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一話 夏休みの双子(1)
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うだるような暑さが続く夏の夜。
カシャっと聞きなじみのある電子音に、田中悠真の意識はふっと浮上した。
視界に飛び込んできたのは赤い宇宙人のぬいぐるみで、なぜかそれを抱きしめて、二人掛けのソファで横になっていた。ぬいぐるみは昨年遊びにいったテーマパークで弟が買った物だ。弟の部屋にある物をなぜ抱きかかえているのだろう。悠真は寝起きでぼんやりとしつつ、ぶるりと全身をふるわせる。どうやら冷房で体が冷えてしまったようだ。もこもこなタオル生地の宇宙人は肌触りがよく、暖をとろうと抱きしめてしまう。
「寒い……」
「冷房をつけっぱなしで寝るからでしょ」
悠真は声がしたほうへ寝返ると、弟の悠希と目があった。悠希は背もたれの向こう側で悪戯っぽい笑みを浮かべ、携帯電話の液晶を見せてくる。そこには容貌がそっくりな青年がふたり映っていた。ひとりは楽しそうに自身を撮っており、もうひとりは彼の肩越しに、赤い宇宙人のぬいぐるみを抱えて、ソファで眠っている。
悠真と悠希は双子であった。黒い短髪は揃いの髪型で、肌は陽に灼けにくいため白い。身長はふたり揃って一七二センチになった。そんな双子の違いをあえて言うなら、悠希は悠真より華奢なことだろう。服装次第では兄と弟ではなく、兄と妹に見えるかもしれない。
「これ待ち受けにしていい?」
「いいけど、それ俺にも送って」
悠真の返答をわかっていたのだろう。悠希は満悦な様子で「もう送った」と、携帯電話をいじりながら返す。「宇宙人の絵文字もつけて?」と訊けば「当たり」と。
悠真と悠希はお互いのことをよくわかっていた。だから、同じ大学に合格した時は迷わず二人暮らしを始めた。もちろん両親の勧めがあってこそだが。
──今年の帰省はすこし遅くなったけど、悠希のアルバイトが明日までだから、そろそろお土産を用意しないと。
一年目の夏休みは里心からすぐに帰省していたが、二年目になると、ふたりとも帰省ギリギリまでアルバイトを入れるほど生活に慣れていた。明後日には帰省するというのに、悠希は今日も朝からアルバイトのシフトを入れるほどだ。
悠真は思考がはっきりすると、慌てて起き上がり、窓の外へ視線を向けた。空はショッピングモールの活気ある光に照らされて、星が細々と瞬いているではないか。時計は二十時をすぎており、日はすっかり暮れていた。
「ごめん。夕飯当番だったのに、なにもしてない」
「やっぱりね。絶対寝てると思ったからバイト先でお弁当買ってきた。それはいいんだけどさ、夏休みだからって徹夜で本読むの、どうかと思うよ?」
悠希はソファ横のテーブルへ指をさす。そこには悠真が大学の教授から借りた分厚い本が数冊と、ゼミの先輩から借りた画集やスポーツ雑誌などが散乱していた。どれも専攻している教育学科に必要なものではなく、完全な趣味の本だ。特に『大人になってから始める素敵なアウトドア』と書いてある本は面白く、つい読み耽ってしまった。父の趣味が映画鑑賞なので、その反動だろう。屋外の娯楽知識に興味がいってしまうのだ。かといって、当番をサボってしまった言い訳にはできないが。
悠真は「もうしません」とうなだれて反省の意思を示すと、悠希は「よろしい。では片付けなさい」と母の真似をする。それはどこか既視感があり、ふたりは両親を思い出す。父も徹夜で映画鑑賞をするたびに、母に叱られていた。
