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鶏蛇竜のカール。
鶏蛇竜は暁を待つ。【完】
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襲撃があった次の日の夜。計画に携わった者達に対する論功行賞が行われることになった。
「鶏蛇竜のカール・リザヒル、前へ」
「はっ!」
殿――キャンディ伯爵家当主サイモン様に名前を呼ばれたカールは、居並ぶ隠密騎士の中を進み前へ出た。
片膝をつき、頭を垂れて騎士の礼を取る。
「自分の置かれた状況を利用し、寝返るふりをして襲撃を誘導した事。敵の二人の首魁、数多の敵をその武勇で討ち果たした事。そなたの働きは此度の第一功に値する。
よって、その忠義に報いる為、ここにカール・リザヒルを見習いから正式に隠密騎士と認めることとする!」
「ははっ、有難き幸せ!」
隠密騎士達からどよめきが起きる。カールは王都に来てまだ幾ばくも経っていない。見習いが取れるまで通常一年はかかるものだが、異例の早さでそれが認められたのである。
カールは喜びを噛み締めながら馬兄弟の傍へと戻った。
『おめでとう、良かったな』
『カールの実力が認められたのだ。だが、あの双剣使いは自分が倒したかった……』
『言うな、弟よ』
読唇術で馬兄弟が寿いでくれた。
カールもありがとうございますー、と同じように返したところで、今度はサリーナが呼ばれる。
「サリーナ・コジー、前へ」
「はい!」
慌てたようにサイモン様の前へ進み出て礼を取ったサリーナ。曲者を一早く見つけ出して排除した、と功績が読み上げられる。カールと共に双剣使いを倒したことだし、第二功だ。
しかしサリーナは首を横に振って自分の功を否定した。これは自分一人ではなく、皆で成し遂げたのだと。
ネアン商会の偽番頭に気付いて教えてくれたのも、招待客の一人であるルフナー子爵家令息だったそうだ。
殿はその子爵令息に興味を惹かれた様子で、覚えておこうと言った。しかしサリーナに何も与えないというのはいささか体裁が悪いだろう。
「ところでお前に対する褒美なのだが。ヨハン達より話は聞いている――『隠密騎士侍女』だったか?」
しかしサリーナはそれにも異を唱える。侍女全体で、変装術や毒の扱い等、一定以上の技能を持つ侍女に対し『隠密騎士侍女』のような形で名誉を賜れるようにして欲しいのだと言った。
サリーナが侍女仲間達の方に視線を向けると、彼女達は嬉しそうに合図を送っている。
サイモン様もまた、仲間想いの言葉に感銘を受けたようで満足そうに頷いた。
――ああ、彼女は自分の事だけじゃなく、仲間の事を思いやる優しくて立派な女性なんだなぁ。
第一功を認められ喜んでいたカールは、少し自分の事が恥ずかしくなると同時に憧れに似た感情を抱く。
順調に論功行賞が終わり、皆解散となった後。
「おめでとう、カール! 良かったわね!」
サリーナが侍女達の中から抜け出してカールの元へ駆け寄って来た。
掛値無しに祝われて、カールは背中がむず痒くなる。
「ありがとうー、サリーナも隠密騎士侍女になれそうで良かったねー」
称賛されるべきはサリーナこそだとカールは思っていた。
立ち止まって二人、微笑み合っていると不意にパシンと肩を叩かれる。
「よう、期待の新人。頼りにしているぞ!」
「これからよろしく頼む」
驚いて振り向いたカールは、それを皮切りにこれまで会話をした事が無かった隠密騎士達から次々と軽い挨拶を受けていく。面喰らっていると、不意に周囲に沈黙が下りた。
見ると、猛牛と魔猿の二人が気まずそうにこちらを窺っている。その周囲を囲む侍女達の姿。
「ほら、しっかりする!」
もじもじとする彼らに侍女ヴェローナが背中をバシンと叩いて喝を入れる。
他の侍女達の催促する目線も受け、二人はカールとサリーナに向かって口を開いた。
「全て、ジルベリク様達から聞いた。サリーナ、カール……悪かった。俺は狭量で、目が曇っていた」
「カールの事を蛇ノ庄だからと偏見で見ていた。そしてサリーナの事は、女だと侮っていた。申し訳なかった」
そう言って深々と頭を下げる。
あまり素直に謝られ過ぎてカールは戸惑う。一体何があったというのか。
それはサリーナも同じ気持ちの様で。
「貴方達、一体どんな風の――」
