストーリーの鉄板的な展開になりました!
こうして悩みを打ち明けあうことで、お互いの絆が深まり、チームの団結が固くなってゆくのです (≧Д≦)ゞ
みんなでいっしょに、強大な敵を倒しましょう! (((o≧▽≦)o」
「よくわかんないけど、雰囲気は伝わってくるわ。桃李ちゃん」
「そうよ! 人から足引っ張られて、自分のやりたいことできないなんて、損じゃん。
せっかく美少女に生まれたんだから、人生楽しまなくっちゃ。
日頃の鬱憤なんか吹っ飛ばして、栞里ちゃんも今日はアゲていきましょ!」
「はい。ありがとうございます」
まだぎこちないけど、栞里さんも可愛い笑顔を浮かべる。
そうよね。
『雨降って地固まる』なんて陳腐なことわざのとおり、みんなでなにもかもぶちまけてしまって、すっきりしたかもしれない。
わたしも、コスプレのことやモデルレッスンのことを親に話していない負い目はあるけど、恋子さんの言うように、今は目いっぱい、みんなといっしょの時間を楽しもう!
「ずいぶんごゆっくりだったな。おかげでロケハンがはかどったよ」
待ちかねていたかのように、控え室から出てきたわたしたちに、ヨシキさんはいきなりカメラを向け、何枚かシャッターを切った。
「お~っ! やっぱキャラが5人揃うと迫力あるな。みんなレベル高いし」
「あの、あの、、、 桃李ひとりでレベル下げててすみません ((((*´・ω・。)?
ヨシキさん、わたしは隅っこの方に、ちょこっと写ってるだけでいいですから(´д`;)」
「大丈夫だって。桃李ちゃんもすげー可愛いよ。しかも、事前にくれたロケ場所候補とか撮影スケジュールとか、かなりよく練ってあって、ロケハンの役に立ったよ。さすが、気がきくな」
「そうですか (((^_^;)テレテレ
出すぎたマネと、罵られなくてよかったですぅ~ (*^▽^*)」
「とりあえず全員揃ってるところで、最初に集合撮っとくか。
そのあと移動しながらピン撮影とか、二~三人での合せやって、撮影終わった順に着替えに入っていけばいいな。予定じゃ午前中に1着撮って、午後は2着だな。
桃李ちゃんのスケジュールだと、かなり内容盛り込んでるから、サクサク撮っていこうぜ」
「はぁい♪」「はい」「は~い☆」
みんなの明るい声が重なる。
ヨシキさんを先頭に、わたしたちは最初のロケ場所へ移動をはじめた。
つづく
それ言い出すと、童貞じゃない男も、女にとってみんな汚れてることになるし。
男はいくらでもエッチしてよくって、女は処女の方が価値があるとか、ただのセクハラじゃん」
「わたしもそう思います」
思わず同意する。
「どんなに辛い過去や行いでも、目を逸らさずに真っ直ぐ見つめてわたしたちに全部打ち明け、自分を誤魔化さず、キチンと省みることのできる栞里さんは、だれよりも立派だし、素敵だと思います」
「お! 美月ちゃんいいこと言う!
あたしもそう思う。栞里ちゃんってとっても礼儀正しくて、頭がいい子だよ!」
「そうよね。中二なんていろいろ魔がさす年頃なのに、そんな大変なできごとがいくつも重なって、それを乗り越えていってるんだから。栞里ちゃんはすごいわよ」
みんなの言葉に顔を火照らせながら、栞里さんは深々とお辞儀をした。
「ありがとうございます。思い切って話してよかったです。
『あたしなんかが、ここにいていいのかな』って、みなさんに対して負い目を持ってたから」
「『リア恋プラス』のメインヒロインは、はじめっから栞里ちゃん以外は考えられませんでしたよっ。そして今もですっ (。・ω・。)ィェィ♪」
「でも、これから撮影ってときに、こんな重い話して、みなさんの気持ちを下げてしまって… ごめんなさい」
「ううん。話を振ったのはあたしだし。これですっきり撮影に臨めそう」
満面の笑顔で、恋子さんは栞里さんの肩に腕を回して、高らかに言う。
「わたしもそう思いますぅ ヾ(*´∀`*)ノ
魔法少女ストーリーの鉄板的な展開になりました!
こうして悩みを打ち明けあうことで、お互いの絆が深まり、チームの団結が固くなってゆくのです (≧Д≦)ゞ
みんなでいっしょに、強大な敵を倒しましょう! (((o≧▽≦)o」
「よくわかんないけど、雰囲気は伝わってくるわ。桃李ちゃん」
「そうよ! 人から足引っ張られて、自分のやりたいことできないなんて、損じゃん。
せっかく美少女に生まれたんだから、人生楽しまなくっちゃ。
日頃の鬱憤なんか吹っ飛ばして、栞里ちゃんも今日はアゲていきましょ!」
「はい。ありがとうございます」
まだぎこちないけど、栞里さんも可愛い笑顔を浮かべる。
そうよね。
『雨降って地固まる』なんて陳腐なことわざのとおり、みんなでなにもかもぶちまけてしまって、すっきりしたかもしれない。
わたしも、コスプレのことやモデルレッスンのことを親に話していない負い目はあるけど、恋子さんの言うように、今は目いっぱい、みんなといっしょの時間を楽しもう!
「ずいぶんごゆっくりだったな。おかげでロケハンがはかどったよ」
待ちかねていたかのように、控え室から出てきたわたしたちに、ヨシキさんはいきなりカメラを向け、何枚かシャッターを切った。
「お~っ! やっぱキャラが5人揃うと迫力あるな。みんなレベル高いし」
「あの、あの、、、 桃李ひとりでレベル下げててすみません ((((*´・ω・。)?
ヨシキさん、わたしは隅っこの方に、ちょこっと写ってるだけでいいですから(´д`;)」
「大丈夫だって。桃李ちゃんもすげー可愛いよ。しかも、事前にくれたロケ場所候補とか撮影スケジュールとか、かなりよく練ってあって、ロケハンの役に立ったよ。さすが、気がきくな」
「そうですか (((^_^;)テレテレ
出すぎたマネと、罵られなくてよかったですぅ~ (*^▽^*)」
「とりあえず全員揃ってるところで、最初に集合撮っとくか。
そのあと移動しながらピン撮影とか、二~三人での合せやって、撮影終わった順に着替えに入っていけばいいな。予定じゃ午前中に1着撮って、午後は2着だな。
桃李ちゃんのスケジュールだと、かなり内容盛り込んでるから、サクサク撮っていこうぜ」
「はぁい♪」「はい」「は~い☆」
みんなの明るい声が重なる。
ヨシキさんを先頭に、わたしたちは最初のロケ場所へ移動をはじめた。
つづく
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