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#023 解き放たれたもの
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肆谷副会長による、揺るぎなき正義の宣誓。それは、僕たちの迷いを断ち切り、進むべき道を明確に示してくれた。敵は、一人のカリスマに率いられた、脆くも危険な砂の城。ならば、僕たちのやるべきことは、ただ一つ。その城の頂に立つ、偽りの王を打ち倒すこと。
作戦方針は、即座に決定された。
美王先生、襟間会計、そして真角くんを中心とした技術班が、アーク・リベリオンに関連するサイバー空間の情報を徹底的に洗い出す。一方、僕たち前線部隊は、人的な情報源からの、物理的な手がかりの捜索を開始する。
「……頭を直接叩く、と言っても、その頭がどこにいるのかが分からなければ、話になりませんわ」
生徒会室の作戦会議で、杏那さんが冷静に指摘する。その通りだった。リーダーである「預言者」は、決して姿を現さず、常に信者を介して指示を出している。その居場所は、深い謎に包まれていた。
「物理的な手がかり、ねぇ……。何か、心当たりはあるんですか?」
怜士くんの問いに、玖代会長は静かに、しかし確信を持って答えた。
「ええ。一つだけあります。……彼らに、直接リクルートされた者たちです」
その言葉に、僕たちはハッとする。そうだ。僕たちの手の中には、既に敵と接触した経験を持つ、二つの貴重な情報源が存在するのだ。
機術犯罪者専用の更生施設。そこに収容されている、滑川くんと、野村くん。
彼らの心を開かせることができれば、あるいは――。
「玖代会長」肆谷副会長が、腕を組んだまま、冷たく口を挟む。「奴らにどうやって吐かせるつもり?」
「力で押さえつけるだけでは、彼らの心は決して開かないでしょう。彼らを裏から操っている者たち……彼らから伸びるその糸を断ち切る手助けをしてあげるのが、私たちの役目ではないでしょうか」
玖代会長の穏やかだが、有無を言わせぬ言葉に、肆谷副会長は「……お好きにどうぞ。私にはそういう役目は向かないから」とだけ言い残し、席を立った。
そして、僕たちの中から、その危険な対話の担い手として、三人が選ばれた。
穏やかな対話で相手の心を解きほぐす、玖代静葉会長。
彼らの境遇に、誰よりも共感できるであろう、僕、七座晴人。
そして、元・同類として、彼らの心理を最も深く理解できる、残間怜士くん。
僕のサポートとして、杏那さんも同行してくれることになった。
翌日、僕たちは、厳重なセキュリティに守られた、無機質な施設のエントランスに立っていた。ガラス越しの面会室に通された僕たちの前に、まず現れたのは、滑川くんだった。デバイスを失い、ただの学生に戻った彼は、以前の凶暴性が嘘のように、憔悴しきっていた。
「……今更、何の用だよ」
彼は、僕たちの顔を見るなり、憎々しげに吐き捨てる。「俺の人生をめちゃくちゃにしといて、まだ何か用があるってのか」
その刺々しい言葉に、僕は一歩前に出た。
「……ごめんなさい。僕たちが、君を追い詰めてしまったことには、変わりないから」
「はっ、同情か? いらねぇよ、そんなもん!」
「同情じゃない。共感だよ」
僕は、自分の過去を、正直に語り始めた。田舎へのコンプレックス、都会への強い憧れ、そして、それを馬鹿にされ続けた悔しさ。
「僕も、君と同じだったかもしれない。もし、あの時、僕の前に現れたのが美王先生じゃなくて、アーク・リベリオンの人間だったら……僕は、喜んでその手を取っていたと思う」
僕の真摯な告白に、滑川くんの表情が、わずかに揺らいだ。
続いて、怜士くんが口を開く。
「……滑川、だったか。俺も、お前と同じだ。いや、お前以上に、あの組織に心酔してたクチだ」
彼は、自分がどうやって組織に誘われ、そして、晴人たちとの戦いを経て、今、どうやって立ち直ろうとしているかを、淡々と語った。
「あの場所に、救いなんてなかったぜ。あるのは、ただの依存だ。『預言者』ってやつの言葉に酔って、自分が何か特別な存在になったと勘違いさせられるだけ。……でもな、目が覚めた後には、もっと惨めな現実が待ってるだけなんだよ」
元・信者からの、あまりにリアルな言葉。滑川くんは、ぐっと唇を噛み締め、俯いてしまった。
最後に、玖代会長が、静かに、そして優しく問いかけた。