悠希は腹を抱えながらも夕食の支度へむかってくれたので、悠真も笑いをおさえ、本を片付けることにした。どんどん本をテーブル上へ平積みにする。すると悠真の携帯電話が本の下から発掘された。どれだけほったらかしにしていたのか。悠希からの受信通知を最新に、数件の連絡が未読のままだった。
ぱぱっと待ち受け画像を変更した悠真は、放置していた内容を確認する。広告や友人からの連絡を確認し、残ったのはある男からの飲み会の誘いだった。二時間前から何度も同じ内容を送ってきている。どうやら大学の生徒数人で集まっているらしい。文面には悠希も誘うように書かれており、悠真は顔をしかめた。
飲み会そのものに文句はない。悠希を誘うのも賛成だ。しかし、連絡をよこしてきた人物が問題だった。
クズ野郎──と悠真は内心よんでいる。同じ教育学科にいるひとつ上の先輩で、下半身でしかものを考えられない男。そう、ゼミの先輩たちのあいだでも噂になっていたひとだ。
当時ゼミに入る前で噂を知らなかった悠真は、学校行事が原因で男と連絡先を交わしてしまっていた。行事以降もなぜかしつこくからまれ、男のはっする言葉は下劣そのもの。聞くに堪えない内容に、悠真は無心でいると、男はそれすら楽しんでいるようだった。醜悪で気持ちが悪い。そのうえ、とくに嫌悪したのは、添付されてきた画像に写るグラビアモデルが、悠希にどことなく似ていたことだ。
──彼女ができておとなしくなったと思ってたのに……。ただの飲み会じゃないだろうな。間違いなく悠希が目当てだろう。
悠希は同性にも好意を寄せられることが多かった。
幼少期は女の子に間違われ、第二次成長期後は、中性的な容姿に惹かれるひとが多い印象だった。そして、悠希はそういう輩を毎回手酷く追い返していたように思う。決して同性だからという理由ではない。悠希は自身の容姿をとても気にしていたからだ。
悠真はクズ野郎──男にさっさと返信する。連絡にいま気がついたことを謝罪し、実家に帰る予定があることを伝え、断りの文をつづる。
これで諦めてくれればいいが。男を下手に刺激して、悠希に被害がいくことだけは絶対に避けなくてはいけない。
悠真は携帯電話をテーブルに置き、一仕事を終えたように嘆息した。
幸い、食事を終えた後も受信通知がなかったところをみると、なんとかやり過ごせたのだろう。
しかし、悠真はほっとする間もなく、顔をしかめてしまう。
「またプロテインゼリー買ってきたの? 俺、ゼリー嫌いなの知ってるじゃん……」
「見た目だけで味は嫌いじゃないでしょ。つきあってよ、ひとりじゃ続けられないし。俺の目標は悠真くらいの筋肉をつけることなんだから」
ふんっと悠希は力こぶを作ってみせるが、そのサイズは悠真よりひとまわり小さい。
悠真は親の仇をみるようにゼリーカップを一瞥した。悠希が筋肉をつけることは賛成だが、ゼリーだけは遠慮したい。透明でプルプルとした見た目が、なぜか受けつけないのだ。
「悠希、身長を伸ばしたときのこと忘れた? 俺がこれを食べるってことは、悠希は二倍の栄養を摂取しないと俺に追いつけないってことだよ。また牛乳でお腹を壊した時みたいになりたいの?」
努めて優しく諭すように言うが、いじわるな言葉だと悠真は思う。しかし目の前の問題を避けるためだ。これだけは背に腹はかえられない。
悠希は当時を思い出したのだろう。反射的に腹をおさえると、サーッと顔色を青くした。いそいそと自身のほうへふたつのゼリーカップを引き寄せると「一個は明日食べるから、悠真のはコンビニで買おう」と、出かける支度をはじめたのだった。その背中の肉つきは薄く、小柄な印象をあたえてくる。
悠希はどんなに鍛えても筋肉がつきにくい体質だった。逆に悠真は、鍛えれば結果が素直に体へあらわれてしまう体質。そのため過度な運動は控えていた。プロテインを摂取することは論外でしかない。
