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写真から始まる日常8
しおりを挟む莉湖
「みなさん、一旦落ち着いてください」
蓮叶
「そんなこと言われたって・・・」
莉湖以外のメンバーはまだ動揺を隠しきれないようだった。
蓮叶
「ねぇ、りこりこ?逆に聞きたいんだけど」
莉湖
「なんでしょうか?」
蓮叶
「りこりこが大笑いする時ってどんな時?」
莉湖は少し考えた。
莉湖
「どうでしょう。自分でもよくわからないので・・・」
静音
「・・・じゃあ、莉湖さんが今までで1番笑った時って覚えてますか?」
蓮叶
「おっ!しずっち、ナイス質問!」
蓮叶は静音の方に親指を立てるが、静音はそれをスルー。
莉湖
「今まででですか?そうですね・・・」
しばらく考えると、莉湖は何かを思い出したように話し出した。
莉湖
「あっ、ありました」
杏奈
「お!マジか!めちゃくちゃ気になる、いつだ?」
莉湖は淡々と喋り始めた。
莉湖
「あれは私が5歳の頃に初めてシンガポールでマーライオンを見た時のことです」
杏奈
「怪談話の入り出しみたいだな・・・」
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