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#022 鎮魂歌のカデンツァ
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僕たちを乗せた黒塗りの車両が、京葉工業地帯の臨海エリアに滑り込む。車両が停止するより早く、僕の目は、上空に静止する、巨大な影を捉えていた。
高機動トランスポーター、シュライク。
アンファングを、パイロットとは別に、迅速かつ安全に戦闘領域へと輸送するために開発された、僕たちの空飛ぶ翼。双胴のステルス形状を持つその機体は、まるで巨大な猛禽類が獲物を捕らえ、その足でがっちりと掴んでいるかのように、アンファングを仰向けの状態で懸架している。
あれは、単なる輸送機ではない。僕たちの移動中の負担を軽減し、空中でのエネルギー充填とシステムチェックを完了させ、そして、戦場に到着した僕たちを、電磁カタパルトで最高の状態のまま射出する、空飛ぶ発射台だ。
僕たちの頭脳が、最高のコンディションで、最高のスタートを切るための、最も合理的な解答。
『愛都くん、美生奈さん、真音くん、聞こえるかい!』
ヘッドセットから、シュライクと並行して飛ぶ、指揮車両の中の小倉教授の声が響く。
『アンファングのシステムチェックは完了している!いつでも行けるぞ!』
車両のハッチが開き、僕たちは、ワイヤーでアンファングのコックピットへと直接向かう。僕の後ろで、顔面蒼白の真音くんが、おぼつかない足取りでついてくる。彼は、車の中からずっと、頭を抱えて呻いていた。
「……うるさい……音が、多すぎる……」
彼の耳には、僕たちには捉えられない、この世界の不協和音が、常に鳴り響いているのだろう。
『全システム、オンライン。パイロット認証、クリア』
『こちら管制室。小倉教授、静海くん、アンファングの音響データ、そちらに転送を開始します!』
コックピットが、戦闘の緊張に包まれる。眼下には、無数のガラスの『音叉』が浮かぶ、静かな、しかし殺意に満ちた工業地帯。
そして、僕たちのアンファングは、以前とは違う姿をしていた。両肩には、ハープを思わせる優雅な形状の大型スピーカーユニット……広域制圧音響兵器『セイレーン・ハウル』。そして、その手には、劈開剣に代わり、巨大な音叉の形状をした長柄の武器…共振誘導式近接戦闘用音叉剣『ディストーション・グレイブ』が握られている。
『よし……!始めるぞ!』
小倉教授の号令と共に、戦闘が始まった。
「セイレーン・ハウル、モード1、起動! ノイズキャンセリング・フィールド、展開!」
美生奈さんが叫ぶ。肩のユニットから、目に見えない逆位相の音波が球状に広がり、僕たちを苛んでいた、あの忌まわしい不協和音を、完全に打ち消した。
視界が、思考が、クリアになる。
「……すごい。これなら、戦える!」
だが、サイレンも、ただ黙ってはやられていない。無数の音叉が共振を始め、見えない刃となってアンファングに襲いかかる。
『来たぞ!共振攻撃だ!』
しかし、今度は、僕たちには指揮者がいる。
『……5秒後、右肩。周波数は12.8kHz』
指揮車両の真音くんから、淡々とした、しかし正確無比な予言が届く。
「愛都くん!」
「わかってます!」
僕は、彼の指示通り、攻撃が来るであろう右肩を、わずかに逸らす。すると、まさにその場所を、見えない衝撃波が通り過ぎ、背後のコンビナートを砂の山へと変えた。
完璧な予測。
僕たちは、真音くんの指揮に従い、サイレンが奏でる死の演奏を、まるで優雅に踊るように、かわし続けた。
だが、サイレンの演奏は、次第に、その複雑さを増していく。
『教授!まずい、奴のアルペジオの速度が、予測を上回って……!』
「何!? そんなはずは……! このパターンは、私の理論には……!」
小倉教授の、焦った声が響く。サイレンは、僕たちの対策に対し、さらにその上を行く、新たな楽曲を、即興で生み出し始めたのだ。
一瞬の、予測の遅れ。
それが、命取りだった。
「ぐっ……!」
アンファングの左脚に、見えない衝撃が直撃する。装甲が、内部から砕け散った。
『左脚部、機能停止!』
まずい。このままでは、ジリ貧だ。小倉教授の理論ですら、追いつけないというのか。
僕たちの心に、再び、敗北の二文字がよぎった、その時だった。
『……もう、いい』
スピーカーから、静かだが、絶対的な確信に満ちた声が聞こえてきた。
静海真音くんの声だった。
