王子と呼ばれるのは疲れたのでひきこもります!

まゆら

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僕の家族

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沙耶が帰った後、そのまま寝てしまったらしく起きたら既に暗い。

腹へったなぁ。何時だ?時計を見ると10時を回っている。とりあえず何か食べようとキッチンへ。

純へ。ママはしばらくパパのところへ行くからお利口に留守番していてね。これは食事代に使ってね。今夜のご飯は冷蔵庫にあるからね。純の大好きなハンバーグですよ。外食ばかりしないでちゃんと自炊しなさいよ。無理なら沙耶ちゃんにお願いしなさいね。くれぐれもお姉ちゃんにはキッチンを使わせないでよ。それだけは気をつけて!
ママより。

マジか!明日から自炊?弁当は?あっ‥土曜か。はぁ。めんどくさい!

母は単身赴任で北海道にいる父のところに行ったらしい。姉にキッチン使わせるつもりはないけど‥

いない時に使われた場合は僕の責任じゃないよな?立ち入り禁止にしとく?
とりあえず夕飯だな。

冷蔵庫に入っていたハンバーグ、ポテトサラダを取り出して。鍋に入っている野菜スープを温める。ハンバーグはレンチンでいいよな?茶碗に山盛りのご飯をよそい、自分の定位置に座る。

それにしても、姉さん遅いな。もう11時になるのに何してんだ?また、飲み会?迎えに来いとか言って来ないだろうな。

まだ帰らない姉を気にしながらハンバーグを食べ進む。

やっぱこのデミグラスソース旨いわ!今度作り方聞かないと‥のんびり食べていると‥インターホンが‥

はい。どちら様ですか? 

「すいません。お姉さんを送ってきたのですが‥」

今、開けますね。

僕は慌てて玄関に。

鍵を開けると、見知らぬ男に背負われた姉と申し訳なさそうな顔をしている姉の親友百合さんがいた。

「純君ごめんね。彩花悪酔いしたみたいでさぁ。そんなに飲んでなかったんだけど。」

いつもすいません。姉が誘ったんですよね?送って頂いて有難うございます。

「お姉さんはどうしましょうか?」

あっ。すいません。あとは自分が運びますから。

とりあえず玄関に座らせてもらい。二人にお礼を言って帰ってもらう事にした。

お姉!寝たふりだろ?

「もう。よくわかったね純。」

身内だからね。ほら部屋に行こう。つかまって。

「有難う。何か優しいね。」

あの男だろ?好きなの?それで百合さんに付き合ってるって言われて悪酔いしたんじゃないの?

「純君!大正解!って当てんなや!」

今からやけ酒だろ?付き合うから早く着替えてきなよ?

「有難う。持つべきは姉思いの弟だな!今夜は飲むぞ!」


やれやれ。姉はまたフラれたらしい。姉は美人なんだが残念な性格のせいで中々彼氏が出来ないのだ。

親友の百合さんが可愛らしくて守ってあげたくなるタイプで姉はそのナイト役をしていたんだが、どうやら真のナイトが現れたらしい。

しかも、そのナイトに姉も惚れてしまったと。姉さんには気の毒だが百合さんが好みの男性が姉に振り向く事はないだろうな。二人が付き合ってないとしてもくっつくのは時間の問題だろう。今夜は眠れそうもないな。

仕方ないやけ酒に付き合うか。






















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