三國志 on 世説新語

ヘツポツ斎

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晋編2 竹林七賢

阮籍2  世俗#とは

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阮仲容、步兵居道南,諸阮居道北。北阮皆富,南阮貧。七月七日,北阮盛曬衣,皆紗羅錦綺。仲容以竿掛大布犢鼻(巾軍)於中庭。人或怪之,答曰:「未能免俗,聊復爾耳!」(任誕10)


げん氏と言えば学者肌の一族だ。
そして当時、学者と言えば、儒者。

大きな道を挟み、北に住んでいる阮氏は
儒者として、みな立派ないでたちでいた。

しかし南に住む阮氏、
例えば阮籍げんせき、そして阮咸げんかんは、
粗末な家屋に住んでいた。

七月七日。
この日は衣類を虫干しする日である。

道北の阮氏の庭には、
きらびやかな衣類がはためいていた。

それを見た阮咸、
竿に大きなふんどしをはためかせる。

この道を通ったある人が、
この南北の取り合わせを不思議がり、
阮咸にその理由を尋ねた。

すると阮咸、答える。

「阮籍叔父上と違い、
 自分はまだまだ世俗から
 抜け出しきれていない。

 なので、こうして
 世俗の流儀に従うしかないのさ」


 ○


#世俗の概念
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