『教授の理論は正しい。でも、足りない。これは、ただの物理現象じゃない。もっと複雑で……感情的な、『即興演奏』だ』
彼は、続けた。
『……僕が、指揮をする。教授の楽譜じゃない。僕の耳で』
その声には、有無を言わせぬ、芸術家だけが持つ、異様な迫力があった。
『……愛都さん、美生奈さん。僕の指示通りに動いて。そうすれば、この楽曲は、コンプリートできるから』
そこから僕たちの戦いは、再び、一変した。
真音くんの指示は、もはや予測ではなかった。それは、サイレンの感情を読み取り、その次のフレーズを共感するかのような、神業的な領域に達していた。
『……怒ってる。キックが、走ってる。……3秒後、全力で、跳んで』
『……悲しんでる。メロディーが、マイナーコードに転調した。……今、攻撃は来ない。体勢を、立て直して』
それは、もはや戦闘ではなかった。
サイレンという、孤独な音楽家が奏でる、魂の叫び。
それを、真音くんという、唯一の理解者が聴き取り、僕たちが、アンファングという巨大な楽器で、それに答える。
悲しい、セッションだった。
『……見つけた。この曲の、終わりを告げる……最後の音を』
真音くんが、静かに告げる。
『愛都さん。ディストーション・グレイブを。……周波数は、G#。……一番、静かで、綺麗な音だ』
僕は彼の言葉を信じた。
アンファングは、片膝をつきながらも、その巨大な音叉剣を、自らのシールドに、静かに、打ち付けた。
キィィィン……
澄み切った、物悲しい音が、戦場に響き渡る。
その音に、呼応するかのように。
サイレンの、全ての攻撃が、止んだ。
そして、その静寂の中心に、ぽつりと、黒い『核』が、姿を現した。
僕は、その核へと、音を奏で続ける音叉の刃を、まるで弔うかのように、そっと、突き立てた。
断末魔は、なかった。
ただ、僕たちを苛んでいた全ての音が、嘘のように消え去り、後に残ったのは、穏やかな、風の音だけだった。
シュライクによって一足先にアンファングは大学へと運ばれ、僕たちは真音くんと一緒に大学へと車で帰ってきた。
「今日は本当にありがとうございました。あなたの存在が無ければ、間違いなく勝てなかった相手です」
真音くんは、柔らかに笑って返した。
「僕の理論だけで勝てた相手じゃない。二人の操縦の腕があってこそだよ」
そんな絆が芽生えた僕たち。その一方で、美生奈さんが何やら企みながらどこかに連絡をしているのが、僕には見えた。
……何となく想像はついたが、まぁ特に致命的な問題には発展しないだろう、と思うので、黙っておく。
「真音くん! あなたのおかげよ! よくやったわね!」
美生奈さんが、興奮冷めやらぬ様子で、指揮車両から降りて真音くんの手を引く。そして、悪戯っぽく微笑んで、こう言った。
「今回、勝てたのは、本当に真音くんのおかげなんです。だから、お礼として、是非、会ってほしい人たちがいるんです♡」
彼女に手を引かれるまま、真音くんは大学の一室に連れ込まれる。そこにいたのは。
「初めまして。あなたが今回の作戦の功労者ですね?」
「へぇ~……♡本当に男の子?女の子みたいでかわい~♡」
紫京院教授と綾辻教授。アンファングチームが誇る二大美女である。そんな二人の前に突き出されたとあれば、当然。
「え、あ、う、いや、あの、その…」
人間離れした、二人の美女の圧倒的な存在感を前に、静寂の国のプリンスは、完全に目が泳いでしまっている。
「素晴らしい指揮だったわ。ありがとう♡」
綾辻教授が、そのスタイリッシュな身体を寄せ、感謝の印として、彼に抱きつこうとした。
「う、うわぁ!?」
その瞬間、真音くんの身体が、反射的に、華麗なバックステップで、その抱擁を回避した。
だが、それが、運の尽きだった。
後ろに下がった彼の後頭部に、ぐにゅり、と、信じられないほど柔らかく、そして温かい感触が、訪れた。
振り向くと、そこには、いつの間にか回り込んでいた、紫京院教授の、あの、規格外の爆乳が。
「……ふふ。こちらに飛んでくると思っていましたよ」
「お、おおおっぱ!?」
完全にパニックに陥る真音くん。
その彼の正面から、回避されたはずの綾辻教授が、今度こそ、にやりと笑って、そのナイスバディで抱きついた。
「つっかま~えた♡」
綾辻教授の、硬質で、しかし弾力のある爆乳が、彼の顔面を埋め尽くす。
前からはスタイリッシュな魔女、後ろからはグラマラスな魔女。
二つの、方向性の全く異なる、しかし等しく凶悪な二つの爆乳に、サンドイッチされる形となった静海真音くんは。
頭のてっぺんから、足の先まで、茹でダコのように真っ赤になると、
