15 / 15
episode A アイとヒューゴ カロンとユアン
009. Future story / かわいい男の子たちのカップル
午後、
チャイムの音が響き講堂から年若い生徒がぞろぞろ退室してくる。
「リック!」
呼ばれた青年は声の主を確認して満面の笑みを浮かべる。
「コディ、そっち実技ももう終わりかい」
「あぁ、これからどうするんだい」
「午後からコペルニクス先生の研究所でバイトさ」
「そっか、明日は時間があるのかい」
「あぁ、1日一緒に過ごせそうだ」
そっか、
午後のお茶には誘いそびれたが明日のデートは決定的だと知りコディは頬を喜び色にほんのり染めた。
リックは栗毛の癖ッ毛がチャーミングな男の子。
コディは黒髪を短く刈った野性的な雰囲気。
リックは歴史と哲学を
コディは天文学をこの学校で学んでいる。
美青年ふたりのなかむつまじい立ち話はそれだけでも絵になり、通りすがりの女の子たちをときめかせた。
「じゃあ、明日」
「うん、ヒューゴとアイのお墓で待ってる」
:
丘の中腹の広場の小さなお墓にヒューゴとアイは眠っている。
この街、いやふたりの名は外国にも知れわたる
伝説のカップルだ。
100年以上経つ今でも人々は彼らを愛し広場はライトグリーンの芝で整備され季節の花が常に咲く。
老若男女恋人たちの憩いの場だ。
お日さまがてっぺんまで昇るころ
年若きかわいらしいカップル リックとコディの姿もここにあった。
「リック、今日はどこへ行こうか」
「そうだな…とりあえずバリーさんの店でご飯とお茶してさ、僕の部屋に行こうよ」
「ん?こんな良い天気なのに部屋かい?」
「ああ、これを買ったからコディと読みたくて」
リックは言いながら頬を輝かせ、皮の鞄から薔薇色の表紙の本を取り出した。
ロマンチックな表装を目にしたコディは顔を赤らめ声を上げる。
「お前…!それは女子が読む本だろ」
「別に男が読んだっていいじゃないか」
本。
ヒューゴとアイの伝記や見聞録は発売される度ベストセラーとなり
今でも度々出版されている。
ふたりは生涯かたい絆で結ばれ、愛し合い、世界中を旅し、大勢の孤児や奴隷の子を養子として育て、奴隷の人権保護のため人生を捧げた。
特に旅の途中、エルフの国を訪ねヒューゴが兄と仲直りをするエピソードなどは演劇にもなるほど人気だ。
そして、数年前アイの本棚の鍵が発見され
数十冊もの日記が明るみになった。その日記というのはヒューゴとの愛の営み、めくるめく秘め事がこと細かく記されたもので
ふたりのひ孫であり新進気鋭の女流作家と画家がそのスキャンダラスな日記を編纂し出版されるいなや
街中の婦女たちがそれを買い漁った。
卑猥ながらも美しいと噂の芸術作品…
その本が今、コディの顔を赤らめさせているのだ。
「ねぇ、コディ。いいだろ?」
「う…ぅ…」
できれば昼食のあとに知らせて欲しかった…!だってだって、これって。アレだろ
ハリーさんの美味い飯の味がわからなくなっちゃうじゃないか!
