46 / 68
【〇二月】三〇九年〇八月~三三六年〇五月
【14日 321年12月】王敦、牙をむく! 建康擾乱!
しおりを挟む
【321年12月~322年10月】
資治通鑑原文6885文字(28/365位)
【登場人物】
・メインキャスト
1/4-慕容廆-2/26
1/26-王導-3/5
1/27-石勒-2/26
2/3-石虎-3/14
2/13-郭璞-2/17
・準メインキャスト
1/21-王敦-2/16
1/25-李雄-2/27
1/25-陶侃-2/27
1/26-劉曜-2/22
1/26-司馬睿-2/15
2/8-司馬紹-2/18
2/10-李寿-3/9
2/11-蘇峻-2/21
2/12-張駿-3/12
慕容皝-3/14
拓跋什翼犍-4/13
【あらまし】
この年、王敦の挙兵にあわせて石勒が東晋北辺に襲撃を掛けています。他にも拓跋部が大人位を巡って盛大な内輪もめをしたり、劉曜が病気になったそばから反乱をくらったりと大忙し。そうした中東晋は慕容廆に遼東公の爵位を送り、なんとか外交的優位を築こうともしていました。
【できごと】
王敦、挙兵。ただしその名目は「陛下を惑わせた君側の奸を取り除く」でした。よくある決り文句で、皇帝は正しいけど臣下が誤った、ということにしておこう、というわけですね。なおこの時、王敦の下に郭璞が参画しています。
王敦の決起は東晋を大いに揺さぶりました。多くのものが朝廷と王敦のどちらにつくべきか迷い日和見したり、殺されたりしています。このため王敦はろくな妨害も受けずに建康に迫ります。追い詰められた元帝は王敦が前線基地として駐屯した建康城北西の出城、石頭城に使者を派遣しました。こうして王敦が君側の奸として糾弾した、元帝直属の臣下らが誅殺されます。この中のひとりが、ほかならぬ周顗でした。王導は自身のふるまいが親友の周顗を死に追いやってしまったのだ、と悲嘆に暮れています。
祖逖が死んでただでさえ防衛力ががた落ちとなったところで、さらに王敦までもが乱を起こしてくれるのです。これはもう、石勒にとって好都合にもほどがある展開と言えました。石勒からの圧力は更に厳しくなってきます。これに対抗するため晋は慕容廆に遼東公の爵位を授けました。臣従というていをなした同盟です。またここで、その息子の慕容皝が世子に任じられました。
そのお隣、拓跋部では、惟氏が自身の息子を強引に大人につけ、そのライバルともなりうる子どもたちを殺して回ります。このとき、のちに代を牽引することになる拓跋什翼犍も標的となりましたが、母親の服の中で眠っていたため難を逃れました。ちなみに拓跋什翼犍は拓跋珪の祖父です。ここで拓跋什翼犍が泣いてしまっていたら、と思うとすさまじいですね。
拓跋部が内紛を起こすと、劉曜としては一安心です。そこで仇池に攻撃を仕掛けて追い込みましたが、出征のさなか劉曜が疫病にかかってしまい、中断。しかもこのタイミングで陳安という武将が謁見を求めてきたところ、病を理由に求めを退ければ、こんどは陳安が激怒し謀反しました。劉曜、なんというか、踏んだり蹴ったりです。
資治通鑑原文6885文字(28/365位)
【登場人物】
・メインキャスト
1/4-慕容廆-2/26
1/26-王導-3/5
1/27-石勒-2/26
2/3-石虎-3/14
2/13-郭璞-2/17
・準メインキャスト
1/21-王敦-2/16
1/25-李雄-2/27
1/25-陶侃-2/27
1/26-劉曜-2/22
1/26-司馬睿-2/15
2/8-司馬紹-2/18
2/10-李寿-3/9
2/11-蘇峻-2/21
2/12-張駿-3/12
慕容皝-3/14
拓跋什翼犍-4/13
【あらまし】
この年、王敦の挙兵にあわせて石勒が東晋北辺に襲撃を掛けています。他にも拓跋部が大人位を巡って盛大な内輪もめをしたり、劉曜が病気になったそばから反乱をくらったりと大忙し。そうした中東晋は慕容廆に遼東公の爵位を送り、なんとか外交的優位を築こうともしていました。
【できごと】
王敦、挙兵。ただしその名目は「陛下を惑わせた君側の奸を取り除く」でした。よくある決り文句で、皇帝は正しいけど臣下が誤った、ということにしておこう、というわけですね。なおこの時、王敦の下に郭璞が参画しています。
王敦の決起は東晋を大いに揺さぶりました。多くのものが朝廷と王敦のどちらにつくべきか迷い日和見したり、殺されたりしています。このため王敦はろくな妨害も受けずに建康に迫ります。追い詰められた元帝は王敦が前線基地として駐屯した建康城北西の出城、石頭城に使者を派遣しました。こうして王敦が君側の奸として糾弾した、元帝直属の臣下らが誅殺されます。この中のひとりが、ほかならぬ周顗でした。王導は自身のふるまいが親友の周顗を死に追いやってしまったのだ、と悲嘆に暮れています。
祖逖が死んでただでさえ防衛力ががた落ちとなったところで、さらに王敦までもが乱を起こしてくれるのです。これはもう、石勒にとって好都合にもほどがある展開と言えました。石勒からの圧力は更に厳しくなってきます。これに対抗するため晋は慕容廆に遼東公の爵位を授けました。臣従というていをなした同盟です。またここで、その息子の慕容皝が世子に任じられました。
そのお隣、拓跋部では、惟氏が自身の息子を強引に大人につけ、そのライバルともなりうる子どもたちを殺して回ります。このとき、のちに代を牽引することになる拓跋什翼犍も標的となりましたが、母親の服の中で眠っていたため難を逃れました。ちなみに拓跋什翼犍は拓跋珪の祖父です。ここで拓跋什翼犍が泣いてしまっていたら、と思うとすさまじいですね。
拓跋部が内紛を起こすと、劉曜としては一安心です。そこで仇池に攻撃を仕掛けて追い込みましたが、出征のさなか劉曜が疫病にかかってしまい、中断。しかもこのタイミングで陳安という武将が謁見を求めてきたところ、病を理由に求めを退ければ、こんどは陳安が激怒し謀反しました。劉曜、なんというか、踏んだり蹴ったりです。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
遊び人の侯爵嫡男がお茶会で婚約者に言われた意外なひと言
夢見楽土
恋愛
侯爵嫡男のエドワードは、何かと悪ぶる遊び人。勢いで、今後も女遊びをする旨を婚約者に言ってしまいます。それに対する婚約者の反応は意外なもので……
短く拙いお話ですが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
このお話は小説家になろう様にも掲載しています。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
王様の恥かきっ娘
青の雀
恋愛
恥かきっ子とは、親が年老いてから子供ができること。
本当は、元気でおめでたいことだけど、照れ隠しで、その年齢まで夫婦の営みがあったことを物語り世間様に向けての恥をいう。
孫と同い年の王女殿下が生まれたことで巻き起こる騒動を書きます
物語は、卒業記念パーティで婚約者から婚約破棄されたところから始まります
これもショートショートで書く予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる