91 / 268
第四章「物狂の刀鍛冶」
第90話 怨霊鬼の言葉
しおりを挟む
鈴鹿と無精髭の男の間には巨大な影が巌のように立っていた。
巨大な影は突然、鈴鹿の前に現れたかと思うと、拳を繰り出して鈴鹿を吹き飛ばしたのだ。
鈴鹿はそのまま五、六メートル離れたところに背中から落ちた。
「へへへ…………ぎりぎり間に合いやしたね」
無精髭の男が立ち止まって再び唇を曲げて笑みを浮かべた。
「あいつは……あいつが……怨霊鬼か!?」
どういう訳か気配など一切感じさせずに突然現れたその姿。ボロ布を纏った巨躯、手に握られた長剣、そして顔には木製の仮面。
剣兎から聞いた話そのままの姿が川原に堂々たる様で立ち、倒れた鈴鹿を見下ろしている。
「それではあっしはこの辺で。お若いの、またお会いしやしょう!」
「……はっ!?逃がすか!」
怨霊鬼に気をとられて男への意識が薄くなった瞬間、男はわざわざ挨拶を残して、怨霊鬼とは逆に闇夜に溶けて消えていった。
男を捕えようと召喚した蔦が空を切る。
「双魔!先輩が!」
鏡華の声に視線を鈴鹿に戻すと、騒速を杖代わりにしてよろけながら立ち上がっていた。
先ほどまでは他人の血で染まっていた身体のあちこちから鈴鹿自身の血が流れ出ている。
「チク……ショッ!…………テメ……が……話に聞いてた……ナントカってやつか……」
項垂れていた顔を怨霊鬼へと向ける。
その目は怒りに燃え、血走り、爛々と光っている。
身体はとうに限界を超えているにもかかわらず、精神力だけで立ち上がっていることは誰がどう見ても明らかだ。
「邪……魔…………しやがって……ふざけんなァ!」
騒速を持ち上げると怨霊鬼に一矢報いようと右足を前に出す。
「ぐっ…………クソっ!」
しかし、そのままドサリと前のめりに倒れて雪の上に突っ伏してしまう。
「ッ!?鈴鹿さん!鏡華悪い!」
「うちはいいから早く!」
抱いたままだった鏡華を離して川を一足飛びに飛び越える。
その間にも怨霊鬼は鈴鹿との距離を詰めて長剣を振り上げた。
「…………」
鈴鹿は気を失ってしまったのかピクリとも動かなくなってしまっている。
(間に合うか!?)
このまま飛び込んでも一か八かのタイミングだ。
鈴鹿まであと二メートル。非常にも刃は振り下ろされた。
「クソォォォオオオオ!!」
双魔は叫び声を上げた。目に映る光景はスローモーションのように緩慢に流れる。
間に合わない!そう思った瞬間に異変は起こった。
「…………」
刃が鈴鹿に触れる寸前、怨霊鬼が剣を振り下ろす腕を微妙に動かしたのだ。
双魔はそれに気づかなかった。
何故なら、双魔のその目には鈴鹿の首に剣の切っ先が突き刺さったのをはっきりと捉えたからだ。
「オオオオオオ!」
「…………!」
ガキイィン!
突っ込んだ双魔が振るったティルフィングと怨霊鬼の持つ長剣が激しくぶつかり合う。
両者の互いに押し合う力は一瞬拮抗したがすぐに双魔が怨霊鬼を押し込んだ。
「…………」
しかし、怨霊鬼はそれをどっしりと受け止めると数メートル、後ろに身を引いたあとに大きく剣を振るって双魔を思いきり弾き飛ばした。
「ぐっ!ガぁ!」
弾き飛ばされた双魔は雪の上を転がって、丁度倒れた鈴鹿のそばで止まった。
「…………」
怨霊鬼はそれを見て追撃を仕掛けることもなくただ立ち尽くしている。
「…………?」
不思議と怨霊鬼から敵意が消えてなくなった。
その隙に双魔は素早く身体を起こして鈴鹿に近づいた。
確認すると、首のすぐ横の地面に剣が刺さった跡がついている。鈴鹿自身は血塗れで傷を負っているが呼吸も脈もある。何とか命は無事のようだ。
(ティルフィング、もし、アイツが動いたら頼む)
(うむ!任せろ!)