「どう? 女だってなかなかやる事が分かったでしょう」
謝罪の理由を問いかけたサリーナの腕に、ヴェローナがするりと腕を絡ませた。
カールと目が合うと、パチリとウインクをする。
この二人に何かしたのかと侍女仲間に問うサリーナに、彼女らはちょっとシメただけだと悪戯っぽく笑った。
猛牛と魔猿についた娼婦役の娘達も「女を敵に回すと怖いんだから!」「うふふ、お蔭様でお薬の扱いが随分上手になったわ」等と得意気にしている。
「女の恐ろしさは骨身に染みて分かったよ」
「もう侮る事はしない」
女性がこんなに怖いとは思っていなかった、という魔猿。
その言葉の節々から推測するに――恐らく娼館での真実を暴露された挙句、それをネタに散々ネチネチと詰められたのだろう。
意気消沈する二人。
彼らとは対照的に、絶え間なく星空に吸い込まれて行く侍女達の華やかな笑い声。
侍女達を敵に回すのだけは止めておこうとカールは固く誓った。
***
「カール、見つけた」
「サリーナ?」
その日は夜番だった。
カールが気配を感じて振り向くと、サリーナが立っていた。彼女は夜着の上に上着を羽織り、バスケットを手にしている。
「ちょっと眠れなくて。早起きしちゃったわ」
カールが夜番だった事を思い出し、差し入れを持って来たのだと言う。
渡されたカップをありがたく受け取る。
暖炉で沸かされたお湯で淹れたばかりの温かい麦茶は体に優しく染みわたった。
サリーナも麦茶を口に含む。そして不意に笑い出した。
「どうしたのー?」
「ちょっと昼間の騒動を思い出して。あの時のヨハンとシュテファンの顔ったら!」
サリーナはクスクスと笑う。カールも思わずニヤリとした。
「ああ、あれは確かに面白い騒動だったねー。でもまさか『血呪の果実』が食べられるものだったなんて思わなかったなぁー」
昨日の昼間の事だった。
マリアージュ姫が『血呪の果実』を見て、口にしようとしたのを後ろ脚がすかさず奪い取って自分の口に運んで食べた事件が起きたのである。
『血呪の果実』は毒があるというのが皆の共通認識だった。
サリーナは諦め悪く食べようとするマリアージュ姫を必死で止め、前脚は血相を変えて後ろ脚を揺さぶり、後ろ脚は揺さぶられながら辞世の言葉を吐くという混沌状態。
結局毒ではないと言い張るマリアージュ姫が件の神霊様の知識で説明。
毒は無いかも知れないということで殿への報告や検証が行われた結果、『血呪の果実』に毒が無いことが証明された。
これには幻草山羊も驚いていて、『血呪の果実』は『トマト』と名を改めた野菜として薬草園追放となったのである。
「ええ、吃驚よね。でも楽しみだわ」
サリーナの話によれば、マリアージュ姫が近々『トマト』を使った新しい料理を作るらしい。
それは楽しみだとカールも思う。これまで食べて来たここにしかない美食がまた増えるのは大歓迎だ。
「じゃあ、そろそろ行くわ。着替えなくちゃ」
「うん。ありがとう、またねー」
もう少しすればカールも昼番の者と交代の時間になる。
去っていくサリーナをカールは手を振って見送り――ふと、空を見上げる。
「明けの明星、かー」
東の空に一際明るく輝くその星の下は、うっすらと白んでいる。
――『止まない雨も、明けない夜もない……』
耳元で囁く母ロザリーの幻聴が聞こえた気がした。
思えばその通りだったな、とカールは苦笑する。
まだ化け物ではあるが、人に戻る道は示された。その日もきっと遠くないに違いない。
永遠に明けぬ夜のように感じていたあの日々とて、既に過去のもの。今は認められ、仲間にも恵まれた。
自分はきっと、ここで上手くやっていけることだろう。
東の空は次第に下から燃え上がるように雲が赤く染まり始め、同時に夜の闇が後退して青空に置き換えられて行く。
どこからか朝を告げる鶏の声。
世が待ち望む、闇を打ち払う力強い光はもうすぐこの世にやって来ることだろう。
爽やかな朝風が、カールの髪を一掬い嬲って吹いて行った。
――ああ、長かった夜が明けていく。
鶏蛇竜は暁を待つ。 終
---------------------------------------------------------------------
思ったより遥かに長くなりましたが、カール編何とか書ききりました。
このラストで終われて良かった!
お付き合い下さり、ありがとうございました!
「鶏蛇竜のカール・リザヒル、前へ」
「はっ!」
殿――キャンディ伯爵家当主サイモン様に名前を呼ばれたカールは、居並ぶ隠密騎士の中を進み前へ出た。
片膝をつき、頭を垂れて騎士の礼を取る。
「自分の置かれた状況を利用し、寝返るふりをして襲撃を誘導した事。敵の二人の首魁、数多の敵をその武勇で討ち果たした事。そなたの働きは此度の第一功に値する。
よって、その忠義に報いる為、ここにカール・リザヒルを見習いから正式に隠密騎士と認めることとする!」
「ははっ、有難き幸せ!」
隠密騎士達からどよめきが起きる。カールは王都に来てまだ幾ばくも経っていない。見習いが取れるまで通常一年はかかるものだが、異例の早さでそれが認められたのである。
カールは喜びを噛み締めながら馬兄弟の傍へと戻った。
『おめでとう、良かったな』
『カールの実力が認められたのだ。だが、あの双剣使いは自分が倒したかった……』
『言うな、弟よ』
読唇術で馬兄弟が寿いでくれた。
カールもありがとうございますー、と同じように返したところで、今度はサリーナが呼ばれる。
「サリーナ・コジー、前へ」
「はい!」
慌てたようにサイモン様の前へ進み出て礼を取ったサリーナ。曲者を一早く見つけ出して排除した、と功績が読み上げられる。カールと共に双剣使いを倒したことだし、第二功だ。
しかしサリーナは首を横に振って自分の功を否定した。これは自分一人ではなく、皆で成し遂げたのだと。
ネアン商会の偽番頭に気付いて教えてくれたのも、招待客の一人であるルフナー子爵家令息だったそうだ。
殿はその子爵令息に興味を惹かれた様子で、覚えておこうと言った。しかしサリーナに何も与えないというのはいささか体裁が悪いだろう。
「ところでお前に対する褒美なのだが。ヨハン達より話は聞いている――『隠密騎士侍女』だったか?」
しかしサリーナはそれにも異を唱える。侍女全体で、変装術や毒の扱い等、一定以上の技能を持つ侍女に対し『隠密騎士侍女』のような形で名誉を賜れるようにして欲しいのだと言った。
サリーナが侍女仲間達の方に視線を向けると、彼女達は嬉しそうに合図を送っている。
サイモン様もまた、仲間想いの言葉に感銘を受けたようで満足そうに頷いた。
――ああ、彼女は自分の事だけじゃなく、仲間の事を思いやる優しくて立派な女性なんだなぁ。
第一功を認められ喜んでいたカールは、少し自分の事が恥ずかしくなると同時に憧れに似た感情を抱く。
順調に論功行賞が終わり、皆解散となった後。
「おめでとう、カール! 良かったわね!」
サリーナが侍女達の中から抜け出してカールの元へ駆け寄って来た。
掛値無しに祝われて、カールは背中がむず痒くなる。
「ありがとうー、サリーナも隠密騎士侍女になれそうで良かったねー」
称賛されるべきはサリーナこそだとカールは思っていた。
立ち止まって二人、微笑み合っていると不意にパシンと肩を叩かれる。
「よう、期待の新人。頼りにしているぞ!」
「これからよろしく頼む」
驚いて振り向いたカールは、それを皮切りにこれまで会話をした事が無かった隠密騎士達から次々と軽い挨拶を受けていく。面喰らっていると、不意に周囲に沈黙が下りた。
見ると、猛牛と魔猿の二人が気まずそうにこちらを窺っている。その周囲を囲む侍女達の姿。
「ほら、しっかりする!」
もじもじとする彼らに侍女ヴェローナが背中をバシンと叩いて喝を入れる。
他の侍女達の催促する目線も受け、二人はカールとサリーナに向かって口を開いた。
「全て、ジルベリク様達から聞いた。サリーナ、カール……悪かった。俺は狭量で、目が曇っていた」
「カールの事を蛇ノ庄だからと偏見で見ていた。そしてサリーナの事は、女だと侮っていた。申し訳なかった」
そう言って深々と頭を下げる。
あまり素直に謝られ過ぎてカールは戸惑う。一体何があったというのか。
それはサリーナも同じ気持ちの様で。
「貴方達、一体どんな風の――」
「どう? 女だってなかなかやる事が分かったでしょう」
謝罪の理由を問いかけたサリーナの腕に、ヴェローナがするりと腕を絡ませた。
カールと目が合うと、パチリとウインクをする。
