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地獄に落ちればいい
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「今更わたくしを頼ろうなんて図々しいとは思いませんの? 最初からわたくしを婚約者として丁重に扱っておけばこんなことにはならなかったのです」
「そ、それは悪かったと思っているわよ……。でも仕方ないでしょう? アレクセイはお前ではなくヘレンを愛してしまったのだから……」
「ええ、ならばこういう結果になったのも仕方のない話では? 何を今更抗おうとしているのです? 廃嫡も幽閉も殿下がヘレンを愛した結果なのですから受け入れたらいかが?」
「受け入れられるわけがないでしょう!? あの子は王になる為に生まれたのよ?」
「生まれはそうでしょうけど、器が圧倒的に足りておりません。もういいではありませんか、幽閉されたとしても優しいヘレンなら殿下に寄り添ってくれるでしょうよ。幽閉先なら好きなだけ真実の愛を貫いて構いませんもの。むしろ幸福なのではなくて?」
心優しいヒロインならば王子が幽閉されても傍にいてくれるはず。
閉ざされた空間で二人真実の愛でも何でも貫けばいい。
「幸福なわけがないでしょう! どうしてお前はわたくしの子供たちを苦しめるの!? あの子たちが可哀想だと思わないの!」
「これっぽっちも可哀想だとは思いませんね、自業自得だと思います。……それに、貴女は何故加害者のくせに被害者ぶっているのですか?」
「は……? 加害者ですって……? ふざけないで! わたくしのどこが加害者だというの!」
「あら、無自覚ですか? これはタチが悪い……。貴女は大勢の人間を傷つけている自覚が全くないのですね。とんだ厚顔無恥です」
呆れた目を向けると王妃は激高して立ち上がる。だが、すぐに立ち眩みを起こして女官に支えられ、そのまま椅子へと座り直した。体調が悪いなら大人しくしてなよ。
「まあ、まず被害者の一人がわたくしですね。婚約期間中貴女にいびられてきましたもの……思い出しても腸が煮えくりかえりそうですわ」
記憶を辿るとミシェルが受けた嫁イビリの数々が鮮明に脳裏へと浮かび上がってくる。
思わず殺意を込めた眼差しで睨みつけると王妃は小さく悲鳴をあげた。
「次に故ハスリー子爵夫人ですね。貴女のくっだらない恋心を叶える為に利用され、血の繋がらないヘレンを育てさせられたのですもの。彼女の人生を踏みにじっておいて“卑しい女”などと蔑むとは……根性が腐っておりますわね」
「はあ!? 分かりもしない部外者が勝手な事を言わないで!! あの卑しい女は図々しくも悋気を起こしてイアンと無理心中をしたのよ!? 形だけでもイアンの妻に迎えてやったというのに、彼の心まで欲しがるなんて分不相応にも程があるわ!」
「それは貴女目線の話ですよね? 部外者のわたくし目線で言わせてもらえば……『この世はアンタの為に回っているわけじゃないんだよ、愚か者が』ですよ。想像ですけど、子爵夫人には事前に承諾を得ていないですよね? きちんと“お飾りの妻”にする旨を説明し、血の繋がらない子を育ててもらうことを了承してもらっていないのでしょう?」
図星なのか再び怒り出した王妃。そんなに怒ると血圧上がるよ? この人本当に煽り耐性低いな。そういうところはあの王子とそっくり。
「どうしてそんな事をする必要が!? 身分の低い者は上の者に従う義務があるのよ!」
「流石にそんな理不尽で非常識な事まで何の説明も無しに受け入れることは無理ですよ。夫が不貞しているだけでも嫌な気持ちになるのに、更にいきなり夫が他所で成した子供まで連れてきて今日から育てろなんて鬼畜の所業です。ああ、貴族に愛人はつきものとおっしゃりたいのでしょうけど、それは正妻を尊重してこそ成り立つものです。そして庶子(・)を説明なく邸に連れてくることはマナー違反ですよ」
「庶子ですって!? 籍が入っていないだけでイアンの本当の妻はわたくしよ! 彼が愛したわたくしが産んだ子を庶子だなんて言われたくないわ!」
「その戯言を誰が肯定してくれるのですか? 王妃様は気づいていらっしゃらないようですけど、その傲慢で配慮の足りない行動が最愛の人を死なせたのでは?」
「えっ………………?」
自分の行動が最愛の人を死に追いやった、という言葉に王妃は唖然とした。
その阿呆みたいな顔を一瞥し、私はこれみよがしにため息をつく。
「だって、そうでしょう? 貴女と子爵が夫人に配慮して事前に説明し、了承を得ていたら彼女を凶行に駆り立てることもなかった。子爵がご存命ならヘレンも今頃は子爵令嬢として優雅な生活を送っていたことでしょう。そう思いません?」
「な、なによ! わたくしのせいだと言いたいの!? どう考えてもイアンを手にかけたあの女が一番悪いでしょう!」
「夫人を狂気に駆り立てたのは貴女でしょう、王妃様? ……貴女、身分がどうこう言っていますけど……本音は違うのではないですか?」
「はあ……!? 何よ、本音って……!」
「夫人をお飾りの妻へと迎えたのは貴女と子爵の仲を隠す為、そして生まれた子を育てさせる為ですよね? その陰謀は貴女と子爵のどちらが企てたかは知りません。だけど、少なくとも貴女は自分以外の女性が子爵の妻となり、ヘレンの母となるのは嫌だったのではありませんか?」
王妃は分かりやすく動揺した。やっぱりそうだ、この自己中心的な女が恋人に仮初でも伴侶が出来ることを許すとは思えない。物事を合理的に判断できる人ならばそれで納得しただろうが、こんな感情で生きている女には無理だ。
どうせ何も知らない夫人を傷つけて楽しんでいたのだろう。自分の方が子爵に愛されている、勘違いするなと知らしめて夫人が傷つく様を想像して笑っていた姿が想像つく。性格がドブのこの女ならそれくらいやりかねない。
「……そうよっ!! あんな卑しい女がイアンの妻の座にいることが許せなかった……! わたくしとイアンの愛の結晶であるヘレンを育てさせたくなかった! 大人しく離縁でもすればよかったのに……あろうことかわたくしのイアンを手にかけるなんてっ……!!」
「ふーん……想像力が無いのですね。実家が無いうえに手に職も無いご婦人が簡単に離縁できるわけがないですよ。貴女はいつもそう、感情のままに想像力を欠いた言動ばかりをとる。その結果がこれですよ。最愛の人を死に追いやり、最愛の息子と娘の未来を奪い、自分の生家とハスリー家を破滅へと追いやる。まるで疫病神のようですね?」
辛辣な事実を突きつけられた王妃は罪悪感なのか頭を抱えて「ちがう……わたくしのせいじゃ……」とぶつぶつ呟き始めた。
ミシェルを散々傷つけて嘲笑っていた王妃の項垂れる様に胸がすく思いがした。
「それと陛下も被害者ですね。ご自分の妃がいつの間にか他所の男の子供を産んでいたのですもの。いや、中々ここまで非常識で度し難い行動をとる人いませんよ、流石は自分が一番の王妃様! やっていることが下衆! ……これだけ今まで好き勝手やってきたのですから、そろそろ報いを受けるべきでは? 貴女も、貴女そっくりのご子息も……地獄に落ちればいい」
自分でも驚くほど低い声が出た。今までの恨みが籠ったような低く冷たい声音に王妃は「ひいいい!?」と甲高い声を上げて立ち上がった。
そして再び立ち眩みを起こしたところで私は王妃付きの護衛に向かい、冷めた声で告げる。
「これ以上無理をさせない方がよろしくてよ」
さっさと連れて帰れ、という意味が伝わったようで護衛は深々と頭を下げる。
そしてそのまま王妃を抱えるようにして部屋を後にしたのだった。
「そ、それは悪かったと思っているわよ……。でも仕方ないでしょう? アレクセイはお前ではなくヘレンを愛してしまったのだから……」
「ええ、ならばこういう結果になったのも仕方のない話では? 何を今更抗おうとしているのです? 廃嫡も幽閉も殿下がヘレンを愛した結果なのですから受け入れたらいかが?」
「受け入れられるわけがないでしょう!? あの子は王になる為に生まれたのよ?」
「生まれはそうでしょうけど、器が圧倒的に足りておりません。もういいではありませんか、幽閉されたとしても優しいヘレンなら殿下に寄り添ってくれるでしょうよ。幽閉先なら好きなだけ真実の愛を貫いて構いませんもの。むしろ幸福なのではなくて?」
心優しいヒロインならば王子が幽閉されても傍にいてくれるはず。
閉ざされた空間で二人真実の愛でも何でも貫けばいい。
「幸福なわけがないでしょう! どうしてお前はわたくしの子供たちを苦しめるの!? あの子たちが可哀想だと思わないの!」
「これっぽっちも可哀想だとは思いませんね、自業自得だと思います。……それに、貴女は何故加害者のくせに被害者ぶっているのですか?」
「は……? 加害者ですって……? ふざけないで! わたくしのどこが加害者だというの!」
「あら、無自覚ですか? これはタチが悪い……。貴女は大勢の人間を傷つけている自覚が全くないのですね。とんだ厚顔無恥です」
呆れた目を向けると王妃は激高して立ち上がる。だが、すぐに立ち眩みを起こして女官に支えられ、そのまま椅子へと座り直した。体調が悪いなら大人しくしてなよ。
「まあ、まず被害者の一人がわたくしですね。婚約期間中貴女にいびられてきましたもの……思い出しても腸が煮えくりかえりそうですわ」
記憶を辿るとミシェルが受けた嫁イビリの数々が鮮明に脳裏へと浮かび上がってくる。
思わず殺意を込めた眼差しで睨みつけると王妃は小さく悲鳴をあげた。
「次に故ハスリー子爵夫人ですね。貴女のくっだらない恋心を叶える為に利用され、血の繋がらないヘレンを育てさせられたのですもの。彼女の人生を踏みにじっておいて“卑しい女”などと蔑むとは……根性が腐っておりますわね」
「はあ!? 分かりもしない部外者が勝手な事を言わないで!! あの卑しい女は図々しくも悋気を起こしてイアンと無理心中をしたのよ!? 形だけでもイアンの妻に迎えてやったというのに、彼の心まで欲しがるなんて分不相応にも程があるわ!」
「それは貴女目線の話ですよね? 部外者のわたくし目線で言わせてもらえば……『この世はアンタの為に回っているわけじゃないんだよ、愚か者が』ですよ。想像ですけど、子爵夫人には事前に承諾を得ていないですよね? きちんと“お飾りの妻”にする旨を説明し、血の繋がらない子を育ててもらうことを了承してもらっていないのでしょう?」
図星なのか再び怒り出した王妃。そんなに怒ると血圧上がるよ? この人本当に煽り耐性低いな。そういうところはあの王子とそっくり。
「どうしてそんな事をする必要が!? 身分の低い者は上の者に従う義務があるのよ!」
「流石にそんな理不尽で非常識な事まで何の説明も無しに受け入れることは無理ですよ。夫が不貞しているだけでも嫌な気持ちになるのに、更にいきなり夫が他所で成した子供まで連れてきて今日から育てろなんて鬼畜の所業です。ああ、貴族に愛人はつきものとおっしゃりたいのでしょうけど、それは正妻を尊重してこそ成り立つものです。そして庶子(・)を説明なく邸に連れてくることはマナー違反ですよ」
