異世界の権力者  〜休職中に異世界転生したら聖騎士団長という権力者になって働きすぎてしまった結果、世界統一をしてしまった話〜

rui ji roku

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1章

(76)コンチネントは土偶使い?

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ウァイトは戦力を二手に分けて侵攻を開始する。

海王国には
ウァイト、ウィークス、スカイ・フライ、ドキ

法皇国の首都ハーライトには
コンチネント、スィー

……… ……… ………

「スィーよ、進軍が順調だな」
コンチネントはスィーに話しかける。

「そうね。法皇国はほぼ壊滅してたから
 アルデバラン大陸に投げ込んだのかもね」

「もうすぐ法皇国の首都ハーライトだ」

「ここに来るまでの城も兵士はいなかったし
 首都も難なく手に入りそうね。」

首都ハーライトの門は開いていた。

コンチネントとスィーは進軍させる。

全員が城に入った途端城門が勝手に閉じる。
同時に四方から弓で攻撃をされる。

「盾兵かまえろー!」
コンチネントは命令する。

「弓兵、四方へ乱射ー!」
スィーも対抗する。

コンチネントとスィーが
体制を整える前に数多くの敵兵が
雪崩れ込んでくる。

「法皇国の兵ではない!
 獣人族だ」

コンチネントが声を上げる。

「罠だ!活路を開いて退却だ!」

コンチネントは活路を見出すために
門へ自ら突撃してこじ開ける。

「スィー!退却だ」

「私の弓兵はタンク職じゃないから
 あなたたちみたいに頑丈じゃないの」

「盾兵は弓兵を守りながら退却しろー」

「ぐわっ」

コンチネントの元に獣人族長ヘリが
攻撃を仕掛ける。

コンチネントは獣人族長ヘリの攻撃に
なすすべがない。
スピードが違う。

それでも持ち前の頑丈さで持ちこたえる。

スィーの元には巨人族長プルトニが攻撃をする。

「巨人族なんて相手できないわよ」

スィーは愚痴る。

弓兵であるスィーは肉弾戦が苦手である。

聖騎士兵は次々と殺されていく。

コンチネントもスィーも
族長相手に身動きが取れない。

「さいきん、こんな役回りばっかり」

スィーはぼやき続ける。

「スィー、私が2人を受け持つ。
 兵を連れて退却しろ」

聖霊召喚  ノーム
土聖魔法陣 グラウンドウォール
土聖魔法  ストーンサンド

ヘリとプルトニの前に
それぞれ巨大な土偶が現れる。

「少しの間この土偶と戦ってくれ」

土偶は攻撃を受けると砂状になり
攻撃を吸収する。

そしてまた土偶に戻る。

プルトニは土偶と格闘していた。
巨人族はスピードがないため
目の前の敵を葬ることしかできない。

ヘリは埒があかぬと思い、
狙いをコンチネントに定める。

「しねっ!」

ヘリはコンチネントへ
直接攻撃を仕掛ける。

「ジュルゥ~」

土偶が目の前に現れて
ヘリの攻撃を吸収する。

「この土偶は土さえあれば
 瞬間移動もできるのよ」

ヘリは連続で攻撃を仕掛けるも
全て土偶に邪魔される。

「生きている兵は撤退したな」

プルトニと戦っていた土偶が地面に消える。

今度はコンチネントをその土偶が
包み込む。

「とりあえず引かせてもらう」

コンチネントはそういうと
地面に消えていった。

「くそ!ここで殺すつもりが
 2人とも逃してしまった」

ヘリは地団駄を踏む。

「聖騎士国はほぼ壊滅状態。
 当分の間は攻めてこないだろう」

プルトニはヘリをなだめる。
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