異世界の権力者  〜休職中に異世界転生したら聖騎士団長という権力者になって働きすぎてしまった結果、世界統一をしてしまった話〜

rui ji roku

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1章

(30)ウィークス、サンストーンビーチに行くフラグ立つ

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会議は続く。

みんながみんな意見を言い合って
対策を練っている。

ウァイトは暇つぶしに上の空で
魔法陣の暗唱をしていた。

「ウァイト様、ウァイト様」

「私どもの対策を完成させました。
 ご報告をさせてください」

ジュピターが声を掛けてくる。

「うむ。では話してくれ」

「妖狐族の四天王が出陣するとなると
 形勢は不利となります。

 妖狐族がウァイト様とウィークスの
 死に合わせて侵略をするのであれば,

 ひとつは四天王との対抗のために、

 もうひとつは二人の生存を知らしめるために、ウィークスに出陣してもらいます。

 スィーのバックアップをしてもらおうと
 おもっています」

ジュピターが代表して対策を述べる。

(妖狐族の強さなんてわからないしなぁ。
 みんながそれがいいって言うならそれで
 いいか)

「わかった。まずはその対策で
 すすめよう」

「ウィークス、アレグライトに
 行ってくれ」

「かしこまりました」

ウィークスはそういうと
頭を片手で押さえる仕草をする。

「どうした。ウィークス」

ウァイトが聞く。

「申し訳ございません。
 
 定期的に頭痛が襲ってくるのです。

 もう大丈夫です」

ウィークスはそう言いながらも頭から手を離さない。

「ウィークス、一度休みなさい」

ウァイトがそう伝える。

まわりもひとまず席を外すように促す。

そしてウィークスは休憩所へ向かう。

「ウィークスが難しいようだと作戦の
 練り直しだな」

ウァイトは皆に向かい言葉を発する。

「ウィークスの出陣は可能かと思います。

 生き返り後、定期的に頭痛が起こるよう 
 ですがいつもすぐに収まるそうです。

 業務には支障がないかと思われます。

 ウィークスも先ほどそのように
 言っておりました」

ヴィーヌスがそう答える。

「妖狐族も四天王のだれが
 出陣するかもわかりません。

 ウィークス本人が戦場にいることが
 わかれば引き下がるかと思います」

さらにヴィーヌスは言葉を続ける。

「わかった。ヴィーヌス。
 ではウィークスにその旨を伝えてくれ」

ウァイトはそう伝えてエクスター会議は
終了する......

つもりだったがおかしなことが起こる......

コンチネントがおかしなことを
言ってきたのだ。

「団長、生き返りしたばかりにも
 かかわらず毎日闘技場にこもって
 修行に勤しんでいると聞いております。

 昨日も夜中まで起きて自己研鑽をしてい 
 たともバトラーから聞きました。

 五芒星全員が団長の勤勉さに心打たれております。

 我々は団長を誇りに思っております」

そこにいる全員が誇らしげに頷いている。

(ちょっとまて!勘違いしないでくれ。
 それは困るから)

心の中でそうじゃないと涙を流す満月で
あった。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「ウィークス、先ほど話したとおり、
 南西の妖狐族に動きがあり、
 スィーが対応に当たってます。

 不測の事態を想定してスィーの
 バックアップをあなたにお願いします」

第3秘書のヴィーヌスがウィークスに指示を出す。

「わかりました。すぐに向かいます」

「ウィークス、対応が完了したら
 そのままそこで休暇を取ってもらって
 良いですよ。

 近くのサンストーンビーチで
 余暇でも楽しんできたら」

一瞬だがほんの少しウィークスの目が見開く。

「念のため、行き先の地図を確認させてください」

ウィークスはヴィーヌスに依頼をする。

「あなたは何度も行っている場所
 じゃない?

 あっ!

 ごめんなさい。
 生き返りで記憶が曖昧なのね」

あとでヴィーヌスが地図を自室まで
とどけてくれることになった。

ウィークスはできる限り早く荷物を詰めて
アレグライトに飛び立ったのであった。
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