「庶子ですって!? 籍が入っていないだけでイアンの本当の妻はわたくしよ! 彼が愛したわたくしが産んだ子を庶子だなんて言われたくないわ!」
「その戯言を誰が肯定してくれるのですか? 王妃様は気づいていらっしゃらないようですけど、その傲慢で配慮の足りない行動が最愛の人を死なせたのでは?」
「えっ………………?」
自分の行動が最愛の人を死に追いやった、という言葉に王妃は唖然とした。
その阿呆みたいな顔を一瞥し、私はこれみよがしにため息をつく。
「だって、そうでしょう? 貴女と子爵が夫人に配慮して事前に説明し、了承を得ていたら彼女を凶行に駆り立てることもなかった。子爵がご存命ならヘレンも今頃は子爵令嬢として優雅な生活を送っていたことでしょう。そう思いません?」
「な、なによ! わたくしのせいだと言いたいの!? どう考えてもイアンを手にかけたあの女が一番悪いでしょう!」
「夫人を狂気に駆り立てたのは貴女でしょう、王妃様? ……貴女、身分がどうこう言っていますけど……本音は違うのではないですか?」
「はあ……!? 何よ、本音って……!」
「夫人をお飾りの妻へと迎えたのは貴女と子爵の仲を隠す為、そして生まれた子を育てさせる為ですよね? その陰謀は貴女と子爵のどちらが企てたかは知りません。だけど、少なくとも貴女は自分以外の女性が子爵の妻となり、ヘレンの母となるのは嫌だったのではありませんか?」
王妃は分かりやすく動揺した。やっぱりそうだ、この自己中心的な女が恋人に仮初でも伴侶が出来ることを許すとは思えない。物事を合理的に判断できる人ならばそれで納得しただろうが、こんな感情で生きている女には無理だ。
どうせ何も知らない夫人を傷つけて楽しんでいたのだろう。自分の方が子爵に愛されている、勘違いするなと知らしめて夫人が傷つく様を想像して笑っていた姿が想像つく。性格がドブのこの女ならそれくらいやりかねない。
「……そうよっ!! あんな卑しい女がイアンの妻の座にいることが許せなかった……! わたくしとイアンの愛の結晶であるヘレンを育てさせたくなかった! 大人しく離縁でもすればよかったのに……あろうことかわたくしのイアンを手にかけるなんてっ……!!」
「ふーん……想像力が無いのですね。実家が無いうえに手に職も無いご婦人が簡単に離縁できるわけがないですよ。貴女はいつもそう、感情のままに想像力を欠いた言動ばかりをとる。その結果がこれですよ。最愛の人を死に追いやり、最愛の息子と娘の未来を奪い、自分の生家とハスリー家を破滅へと追いやる。まるで疫病神のようですね?」
辛辣な事実を突きつけられた王妃は罪悪感なのか頭を抱えて「ちがう……わたくしのせいじゃ……」とぶつぶつ呟き始めた。
ミシェルを散々傷つけて嘲笑っていた王妃の項垂れる様に胸がすく思いがした。
「それと陛下も被害者ですね。ご自分の妃がいつの間にか他所の男の子供を産んでいたのですもの。いや、中々ここまで非常識で度し難い行動をとる人いませんよ、流石は自分が一番の王妃様! やっていることが下衆! ……これだけ今まで好き勝手やってきたのですから、そろそろ報いを受けるべきでは? 貴女も、貴女そっくりのご子息も……地獄に落ちればいい」
自分でも驚くほど低い声が出た。今までの恨みが籠ったような低く冷たい声音に王妃は「ひいいい!?」と甲高い声を上げて立ち上がった。
そして再び立ち眩みを起こしたところで私は王妃付きの護衛に向かい、冷めた声で告げる。
「これ以上無理をさせない方がよろしくてよ」
さっさと連れて帰れ、という意味が伝わったようで護衛は深々と頭を下げる。
そしてそのまま王妃を抱えるようにして部屋を後にしたのだった。
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