コディはリックのプードルのような愛くるしい巻き毛を恨めしげに眺めながら緩やかな丘から下山した。
:
「「うわ、」」
「「はぁ、」」
「「すご、」」
ふたりのいちいちハモる声とページをめくる乾いた音が
小ぢんまりとした部屋に響く。
絨毯の床にふたりペタリと座り、机がわりにしたベッドに肘をつき真ん中に置いたアノ本を捲っているところ。
文章はとりあえず飛ばし挿し絵を眺める。
その絵ときたら…
(この画家は死後アスモダイオスにこっぴどく叱られるに違いない)
リックよりもいささか初なコディは腕をぶるりと震わせた。
リックはと言えば生々しい性描写に釘付けで茶色の長い睫毛と薄茶の目をキラキラ輝かせていた。
アイの大きな体がヒューゴの華奢な体を組みふせている絵柄のところで
「「ゴクリ」」
唾を飲み込む音がハモった。
少し気まずい沈黙のあと、先に根を上げたのはリックだった。
「したい…、」
「え?」
「だから、したくなっちゃったってば。コディ」
「わっ!ちょっと、リック!」
リックの手が股間に伸びてきてコディは抗議の声を上げる。
「ほらぁ、コディも興奮してるじゃないか」
「バカッ!リック!」
「あはは、コディの顔真っ赤。相変わらずシャイな奴だな、僕のなんてもっと凄いことになっちゃってるんだよ」
座ったまま足を広げ腰をつきだし真ん中が盛り上がってしまっているズボンを見せびらかされ
コディの顔面は更に赤みを増していく。
「ほら、ベッドに上がろうよ」
強引かつ積極的すぎるリックにワタワタ流され
気づけばコディはベッドに寝かされその視界に映るのは
天井と自分を見下ろす興奮しきった彼氏の顔。
「ちょ…ッ、また俺コッチかよ!?」
ーーー体の関係を持ってまだ日が浅いこのカップル。
まだデートしかしていない頃、コディはずっとリックを抱きたかった。体格は僅かに自分のほうが大きいし、見た目も性格も自分のほうが男らしい。
おっちょこちょいで甘えん坊で声が高めなリックを鳴かせてやりたいという願望は指折り数えられるセックスを経た今も捨ててはいない。
「うん~?、決まってるでしょ…ちゅッちゅッ」
コディの首筋に早速ちゅッちゅしながら、何だか適当な感じで返事をするリック。
「あ…ッ、あのさ、リックはコッチのほうが可愛いっていうか…んッ、似合うと思うんだけど…ッ」
「またその話ぃ?」
一旦顔を上げるリックはちょっと不満げな表情でコディを覗きこむ。
「あぁ~、馬鹿。冗談言わないでよ、コディの可愛らしさに比べたら僕なんて全然。いい加減無自覚直してよね」
「む~~~、コノ、栗鼠みたいな顔でよく言う」
なんだか子憎たらしくなってコディはリックのふっくらした頬を軽くつねる。
「イテイテ、こらコディ、お仕置きしちゃうぞ。というか、この相談はまた今度にしよ。」
「う…、」
リックはコディの手首をベッドにぬいつけ、ちゅッちゅの続きにとりかかる。
ついばむような可愛いちゅッちゅから大人じみた舌での愛撫に切り替えて首から耳を攻めていく。
最初のころ苦戦したシャツのボタンも片手で器用に外せるようになったのだ。
(いつまでも可愛い僕じゃないぞ)
(あ、おっぱい発見。はむはむしちゃおう)
「はぁ…ッ、胸、いや…ああぁ…ッ」
(うふふ、コディったらピクピクしちゃって)
「ああぁ…ッ、あん~~」
(これだけでこんななっちゃうのに僕を抱こうだなんて100年早いなぁ)
「あぁ…、あんッ!」
(ペロペロして甘噛みもしてやろう)
「ああぁ…ッ、噛む…ッなッ…」
(あ、ちょっと!)
なんとか反撃してやろうとコディはリックのズボンの真ん中に手を伸ばし大事なところをやんわり掴んだ。
「フフ、コディ、直に触りたい?」
「うん…、ズボン脱ごうぜ」
ふたりはせかせかと脱いで裏返しになったズボンと下着ををベッドの下に放り投げた。
「むフッ、むふ…ッ、ちゅッ、ちゅッ…」
素肌でぴったり抱き合いながらの口づけがとても気持ちいい。雄芯を擦りつけあい互いの愛液で濡らしあう。
「コディ…、おしり。いい?」
ああ、こいつかわいいのは顔だけだ。
「うん…ッ、いいよ…ッ」
「そうこなくっちゃ」
リックは嬉々として起きあがると、コディの長い足をMの字に持ち上げアナルに顔を近づけていった。
「ああ、恥ずかしいよ…リック…」
「ああ、美味しそう…コディ」
(はむはむしちゃおう)
「あぁ…、あんッ、んうッ…!」
(あ~、ペロペロもしちゃうし)
「うわ、…ッあんッあぁ…あ~」
「ん、柔らかくなってきたよ。指イケるかな」
「はぅ~、…ッ、あぁ…あぁ…、あ!リック…リック」
「んん?」
「俺さ…ッ、んうッ。おしり触られてこんな女の子みたいに声出しちゃってさ…ッ、変じゃないのかなッ」
「知らない。僕、コディ以外の人興味無いから他人と比べないし…」
「あぁ…ッ、強く擦んなってぇ…!」
「コディが変なこと言うから、僕、もう限界」
「うん…ッ!俺ももうしたい…ッ!リックと繋がりたい…ッ」
コディは自ら腰をつきだし疼く蕾にリックを誘う。
「コディ、コディ…、いくよ…ッ」
「うあ…ッ!ああぁ…ッ、」
ゆっくりゆっくりだけど確実にコディのナカに…
「はぁ…ッ、コディのナカ、あつ…ッ」
「く…苦し…ッ、」
ふたつの頭の間の僅かな空間は互いの熱い吐息で充満する
「コディ…、待って待って。もう少し…ッ」
(もっと上手くできる。コディを気持ちよくさせてやれる…!)
「ああぁ…ッ、あんッ!あ、ソコッ…」
「うん…ッ、ここだね…ッ、コディ…、」
こないだのセックスで見つけた、コディが泣いちゃうところ…ここをこういうふうに…
「やぁ…ッ!ソコッ直ぐイッちゃうってばぁ…ッ」
「イこう、イこう…ッ!」
コディのソコを強めに擦りながら、ちゅるちゅると涙を溢すペニスも愛撫し射精を促す。
ああぁ…ッ、僕も出ちゃう。
「やぁ…ッ!気持ちいい…ッ気持ちいい…ッ!もう…もう…」
「コディ…、イクイク…ッ」
コディのナカから己を引き抜き
リックはコディの腹筋、コディの白濁がつくった水溜まりに自分のソレを注いだ。
:
ドサッ
「ぷはーッ!」
「気持ちいいーッ!」
その後浴室で洗いあっこして色々排水口に流して、ビールをぐびぐび飲んでベッドに再び雪崩れ込んだコディ&リック。
「コディ、お尻とか痛くないかい?」
未だ情事の痕跡残るしわくちゃのシーツで寝そべりながらリックが訊ねる。
「ああ、平気さ。リック優しくしてくれただろ?」
隣で仰向けに寝そべるコディの頬はビールと照れでちょっと赤い。
「そっか、それなら一時間だけ寝よう。」
「ん?」
「起きたら街に出るのさ。レイトショーと夜ご飯を奢るからさ」
「ホント?」
コディの表情が輝くのを見てリックの声が弾む。
「ああ、だって今日はデートでしょ?」
堪らずコディはリックに抱きつく。
「リック、リック…、好きだ!」
「あはは、僕も大好きだよ」
:
幸せいっぱいのリックの目にふと、
床にほっぽりだしてたヒューゴとアイの本がうつる
(アレはコディとマンネリになったときの参考書にとっておこう)
「今はいいや」
「え~?」
「何でもなーい」
小さな愛の巣でクスクスがしばらく聞こえる。
はじまったばかりの恋はやりたいことでいっぱい。
薔薇色の表紙の金色の題名がほのかに輝いていた。
チャイムの音が響き講堂から年若い生徒がぞろぞろ退室してくる。
「リック!」
呼ばれた青年は声の主を確認して満面の笑みを浮かべる。
「コディ、そっち実技ももう終わりかい」
「あぁ、これからどうするんだい」
「午後からコペルニクス先生の研究所でバイトさ」
「そっか、明日は時間があるのかい」
「あぁ、1日一緒に過ごせそうだ」
そっか、
午後のお茶には誘いそびれたが明日のデートは決定的だと知りコディは頬を喜び色にほんのり染めた。
リックは栗毛の癖ッ毛がチャーミングな男の子。
コディは黒髪を短く刈った野性的な雰囲気。
リックは歴史と哲学を
コディは天文学をこの学校で学んでいる。
美青年ふたりのなかむつまじい立ち話はそれだけでも絵になり、通りすがりの女の子たちをときめかせた。
「じゃあ、明日」
「うん、ヒューゴとアイのお墓で待ってる」
:
丘の中腹の広場の小さなお墓にヒューゴとアイは眠っている。
この街、いやふたりの名は外国にも知れわたる
伝説のカップルだ。
100年以上経つ今でも人々は彼らを愛し広場はライトグリーンの芝で整備され季節の花が常に咲く。
老若男女恋人たちの憩いの場だ。
お日さまがてっぺんまで昇るころ
年若きかわいらしいカップル リックとコディの姿もここにあった。
「リック、今日はどこへ行こうか」
「そうだな…とりあえずバリーさんの店でご飯とお茶してさ、僕の部屋に行こうよ」
「ん?こんな良い天気なのに部屋かい?」
「ああ、これを買ったからコディと読みたくて」
リックは言いながら頬を輝かせ、皮の鞄から薔薇色の表紙の本を取り出した。
ロマンチックな表装を目にしたコディは顔を赤らめ声を上げる。
「お前…!それは女子が読む本だろ」
「別に男が読んだっていいじゃないか」
本。
ヒューゴとアイの伝記や見聞録は発売される度ベストセラーとなり
今でも度々出版されている。
ふたりは生涯かたい絆で結ばれ、愛し合い、世界中を旅し、大勢の孤児や奴隷の子を養子として育て、奴隷の人権保護のため人生を捧げた。
特に旅の途中、エルフの国を訪ねヒューゴが兄と仲直りをするエピソードなどは演劇にもなるほど人気だ。
そして、数年前アイの本棚の鍵が発見され
数十冊もの日記が明るみになった。その日記というのはヒューゴとの愛の営み、めくるめく秘め事がこと細かく記されたもので
ふたりのひ孫であり新進気鋭の女流作家と画家がそのスキャンダラスな日記を編纂し出版されるいなや
街中の婦女たちがそれを買い漁った。
卑猥ながらも美しいと噂の芸術作品…
その本が今、コディの顔を赤らめさせているのだ。
「ねぇ、コディ。いいだろ?」
「う…ぅ…」
できれば昼食のあとに知らせて欲しかった…!だってだって、これって。アレだろ
ハリーさんの美味い飯の味がわからなくなっちゃうじゃないか!
コディはリックのプードルのような愛くるしい巻き毛を恨めしげに眺めながら緩やかな丘から下山した。
:
「「うわ、」」
「「はぁ、」」
「「すご、」」
ふたりのいちいちハモる声とページをめくる乾いた音が
小ぢんまりとした部屋に響く。
絨毯の床にふたりペタリと座り、机がわりにしたベッドに肘をつき真ん中に置いたアノ本を捲っているところ。
文章はとりあえず飛ばし挿し絵を眺める。
その絵ときたら…
(この画家は死後アスモダイオスにこっぴどく叱られるに違いない)
リックよりもいささか初なコディは腕をぶるりと震わせた。
リックはと言えば生々しい性描写に釘付けで茶色の長い睫毛と薄茶の目をキラキラ輝かせていた。
アイの大きな体がヒューゴの華奢な体を組みふせている絵柄のところで
「「ゴクリ」」
唾を飲み込む音がハモった。
少し気まずい沈黙のあと、先に根を上げたのはリックだった。
「したい…、」
「え?」
「だから、したくなっちゃったってば。コディ」
「わっ!ちょっと、リック!」
リックの手が股間に伸びてきてコディは抗議の声を上げる。
「ほらぁ、コディも興奮してるじゃないか」
「バカッ!リック!」
「あはは、コディの顔真っ赤。相変わらずシャイな奴だな、僕のなんてもっと凄いことになっちゃってるんだよ」
座ったまま足を広げ腰をつきだし真ん中が盛り上がってしまっているズボンを見せびらかされ
コディの顔面は更に赤みを増していく。
「ほら、ベッドに上がろうよ」
強引かつ積極的すぎるリックにワタワタ流され
気づけばコディはベッドに寝かされその視界に映るのは
天井と自分を見下ろす興奮しきった彼氏の顔。
「ちょ…ッ、また俺コッチかよ!?」
ーーー体の関係を持ってまだ日が浅いこのカップル。
まだデートしかしていない頃、コディはずっとリックを抱きたかった。体格は僅かに自分のほうが大きいし、見た目も性格も自分のほうが男らしい。
おっちょこちょいで甘えん坊で声が高めなリックを鳴かせてやりたいという願望は指折り数えられるセックスを経た今も捨ててはいない。
「うん~?、決まってるでしょ…ちゅッちゅッ」
コディの首筋に早速ちゅッちゅしながら、何だか適当な感じで返事をするリック。
「あ…ッ、あのさ、リックはコッチのほうが可愛いっていうか…んッ、似合うと思うんだけど…ッ」
「またその話ぃ?」
一旦顔を上げるリックはちょっと不満げな表情でコディを覗きこむ。
「あぁ~、馬鹿。冗談言わないでよ、コディの可愛らしさに比べたら僕なんて全然。いい加減無自覚直してよね」
「む~~~、コノ、栗鼠みたいな顔でよく言う」
なんだか子憎たらしくなってコディはリックのふっくらした頬を軽くつねる。
「イテイテ、こらコディ、お仕置きしちゃうぞ。というか、この相談はまた今度にしよ。」
「う…、」
リックはコディの手首をベッドにぬいつけ、ちゅッちゅの続きにとりかかる。
ついばむような可愛いちゅッちゅから大人じみた舌での愛撫に切り替えて首から耳を攻めていく。
最初のころ苦戦したシャツのボタンも片手で器用に外せるようになったのだ。
(いつまでも可愛い僕じゃないぞ)
(あ、おっぱい発見。はむはむしちゃおう)
「はぁ…ッ、胸、いや…ああぁ…ッ」
(うふふ、コディったらピクピクしちゃって)
「ああぁ…ッ、あん~~」
(これだけでこんななっちゃうのに僕を抱こうだなんて100年早いなぁ)
「あぁ…、あんッ!」
(ペロペロして甘噛みもしてやろう)
「ああぁ…ッ、噛む…ッなッ…」
(あ、ちょっと!)
なんとか反撃してやろうとコディはリックのズボンの真ん中に手を伸ばし大事なところをやんわり掴んだ。
「フフ、コディ、直に触りたい?」
「うん…、ズボン脱ごうぜ」
ふたりはせかせかと脱いで裏返しになったズボンと下着ををベッドの下に放り投げた。
「むフッ、むふ…ッ、ちゅッ、ちゅッ…」
素肌でぴったり抱き合いながらの口づけがとても気持ちいい。雄芯を擦りつけあい互いの愛液で濡らしあう。
「コディ…、おしり。いい?」
ああ、こいつかわいいのは顔だけだ。
「うん…ッ、いいよ…ッ」
「そうこなくっちゃ」
リックは嬉々として起きあがると、コディの長い足をMの字に持ち上げアナルに顔を近づけていった。
「ああ、恥ずかしいよ…リック…」
「ああ、美味しそう…コディ」
(はむはむしちゃおう)
「あぁ…、あんッ、んうッ…!」
(あ~、ペロペロもしちゃうし)
「うわ、…ッあんッあぁ…あ~」
「ん、柔らかくなってきたよ。指イケるかな」
「はぅ~、…ッ、あぁ…あぁ…、あ!リック…リック」
「んん?」
「俺さ…ッ、んうッ。おしり触られてこんな女の子みたいに声出しちゃってさ…ッ、変じゃないのかなッ」
「知らない。僕、コディ以外の人興味無いから他人と比べないし…」
「あぁ…ッ、強く擦んなってぇ…!」
「コディが変なこと言うから、僕、もう限界」
「うん…ッ!俺ももうしたい…ッ!リックと繋がりたい…ッ」
コディは自ら腰をつきだし疼く蕾にリックを誘う。
「コディ、コディ…、いくよ…ッ」
「うあ…ッ!ああぁ…ッ、」
ゆっくりゆっくりだけど確実にコディのナカに…
「はぁ…ッ、コディのナカ、あつ…ッ」
「く…苦し…ッ、」
ふたつの頭の間の僅かな空間は互いの熱い吐息で充満する
「コディ…、待って待って。もう少し…ッ」
(もっと上手くできる。コディを気持ちよくさせてやれる…!)
「ああぁ…ッ、あんッ!あ、ソコッ…」
「うん…ッ、ここだね…ッ、コディ…、」
こないだのセックスで見つけた、コディが泣いちゃうところ…ここをこういうふうに…
「やぁ…ッ!ソコッ直ぐイッちゃうってばぁ…ッ」
「イこう、イこう…ッ!」
コディのソコを強めに擦りながら、ちゅるちゅると涙を溢すペニスも愛撫し射精を促す。
ああぁ…ッ、僕も出ちゃう。
「やぁ…ッ!気持ちいい…ッ気持ちいい…ッ!もう…もう…」
「コディ…、イクイク…ッ」
コディのナカから己を引き抜き
リックはコディの腹筋、コディの白濁がつくった水溜まりに自分のソレを注いだ。
:
ドサッ
「ぷはーッ!」
「気持ちいいーッ!」
その後浴室で洗いあっこして色々排水口に流して、ビールをぐびぐび飲んでベッドに再び雪崩れ込んだコディ&リック。
「コディ、お尻とか痛くないかい?」
未だ情事の痕跡残るしわくちゃのシーツで寝そべりながらリックが訊ねる。
「ああ、平気さ。リック優しくしてくれただろ?」
隣で仰向けに寝そべるコディの頬はビールと照れでちょっと赤い。
「そっか、それなら一時間だけ寝よう。」
「ん?」
「起きたら街に出るのさ。レイトショーと夜ご飯を奢るからさ」
「ホント?」
コディの表情が輝くのを見てリックの声が弾む。
「ああ、だって今日はデートでしょ?」
堪らずコディはリックに抱きつく。
「リック、リック…、好きだ!」
「あはは、僕も大好きだよ」
:
幸せいっぱいのリックの目にふと、
床にほっぽりだしてたヒューゴとアイの本がうつる
(アレはコディとマンネリになったときの参考書にとっておこう)
「今はいいや」
「え~?」
「何でもなーい」
小さな愛の巣でクスクスがしばらく聞こえる。
はじまったばかりの恋はやりたいことでいっぱい。
薔薇色の表紙の金色の題名がほのかに輝いていた。
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
義姉と押し入れに隠れたら、止まれなくなった
くろがねや
恋愛
父の再婚で、義姉ができた。
血は繋がっていない。でも——家族だ。そう言い聞かせながら、涼介はずっと沙耶から距離を取ってきた。
夏休み。田舎への帰省。甥っ子にせがまれて始まったかくれんぼ。急いで飛び込んだ押し入れの中に、先客がいた。
「……涼介くん」
薄い水色の浴衣。下ろした髪。橙色の光に染まった、沙耶の顔。
逃げ場のない暗闇の中で、二人分の体温が混ざり合う。
夜、来て。
その一言が——涼介の、全部を壊した。
甘くて、苦しくて、止まれない。
これは、ある夏の、秘密の話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
世間に秘された名門男子校・平坂学園体育科
空手の名選手であった高尾雄一は、新任教師として赴任する
高潔な人格と鋼のように鍛えられた肉体
それは、学園にとって最高の生贄の候補に他ならなかった
至高の筋肉を持つ、精神を削られ意志をなくした青年を太古の神に捧げるため、“水”、“風”、“土”の信奉者達が暗躍する
意志をなくし筋肉の操り人形と化した“デク”
消える教師
山奥の男子校で繰り広げられるダークファンタジー
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。