氷結の夜明けの果て (R16)

ウルフィー-UG6

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第1幕 - 第4巻 : 新たなる始まり

第70章:〈狼の女〉の評判

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ヴェイルはアリニアのあとに続き、重々しい扉を一歩、また一歩と越えていった。

目の前に広がったのは――圧倒的な広さを誇る大広間だった。

左手にはテーブルと椅子が並ぶ休憩エリア。
右手の壁には巨大な掲示板が設置され、多くの冒険者たちが紙に見入っていた。

一人で立つ者、数人で小声を交わす者、仲間同士で依頼を吟味する者。
空間全体が、任務と目的に満ちていた。

奥には複数のカウンターが一直線に並び、左手には階段。
頭上には巨大なシャンデリアが吊るされ、
壁には異形の魔獣たちの剥製が、戦果のごとく飾られていた。

何百、何千と踏まれてきたであろう磨かれた石畳の床には、うっすらと擦れた跡が残り、
そこに差し込む光が、わずかな清廉さを添えていた。

「……すごい……外からじゃ、こんな中だとは思えなかった……」

ヴェイルは小さく感嘆の声を漏らした。

「慣れなさい、ちびオオカミ。これからは――ここがあんたの“第二の家”になる。」

アリニアは微笑みながらそう告げる。

「さ、こっちよ。まずは登録ね。」

ホールの中は賑やかだった。
ジョッキがぶつかる音、談笑する声、羽ペンが紙を走る音――

だが、二人が進むにつれ……その喧騒が、不自然に静まっていった。

空気が――冷えた。

ヴェイルもすぐに気づいた。

さっきまで楽しげだった声が、
まるで喉を締め上げられたかのように、小さく消えていく。

彼の中に、不安と緊張がせり上がった。

だが、アリニアは気にも留めない様子で、そのまま歩を進めていた。

そのとき、空気を裂くように――

「おーい、見ろよみんな。アリニア様のご帰還だ。」

乾いた、作り笑いのような声が響いた。

「てっきり氷狼の餌になったかと思ったが……まだ生きてたとはな。」

黒いジャケットを羽織り、目元を帽子の影で隠した男が、ゆっくりと近づいてくる。

重いブーツが石床を踏み鳴らすたび、周囲の緊張が増していく。

「さすがは“聖女”様だ。
のこのこと戻ってくるあたり、自己満足だけは相変わらずか?」

その声には、薄ら笑いと共に棘が混じっていた。

「……黙れ、ダルナン。今はそういうの、やってる場合じゃない。」

アリニアの声は、低く鋭かった。

ヴェイルはその声を聞いて、思わず身を引いた。

これまで彼女の様々な顔を見てきたが――
こんな怒りを孕んだ声は、初めてだった。

「やってる場合じゃない? はっ、冗談だろ?」

ダルナンは冷笑する。

「隊長はあんたを捜索するために部隊を出そうとしてたんだぞ。
その間に若手がどれだけヴィルキスに喰われたか、知ってるか?」

「けどよ――安心しろって話だ。
この“狼女”は危険なんかじゃなかったらしい。
だって見ろよ……ガキ一匹連れて戻ってきて、股でも開いてたってわけか?」

――その瞬間だった。

アリニアの右脚が一閃。
ダルナンの膝を払った勢いのまま、喉元をつかんで床に叩きつける。

ぬるりと鈍い音が床に響いた。

「誰か他に、文句ある?」

アリニアの怒声が、ギルド中に響き渡る。

「仲間だろうが何だろうが――
私にそんな口を利く奴は、容赦しない。……理解できた?」

その気迫に、ヴェイルさえ思わず一歩下がった。

「……誰か、こいつを片付けて。
この建物にこんなゴミを放っておくのは、失礼でしょ。」

数秒の沈黙のあと、三人の男が気まずそうに近づき、ダルナンの身体を引き上げる。

彼の意識はもうないのか、ぐったりとしたままだった。

男たちはアリニアから目を逸らしながら、静かにギルドを後にする。

それと同時に、場に流れていた異様な緊張が、ひとつの波のように引いていった。

周囲の冒険者たちは小声で話し始めるが、誰も彼女と目を合わせようとはしなかった。

「……ねぇ、アリニア。さすがに、やりすぎじゃない?
たしかに言葉は酷かったけど……顔がもう……」

ヴェイルが小さな声で尋ねた。

「いい? ちびオオカミ。
絶対に、誰にもナメられちゃダメ。」

アリニアの声は静かだったが、冷たく強く響いた。

「一度でも下に見られたら、終わりよ。
あんたが“おもちゃ”にされるまで、時間なんてかからない。」

淡々と語るその姿は――
優しさでも、怒りでもなく、“教訓”だった。

「さ、選びなさい。ホステス。
あんたがギルドで何かする時、基本的には彼女たちが窓口になるわ。
……代行じゃない限りね。」

ヴェイルは黙って頷き、カウンターに並ぶ女性たちへと目を向けた。

彼女たちは皆、白のブラウスに革のコルセット、緑のマントを羽織っていた。
すでに応対中の者もいれば――

手の空いているホステスも、三人ほどいた。

彼は小さく息を吐き――その中から、ひとりを選ぼうと歩き出した。第70章:〈狼の女〉の評判

ヴェイルはアリニアのあとに続き、重々しい扉を一歩、また一歩と越えていった。

目の前に広がったのは――圧倒的な広さを誇る大広間だった。

左手にはテーブルと椅子が並ぶ休憩エリア。
右手の壁には巨大な掲示板が設置され、多くの冒険者たちが紙に見入っていた。

一人で立つ者、数人で小声を交わす者、仲間同士で依頼を吟味する者。
空間全体が、任務と目的に満ちていた。

奥には複数のカウンターが一直線に並び、左手には階段。
頭上には巨大なシャンデリアが吊るされ、
壁には異形の魔獣たちの剥製が、戦果のごとく飾られていた。

何百、何千と踏まれてきたであろう磨かれた石畳の床には、うっすらと擦れた跡が残り、
そこに差し込む光が、わずかな清廉さを添えていた。

「……すごい……外からじゃ、こんな中だとは思えなかった……」

ヴェイルは小さく感嘆の声を漏らした。

「慣れなさい、ちびオオカミ。これからは――ここがあんたの“第二の家”になる。」

アリニアは微笑みながらそう告げる。

「さ、こっちよ。まずは登録ね。」

ホールの中は賑やかだった。
ジョッキがぶつかる音、談笑する声、羽ペンが紙を走る音――

だが、二人が進むにつれ……その喧騒が、不自然に静まっていった。

空気が――冷えた。

ヴェイルもすぐに気づいた。

さっきまで楽しげだった声が、
まるで喉を締め上げられたかのように、小さく消えていく。

彼の中に、不安と緊張がせり上がった。

だが、アリニアは気にも留めない様子で、そのまま歩を進めていた。

そのとき、空気を裂くように――

「おーい、見ろよみんな。アリニア様のご帰還だ。」

乾いた、作り笑いのような声が響いた。

「てっきり氷狼の餌になったかと思ったが……まだ生きてたとはな。」

黒いジャケットを羽織り、目元を帽子の影で隠した男が、ゆっくりと近づいてくる。

重いブーツが石床を踏み鳴らすたび、周囲の緊張が増していく。

「さすがは“聖女”様だ。
のこのこと戻ってくるあたり、自己満足だけは相変わらずか?」

その声には、薄ら笑いと共に棘が混じっていた。

「……黙れ、ダルナン。今はそういうの、やってる場合じゃない。」

アリニアの声は、低く鋭かった。

ヴェイルはその声を聞いて、思わず身を引いた。

これまで彼女の様々な顔を見てきたが――
こんな怒りを孕んだ声は、初めてだった。

「やってる場合じゃない? はっ、冗談だろ?」

ダルナンは冷笑する。

「隊長はあんたを捜索するために部隊を出そうとしてたんだぞ。
その間に若手がどれだけヴィルキスに喰われたか、知ってるか?」

「けどよ――安心しろって話だ。
この“狼女”は危険なんかじゃなかったらしい。
だって見ろよ……ガキ一匹連れて戻ってきて、股でも開いてたってわけか?」

――その瞬間だった。

アリニアの右脚が一閃。
ダルナンの膝を払った勢いのまま、喉元をつかんで床に叩きつける。

ぬるりと鈍い音が床に響いた。

「誰か他に、文句ある?」

アリニアの怒声が、ギルド中に響き渡る。

「仲間だろうが何だろうが――
私にそんな口を利く奴は、容赦しない。……理解できた?」

その気迫に、ヴェイルさえ思わず一歩下がった。

「……誰か、こいつを片付けて。
この建物にこんなゴミを放っておくのは、失礼でしょ。」

数秒の沈黙のあと、三人の男が気まずそうに近づき、ダルナンの身体を引き上げる。

彼の意識はもうないのか、ぐったりとしたままだった。

男たちはアリニアから目を逸らしながら、静かにギルドを後にする。

それと同時に、場に流れていた異様な緊張が、ひとつの波のように引いていった。

周囲の冒険者たちは小声で話し始めるが、誰も彼女と目を合わせようとはしなかった。

「……ねぇ、アリニア。さすがに、やりすぎじゃない?
たしかに言葉は酷かったけど……顔がもう……」

ヴェイルが小さな声で尋ねた。

「いい? ちびオオカミ。
絶対に、誰にもナメられちゃダメ。」

アリニアの声は静かだったが、冷たく強く響いた。

「一度でも下に見られたら、終わりよ。
あんたが“おもちゃ”にされるまで、時間なんてかからない。」