ティルフィングは人間態になると両手を広げて双魔たちを守るように怨霊鬼の前に立ちふさがる。
双魔は治癒魔術でこの場で出来る限りの治癒魔術を施す。
「檀さん聞こえてるか?」
『はい、鈴鹿さんは無事ですか!?』
端末の向こうの檀の声はかなり固かった。
「ああ、取り敢えず命にかかわることはない」
『そうですか……申し訳ありません」
「謝ることはないよ……人死にを防ぐのも大事な役目だ」
檀は状況を全て把握していたのだ。しかし、目の前で剣兎がやられたのを見た以上不要に人を動かすわけにはいかなかった。
「俺から連絡するから医療部隊と一緒にこっちに来てくれ」
『分かりました』
そこで通話は途切れた。手を動かしながら話していたので鈴鹿の応急処置も同時に終わった。
「…………」
怨霊鬼はその様子を静かに見つめているだけで決して手を出して来なかった。
特段、対峙しているティルフィングを警戒しているというわけでもなさそうだ。
ただただ、静かにこちらを見ていた。
双魔は立ち上がってティルフィングと共に怨霊鬼に対峙した。
「………………」
「…………」
双魔と怨霊鬼は互いに見つめ合った。ふと、仮面の奥の瞳に生気が灯った。
「…………男ノ子ヨ」
怨霊鬼が静かに言葉を話した。剣兎に聞いていた様子と違って随分穏やかな印象を受けた。
「…………何だ?」
「大将軍ノ後裔ヲ……図ラズモ傷ツケテシマッタ」
(……”大将軍”だと?)
怨霊鬼ははっきりとその単語を口にした。
「恩ニハ報イルベキダ……大将軍ノオカゲデ……意識モアル……今宵ハ退コウ。サレド、モシマタ会ウコトガアレバ……私ヲ……打チ倒セ」
そう言うと怨霊鬼は双魔の返事も待たず、先に逃げた男のように闇に消えていった。
巨大な影は突然、鈴鹿の前に現れたかと思うと、拳を繰り出して鈴鹿を吹き飛ばしたのだ。
鈴鹿はそのまま五、六メートル離れたところに背中から落ちた。
「へへへ…………ぎりぎり間に合いやしたね」
無精髭の男が立ち止まって再び唇を曲げて笑みを浮かべた。
「あいつは……あいつが……怨霊鬼か!?」
どういう訳か気配など一切感じさせずに突然現れたその姿。ボロ布を纏った巨躯、手に握られた長剣、そして顔には木製の仮面。
剣兎から聞いた話そのままの姿が川原に堂々たる様で立ち、倒れた鈴鹿を見下ろしている。
「それではあっしはこの辺で。お若いの、またお会いしやしょう!」
「……はっ!?逃がすか!」
怨霊鬼に気をとられて男への意識が薄くなった瞬間、男はわざわざ挨拶を残して、怨霊鬼とは逆に闇夜に溶けて消えていった。
男を捕えようと召喚した蔦が空を切る。
「双魔!先輩が!」
鏡華の声に視線を鈴鹿に戻すと、騒速を杖代わりにしてよろけながら立ち上がっていた。
先ほどまでは他人の血で染まっていた身体のあちこちから鈴鹿自身の血が流れ出ている。
「チク……ショッ!…………テメ……が……話に聞いてた……ナントカってやつか……」
項垂れていた顔を怨霊鬼へと向ける。
その目は怒りに燃え、血走り、爛々と光っている。
身体はとうに限界を超えているにもかかわらず、精神力だけで立ち上がっていることは誰がどう見ても明らかだ。
「邪……魔…………しやがって……ふざけんなァ!」
騒速を持ち上げると怨霊鬼に一矢報いようと右足を前に出す。
「ぐっ…………クソっ!」
しかし、そのままドサリと前のめりに倒れて雪の上に突っ伏してしまう。
「ッ!?鈴鹿さん!鏡華悪い!」
「うちはいいから早く!」
抱いたままだった鏡華を離して川を一足飛びに飛び越える。
その間にも怨霊鬼は鈴鹿との距離を詰めて長剣を振り上げた。
「…………」
鈴鹿は気を失ってしまったのかピクリとも動かなくなってしまっている。
(間に合うか!?)
このまま飛び込んでも一か八かのタイミングだ。
鈴鹿まであと二メートル。非常にも刃は振り下ろされた。
「クソォォォオオオオ!!」
双魔は叫び声を上げた。目に映る光景はスローモーションのように緩慢に流れる。
間に合わない!そう思った瞬間に異変は起こった。
「…………」
刃が鈴鹿に触れる寸前、怨霊鬼が剣を振り下ろす腕を微妙に動かしたのだ。
双魔はそれに気づかなかった。
何故なら、双魔のその目には鈴鹿の首に剣の切っ先が突き刺さったのをはっきりと捉えたからだ。
「オオオオオオ!」
「…………!」
ガキイィン!
突っ込んだ双魔が振るったティルフィングと怨霊鬼の持つ長剣が激しくぶつかり合う。
両者の互いに押し合う力は一瞬拮抗したがすぐに双魔が怨霊鬼を押し込んだ。
「…………」
しかし、怨霊鬼はそれをどっしりと受け止めると数メートル、後ろに身を引いたあとに大きく剣を振るって双魔を思いきり弾き飛ばした。
「ぐっ!ガぁ!」
弾き飛ばされた双魔は雪の上を転がって、丁度倒れた鈴鹿のそばで止まった。
「…………」
怨霊鬼はそれを見て追撃を仕掛けることもなくただ立ち尽くしている。
「…………?」
不思議と怨霊鬼から敵意が消えてなくなった。
その隙に双魔は素早く身体を起こして鈴鹿に近づいた。
確認すると、首のすぐ横の地面に剣が刺さった跡がついている。鈴鹿自身は血塗れで傷を負っているが呼吸も脈もある。何とか命は無事のようだ。
(ティルフィング、もし、アイツが動いたら頼む)
(うむ!任せろ!)
ティルフィングは人間態になると両手を広げて双魔たちを守るように怨霊鬼の前に立ちふさがる。
双魔は治癒魔術でこの場で出来る限りの治癒魔術を施す。
「檀さん聞こえてるか?」
『はい、鈴鹿さんは無事ですか!?』
端末の向こうの檀の声はかなり固かった。
「ああ、取り敢えず命にかかわることはない」
『そうですか……申し訳ありません」
「謝ることはないよ……人死にを防ぐのも大事な役目だ」
檀は状況を全て把握していたのだ。しかし、目の前で剣兎がやられたのを見た以上不要に人を動かすわけにはいかなかった。
「俺から連絡するから医療部隊と一緒にこっちに来てくれ」
『分かりました』
そこで通話は途切れた。手を動かしながら話していたので鈴鹿の応急処置も同時に終わった。
「…………」
怨霊鬼はその様子を静かに見つめているだけで決して手を出して来なかった。
特段、対峙しているティルフィングを警戒しているというわけでもなさそうだ。
ただただ、静かにこちらを見ていた。
双魔は立ち上がってティルフィングと共に怨霊鬼に対峙した。
「………………」
「…………」
双魔と怨霊鬼は互いに見つめ合った。ふと、仮面の奥の瞳に生気が灯った。
「…………男ノ子ヨ」
怨霊鬼が静かに言葉を話した。剣兎に聞いていた様子と違って随分穏やかな印象を受けた。
「…………何だ?」
「大将軍ノ後裔ヲ……図ラズモ傷ツケテシマッタ」
(……”大将軍”だと?)
怨霊鬼ははっきりとその単語を口にした。
「恩ニハ報イルベキダ……大将軍ノオカゲデ……意識モアル……今宵ハ退コウ。サレド、モシマタ会ウコトガアレバ……私ヲ……打チ倒セ」
そう言うと怨霊鬼は双魔の返事も待たず、先に逃げた男のように闇に消えていった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
霊力ゼロの陰陽師見習い
三科異邦
ファンタジー
「霊力も使えない。術式も出せない。
……西園寺玄弥、お前は本当に陰陽師か?」
その言葉は、もう何度聞いたか分からない。
霊術学院の訓練場で、俺はただ立ち尽くしていた。
周囲では炎が舞い、水がうねり、風が刃のように走る。
同年代の陰陽師たちが、当たり前のように霊を操っている。
――俺だけが、何もできない。
反論したい気持ちはある。
でも、できない事実は変わらない。
そんな俺が、
世界最強クラスの妖怪と契約することになるなんて――
この時は、まだ知る由もなかった。
これは――
妖怪の王を倒すべく、九尾の葛葉や他の仲間達と力を合わせて成長していく陰陽師見習いの物語。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした
むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる