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Tier A-3【蕭宝巻・劉聡・冉閔】
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【企画全ページ共通エクスキューズ】
この企画にて紹介される人物たちの事績において重要なのは「史書にこのように書かれている」=「史書がこのように書く必要があった、と評価していた」です。「その人物が実際にそうであった」と言うことではないと、割と強めにご認識下さい。
つまりキャラクターとして消費するのはアリ、と言うか大切な入り口だと思うんですが「史学的な人物評価に直結させてしまうとあぶないよ」とは書いておきます。
さて、このランキング発表が上位にさしかかるに当たり、「幕内力士の入場が始まった」と形容していただけました。ほんとそんな感じ、言い得て妙だと思います。取り敢えずランクはつけてるけど実際の強さは水物だし、いかようにも変わる。それは横綱と呼びうる石虎、侯景でも同一です。
なら、SSS はなんでしょうね。現代の力士から見た雷電とか双葉山、それこそ千代の富士とかでもいいんだと思います。要はいちおう同じ競技ということにはなるけど同列には語りようがない、というやつですね。ともあれここから、もう十分横綱も張りうる実力者と呼んで差し支えない大関たちを見ていきましょう。
なお、見出しは
名前(生年-即位年-没年 時代・国諡号)
とあらわします。
○13位 蕭宝巻(483-498-501 南北朝中期・南斉東昏公)
南朝斉を滅亡させ、暴政と残忍な行為。(Deepseek)
暴政と内乱で南斉を灰にし、梁の天下取りのネタになる。寵姫頼みの政治・疑心暗鬼での粛清・軍事能力ゼロ。近臣や親族の濫殺多数。クソポイント加算。(ChatGPT)
南朝斉を滅亡させ、暴政と残忍な行為。(Gemini)
斉朝を事実上滅亡させた。臣下を無差別に殺害、愛妾のために金箔を床に敷く。「歩々生蓮華」の逸話の異常な浪費。(Claude)
南斉滅亡。奢侈・殺戮・近親相姦。東昏侯の異名で暗君トップクラス。(Grok)
享楽と無能で名高い。(Copilot)
偏差順位27:結構分散
南朝の黒き三連星大将が、蕭宝巻。ここまで悪魔化云々と話してきた身の上から言えば、この人はおそらくもっとも悪魔化がどぎつい一人です。というのも、次(の次)に帝位につく蕭衍、すなわち梁の武帝は南斉皇族の処刑を、蕭宝巻を含めた数人でとどめました。ついでに申し上げると蕭衍は、権威のクッソ低い皇帝家の宗族が、更にそこでクーデターを敢行したわけで、普通に考えて権威がメチャクチャに低いです。つまりやり口としては、蕭宝巻個人に罪を集中させる方向の措置が取られた、と見るのが穏当でしょう。
もちろん事実かもしれません。そうしたらこのときに処刑範囲を狭めることが済んだのは、本当にそれだけ蕭宝巻がヤバかっただけなのかもしれません。わからないです。こちらにわかるのは、あのように書く必要があった、ということだけ。それより先は、全て小説です。
さまざまな昏君暗君のエピソードから我々が拾うべきは、殺し、姦淫、享楽、贅沢。こうしたものが悪徳として人々に見做され続けてきた、にもかかわらずこうしたものが人々の心を捕らえ続けた、ということでしょう。それだけ強烈な甘美さを伴っているのです。
あともう一つ、これは東昏侯を最悪のやつだ、ととりあえず指弾したがった方々を指弾したいと思った俺も含め、で断言せねばならないことがあります。他人を悪と設定し、指弾するのが極悪なまでに気持ちいいってこと、ちゃんと自覚したほうがいいですよ。
○12位 劉聡(?-310-318 五胡前期・匈奴漢昭武帝)
前趙を混乱させ、残忍な統治。(DeepSeek)
国家統治の基盤を動揺させた。後宮1万人以上、晋の皇族への侮辱、過度の享楽。懐帝・愍帝の虐待と殺害。(Claude)
洛陽陥落の立役者の一人だが、その後の乱行で国家を泥沼化。(ChatGPT)
西晋の二帝を処刑。晩年は中常侍を重用し、諫める臣下を処刑しまくった暴君。(Gemini)
前趙。奢侈・残虐・王朝乱れ。(Grok)
残虐と奢侈で悪名高い、漢趙を衰退させた。(Copilot)
偏差順位34:まぁまぁ一致
考えてみれば別にこのひとの背景とかいちいち考えるまでもありませんでした。西晋の洛陽滅ぼして懐帝愍帝殺してるんだから、そりゃ悪魔化マックスに決まってます。何を余計なことうだうだ考えてたんだ俺は。
さて匈奴漢劉淵の息子、兄の劉和を殺して立った、ですでに不悌。そこに二帝殺しで倍率どん。このひとの場合なにが面白いって、劉聡の伝である晋書劉聡載記です。五胡君主たちの伝は、基本事実ベースで載ります。やってることが晋への大逆そのものなので、あえて色を付ける必要がない。もちろん基本で、例外もあります。いわゆる志怪、「そいつが悪人だから」として天が示した怒りとしてのオカルトが、スパイス程度で載る。のですが、劉聡載記。志怪の記載がダントツで多いです。
志怪なんて結局のところ胡散臭いわけで、こんなもんを大量に突っ込めこば、エピソード類にまで疑いの目が向けられるんですよね。たとえば劉聡は皇后を同時に五人立てた、父の妃を手篭めにした、と書かれるんですが、モンゴルあたりの記述を踏まえれば遊牧民の風習をそのまま持ち込んだのを中原の理屈で不在者裁判にかけただけじゃね? とかも思えてしまい、とにかく読んでいて「断罪したい」が先行しすぎるんです。
なので劉聡がこの位置につくのは、それだけ「晋人側からの悪魔化がひどかった」をまっさきに見ないといけなさそうです。やることはやってたでしょうけど、いくらでも誇大に書かれ得る立場にいた、という感じですね。
○11位 冉閔(?-350-352 五胡中期・冉魏武悼天王)
冉魏滅亡、大量虐殺(羯族虐殺)。凶行が際立つ。(DeepSeek)
胡人虐殺令で数十万規模の民族虐殺を実行したことで悪名高い。(ChatGPT)
胡族大虐殺(殺胡令)のインパクトが絶大。英雄視もされるが、やってることはジェノサイド。(Gemini)
短命政権ながら華北を大混乱に。胡人の大虐殺を命令。「殺胡令」による民族浄化政策。(Claude)
後趙崩壊、胡族大虐殺(数十万人)。民族浄化レベルの大量殺戮。(Grok)
胡人虐殺で悪名高い、短命政権の象徴。(Copilot)
偏差順位27:結構分散
だいぶ存在そのものがセンシティブ化しつつあるこのひとですが、まぁ他ならぬ Deepseek 先生が取り扱ってるので問題ないのでしょう。石虎の養孫なのにその一族を皆殺しした殺戮おばけ。胡族をぶっ殺しまくったから英雄扱いもされるとのことですが、虐殺者を英雄視するひとになんか死んでも近寄りたくないんですけどね。
では、なんでこの人はそんなおもしおっとっと残虐な真似をしたんでしょうか。イデオロギーとして片付けるにはさすがにきつ過ぎる。感情もあった、と思うべきなのでしょう。ここに確実な論証は叶いません。なので盛大に小説をぶち決めます。取り上げたいのは、こちらの記事。
補:乞活という集団について考える : 五胡十六国の歴史を語るブログ
blog.livedoor.jp/masudazigo-2nd/archives/1968633.html
上掲記事を大まかに言ってしまえば、冉閔の父と、石虎および冉閔に仕えて宰相にまで至った李農が、ともに乞活と呼ばれる集団に属していた、となります。そして乞活はもともと司馬騰に属していました。
で、この司馬騰。石勒に滅ぼされています。
仮に上掲記事の内容を真と置けば、石勒によってひらかれた後趙は冉閔から見ると父の主の仇となります。そしてここを敷衍して冉閔のふるまいを追うと、父の主を滅ぼした胡族をのきなみ殺そうとした……と、小説が描けます。繰り返しますが、小説ですよ!
小説にとって大切なのは面白いこと。ここで冉閔の立場をこのように推定すると、めっちゃ面白い。というわけで、将来この筋で書いてみたいと思っています。これを決めると、のちに冉閔によって殺される李農が後趙への壮大な復讐を遂げたうえで、盟友の息子に殺される物語が描けてしまうのです。
これは、控えめに申し上げてご褒美では……?
○予告
もはやいよいよもクソもありませんね。魏晋南北朝クソ君主たちの大本命が揃い踏みします。明日は高洋・慕容熙・孫晧・苻生。また例によって時代構造方面で語るのが楽しいメンツですが、いやあのさぁ……ぶっちゃけ、ここに慕容熙が合流しちゃってるの、なに?
いや、確かにヤバいんですよ? ただヤバいのベクトルがおかしいんです。あまりにもヤバすぎるので、明日はちょっとオカルトに走らざるを得ないな、と思わずにおれないです。
この企画にて紹介される人物たちの事績において重要なのは「史書にこのように書かれている」=「史書がこのように書く必要があった、と評価していた」です。「その人物が実際にそうであった」と言うことではないと、割と強めにご認識下さい。
つまりキャラクターとして消費するのはアリ、と言うか大切な入り口だと思うんですが「史学的な人物評価に直結させてしまうとあぶないよ」とは書いておきます。
さて、このランキング発表が上位にさしかかるに当たり、「幕内力士の入場が始まった」と形容していただけました。ほんとそんな感じ、言い得て妙だと思います。取り敢えずランクはつけてるけど実際の強さは水物だし、いかようにも変わる。それは横綱と呼びうる石虎、侯景でも同一です。
なら、SSS はなんでしょうね。現代の力士から見た雷電とか双葉山、それこそ千代の富士とかでもいいんだと思います。要はいちおう同じ競技ということにはなるけど同列には語りようがない、というやつですね。ともあれここから、もう十分横綱も張りうる実力者と呼んで差し支えない大関たちを見ていきましょう。
なお、見出しは
名前(生年-即位年-没年 時代・国諡号)
とあらわします。
○13位 蕭宝巻(483-498-501 南北朝中期・南斉東昏公)
南朝斉を滅亡させ、暴政と残忍な行為。(Deepseek)
暴政と内乱で南斉を灰にし、梁の天下取りのネタになる。寵姫頼みの政治・疑心暗鬼での粛清・軍事能力ゼロ。近臣や親族の濫殺多数。クソポイント加算。(ChatGPT)
南朝斉を滅亡させ、暴政と残忍な行為。(Gemini)
斉朝を事実上滅亡させた。臣下を無差別に殺害、愛妾のために金箔を床に敷く。「歩々生蓮華」の逸話の異常な浪費。(Claude)
南斉滅亡。奢侈・殺戮・近親相姦。東昏侯の異名で暗君トップクラス。(Grok)
享楽と無能で名高い。(Copilot)
偏差順位27:結構分散
南朝の黒き三連星大将が、蕭宝巻。ここまで悪魔化云々と話してきた身の上から言えば、この人はおそらくもっとも悪魔化がどぎつい一人です。というのも、次(の次)に帝位につく蕭衍、すなわち梁の武帝は南斉皇族の処刑を、蕭宝巻を含めた数人でとどめました。ついでに申し上げると蕭衍は、権威のクッソ低い皇帝家の宗族が、更にそこでクーデターを敢行したわけで、普通に考えて権威がメチャクチャに低いです。つまりやり口としては、蕭宝巻個人に罪を集中させる方向の措置が取られた、と見るのが穏当でしょう。
もちろん事実かもしれません。そうしたらこのときに処刑範囲を狭めることが済んだのは、本当にそれだけ蕭宝巻がヤバかっただけなのかもしれません。わからないです。こちらにわかるのは、あのように書く必要があった、ということだけ。それより先は、全て小説です。
さまざまな昏君暗君のエピソードから我々が拾うべきは、殺し、姦淫、享楽、贅沢。こうしたものが悪徳として人々に見做され続けてきた、にもかかわらずこうしたものが人々の心を捕らえ続けた、ということでしょう。それだけ強烈な甘美さを伴っているのです。
あともう一つ、これは東昏侯を最悪のやつだ、ととりあえず指弾したがった方々を指弾したいと思った俺も含め、で断言せねばならないことがあります。他人を悪と設定し、指弾するのが極悪なまでに気持ちいいってこと、ちゃんと自覚したほうがいいですよ。
○12位 劉聡(?-310-318 五胡前期・匈奴漢昭武帝)
前趙を混乱させ、残忍な統治。(DeepSeek)
国家統治の基盤を動揺させた。後宮1万人以上、晋の皇族への侮辱、過度の享楽。懐帝・愍帝の虐待と殺害。(Claude)
洛陽陥落の立役者の一人だが、その後の乱行で国家を泥沼化。(ChatGPT)
西晋の二帝を処刑。晩年は中常侍を重用し、諫める臣下を処刑しまくった暴君。(Gemini)
前趙。奢侈・残虐・王朝乱れ。(Grok)
残虐と奢侈で悪名高い、漢趙を衰退させた。(Copilot)
偏差順位34:まぁまぁ一致
考えてみれば別にこのひとの背景とかいちいち考えるまでもありませんでした。西晋の洛陽滅ぼして懐帝愍帝殺してるんだから、そりゃ悪魔化マックスに決まってます。何を余計なことうだうだ考えてたんだ俺は。
さて匈奴漢劉淵の息子、兄の劉和を殺して立った、ですでに不悌。そこに二帝殺しで倍率どん。このひとの場合なにが面白いって、劉聡の伝である晋書劉聡載記です。五胡君主たちの伝は、基本事実ベースで載ります。やってることが晋への大逆そのものなので、あえて色を付ける必要がない。もちろん基本で、例外もあります。いわゆる志怪、「そいつが悪人だから」として天が示した怒りとしてのオカルトが、スパイス程度で載る。のですが、劉聡載記。志怪の記載がダントツで多いです。
志怪なんて結局のところ胡散臭いわけで、こんなもんを大量に突っ込めこば、エピソード類にまで疑いの目が向けられるんですよね。たとえば劉聡は皇后を同時に五人立てた、父の妃を手篭めにした、と書かれるんですが、モンゴルあたりの記述を踏まえれば遊牧民の風習をそのまま持ち込んだのを中原の理屈で不在者裁判にかけただけじゃね? とかも思えてしまい、とにかく読んでいて「断罪したい」が先行しすぎるんです。
なので劉聡がこの位置につくのは、それだけ「晋人側からの悪魔化がひどかった」をまっさきに見ないといけなさそうです。やることはやってたでしょうけど、いくらでも誇大に書かれ得る立場にいた、という感じですね。
○11位 冉閔(?-350-352 五胡中期・冉魏武悼天王)
冉魏滅亡、大量虐殺(羯族虐殺)。凶行が際立つ。(DeepSeek)
胡人虐殺令で数十万規模の民族虐殺を実行したことで悪名高い。(ChatGPT)
胡族大虐殺(殺胡令)のインパクトが絶大。英雄視もされるが、やってることはジェノサイド。(Gemini)
短命政権ながら華北を大混乱に。胡人の大虐殺を命令。「殺胡令」による民族浄化政策。(Claude)
後趙崩壊、胡族大虐殺(数十万人)。民族浄化レベルの大量殺戮。(Grok)
胡人虐殺で悪名高い、短命政権の象徴。(Copilot)
偏差順位27:結構分散
だいぶ存在そのものがセンシティブ化しつつあるこのひとですが、まぁ他ならぬ Deepseek 先生が取り扱ってるので問題ないのでしょう。石虎の養孫なのにその一族を皆殺しした殺戮おばけ。胡族をぶっ殺しまくったから英雄扱いもされるとのことですが、虐殺者を英雄視するひとになんか死んでも近寄りたくないんですけどね。
では、なんでこの人はそんなおもしおっとっと残虐な真似をしたんでしょうか。イデオロギーとして片付けるにはさすがにきつ過ぎる。感情もあった、と思うべきなのでしょう。ここに確実な論証は叶いません。なので盛大に小説をぶち決めます。取り上げたいのは、こちらの記事。
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blog.livedoor.jp/masudazigo-2nd/archives/1968633.html
上掲記事を大まかに言ってしまえば、冉閔の父と、石虎および冉閔に仕えて宰相にまで至った李農が、ともに乞活と呼ばれる集団に属していた、となります。そして乞活はもともと司馬騰に属していました。
で、この司馬騰。石勒に滅ぼされています。
仮に上掲記事の内容を真と置けば、石勒によってひらかれた後趙は冉閔から見ると父の主の仇となります。そしてここを敷衍して冉閔のふるまいを追うと、父の主を滅ぼした胡族をのきなみ殺そうとした……と、小説が描けます。繰り返しますが、小説ですよ!
小説にとって大切なのは面白いこと。ここで冉閔の立場をこのように推定すると、めっちゃ面白い。というわけで、将来この筋で書いてみたいと思っています。これを決めると、のちに冉閔によって殺される李農が後趙への壮大な復讐を遂げたうえで、盟友の息子に殺される物語が描けてしまうのです。
これは、控えめに申し上げてご褒美では……?
○予告
もはやいよいよもクソもありませんね。魏晋南北朝クソ君主たちの大本命が揃い踏みします。明日は高洋・慕容熙・孫晧・苻生。また例によって時代構造方面で語るのが楽しいメンツですが、いやあのさぁ……ぶっちゃけ、ここに慕容熙が合流しちゃってるの、なに?
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