一卵性の双子だと言われ育ったためか、悠真は悠希と違っていくことが嫌だった。
カシャっと聞きなじみのある電子音に、田中悠真の意識はふっと浮上した。
視界に飛び込んできたのは赤い宇宙人のぬいぐるみで、なぜかそれを抱きしめて、二人掛けのソファで横になっていた。ぬいぐるみは昨年遊びにいったテーマパークで弟が買った物だ。弟の部屋にある物をなぜ抱きかかえているのだろう。悠真は寝起きでぼんやりとしつつ、ぶるりと全身をふるわせる。どうやら冷房で体が冷えてしまったようだ。もこもこなタオル生地の宇宙人は肌触りがよく、暖をとろうと抱きしめてしまう。
「寒い……」
「冷房をつけっぱなしで寝るからでしょ」
悠真は声がしたほうへ寝返ると、弟の悠希と目があった。悠希は背もたれの向こう側で悪戯っぽい笑みを浮かべ、携帯電話の液晶を見せてくる。そこには容貌がそっくりな青年がふたり映っていた。ひとりは楽しそうに自身を撮っており、もうひとりは彼の肩越しに、赤い宇宙人のぬいぐるみを抱えて、ソファで眠っている。
悠真と悠希は双子であった。黒い短髪は揃いの髪型で、肌は陽に灼けにくいため白い。身長はふたり揃って一七二センチになった。そんな双子の違いをあえて言うなら、悠希は悠真より華奢なことだろう。服装次第では兄と弟ではなく、兄と妹に見えるかもしれない。
「これ待ち受けにしていい?」
「いいけど、それ俺にも送って」
悠真の返答をわかっていたのだろう。悠希は満悦な様子で「もう送った」と、携帯電話をいじりながら返す。「宇宙人の絵文字もつけて?」と訊けば「当たり」と。
悠真と悠希はお互いのことをよくわかっていた。だから、同じ大学に合格した時は迷わず二人暮らしを始めた。もちろん両親の勧めがあってこそだが。
──今年の帰省はすこし遅くなったけど、悠希のアルバイトが明日までだから、そろそろお土産を用意しないと。
一年目の夏休みは里心からすぐに帰省していたが、二年目になると、ふたりとも帰省ギリギリまでアルバイトを入れるほど生活に慣れていた。明後日には帰省するというのに、悠希は今日も朝からアルバイトのシフトを入れるほどだ。
悠真は思考がはっきりすると、慌てて起き上がり、窓の外へ視線を向けた。空はショッピングモールの活気ある光に照らされて、星が細々と瞬いているではないか。時計は二十時をすぎており、日はすっかり暮れていた。
「ごめん。夕飯当番だったのに、なにもしてない」
「やっぱりね。絶対寝てると思ったからバイト先でお弁当買ってきた。それはいいんだけどさ、夏休みだからって徹夜で本読むの、どうかと思うよ?」
悠希はソファ横のテーブルへ指をさす。そこには悠真が大学の教授から借りた分厚い本が数冊と、ゼミの先輩から借りた画集やスポーツ雑誌などが散乱していた。どれも専攻している教育学科に必要なものではなく、完全な趣味の本だ。特に『大人になってから始める素敵なアウトドア』と書いてある本は面白く、つい読み耽ってしまった。父の趣味が映画鑑賞なので、その反動だろう。屋外の娯楽知識に興味がいってしまうのだ。かといって、当番をサボってしまった言い訳にはできないが。
悠真は「もうしません」とうなだれて反省の意思を示すと、悠希は「よろしい。では片付けなさい」と母の真似をする。それはどこか既視感があり、ふたりは両親を思い出す。父も徹夜で映画鑑賞をするたびに、母に叱られていた。
悠希は腹を抱えながらも夕食の支度へむかってくれたので、悠真も笑いをおさえ、本を片付けることにした。どんどん本をテーブル上へ平積みにする。すると悠真の携帯電話が本の下から発掘された。どれだけほったらかしにしていたのか。悠希からの受信通知を最新に、数件の連絡が未読のままだった。