「……滑川さん。あなたは、リーダーである『預言者』に、直接会ったことはありますか?」
「……いや、ない。いつも、声だけだ」
「彼は、あなたのことを、本当に救おうとしてくれていたのでしょうか。それとも、ただ、あなたを自分の野望のための、都合のいい駒として見ていただけなのでしょうか」
その問いに、滑川くんは何も答えられなかった。デバイスを失い、冷静さを取り戻した今、彼自身も、心のどこかで気づいていたのだ。自分がただ、利用されていただけだったということに。
次に対面した野村くんは、滑川くんよりも落ち着いて見えた。だが、その瞳の奥には、未だに「預言者」への信仰心が、微かに残っているのが分かった。
「……あの人は、俺みたいな、誰からも見捨てられた人間の気持ちを、唯一、分かってくれたんです」
その言葉に、怜士くんが、静かに首を横に振った。
「ああ、そうだな。俺も、そう思ってた。でもな、野村。あの人は、『気持ちを分かってくれる』だけで、何も解決してはくれないんだ。俺たちが抱えてる問題は、結局、俺たち自身の力で、一歩ずつ解決していくしかないんだよ」
その言葉は、同じ痛みを経験した者だからこそ言える、重い真実だった。
野村くんは、しばらくの間、何かを考えるように、じっと怜士くんの顔を見つめていた。
長い沈黙の末、ついに、二人は協力してくれることを決意した。
彼らが提供してくれたのは、僕たちが血眼になって探していた、アーク・リベリオンの心臓部へと繋がる、唯一の糸口だった。
「……『預言者』様は、月に一度だけ、『福音の夜』と称して、選ばれた信者だけを集めた、大規模なオンライン集会を開きます」
「次の集会は、三日後の夜。そこで、次の大きな『反乱』……社会を混乱させるための、新たな計画が発表されるはずです」
二人は、その極秘の集会にアクセスするための、特別な周波数と、使い捨てのログインコードを、僕たちに教えてくれた。
面会室を後にする僕たちに、滑川くんが、ぽつりと呟いた。
「……あいつを、止めてくれ。俺みたいな馬鹿を、これ以上、増やさないでくれ……」
その瞳には、もう憎しみはなかった。ただ、深い後悔と、そして、ほんの僅かな、未来への希望が浮かんでいるように見えた。
学園に戻り、入手した情報を司令室で報告すると、美王先生がニヤリと笑った。
「上出来じゃない、ハルくんたち。この情報さえあれば、うちの天才ちゃんたちが、集会の発信源……つまり、リーダーがいる物理的な拠点を特定できるわ」
彼女の言葉通り、襟間先輩と鍔井くんが、即座に解析を開始する。
偽りの王が潜む、砂の城。その場所が、今、白日の下に晒されようとしていた。
「――これで、王手をかけられるわね」
美王先生のその言葉は、反撃の狼煙だった。
滑川くんたちから得た情報を手に、機術学園の作戦司令室は、決戦前夜のような熱気に包まれていた。大型モニターには、複雑なコードの羅列と、日本全土を示す地図が映し出されている。その前で、襟間会計と真角くんが、凄まじい集中力でキーボードを叩き続けていた。
僕たちは、固唾を飲んでその様子を見守る。全ては、今夜行われるという『福音の夜』――アーク・リベリオンのオンライン集会が始まる、その瞬間にかかっていた。
「……来ます!」
襟間会計の鋭い声。モニターに表示された日本地図の上に、無数の光点が灯り始め、それらがやがて、一本の線となって、とある一点へと収束していく。それが、信者たちが集会にアクセスしている流れだ。
「この膨大なデータフロー……通常の回線ではありません。複数の衛星を経由し、何重にも暗号化された、軍事レベルの特殊な通信網です。ですが……」
彼女は、冷静に、しかし確信を持って続けた。
「……どんな鍵にも、必ず錠前は存在する。私の『情報機術』から、逃れられるとでも?」
彼女の指が、常人にはもはや追うことのできない速度で、キーボードの上を舞う。モニター上の光の線が、まるで生き物のように、その流れを逆流し始めた。
「……見つけました」
数分後、彼女はぴたりと指を止め、地図上のある一点を指し示した。
それは、都心から遠く離れた、山奥に存在する、廃墟と化した巨大なリゾートホテルだった。
「ここが、偽りの預言者が潜む、砂の城の正体です」
「上出来じゃない、慧理ちゃん!」
モニター越しに、美王先生の満足げな声が響く。「あとは、こっちに任せなさい。真角くん、バックアップは頼んだわよ」
『はい。いつでも』
別室で待機している真角くんからの、短い返信。
