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禁じられた逢瀬③
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『貴女は本当に役に立たない嫁ね。後はわたくしが殿下の面倒をみるから、さっさと家に帰りなさい』
乳母となった嫁は慣れない環境と、口煩い姑が傍にいるせいか産後の乳の出が悪かった。致し方なく乳の出が良い平民の女性を乳母の代わりにしたため、スミス男爵夫人は産後早々にお役御免となった。
しかし、本来であれば乳母というのは王族の子が成長後も世話係として仕えるものである。だが、王宮に留まる気のない男爵夫人や、乳を与えている平民女性を王族の側仕えにするわけにもいかない。そこで手を挙げたのがスミス夫人である。
『わたくしが不出来な嫁に代わり、王子殿下の世話係を務めさせていただきます』
嘘のような話だが、こういった経緯のスミス夫人は後の王太子となるエドワードの世話係となった。ようやく自分の望んだ煌びやかな宮殿で生活が出来る。夫人は興奮のあまりに雄たけびを上げそうになるのを必死に堪えた。
多忙故、子に構う暇のない王妃に代わりスミス夫人はエドワードを沢山甘やかした。この子こそ自分の全てであり、生きる理由とでもいうほどに。
『エドワード殿下がなさることは全てが許されるのです』
『貴方は至高の御方、貴方の望みは全て叶えられて当然です』
『貴方の意に添わぬことなどやらなくともよいのです。貴方はそれが許されます』
こうしたスミス夫人の歪んだ育て方により、エドワードは他者に配慮の出来ない傲慢な人間へと成長した。やっていい事と悪い事すら区別がつかず、自分がすることは全て正しいのだと無条件に信じてしまうような駄目人間に育った要因が彼女である。
こうしてスミス夫人は加齢により世話係を解雇されてからもずっとエドワードの母親気取りでいた。彼の身を案じる手紙も幾度となく送るものの、自分勝手な彼から返事など来るはずも無かった。
しかし、最近になってようやく返事が届いた。
返事というよりも一方的なお願いをしたためた手紙だ。
その内容は好きな女性との逢瀬を手助けしてほしいというものだった。
大切な息子が悪しき婚約者の醜い嫉妬により愛する人との仲を裂かれて苦しんでいる。
そんな馬鹿げた妄想を爆発させた夫人は“自分がエドワードを救わねば!”と意気込み、愚かにも自宅を逢瀬の場として提供することを約束したのだ。
「スミス夫人、いつものようにルルナと二人きりにさせてもらっていいだろうか?」
ルルナをその胸に抱いたエドワードは母にねだる息子のように甘えた声を出した。
「ええ、勿論ですとも。わたくしは夕方まで外に出ておりますので、どうぞごゆっくりとお過ごしください」
自分の邸が連れ込み宿のような扱いをされてもスミス夫人は幸せだった。
誰よりも大切な存在であるエドワードの役に立てるのだから。
邸には今エドワードとルルナしかいない。文字通り二人きりだ。
スミス夫人はエドワードが訪問する日を夫が一日不在とする日に合わせ、使用人にもこの日は暇を出している。誰かに見られたらエドワードに迷惑がかかると分かっているからだ。
そうなると必然的に馬車を動かす者も一時的に不在となるので、何処へ行くにしても徒歩で向かわねばならない。
貴族の婦人が共もつけずに徒歩で出歩くなんて普通はやらないことだ。
だが、愛する息子のためならば苦ではない。
スミス夫人はハイヒールのまま舗装されていない道を歩いていった。
*
「……母上、また来たのかよ……」
「別にいいじゃない、ここは元々わたくしが住んでいた邸なのだから」
スミス夫人が徒歩でやって来たのは実の息子であるスミス男爵の本邸。
こちらも王都から離れた郊外にあり、スミス夫人が住んでいる邸に近い場所にある。あんなことがあったので、前当主夫妻と現当主夫妻は別居することとなったのだ。もちろん、前当主夫妻が今まで住んでいた本邸を出る形で。
「別にいいけどよ。嫁も出かけているし、俺もこれから出るから母上の相手をする奴はいないからな?」
「いいわよ。別に貴方達の顔を見に来たんじゃないもの」
実の息子の歓迎していない様子を気にもせず、慣れた足取りでスミス夫人は邸の中へと入って行く。元々親子関係は希薄であったが、ここまで息子夫婦にもその孫にすらも興味のない母親に男爵は嫌気が差していた。
