王子と呼ばれるのは疲れたのでひきこもります!

まゆら

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甘いものは別腹

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暇に任せて料理の腕が上がって行く純。

最近太ったからお菓子は食べない!と姉が宣言してきたので仕方なく

お菓子を喜んで食べる男を召喚する事にした。

近所に住むもう一人の幼馴染みの和臣だ。

お菓子あるぞ!すぐ来い!とLINEしたら3分で来やがった。

純が錬成したスペシャルなスイーツをかたっぱしからモリモリ食べていく姿は圧巻だ。

純に負けず劣らずイケメンなんだが

口を開くとオタトークしか出てこないので女子からは残念王子と呼ばれている。

「純!これめっちゃうまいわ!」チョコがあふれ出すフォンダンショコラにちぎったマフィンを浸して食べるという荒技をくり出しながらテーブルの上に並べられたスイーツの山を制覇していく和臣‥

「なぁ純。俺の事を愛してくれてるのは理解したけど、お前の愛は受けとめれないわ。だがな!お菓子は全て引き受けてやるから安心しろ?」

和臣は盛大に勘違いしてるね。

バレンタインチョコじゃないよ?

何が悲しくて男にチョコあげなきゃいけないのさ!と心の中で毒づく純なのです。

和臣にはことば通じないからね。

和臣はある意味エイリアンやからね。

なんか俺がフラれたみたいなんやめて欲しいわ‥と苦笑いしながら

新たなスイーツを作るのである。

作り出したらノンストップ純なのだ。



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