目的地は、特定された。
今こそ、偽りの王に王手をかける時。
「――アーク・リベリオン本拠地への、強襲作戦を実行します!」
玖代会長の宣言は、場の空気をぐっと引き締めた。
作戦方針は、即座に決定された。
美王先生、襟間会計、そして真角くんを中心とした技術班が、アーク・リベリオンに関連するサイバー空間の情報を徹底的に洗い出す。一方、僕たち前線部隊は、人的な情報源からの、物理的な手がかりの捜索を開始する。
「……頭を直接叩く、と言っても、その頭がどこにいるのかが分からなければ、話になりませんわ」
生徒会室の作戦会議で、杏那さんが冷静に指摘する。その通りだった。リーダーである「預言者」は、決して姿を現さず、常に信者を介して指示を出している。その居場所は、深い謎に包まれていた。
「物理的な手がかり、ねぇ……。何か、心当たりはあるんですか?」
怜士くんの問いに、玖代会長は静かに、しかし確信を持って答えた。
「ええ。一つだけあります。……彼らに、直接リクルートされた者たちです」
その言葉に、僕たちはハッとする。そうだ。僕たちの手の中には、既に敵と接触した経験を持つ、二つの貴重な情報源が存在するのだ。
機術犯罪者専用の更生施設。そこに収容されている、滑川くんと、野村くん。
彼らの心を開かせることができれば、あるいは――。
「玖代会長」肆谷副会長が、腕を組んだまま、冷たく口を挟む。「奴らにどうやって吐かせるつもり?」
「力で押さえつけるだけでは、彼らの心は決して開かないでしょう。彼らを裏から操っている者たち……彼らから伸びるその糸を断ち切る手助けをしてあげるのが、私たちの役目ではないでしょうか」
玖代会長の穏やかだが、有無を言わせぬ言葉に、肆谷副会長は「……お好きにどうぞ。私にはそういう役目は向かないから」とだけ言い残し、席を立った。
そして、僕たちの中から、その危険な対話の担い手として、三人が選ばれた。
穏やかな対話で相手の心を解きほぐす、玖代静葉会長。
彼らの境遇に、誰よりも共感できるであろう、僕、七座晴人。
そして、元・同類として、彼らの心理を最も深く理解できる、残間怜士くん。
僕のサポートとして、杏那さんも同行してくれることになった。
翌日、僕たちは、厳重なセキュリティに守られた、無機質な施設のエントランスに立っていた。ガラス越しの面会室に通された僕たちの前に、まず現れたのは、滑川くんだった。デバイスを失い、ただの学生に戻った彼は、以前の凶暴性が嘘のように、憔悴しきっていた。
「……今更、何の用だよ」
彼は、僕たちの顔を見るなり、憎々しげに吐き捨てる。「俺の人生をめちゃくちゃにしといて、まだ何か用があるってのか」
その刺々しい言葉に、僕は一歩前に出た。
「……ごめんなさい。僕たちが、君を追い詰めてしまったことには、変わりないから」
「はっ、同情か? いらねぇよ、そんなもん!」
「同情じゃない。共感だよ」
僕は、自分の過去を、正直に語り始めた。田舎へのコンプレックス、都会への強い憧れ、そして、それを馬鹿にされ続けた悔しさ。
「僕も、君と同じだったかもしれない。もし、あの時、僕の前に現れたのが美王先生じゃなくて、アーク・リベリオンの人間だったら……僕は、喜んでその手を取っていたと思う」
僕の真摯な告白に、滑川くんの表情が、わずかに揺らいだ。
続いて、怜士くんが口を開く。
「……滑川、だったか。俺も、お前と同じだ。いや、お前以上に、あの組織に心酔してたクチだ」
彼は、自分がどうやって組織に誘われ、そして、晴人たちとの戦いを経て、今、どうやって立ち直ろうとしているかを、淡々と語った。
「あの場所に、救いなんてなかったぜ。あるのは、ただの依存だ。『預言者』ってやつの言葉に酔って、自分が何か特別な存在になったと勘違いさせられるだけ。……でもな、目が覚めた後には、もっと惨めな現実が待ってるだけなんだよ」
元・信者からの、あまりにリアルな言葉。滑川くんは、ぐっと唇を噛み締め、俯いてしまった。
最後に、玖代会長が、静かに、そして優しく問いかけた。
「……滑川さん。あなたは、リーダーである『預言者』に、直接会ったことはありますか?」
「……いや、ない。いつも、声だけだ」
「彼は、あなたのことを、本当に救おうとしてくれていたのでしょうか。それとも、ただ、あなたを自分の野望のための、都合のいい駒として見ていただけなのでしょうか」
その問いに、滑川くんは何も答えられなかった。デバイスを失い、冷静さを取り戻した今、彼自身も、心のどこかで気づいていたのだ。自分がただ、利用されていただけだったということに。
次に対面した野村くんは、滑川くんよりも落ち着いて見えた。だが、その瞳の奥には、未だに「預言者」への信仰心が、微かに残っているのが分かった。
「……あの人は、俺みたいな、誰からも見捨てられた人間の気持ちを、唯一、分かってくれたんです」
その言葉に、怜士くんが、静かに首を横に振った。
「ああ、そうだな。俺も、そう思ってた。でもな、野村。あの人は、『気持ちを分かってくれる』だけで、何も解決してはくれないんだ。俺たちが抱えてる問題は、結局、俺たち自身の力で、一歩ずつ解決していくしかないんだよ」
その言葉は、同じ痛みを経験した者だからこそ言える、重い真実だった。
野村くんは、しばらくの間、何かを考えるように、じっと怜士くんの顔を見つめていた。
長い沈黙の末、ついに、二人は協力してくれることを決意した。
彼らが提供してくれたのは、僕たちが血眼になって探していた、アーク・リベリオンの心臓部へと繋がる、唯一の糸口だった。
「……『預言者』様は、月に一度だけ、『福音の夜』と称して、選ばれた信者だけを集めた、大規模なオンライン集会を開きます」
「次の集会は、三日後の夜。そこで、次の大きな『反乱』……社会を混乱させるための、新たな計画が発表されるはずです」
二人は、その極秘の集会にアクセスするための、特別な周波数と、使い捨てのログインコードを、僕たちに教えてくれた。
面会室を後にする僕たちに、滑川くんが、ぽつりと呟いた。
「……あいつを、止めてくれ。俺みたいな馬鹿を、これ以上、増やさないでくれ……」
その瞳には、もう憎しみはなかった。ただ、深い後悔と、そして、ほんの僅かな、未来への希望が浮かんでいるように見えた。
学園に戻り、入手した情報を司令室で報告すると、美王先生がニヤリと笑った。
「上出来じゃない、ハルくんたち。この情報さえあれば、うちの天才ちゃんたちが、集会の発信源……つまり、リーダーがいる物理的な拠点を特定できるわ」
彼女の言葉通り、襟間先輩と鍔井くんが、即座に解析を開始する。
偽りの王が潜む、砂の城。その場所が、今、白日の下に晒されようとしていた。
「――これで、王手をかけられるわね」
美王先生のその言葉は、反撃の狼煙だった。
滑川くんたちから得た情報を手に、機術学園の作戦司令室は、決戦前夜のような熱気に包まれていた。大型モニターには、複雑なコードの羅列と、日本全土を示す地図が映し出されている。その前で、襟間会計と真角くんが、凄まじい集中力でキーボードを叩き続けていた。
僕たちは、固唾を飲んでその様子を見守る。全ては、今夜行われるという『福音の夜』――アーク・リベリオンのオンライン集会が始まる、その瞬間にかかっていた。
「……来ます!」
襟間会計の鋭い声。モニターに表示された日本地図の上に、無数の光点が灯り始め、それらがやがて、一本の線となって、とある一点へと収束していく。それが、信者たちが集会にアクセスしている流れだ。
「この膨大なデータフロー……通常の回線ではありません。複数の衛星を経由し、何重にも暗号化された、軍事レベルの特殊な通信網です。ですが……」
彼女は、冷静に、しかし確信を持って続けた。
「……どんな鍵にも、必ず錠前は存在する。私の『情報機術』から、逃れられるとでも?」
彼女の指が、常人にはもはや追うことのできない速度で、キーボードの上を舞う。モニター上の光の線が、まるで生き物のように、その流れを逆流し始めた。
「……見つけました」
数分後、彼女はぴたりと指を止め、地図上のある一点を指し示した。
それは、都心から遠く離れた、山奥に存在する、廃墟と化した巨大なリゾートホテルだった。
「ここが、偽りの預言者が潜む、砂の城の正体です」
「上出来じゃない、慧理ちゃん!」
モニター越しに、美王先生の満足げな声が響く。「あとは、こっちに任せなさい。真角くん、バックアップは頼んだわよ」
『はい。いつでも』
別室で待機している真角くんからの、短い返信。
目的地は、特定された。
今こそ、偽りの王に王手をかける時。
「――アーク・リベリオン本拠地への、強襲作戦を実行します!」
玖代会長の宣言は、場の空気をぐっと引き締めた。
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