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第四章「新しい恋敵?の気配」
第266話 精一杯を貴女へ
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(……こ、こういう時はどうすればいいんだ!?)
世にごまんとある浮気、不倫その末の修羅場。凄惨な光景が双魔の脳裏によぎった。
「…………ふふ…………ふふふふふ!」
「…………きょ、鏡華?」
修羅場を覚悟した双魔だったが聞こえてきたのは鏡華楽しそうな笑い声だった。
「ふふふ!あー、おかし!双魔ったらそんなに慌てて……イサベルはんと一緒にいたんやろ?別に構へんよ!イサベルはんとは約束してるさかい……そもそも、双魔とイサベルはんの仲を取り持ったのはうちみたいなもんやし、気にしてへんよ」
「…………驚かせるなよ……」
鏡華とイサベルの約束について双魔は関知していないが兎角、今のは鏡華の演技だったらしい。確かに、冷静になれば双魔とイサベルの仲は鏡華の知るところではあるし、そもそも何故か一番乗り気だったのは鏡華だ。
双魔は身体から力が抜けるのを感じるとともに、一矢報いてやりたいと思い、鏡華を抱きしめる力を強くした。
「きゃっ!ふふふ、そう怒らんといて……あ、ちょっと苦しいわ……」
「鏡華が冗談が好きなのは知ってるが……そういうのはやめてくれ……」
「ふふふ、わかった、わかったわ……うちも最近は寂しかったさかい許して?」
「……いや……俺もその……寂しい思いをさせて悪いとは……思ってるが…………」
「うん?なぁに?聞こえへんかったからもう一回言って?」
顔を上げて悪戯っぽい笑みを浮かべた鏡華に双魔はバツの悪そうな表情を浮かべた。
「……別に、何でもない」
「まあ?うちに寂しい思わせて悪いって思ってるなら一個、お願い聞いて欲しいなぁ……なんて思うんやけど、どう?」
「……ん、俺にできることなら」
「ふふふ、おおきに…………そしたら……んっ……」
双魔の返事を聞いた鏡華はゆっくりと目を閉じると顔を軽く上に上げ、控えめに可憐な薄桃色の唇を突き出した。
「…………」
それを見て双魔は困惑、否、慌てると言った方がいいだろうか。兎も角、心身ともにかっと燃えるように熱くなった。
幾ら色恋沙汰を扱った娯楽を嗜まない朴念仁気味な双魔でも自分と腕の中で瞼を閉じて何かを待っている鏡華の関係性を考えれば自分に求められているのが何なのかは一瞬で悟ることができた。
(……いや、ちょっと待て!今まではこう言うことはなかったはずだが……まあ、世間一般を考えれば俺たちくらいの歳で……キッ、キス!とかは珍しくはないのか!?……もっ、求められるのはやぶさかじゃないが……)
時間にすれば一秒に満たないものだが、双魔の脳内には様々な思考が飛び交った。
「…………」
一方、双魔の決心を待つ側である鏡華の心中も穏やかではなかった。
(うっ、うちったらお、思わず……こないなはしたないことしてまうなんて……で、でも!あまり感じひんと思ってたたのに、いざ、双魔が他の女の子と仲良うしてると思うとなんや、心がもやもやするし……って!そ、そう言えば……双魔が寝てるときに……こっそり……キッ、キスしたことはあるけど……双魔にして貰うのは初めて……っ!?したら、双魔からしたらは、初めてのキスを求められてることになるんや……も、もう!うちっ!どないしよ!?)