「ぶへぇっ……!⭐︎」
と、一筋の鼻血を噴き出して、その場に、崩れ落ちた。
静寂の国のプリンスが奏でた、初めての、そして、おそらくは、人生で最も激しい、不協和音だった。
高機動トランスポーター、シュライク。
アンファングを、パイロットとは別に、迅速かつ安全に戦闘領域へと輸送するために開発された、僕たちの空飛ぶ翼。双胴のステルス形状を持つその機体は、まるで巨大な猛禽類が獲物を捕らえ、その足でがっちりと掴んでいるかのように、アンファングを仰向けの状態で懸架している。
あれは、単なる輸送機ではない。僕たちの移動中の負担を軽減し、空中でのエネルギー充填とシステムチェックを完了させ、そして、戦場に到着した僕たちを、電磁カタパルトで最高の状態のまま射出する、空飛ぶ発射台だ。
僕たちの頭脳が、最高のコンディションで、最高のスタートを切るための、最も合理的な解答。
『愛都くん、美生奈さん、真音くん、聞こえるかい!』
ヘッドセットから、シュライクと並行して飛ぶ、指揮車両の中の小倉教授の声が響く。
『アンファングのシステムチェックは完了している!いつでも行けるぞ!』
車両のハッチが開き、僕たちは、ワイヤーでアンファングのコックピットへと直接向かう。僕の後ろで、顔面蒼白の真音くんが、おぼつかない足取りでついてくる。彼は、車の中からずっと、頭を抱えて呻いていた。
「……うるさい……音が、多すぎる……」
彼の耳には、僕たちには捉えられない、この世界の不協和音が、常に鳴り響いているのだろう。
『全システム、オンライン。パイロット認証、クリア』
『こちら管制室。小倉教授、静海くん、アンファングの音響データ、そちらに転送を開始します!』
コックピットが、戦闘の緊張に包まれる。眼下には、無数のガラスの『音叉』が浮かぶ、静かな、しかし殺意に満ちた工業地帯。
そして、僕たちのアンファングは、以前とは違う姿をしていた。両肩には、ハープを思わせる優雅な形状の大型スピーカーユニット……広域制圧音響兵器『セイレーン・ハウル』。そして、その手には、劈開剣に代わり、巨大な音叉の形状をした長柄の武器…共振誘導式近接戦闘用音叉剣『ディストーション・グレイブ』が握られている。
『よし……!始めるぞ!』
小倉教授の号令と共に、戦闘が始まった。
「セイレーン・ハウル、モード1、起動! ノイズキャンセリング・フィールド、展開!」
美生奈さんが叫ぶ。肩のユニットから、目に見えない逆位相の音波が球状に広がり、僕たちを苛んでいた、あの忌まわしい不協和音を、完全に打ち消した。
視界が、思考が、クリアになる。
「……すごい。これなら、戦える!」
だが、サイレンも、ただ黙ってはやられていない。無数の音叉が共振を始め、見えない刃となってアンファングに襲いかかる。
『来たぞ!共振攻撃だ!』
しかし、今度は、僕たちには指揮者がいる。
『……5秒後、右肩。周波数は12.8kHz』
指揮車両の真音くんから、淡々とした、しかし正確無比な予言が届く。
「愛都くん!」
「わかってます!」
僕は、彼の指示通り、攻撃が来るであろう右肩を、わずかに逸らす。すると、まさにその場所を、見えない衝撃波が通り過ぎ、背後のコンビナートを砂の山へと変えた。
完璧な予測。
僕たちは、真音くんの指揮に従い、サイレンが奏でる死の演奏を、まるで優雅に踊るように、かわし続けた。
だが、サイレンの演奏は、次第に、その複雑さを増していく。
『教授!まずい、奴のアルペジオの速度が、予測を上回って……!』
「何!? そんなはずは……! このパターンは、私の理論には……!」
小倉教授の、焦った声が響く。サイレンは、僕たちの対策に対し、さらにその上を行く、新たな楽曲を、即興で生み出し始めたのだ。
一瞬の、予測の遅れ。
それが、命取りだった。
「ぐっ……!」
アンファングの左脚に、見えない衝撃が直撃する。装甲が、内部から砕け散った。
『左脚部、機能停止!』
まずい。このままでは、ジリ貧だ。小倉教授の理論ですら、追いつけないというのか。
僕たちの心に、再び、敗北の二文字がよぎった、その時だった。
『……もう、いい』
スピーカーから、静かだが、絶対的な確信に満ちた声が聞こえてきた。
静海真音くんの声だった。
『教授の理論は正しい。でも、足りない。これは、ただの物理現象じゃない。もっと複雑で……感情的な、『即興演奏』だ』
彼は、続けた。
『……僕が、指揮をする。教授の楽譜じゃない。僕の耳で』
その声には、有無を言わせぬ、芸術家だけが持つ、異様な迫力があった。