この二人に何かしたのかと侍女仲間に問うサリーナに、彼女らはちょっとシメただけだと悪戯っぽく笑った。
猛牛と魔猿についた娼婦役の娘達も「女を敵に回すと怖いんだから!」「うふふ、お蔭様でお薬の扱いが随分上手になったわ」等と得意気にしている。
「女の恐ろしさは骨身に染みて分かったよ」
「もう侮る事はしない」
女性がこんなに怖いとは思っていなかった、という魔猿。
その言葉の節々から推測するに――恐らく娼館での真実を暴露された挙句、それをネタに散々ネチネチと詰められたのだろう。
意気消沈する二人。
彼らとは対照的に、絶え間なく星空に吸い込まれて行く侍女達の華やかな笑い声。
侍女達を敵に回すのだけは止めておこうとカールは固く誓った。
***
「カール、見つけた」
「サリーナ?」
その日は夜番だった。
カールが気配を感じて振り向くと、サリーナが立っていた。彼女は夜着の上に上着を羽織り、バスケットを手にしている。
「ちょっと眠れなくて。早起きしちゃったわ」
カールが夜番だった事を思い出し、差し入れを持って来たのだと言う。
渡されたカップをありがたく受け取る。
暖炉で沸かされたお湯で淹れたばかりの温かい麦茶は体に優しく染みわたった。
サリーナも麦茶を口に含む。そして不意に笑い出した。
「どうしたのー?」
「ちょっと昼間の騒動を思い出して。あの時のヨハンとシュテファンの顔ったら!」
サリーナはクスクスと笑う。カールも思わずニヤリとした。
「ああ、あれは確かに面白い騒動だったねー。でもまさか『血呪の果実』が食べられるものだったなんて思わなかったなぁー」
昨日の昼間の事だった。
マリアージュ姫が『血呪の果実』を見て、口にしようとしたのを後ろ脚がすかさず奪い取って自分の口に運んで食べた事件が起きたのである。
『血呪の果実』は毒があるというのが皆の共通認識だった。
サリーナは諦め悪く食べようとするマリアージュ姫を必死で止め、前脚は血相を変えて後ろ脚を揺さぶり、後ろ脚は揺さぶられながら辞世の言葉を吐くという混沌状態。
結局毒ではないと言い張るマリアージュ姫が件の神霊様の知識で説明。
毒は無いかも知れないということで殿への報告や検証が行われた結果、『血呪の果実』に毒が無いことが証明された。
これには幻草山羊も驚いていて、『血呪の果実』は『トマト』と名を改めた野菜として薬草園追放となったのである。
「ええ、吃驚よね。でも楽しみだわ」
サリーナの話によれば、マリアージュ姫が近々『トマト』を使った新しい料理を作るらしい。
それは楽しみだとカールも思う。これまで食べて来たここにしかない美食がまた増えるのは大歓迎だ。
「じゃあ、そろそろ行くわ。着替えなくちゃ」
「うん。ありがとう、またねー」
もう少しすればカールも昼番の者と交代の時間になる。
去っていくサリーナをカールは手を振って見送り――ふと、空を見上げる。
「明けの明星、かー」
東の空に一際明るく輝くその星の下は、うっすらと白んでいる。
――『止まない雨も、明けない夜もない……』
耳元で囁く母ロザリーの幻聴が聞こえた気がした。
思えばその通りだったな、とカールは苦笑する。
まだ化け物ではあるが、人に戻る道は示された。その日もきっと遠くないに違いない。
永遠に明けぬ夜のように感じていたあの日々とて、既に過去のもの。今は認められ、仲間にも恵まれた。
自分はきっと、ここで上手くやっていけることだろう。
東の空は次第に下から燃え上がるように雲が赤く染まり始め、同時に夜の闇が後退して青空に置き換えられて行く。
どこからか朝を告げる鶏の声。
世が待ち望む、闇を打ち払う力強い光はもうすぐこの世にやって来ることだろう。
爽やかな朝風が、カールの髪を一掬い嬲って吹いて行った。
――ああ、長かった夜が明けていく。
鶏蛇竜は暁を待つ。 終
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思ったより遥かに長くなりましたが、カール編何とか書ききりました。
このラストで終われて良かった!
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