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第71話 盗賊再びですね
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結論から言えば魔物退治は問題はなかったと言える。
ぶよぶよや気持ち悪いもの恐ろしいものなど向かってきたが、きゃあきゃあ言いながらもレイナは一人で対処して倒した。
強さとは関係なく実戦が経験出来た事は良かったとレイナはニコラに感謝する。
その間ニコラは全く手伝わなかったので、それにはレイナは不満だったのだが。
「問題なかったな」
「そ、そうですね。良い経験をさせて貰いました」
帰りの荷馬車でニコラがそんな事を言ったがレイナは大人の対応をした。
年下の男の子に文句なんて言わないわと、自分のお姉さん振りにレイナは満足する。
魔法の訓練で散々文句を言っているのを忘れてレイナはそんな事を思った。
「止まれ!!」
突然、怒号と共に周りが騒がしくなる。
「と、盗賊です!!」
「えっ!」
荷馬車の御者が慌ただしくレイナ達に叫ぶ。
隣にいたニコラは普段と変わらず落ち着いた様子だ。
まるで初めから知っていた様な印象をレイナは受ける。
「に、ニコラ様盗賊ですよ!?」
「ああ、聞こえている」
「何でそんなに冷静なんですか!」
「ん? 荷馬車でこんな所を走っていたら普通襲われるだろ?」
後で聞いた話だがニコラはわざと王族の馬車ではなく荷馬車を選択した様だ。
王族とばれるのも不味いので冒険者に偽装する必要もあったのだが、盗賊に襲われやすい条件を整えたというのが本当のところらしい。
盗賊が多いと言われている街道で荷馬車が走っていれば盗賊としては格好の獲物であり襲うのが当然だ。
魔物退治の行きと帰りでルートを変えていた事をレイナも不思議に思っていた。
「なんで……」
「お前盗賊がトラウマなんだろ? 倒して解消してこい!」
「えっ、その為にこんな所を走ったんですか!」
以前にレイナが盗賊に襲われて怪我した事はニコラも知っている。
レイナの盗賊に対する恐怖を克服させる為に仕組んだ事の様だ。
周りが更に騒がしくなる。
「ほら、呼んでるぞ」
「に、ニコラ様、後で説教しますからね!!」
レイナはニコラをひと睨みすると一人荷馬車から降りていく。
「ラッキー、女がいるぞ!」
「「おおー」」
どこかで聞いた様な台詞とニコラへの怒りでレイナは盗賊達を睨みつける。
「私、今機嫌が悪いので大人しく帰って貰えませんか?」
「は、何言っているんだこの女。この人数が見えないのか?」
レイナとしては譲歩したつもりなのだが盗賊達には効かなかった様だ。
「もうお前と荷物は俺達の物だ!」
レイナはニコラを見ると何故かにやにやしているので火に油を注がれた様な気分だ。
「どうしても引く気はないと言う事ですか?」
「はん、お前は戦力差が分からないのか?」
どうやら戦う道以外ないらしい。
レイナはゆっくりと剣を抜いた。
ぶよぶよや気持ち悪いもの恐ろしいものなど向かってきたが、きゃあきゃあ言いながらもレイナは一人で対処して倒した。
強さとは関係なく実戦が経験出来た事は良かったとレイナはニコラに感謝する。
その間ニコラは全く手伝わなかったので、それにはレイナは不満だったのだが。
「問題なかったな」
「そ、そうですね。良い経験をさせて貰いました」
帰りの荷馬車でニコラがそんな事を言ったがレイナは大人の対応をした。
年下の男の子に文句なんて言わないわと、自分のお姉さん振りにレイナは満足する。
魔法の訓練で散々文句を言っているのを忘れてレイナはそんな事を思った。
「止まれ!!」
突然、怒号と共に周りが騒がしくなる。
「と、盗賊です!!」
「えっ!」
荷馬車の御者が慌ただしくレイナ達に叫ぶ。
隣にいたニコラは普段と変わらず落ち着いた様子だ。
まるで初めから知っていた様な印象をレイナは受ける。
「に、ニコラ様盗賊ですよ!?」
「ああ、聞こえている」
「何でそんなに冷静なんですか!」
「ん? 荷馬車でこんな所を走っていたら普通襲われるだろ?」
後で聞いた話だがニコラはわざと王族の馬車ではなく荷馬車を選択した様だ。
王族とばれるのも不味いので冒険者に偽装する必要もあったのだが、盗賊に襲われやすい条件を整えたというのが本当のところらしい。
盗賊が多いと言われている街道で荷馬車が走っていれば盗賊としては格好の獲物であり襲うのが当然だ。
魔物退治の行きと帰りでルートを変えていた事をレイナも不思議に思っていた。
「なんで……」
「お前盗賊がトラウマなんだろ? 倒して解消してこい!」
「えっ、その為にこんな所を走ったんですか!」
以前にレイナが盗賊に襲われて怪我した事はニコラも知っている。
レイナの盗賊に対する恐怖を克服させる為に仕組んだ事の様だ。
周りが更に騒がしくなる。
「ほら、呼んでるぞ」
「に、ニコラ様、後で説教しますからね!!」
レイナはニコラをひと睨みすると一人荷馬車から降りていく。
「ラッキー、女がいるぞ!」
「「おおー」」
どこかで聞いた様な台詞とニコラへの怒りでレイナは盗賊達を睨みつける。
「私、今機嫌が悪いので大人しく帰って貰えませんか?」
「は、何言っているんだこの女。この人数が見えないのか?」
レイナとしては譲歩したつもりなのだが盗賊達には効かなかった様だ。
「もうお前と荷物は俺達の物だ!」
レイナはニコラを見ると何故かにやにやしているので火に油を注がれた様な気分だ。
「どうしても引く気はないと言う事ですか?」
「はん、お前は戦力差が分からないのか?」
どうやら戦う道以外ないらしい。
レイナはゆっくりと剣を抜いた。
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