『……愛都さん、美生奈さん。僕の指示通りに動いて。そうすれば、この楽曲は、コンプリートできるから』
そこから僕たちの戦いは、再び、一変した。
真音くんの指示は、もはや予測ではなかった。それは、サイレンの感情を読み取り、その次のフレーズを共感するかのような、神業的な領域に達していた。
『……怒ってる。キックが、走ってる。……3秒後、全力で、跳んで』
『……悲しんでる。メロディーが、マイナーコードに転調した。……今、攻撃は来ない。体勢を、立て直して』
それは、もはや戦闘ではなかった。
サイレンという、孤独な音楽家が奏でる、魂の叫び。
それを、真音くんという、唯一の理解者が聴き取り、僕たちが、アンファングという巨大な楽器で、それに答える。
悲しい、セッションだった。
『……見つけた。この曲の、終わりを告げる……最後の音を』
真音くんが、静かに告げる。
『愛都さん。ディストーション・グレイブを。……周波数は、G#。……一番、静かで、綺麗な音だ』
僕は彼の言葉を信じた。
アンファングは、片膝をつきながらも、その巨大な音叉剣を、自らのシールドに、静かに、打ち付けた。
キィィィン……
澄み切った、物悲しい音が、戦場に響き渡る。
その音に、呼応するかのように。
サイレンの、全ての攻撃が、止んだ。
そして、その静寂の中心に、ぽつりと、黒い『核』が、姿を現した。
僕は、その核へと、音を奏で続ける音叉の刃を、まるで弔うかのように、そっと、突き立てた。
断末魔は、なかった。
ただ、僕たちを苛んでいた全ての音が、嘘のように消え去り、後に残ったのは、穏やかな、風の音だけだった。
シュライクによって一足先にアンファングは大学へと運ばれ、僕たちは真音くんと一緒に大学へと車で帰ってきた。
「今日は本当にありがとうございました。あなたの存在が無ければ、間違いなく勝てなかった相手です」
真音くんは、柔らかに笑って返した。
「僕の理論だけで勝てた相手じゃない。二人の操縦の腕があってこそだよ」
そんな絆が芽生えた僕たち。その一方で、美生奈さんが何やら企みながらどこかに連絡をしているのが、僕には見えた。
……何となく想像はついたが、まぁ特に致命的な問題には発展しないだろう、と思うので、黙っておく。
「真音くん! あなたのおかげよ! よくやったわね!」
美生奈さんが、興奮冷めやらぬ様子で、指揮車両から降りて真音くんの手を引く。そして、悪戯っぽく微笑んで、こう言った。
「今回、勝てたのは、本当に真音くんのおかげなんです。だから、お礼として、是非、会ってほしい人たちがいるんです♡」
彼女に手を引かれるまま、真音くんは大学の一室に連れ込まれる。そこにいたのは。
「初めまして。あなたが今回の作戦の功労者ですね?」
「へぇ~……♡本当に男の子?女の子みたいでかわい~♡」
紫京院教授と綾辻教授。アンファングチームが誇る二大美女である。そんな二人の前に突き出されたとあれば、当然。
「え、あ、う、いや、あの、その…」
人間離れした、二人の美女の圧倒的な存在感を前に、静寂の国のプリンスは、完全に目が泳いでしまっている。
「素晴らしい指揮だったわ。ありがとう♡」
綾辻教授が、そのスタイリッシュな身体を寄せ、感謝の印として、彼に抱きつこうとした。
「う、うわぁ!?」
その瞬間、真音くんの身体が、反射的に、華麗なバックステップで、その抱擁を回避した。
だが、それが、運の尽きだった。
後ろに下がった彼の後頭部に、ぐにゅり、と、信じられないほど柔らかく、そして温かい感触が、訪れた。
振り向くと、そこには、いつの間にか回り込んでいた、紫京院教授の、あの、規格外の爆乳が。
「……ふふ。こちらに飛んでくると思っていましたよ」
「お、おおおっぱ!?」
完全にパニックに陥る真音くん。
その彼の正面から、回避されたはずの綾辻教授が、今度こそ、にやりと笑って、そのナイスバディで抱きついた。
「つっかま~えた♡」
綾辻教授の、硬質で、しかし弾力のある爆乳が、彼の顔面を埋め尽くす。
前からはスタイリッシュな魔女、後ろからはグラマラスな魔女。
二つの、方向性の全く異なる、しかし等しく凶悪な二つの爆乳に、サンドイッチされる形となった静海真音くんは。
頭のてっぺんから、足の先まで、茹でダコのように真っ赤になると、
「ぶへぇっ……!⭐︎」
と、一筋の鼻血を噴き出して、その場に、崩れ落ちた。
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