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昔話から始まる日常11

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魅桜
 「私は・・・独りじゃなかったのね・・・」







蓮叶
 「えっ?それってどういう・・・」







 蓮叶の言葉の途中で、魅桜は顔をあげ、3人を見た。






魅桜
 「あなた達の力はいつから?」










蓮叶
 「え?あ、えーっと、中学2年生の冬頃です」










 莉湖と杏奈も頷いた。












魅桜
 「1年半ほど前ね。やっぱり・・・」











 魅桜は何かを納得した様子だ。










杏奈
 「やっぱり?」









莉湖
 「会長さん。あなたは・・・」











魅桜
 「私もなの」











蓮叶
 「?」











 魅桜は深呼吸をして、言葉を続けた。
















魅桜
 「私にもあなた達のような力があるの」





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