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level 24
「最悪のタイミングで最悪の選択をするんですね」
「それで、、、 桃李さんはわたしにどうしてほしいわけですか?」
こんな惨めな気持ちを、よりによって彼女には気取られたくない。
さもイラついたような口調で、わたしは言い放った。
桃李さんの顔は、とたんに狼狽えていく。
「どうして。。。 どうしてって、、、」
「わたしにそんな告白して、桃李さんは自分を軽くしたいだけじゃないんですか?」
「そういうわけでは…」
「大きな荷物を降ろせて、桃李さんは『やれやれ』ってところでしょうけど、代わりに背負わされたわたしは、どうすればいいんですか?」
「…」
「わたし、来週はセンター試験なんです。こんな気持ちで試験が上手くいくと思いますか?!」
「あ… ((◎д◎ ))ゝ」
どんなに桃李さんを責めてみたって、わたしの負けはもう確定してる。
なんとか見返してやりたいと足掻いてみても、負け犬の遠吠えにしかならないのは、わかってる。
なのに、そんな悪態をついてしまう自分が、余計に惨め。
「ごめんなさい。ごめんなさい ・°・(ノД`)・°・。ゥエエェェン
美月姫になにかしてほしいなんてこと、まったく思ってないです。今、わたしが言ったことが、美月姫の負担になるなんて、無知で浅はかなわたしは、考えてもいませんでした;;
ほんとうに申し訳ありませんっ;;;;;
気づきませんでした。美月姫には来週、とっても大切な天下分け目の受験があるんでした;;;
それなのに、最悪のタイミングで最悪の選択をする、桃李はどうしようもない不幸を呼ぶ女でした!!!!
こんなわたしなんて、消えてなくなればいいんですっ!!!!!!!」
わたしの厳しい言葉に、桃李さんは肩を震わせて泣いた。
さすがにその光景を見ていると、これ以上責めることもできない。
「でも、ひとつだけ言わせて下さい。わたし、心配なんです;;」
「心配?」
「はい。わたしは、美月姫のことを本当にお慕いしています。
美月姫はとってもお優しくて、ブスで底辺レイヤーなわたしにもすごく親切にして下さって、ほんとにほんとに嬉しかったです (*´ω`*)
そんなご恩ある美月姫に、辛い思いをさせてしまったわたしは、もうゴミ以下の存在でしかありません;;
もう逝かせてください。ほんとにごめんなさい。
才色兼備で高貴なお生まれの美月姫は、本当にわたしの憧れであり理想でした。でも、、、」
「でも?」
「でも、、、」
「でも、なんですか?!」
言葉に詰まった桃李さんに、わたしは問い詰める。
言いにくそうに、彼女は答えた。
「でも、、、 もう少し、、、」
「もう少し?」
「あの、、、 出会った頃みたいな、高貴な輝きを取り戻してほしいかなと、、、」
「?」
「最近の美月姫は、なんだか変わってしまわれました、、、」
「変わった? どんな風に?」
「その、、、 なんというか、ギスギスしてるっていうか、お下劣ではしたないコスプレ界に染まってしまったっていうか、、、」
「…」
「ヨシキさんと美月姫がラブラブになった頃は、わたしにもまったくお声がかからず、ヨシキさんはパーフェクトプリンセスの美月姫に満足してたんだと思います。
なのにこないだ、ヨシキさんはふと、わたしに漏らしたんです。
『凛子ちゃんは変に変わっちまったよ』って、不機嫌そうに。
きっと、コスプレ界の汚濁にまみれてしまった美月姫に、ヨシキさんは不満があるのではないのかと、、、」
「…」
「確かに。話し方にしても、美月姫は以前はほんとにキチンとした、某公共放送アナウンサー的美しい日本語をお使いだったのに、最近はイ抜き言葉なんて使われるし、俗っぽくなってしまって、、、」
つづく
こんな惨めな気持ちを、よりによって彼女には気取られたくない。
さもイラついたような口調で、わたしは言い放った。
桃李さんの顔は、とたんに狼狽えていく。
「どうして。。。 どうしてって、、、」
「わたしにそんな告白して、桃李さんは自分を軽くしたいだけじゃないんですか?」
「そういうわけでは…」
「大きな荷物を降ろせて、桃李さんは『やれやれ』ってところでしょうけど、代わりに背負わされたわたしは、どうすればいいんですか?」
「…」
「わたし、来週はセンター試験なんです。こんな気持ちで試験が上手くいくと思いますか?!」
「あ… ((◎д◎ ))ゝ」
どんなに桃李さんを責めてみたって、わたしの負けはもう確定してる。
なんとか見返してやりたいと足掻いてみても、負け犬の遠吠えにしかならないのは、わかってる。
なのに、そんな悪態をついてしまう自分が、余計に惨め。
「ごめんなさい。ごめんなさい ・°・(ノД`)・°・。ゥエエェェン
美月姫になにかしてほしいなんてこと、まったく思ってないです。今、わたしが言ったことが、美月姫の負担になるなんて、無知で浅はかなわたしは、考えてもいませんでした;;
ほんとうに申し訳ありませんっ;;;;;
気づきませんでした。美月姫には来週、とっても大切な天下分け目の受験があるんでした;;;
それなのに、最悪のタイミングで最悪の選択をする、桃李はどうしようもない不幸を呼ぶ女でした!!!!
こんなわたしなんて、消えてなくなればいいんですっ!!!!!!!」
わたしの厳しい言葉に、桃李さんは肩を震わせて泣いた。
さすがにその光景を見ていると、これ以上責めることもできない。
「でも、ひとつだけ言わせて下さい。わたし、心配なんです;;」
「心配?」
「はい。わたしは、美月姫のことを本当にお慕いしています。
美月姫はとってもお優しくて、ブスで底辺レイヤーなわたしにもすごく親切にして下さって、ほんとにほんとに嬉しかったです (*´ω`*)
そんなご恩ある美月姫に、辛い思いをさせてしまったわたしは、もうゴミ以下の存在でしかありません;;
もう逝かせてください。ほんとにごめんなさい。
才色兼備で高貴なお生まれの美月姫は、本当にわたしの憧れであり理想でした。でも、、、」
「でも?」
「でも、、、」
「でも、なんですか?!」
言葉に詰まった桃李さんに、わたしは問い詰める。
言いにくそうに、彼女は答えた。
「でも、、、 もう少し、、、」
「もう少し?」
「あの、、、 出会った頃みたいな、高貴な輝きを取り戻してほしいかなと、、、」
「?」
「最近の美月姫は、なんだか変わってしまわれました、、、」
「変わった? どんな風に?」
「その、、、 なんというか、ギスギスしてるっていうか、お下劣ではしたないコスプレ界に染まってしまったっていうか、、、」
「…」
「ヨシキさんと美月姫がラブラブになった頃は、わたしにもまったくお声がかからず、ヨシキさんはパーフェクトプリンセスの美月姫に満足してたんだと思います。
なのにこないだ、ヨシキさんはふと、わたしに漏らしたんです。
『凛子ちゃんは変に変わっちまったよ』って、不機嫌そうに。
きっと、コスプレ界の汚濁にまみれてしまった美月姫に、ヨシキさんは不満があるのではないのかと、、、」
「…」
「確かに。話し方にしても、美月姫は以前はほんとにキチンとした、某公共放送アナウンサー的美しい日本語をお使いだったのに、最近はイ抜き言葉なんて使われるし、俗っぽくなってしまって、、、」
つづく
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