淡々と語るその姿は――
優しさでも、怒りでもなく、“教訓”だった。

「さ、選びなさい。ホステス。
あんたがギルドで何かする時、基本的には彼女たちが窓口になるわ。
……代行じゃない限りね。」

ヴェイルは黙って頷き、カウンターに並ぶ女性たちへと目を向けた。

彼女たちは皆、白のブラウスに革のコルセット、緑のマントを羽織っていた。
すでに応対中の者もいれば――

手の空いているホステスも、三人ほどいた。

彼は小さく息を吐き――その中から、ひとりを選ぼうと歩き出した。

中央にいたのは、茶髪をポニーテールにまとめた人間の女性だった。
彼女は無言で書類に目を落とし、さらさらと羽ペンを走らせている。
見たところ不機嫌というわけではないが、その表情にはどこか近寄りがたい厳しさがあった。

左側には――耳の長い、ひと目でそれと分かるエルフの女性。
右の耳には小さな宝石の装飾が光っていて、
背中まで届く金色の髪は、動くたびにふわりと波打つ。

翠の瞳に、柔らかい笑み。
見るからに、話しかけやすそうな雰囲気を持っていた。

そして右側にいたのは――何とも形容しがたい女性だった。

耳は髪に隠れて見えなかったが、
その頭上には、ふわりと揺れる二本の羽がぴょこんと突き出ていた。

目は顔に対してやけに大きく、
その瞳孔は常に収縮を繰り返し、不規則に動いている。

まるで、音に反応して羽が動き、視線が乱反射する鳥のような存在感だった。

「……うーん、真ん中の人……ちょっと怖そうだな。
あの目つき……なんか厳しそう。
右の人は……誰か来た瞬間にイライラしてる感じ……」

ヴェイルはぼそぼそと呟きながら、それぞれの女性を見比べていた。

すると――ぽん、と肩に手が置かれた。

そのまま軽く背中を押される。

「大丈夫よ、食べられたりしないって。
……まぁ、フクロウ女だけは例外かもしれないけど。怒らせたら、ちょっとくらいかじられるかもね?」

アリニアが小さく笑いながら、冗談交じりに囁いた。

背中を押された勢いのまま、ヴェイルは中央のカウンターへと足を運ぶ。

そこにいた――エルフの受付嬢が、彼に気づいて微笑んだ。

「こんにちは。何かご用かしら?」

優しく、心地よい声。

「……あ、その……ぼ、僕……登録を……したくて……」

ヴェイルは緊張しながら、しどろもどろに答える。

「まあまあ、ようこそ! 新しい冒険者さんなのね?
最近は珍しいわ、こんな若い子が来るの。」

にっこりと微笑むと、彼女は後ろのスタッフに声をかける。

「ルシニア、悪いけど交代お願い。登録案内に入るから。」

カウンターの奥から別の女性がやって来て、彼女と入れ替わる。
そしてエルフの受付嬢は、手招きしてヴェイルを案内する。

二人は階段を上がり、明るく小さな部屋に入る。
中にはシンプルな椅子が二脚と、低い机が一つ。

「座ってて。すぐに必要なものを持ってくるから。
それから、手続きの説明もするわね。」

そう言い残して部屋を出ていった。

ヴェイルは言われた通りに椅子に腰掛けたが、緊張からか、膝の上で手を握り締めていた。
あたりを見渡すが、部屋の中に他に人の気配はなく、ただ静けさだけが満ちている。

やがて彼女が戻ってきた。

手にはガラス瓶と数枚の羊皮紙、そして羽ペンを持っていた。

彼女は対面の椅子に座り、物を机に並べると、改めて彼に微笑んだ。

「さてさて。……まずは、ギルドの仕組みから説明するけど、大丈夫?」

「えっと……アリニアから、少しは聞いてます。でも、あまり詳しくは……」

「なるほど、事情は察したわ。」

彼女は頷き、一本の巻物を開きながら説明を始めた。

「まず、冒険者には“ランク”があるの。
基本はFからAまで。最初は、どんなに強くてもFからのスタートよ。」

「いきなりドラゴンを倒せるような力があっても、特別な推薦がない限り、例外はないの。」

彼女はゆっくりと、優しい口調で語ってくれる。

「その上には、特別ランクが三つ。
S、SS、そしてSプラス。だけど、それはまた別の話ね。」

「……アリニアも、それに触れてました。
その特別ランクの人たちは、なんというか……“伝説”みたいな存在って。」

「ふふっ、そうね。まさにその通りよ。」

彼女はくすりと笑ってから、説明を続ける。

「ランクが上がるほど、任務の難易度も上がるけど、報酬も増えるわ。
大体どの街のギルドでも、仕組みは似ているから安心して。」

「最初のうちは、簡単な依頼しか受けられないけど――
毎朝、ホールの掲示板に貼り出される任務表を見て、
やりたい依頼があったら私たち受付に持ってくるの。そうすれば正式に発行される。」