抱き合った二人の立つ部屋には数秒静けさが支配した。
そして、ついに双魔が動いた。
「……鏡華……」
「……っ!」
双魔は瑠璃細工を扱うようにそっと鏡華の顎に手を当て、細い身体を抱く腕に力を込めた。
緊張しているのはお互い様なのか瞼を閉じたままの鏡華の身体が固くなるのがはっきりと感じ取れた。
双魔と鏡華の顔は緩やかに近づいていく。それぞれに愛しき人の気配が濃密になるのを感じる。
「……んっ……」
「っ!……えっ?」
そして、二人の唇と唇が優しく重なった、と思いきや、次の瞬間、唇が塞がれていたなら決して出ることのなかったであろう鏡華の不思議そうな声が漏れた。
それもその筈。双魔の唇は鏡華の切りそろえた前髪越しに額に触れていたからだ。
「……いや……すまん!俺も鏡華とその……するのは初めてだったから狙いが狂ったというか……すまん!」
顔を真っ赤にして二度も謝る双魔を見ながら、鏡華は手で双魔の唇が触れた己の額に触れた。
振れた指先にははっきりと双魔の熱が残っていた。
「……格好はつかないが……その、やり直した方が……」
「……ふふ……ふふふふふ!」
「……鏡華?」
狼狽えてしどろもどろな双魔の耳に届いたのは聴き慣れた鈴の音のような鏡華の笑い声だった。
「……んっ!」
自分の額を触れていた鏡華の指が双魔の唇にそっと当てられる。
「ふふっ……やり直しはせえへんでええよ……今日はこれで許したるわ……唇は、また今度のお楽しみ」
「…………ん……悪い……」
「もう、謝らなくてもええよ。うちはおでこでも十分嬉しかったんやから。それじゃあ、お風呂も開いたと思うさかい、よく温まって風邪ひかんようにね……んっ……おやすみ!」
鏡華は背伸びをして双魔の頬に唇を押し当てるとするりと腕の中から抜け出し、足早に部屋を出ていった。
「あっ、おい!…………」
双魔は数歩後ろに下がるとそのまま椅子に倒れ込んだ。開けられたままの扉を見ながら頬に触れるとほんのりと温かい。鏡華の熱がしっかりと残っていた。
「…………そう言う関係っちゃそうだが……いざとなると……はあー……」
背もたれを倒し、天井を眺めながら漏れ出たため息には年上の幼馴染にして婚約者への甘さとほんの少しのほろ苦さが混じっていた。
「あら、何かあったのでしょうか?」
「左文、髪を拭いてほしいぞー!」
「はいはい、今拭きますね」
風呂上がりの左文は二階から聞こえてきた足音に首を傾げながらティルフィングの黒髪に手を掛けた。
(きゃー!そ、双魔にお、おでこやけどキスしてもらった!)
足音の主は敷かれた布団の真ん中に座ると自分の額に手をやった。
(お、おでこでもこんなに幸せやのに………く、唇にされたら……う、うち……どうなってしまうん!?)
「っ!んーーーーーーーー!」
地獄の姫君の部屋からは声にならない純度の高い歓喜による謎の桃色魔力擬きが一晩中漏れ出ているのだった。
世にごまんとある浮気、不倫その末の修羅場。凄惨な光景が双魔の脳裏によぎった。
「…………ふふ…………ふふふふふ!」
「…………きょ、鏡華?」
修羅場を覚悟した双魔だったが聞こえてきたのは鏡華楽しそうな笑い声だった。
「ふふふ!あー、おかし!双魔ったらそんなに慌てて……イサベルはんと一緒にいたんやろ?別に構へんよ!イサベルはんとは約束してるさかい……そもそも、双魔とイサベルはんの仲を取り持ったのはうちみたいなもんやし、気にしてへんよ」
「…………驚かせるなよ……」
鏡華とイサベルの約束について双魔は関知していないが兎角、今のは鏡華の演技だったらしい。確かに、冷静になれば双魔とイサベルの仲は鏡華の知るところではあるし、そもそも何故か一番乗り気だったのは鏡華だ。
双魔は身体から力が抜けるのを感じるとともに、一矢報いてやりたいと思い、鏡華を抱きしめる力を強くした。
「きゃっ!ふふふ、そう怒らんといて……あ、ちょっと苦しいわ……」
「鏡華が冗談が好きなのは知ってるが……そういうのはやめてくれ……」
「ふふふ、わかった、わかったわ……うちも最近は寂しかったさかい許して?」
「……いや……俺もその……寂しい思いをさせて悪いとは……思ってるが…………」
「うん?なぁに?聞こえへんかったからもう一回言って?」
顔を上げて悪戯っぽい笑みを浮かべた鏡華に双魔はバツの悪そうな表情を浮かべた。
「……別に、何でもない」
「まあ?うちに寂しい思わせて悪いって思ってるなら一個、お願い聞いて欲しいなぁ……なんて思うんやけど、どう?」
「……ん、俺にできることなら」
「ふふふ、おおきに…………そしたら……んっ……」
双魔の返事を聞いた鏡華はゆっくりと目を閉じると顔を軽く上に上げ、控えめに可憐な薄桃色の唇を突き出した。
「…………」
それを見て双魔は困惑、否、慌てると言った方がいいだろうか。兎も角、心身ともにかっと燃えるように熱くなった。
幾ら色恋沙汰を扱った娯楽を嗜まない朴念仁気味な双魔でも自分と腕の中で瞼を閉じて何かを待っている鏡華の関係性を考えれば自分に求められているのが何なのかは一瞬で悟ることができた。
(……いや、ちょっと待て!今まではこう言うことはなかったはずだが……まあ、世間一般を考えれば俺たちくらいの歳で……キッ、キス!とかは珍しくはないのか!?……もっ、求められるのはやぶさかじゃないが……)
時間にすれば一秒に満たないものだが、双魔の脳内には様々な思考が飛び交った。
「…………」
一方、双魔の決心を待つ側である鏡華の心中も穏やかではなかった。
(うっ、うちったらお、思わず……こないなはしたないことしてまうなんて……で、でも!あまり感じひんと思ってたたのに、いざ、双魔が他の女の子と仲良うしてると思うとなんや、心がもやもやするし……って!そ、そう言えば……双魔が寝てるときに……こっそり……キッ、キスしたことはあるけど……双魔にして貰うのは初めて……っ!?したら、双魔からしたらは、初めてのキスを求められてることになるんや……も、もう!うちっ!どないしよ!?)
抱き合った二人の立つ部屋には数秒静けさが支配した。
そして、ついに双魔が動いた。
「……鏡華……」
「……っ!」
双魔は瑠璃細工を扱うようにそっと鏡華の顎に手を当て、細い身体を抱く腕に力を込めた。
緊張しているのはお互い様なのか瞼を閉じたままの鏡華の身体が固くなるのがはっきりと感じ取れた。
双魔と鏡華の顔は緩やかに近づいていく。それぞれに愛しき人の気配が濃密になるのを感じる。
「……んっ……」
「っ!……えっ?」
そして、二人の唇と唇が優しく重なった、と思いきや、次の瞬間、唇が塞がれていたなら決して出ることのなかったであろう鏡華の不思議そうな声が漏れた。
それもその筈。双魔の唇は鏡華の切りそろえた前髪越しに額に触れていたからだ。
「……いや……すまん!俺も鏡華とその……するのは初めてだったから狙いが狂ったというか……すまん!」
顔を真っ赤にして二度も謝る双魔を見ながら、鏡華は手で双魔の唇が触れた己の額に触れた。
振れた指先にははっきりと双魔の熱が残っていた。
「……格好はつかないが……その、やり直した方が……」
「……ふふ……ふふふふふ!」
「……鏡華?」
狼狽えてしどろもどろな双魔の耳に届いたのは聴き慣れた鈴の音のような鏡華の笑い声だった。
「……んっ!」
自分の額を触れていた鏡華の指が双魔の唇にそっと当てられる。
「ふふっ……やり直しはせえへんでええよ……今日はこれで許したるわ……唇は、また今度のお楽しみ」
「…………ん……悪い……」
「もう、謝らなくてもええよ。うちはおでこでも十分嬉しかったんやから。それじゃあ、お風呂も開いたと思うさかい、よく温まって風邪ひかんようにね……んっ……おやすみ!」
鏡華は背伸びをして双魔の頬に唇を押し当てるとするりと腕の中から抜け出し、足早に部屋を出ていった。
「あっ、おい!…………」
双魔は数歩後ろに下がるとそのまま椅子に倒れ込んだ。開けられたままの扉を見ながら頬に触れるとほんのりと温かい。鏡華の熱がしっかりと残っていた。
「…………そう言う関係っちゃそうだが……いざとなると……はあー……」
背もたれを倒し、天井を眺めながら漏れ出たため息には年上の幼馴染にして婚約者への甘さとほんの少しのほろ苦さが混じっていた。
「あら、何かあったのでしょうか?」
「左文、髪を拭いてほしいぞー!」
「はいはい、今拭きますね」
風呂上がりの左文は二階から聞こえてきた足音に首を傾げながらティルフィングの黒髪に手を掛けた。
(きゃー!そ、双魔にお、おでこやけどキスしてもらった!)
足音の主は敷かれた布団の真ん中に座ると自分の額に手をやった。
(お、おでこでもこんなに幸せやのに………く、唇にされたら……う、うち……どうなってしまうん!?)
「っ!んーーーーーーーー!」
地獄の姫君の部屋からは声にならない純度の高い歓喜による謎の桃色魔力擬きが一晩中漏れ出ているのだった。
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