「いつものように庭園が見える客室を借りるわよ」
「ああ……好きにしな」
スミス夫人が客室へ続く廊下を進んでいくのを嫌そうな顔で見届けた後、スミス男爵は外へと出た。既に待機していた馬車へと乗り込み、御者に行先を告げる。
「両親が住む別邸へ。邸の敷地内で停車せず、そこより離れた場所で降ろしてくれ」
男爵は今日、邸に母親が来るであろうことは分かっていた。
実の息子にも、その妻にも、孫にさえも興味がない母親は別居後に本邸を訪れたことはなかった。そんな母親が近ごろやたらと本邸に足を運ぶようになったので、 男爵はその行動に違和感を覚えていた。
あの母親の事だ、何か良からぬことを企んでいるに違いないと怪しみ、本邸での様子を使用人に命じて観察させた。てっきり本邸に何か用があるのかと思いきや、母親は客室でお茶を飲んだり本を読んだりして過ごしているだけだという。
まるで時間を潰しているかのようだった。
母親を観察させていた使用人の発言に、男爵は「もしや何らかの事情で別邸にいられなくなり、ここで時間を潰しているのか?”」という考えに思い至る。
そうして母親が来た日を調査してみると、どれも父親が丸一日邸を不在にする人重なった。おまけにその日は必ず使用人に暇を出しているというではないか。
そして今日は父親が不在になる日だ。邸で待っているとやはり母親が訪ねてきた。
ずっと気がつかなかったが、母親の靴はひどく汚れてすり減っている。
馬車で来るのにどうしてそんなに靴が汚れているんだ?
そう疑問を感じて邸の外を見渡すと、母親が乗って来たであろう馬車が見当たらない。
いつも邸内から迎えていたから気づかなかった。どうやら母親は馬車に乗ってきていないようだ。
貴族の夫人が徒歩で何処かへ行くなど有り得ない。
それははしたないとされる行為だ。礼儀作法には一応うるさい母親がそんなおかしな真似をすることが不思議で仕方なかった。
母親がそういうおかしな行動をするときは碌な事がない。
それを身をもって体験している息子は母親が何を隠しているのかを直接確認しに行くことを決めた。
また何かとんでもない事を企み、自分達に迷惑をかけるつもりならば母親といえども容赦はしない。
そう決意した男爵は緊張した面持ちで馬車を走らせた。
乳母となった嫁は慣れない環境と、口煩い姑が傍にいるせいか産後の乳の出が悪かった。致し方なく乳の出が良い平民の女性を乳母の代わりにしたため、スミス男爵夫人は産後早々にお役御免となった。
しかし、本来であれば乳母というのは王族の子が成長後も世話係として仕えるものである。だが、王宮に留まる気のない男爵夫人や、乳を与えている平民女性を王族の側仕えにするわけにもいかない。そこで手を挙げたのがスミス夫人である。
『わたくしが不出来な嫁に代わり、王子殿下の世話係を務めさせていただきます』
嘘のような話だが、こういった経緯のスミス夫人は後の王太子となるエドワードの世話係となった。ようやく自分の望んだ煌びやかな宮殿で生活が出来る。夫人は興奮のあまりに雄たけびを上げそうになるのを必死に堪えた。
多忙故、子に構う暇のない王妃に代わりスミス夫人はエドワードを沢山甘やかした。この子こそ自分の全てであり、生きる理由とでもいうほどに。
『エドワード殿下がなさることは全てが許されるのです』
『貴方は至高の御方、貴方の望みは全て叶えられて当然です』
『貴方の意に添わぬことなどやらなくともよいのです。貴方はそれが許されます』
こうしたスミス夫人の歪んだ育て方により、エドワードは他者に配慮の出来ない傲慢な人間へと成長した。やっていい事と悪い事すら区別がつかず、自分がすることは全て正しいのだと無条件に信じてしまうような駄目人間に育った要因が彼女である。
こうしてスミス夫人は加齢により世話係を解雇されてからもずっとエドワードの母親気取りでいた。彼の身を案じる手紙も幾度となく送るものの、自分勝手な彼から返事など来るはずも無かった。
しかし、最近になってようやく返事が届いた。
返事というよりも一方的なお願いをしたためた手紙だ。
その内容は好きな女性との逢瀬を手助けしてほしいというものだった。
大切な息子が悪しき婚約者の醜い嫉妬により愛する人との仲を裂かれて苦しんでいる。