ヴェイルは真剣に耳を傾けていた。
彼にとって、全てが“初めて”の知識だった。

アリニアと行動を共にしていても――
こうして“制度”を教わるのは、また別の意味を持っていた。

「……あの、もし……依頼をしなかったら、どうなるんですか?」

そう尋ねたヴェイルに、彼女は軽く目を細め――ふっと微笑んだ。

「依頼を受けなくても、特に問題はないわ。」

エルフの受付嬢はさらさらと書類を記しながら、さらりと答えた。

「ただし、一年間まったく活動しなかった場合――
登録は抹消されるわ。ランクも身分証もすべて失効。
再登録扱いになって、またFランクからやり直しね。」

「……なるほど、一年以内に何か活動すればいいんですね。
アリニアと一緒にいるなら、きっと何かしらあると思います……」

ヴェイルは小さく呟くように言った。

受付嬢は筆を止めて立ち上がると、部屋の窓へ向かい、勢いよく開け放った。

冷たい外気が部屋に流れ込み――
ヴェイルの胸のもやを、少しだけ払ってくれた気がした。

「そうね……でも、それも簡単じゃないのよ。」

彼女は少しトーンを下げ、真剣な声で続けた。

「アリニアはAランクの冒険者。
対して、あなたはFランク。
自分のランクより“二つ上”の依頼には同行できないってルールがあるの。」

「つまり、彼女がBランク以上の任務に行く時は、あなたは付いていけない。
これを破った場合、二年間――全ギルドから出禁になるのよ。」

「……厳しいけど、それだけ新人の命を守るための制度ってこと。
分かった?」

「……はい。」

ヴェイルは、何も言えなかった。

でも、痛いほどわかっていた。

――あのダンジョンで、どれほど過酷な現実を見たか。
経験のない者が突っ込んでいい世界じゃない、というのは、嫌でも理解していた。

〈納得できる……当然かもしれないな〉

彼の胸に、そんな声が静かに響いていた。

「それじゃ、他に質問はある?」

受付嬢が再び椅子に腰を下ろし、ヴェイルを見つめた。

彼は小さく首を振るだけだった。

「よし、じゃあ説明の続きをするわね。
それが終わったら、いよいよ登録手続きよ。」

彼女は椅子の横に手を伸ばし、何かを取り上げた。

そこには――新品同様の小さなサイドポーチが置かれていた。

アリニアがよく身につけているものと、そっくりだった。

「これは、ギルドから支給される“戦利品用ポーチ”よ。
見た目よりずっと収納力があって、体積の十倍まで入るようになってるの。」

「昔はもっと大きなサイズも配ってたけど――
盗難が増えてね。今は新人にこれだけ。」

彼女はポーチを差し出し、ヴェイルは立ち上がってそれを受け取る。

そして新しいベルトに装着し、邪魔にならない位置へと調整する。

中を覗いてから、彼は手にしていた水晶の短剣をそっと収めた。

受付嬢は、それに気づいたのか――
一瞬だけ眉を上げたが、何も言わずに微笑んだ。

「うん、よく似合ってる。
大切にしてね。これは一人一つきり。
壊したら買い直し。
もっと上の物が欲しいなら、商人から自分で買うしかないわよ。」

「……はい、ありがとうございます。ちゃんと大事にします。
でも……まだ手続き終わってないですよね?
先に渡してしまっていいんですか?」

ヴェイルの素直な疑問に、受付嬢はくすりと笑った。

「もちろん、まだ終わってないわよ。
でもギルドが“拒否”するのは、よっぽどの理由がある人だけ。
私たちはそのリストをちゃんと管理してるから大丈夫。」

「じゃあ、少しだけ待っててくれる?
今の書類を提出して、登録用のものを持ってくるわ。」

そう言って、彼女はテーブルの上の書類をまとめ、椅子から立ち上がる。

部屋の扉へ向かう途中、ちらりとヴェイルに目を向けて、柔らかく微笑んだ。

ヴェイルは静かに頷き、その場に腰を落とす。

頭の中には、まだ答えの出ない問いがぐるぐると渦巻いていた。

でも今は、それでもいい。

ようやく手にした――
冒険者としての“入口”を前にして、

彼の胸には、ほんの少しだけ――
灯るものがあった。

〈……もしかしたら、ここでなら。
俺にも――進む道が、見つかるかもしれない〉
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