ぱぱっと待ち受け画像を変更した悠真は、放置していた内容を確認する。広告や友人からの連絡を確認し、残ったのはある男からの飲み会の誘いだった。二時間前から何度も同じ内容を送ってきている。どうやら大学の生徒数人で集まっているらしい。文面には悠希も誘うように書かれており、悠真は顔をしかめた。
飲み会そのものに文句はない。悠希を誘うのも賛成だ。しかし、連絡をよこしてきた人物が問題だった。
クズ野郎──と悠真は内心よんでいる。同じ教育学科にいるひとつ上の先輩で、下半身でしかものを考えられない男。そう、ゼミの先輩たちのあいだでも噂になっていたひとだ。
当時ゼミに入る前で噂を知らなかった悠真は、学校行事が原因で男と連絡先を交わしてしまっていた。行事以降もなぜかしつこくからまれ、男のはっする言葉は下劣そのもの。聞くに堪えない内容に、悠真は無心でいると、男はそれすら楽しんでいるようだった。醜悪で気持ちが悪い。そのうえ、とくに嫌悪したのは、添付されてきた画像に写るグラビアモデルが、悠希にどことなく似ていたことだ。
──彼女ができておとなしくなったと思ってたのに……。ただの飲み会じゃないだろうな。間違いなく悠希が目当てだろう。
悠希は同性にも好意を寄せられることが多かった。
幼少期は女の子に間違われ、第二次成長期後は、中性的な容姿に惹かれるひとが多い印象だった。そして、悠希はそういう輩を毎回手酷く追い返していたように思う。決して同性だからという理由ではない。悠希は自身の容姿をとても気にしていたからだ。
悠真はクズ野郎──男にさっさと返信する。連絡にいま気がついたことを謝罪し、実家に帰る予定があることを伝え、断りの文をつづる。
これで諦めてくれればいいが。男を下手に刺激して、悠希に被害がいくことだけは絶対に避けなくてはいけない。
悠真は携帯電話をテーブルに置き、一仕事を終えたように嘆息した。
幸い、食事を終えた後も受信通知がなかったところをみると、なんとかやり過ごせたのだろう。
しかし、悠真はほっとする間もなく、顔をしかめてしまう。
「またプロテインゼリー買ってきたの? 俺、ゼリー嫌いなの知ってるじゃん……」
「見た目だけで味は嫌いじゃないでしょ。つきあってよ、ひとりじゃ続けられないし。俺の目標は悠真くらいの筋肉をつけることなんだから」
ふんっと悠希は力こぶを作ってみせるが、そのサイズは悠真よりひとまわり小さい。
悠真は親の仇をみるようにゼリーカップを一瞥した。悠希が筋肉をつけることは賛成だが、ゼリーだけは遠慮したい。透明でプルプルとした見た目が、なぜか受けつけないのだ。
「悠希、身長を伸ばしたときのこと忘れた? 俺がこれを食べるってことは、悠希は二倍の栄養を摂取しないと俺に追いつけないってことだよ。また牛乳でお腹を壊した時みたいになりたいの?」
努めて優しく諭すように言うが、いじわるな言葉だと悠真は思う。しかし目の前の問題を避けるためだ。これだけは背に腹はかえられない。
悠希は当時を思い出したのだろう。反射的に腹をおさえると、サーッと顔色を青くした。いそいそと自身のほうへふたつのゼリーカップを引き寄せると「一個は明日食べるから、悠真のはコンビニで買おう」と、出かける支度をはじめたのだった。その背中の肉つきは薄く、小柄な印象をあたえてくる。
悠希はどんなに鍛えても筋肉がつきにくい体質だった。逆に悠真は、鍛えれば結果が素直に体へあらわれてしまう体質。そのため過度な運動は控えていた。プロテインを摂取することは論外でしかない。
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