そんな馬鹿げた妄想を爆発させた夫人は“自分がエドワードを救わねば!”と意気込み、愚かにも自宅を逢瀬の場として提供することを約束したのだ。
「スミス夫人、いつものようにルルナと二人きりにさせてもらっていいだろうか?」
ルルナをその胸に抱いたエドワードは母にねだる息子のように甘えた声を出した。
「ええ、勿論ですとも。わたくしは夕方まで外に出ておりますので、どうぞごゆっくりとお過ごしください」
自分の邸が連れ込み宿のような扱いをされてもスミス夫人は幸せだった。
誰よりも大切な存在であるエドワードの役に立てるのだから。
邸には今エドワードとルルナしかいない。文字通り二人きりだ。
スミス夫人はエドワードが訪問する日を夫が一日不在とする日に合わせ、使用人にもこの日は暇を出している。誰かに見られたらエドワードに迷惑がかかると分かっているからだ。
そうなると必然的に馬車を動かす者も一時的に不在となるので、何処へ行くにしても徒歩で向かわねばならない。
貴族の婦人が共もつけずに徒歩で出歩くなんて普通はやらないことだ。
だが、愛する息子のためならば苦ではない。
スミス夫人はハイヒールのまま舗装されていない道を歩いていった。
*
「……母上、また来たのかよ……」
「別にいいじゃない、ここは元々わたくしが住んでいた邸なのだから」
スミス夫人が徒歩でやって来たのは実の息子であるスミス男爵の本邸。
こちらも王都から離れた郊外にあり、スミス夫人が住んでいる邸に近い場所にある。あんなことがあったので、前当主夫妻と現当主夫妻は別居することとなったのだ。もちろん、前当主夫妻が今まで住んでいた本邸を出る形で。
「別にいいけどよ。嫁も出かけているし、俺もこれから出るから母上の相手をする奴はいないからな?」
「いいわよ。別に貴方達の顔を見に来たんじゃないもの」
実の息子の歓迎していない様子を気にもせず、慣れた足取りでスミス夫人は邸の中へと入って行く。元々親子関係は希薄であったが、ここまで息子夫婦にもその孫にすらも興味のない母親に男爵は嫌気が差していた。
「いつものように庭園が見える客室を借りるわよ」
「ああ……好きにしな」
スミス夫人が客室へ続く廊下を進んでいくのを嫌そうな顔で見届けた後、スミス男爵は外へと出た。既に待機していた馬車へと乗り込み、御者に行先を告げる。
「両親が住む別邸へ。邸の敷地内で停車せず、そこより離れた場所で降ろしてくれ」
男爵は今日、邸に母親が来るであろうことは分かっていた。
実の息子にも、その妻にも、孫にさえも興味がない母親は別居後に本邸を訪れたことはなかった。そんな母親が近ごろやたらと本邸に足を運ぶようになったので、 男爵はその行動に違和感を覚えていた。
あの母親の事だ、何か良からぬことを企んでいるに違いないと怪しみ、本邸での様子を使用人に命じて観察させた。てっきり本邸に何か用があるのかと思いきや、母親は客室でお茶を飲んだり本を読んだりして過ごしているだけだという。
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母親を観察させていた使用人の発言に、男爵は「もしや何らかの事情で別邸にいられなくなり、ここで時間を潰しているのか?”」という考えに思い至る。
そうして母親が来た日を調査してみると、どれも父親が丸一日邸を不在にする人重なった。おまけにその日は必ず使用人に暇を出しているというではないか。
そして今日は父親が不在になる日だ。邸で待っているとやはり母親が訪ねてきた。
ずっと気がつかなかったが、母親の靴はひどく汚れてすり減っている。
馬車で来るのにどうしてそんなに靴が汚れているんだ?
そう疑問を感じて邸の外を見渡すと、母親が乗って来たであろう馬車が見当たらない。
いつも邸内から迎えていたから気づかなかった。どうやら母親は馬車に乗ってきていないようだ。
貴族の夫人が徒歩で何処かへ行くなど有り得ない。
それははしたないとされる行為だ。礼儀作法には一応うるさい母親がそんなおかしな真似をすることが不思議で仕方なかった。
母親がそういうおかしな行動をするときは碌な事がない。
それを身をもって体験している息子は母親が何を隠しているのかを直接確認しに行くことを決めた。
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