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第4章 ジャンヌの西進
第19話 ファンクラブ
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その日の午後。
とりあえずウィットたちに出発の準備をするよう命令して、俺は王宮に戻った。
マリアに事の次第を伝えようと思ったからだが。
「で? なんでついてくるんだ? 俺は出発の準備をしろって言ったよな?」
俺の後ろにぴったりついてくるクロエをじろりと睨んだ。
「はい! 隊長殿と私の分はもうすでに準備完了です! というか隊長殿が西に行く、という話になった時点で準備始めてました」
こいつのこういうところ……普段から発揮してくれればいいんだけどなぁ。
今さら追い払うのもめんどくさいので、そのまま王宮の廊下を歩いていると、前から馬鹿が来た。
「ジャンヌちゃーん! ありがとな、俺の同行を許してくれて! よし、お礼に抱きしめ――ぐぼっ! き、傷が……」
「あんまふざけてると置いてくぞ」
はぁ……なんでこんな奴が軍のナンバー2なんだ? オムカの双璧なんだ?
人選間違ってるだろ。
「だったらお前も油売ってないで、さっさと準備しろよ。2日後の出発に間に合わなければ置いてくぞ」
「あ、それは大丈夫。部下たちも行く気マンマンでさ、もう準備はできてるから。今日だって出発できるぜ」
こいつもか。
てか、断られても無理やりついてくるつもりだったな?
「さすが師団長殿……ぬかりがないですね」
「ふっ、ジャンヌちゃんのためなら火の中水の中、世界の果てまでもついてくぜ」
じゃあ果てまで行って帰ってくんな。
「ならば! ジャンヌ・ダルクは!」
「聖女の御旗!」
「ジャンヌのために生き」
「ジャンヌのために死す!」
「そう、死ぬときは前のめり!」
「これぞ、ジャンヌ・ダルク・ファンクラブ会員の掟!」
なんか盛り上がってポーズとか取り始める馬鹿2人。
って、待て。今聞き捨てならない言葉が出たぞ。
「ちょっと待て! なんだ? ファンクラブ!?」
「おや、ご存じないのですか? そう、私こそファンクラブの会長にして会員番号ナンバー1!」
「そして俺が会員番号ナンバー2!」
「隊長殿の圧倒的なカリスマ性と美しさをオムカ中に伝えるために作ったのです。コツコツと布教活動を続けて、今では会員数は3万人を超えました! ええ、こうなったらもう行けるところまで行きますよ。目指せ大陸制覇!」
「おお、なんか帝国には変な宗教があるっていうからな! こっちはジャンヌ教で対抗だ!」
頭が痛くなってきた。
てかよく今まで気づかなかったな、俺。それどころじゃなかったからなぁ。
「どうですか、隊長殿も? 今なら隊長殿の等身大パネルがついてきて、入会費はなんと年間3千コル! 毎月、隊長殿の私生活を特集した会報が読めますよ! さらに月に1度、隊長殿の情報を交換する会では隊長殿の私物オークションなども開催です!」
なにが楽しくて自分のファンクラブに入らなくちゃいけない!?
しかも自分の私生活を暴露されているのを黙って見てろと!?
てかなんかちょくちょく物がなくなってるな、と思ったら犯人はお前か、クロエ!
「……とりあえず、後でお前ら説教な」
「えー、隊長殿によかれと思ってやったのにー」
「そうだぜー。ぶーぶー」
その活動内容のどこがよかれなんだ……。
一度こいつらの頭の中を見てみたいよ。
本当に度が過ぎ始めてきている気がする。
もしかしたらマリアたちより酷いかもしれない。
「てかマリアたちが無関係でよかった……そうなったらこの国は終わりだぞ」
「「え?」」
クロエとサカキがハモった。
え? ちょっと待て。何が、え、なんだ?
もしかして――
「いや、待て。落ち着け。クロエ、お前言ったよな。お前が会長で会員番号ナンバー1だって」
「ええ、もちろんですとも!」
「そしてサカキ、お前がナンバー2?」
「おうよ! オムカ王国軍ナンバー2にてジャンヌちゃん会員番号ナンバー2だぜ!」
お前、それ自分で言ってて虚しくないの?
「えっと、嫌な予感しかしないんだが……とりあえずいちから説明してくれるか? 馬鹿な俺にも分かるように」
「えっと、それはですね」
そしてこういう時の嫌な予感は当たるものだ。
ところ変わってマリアの部屋。サカキは恐れ多いと俺とクロエだけで入ったわけだが。
そこに増えた馬鹿が2人いた。
「ふふふ、ばれてしまったか! そう、あたしはジャンヌファンクラブ……名誉顧問!」
「そして余がオムカ王国第37代女王にして、ジャンヌファンクラブ……名誉会長!」
終わった。
この国終わった。
あー、国のトップがこんなとは思わなかったなぁ。
いや、前々からダメかもとは思ってたけど……ここまで救いがないとは。
「というわけで実家に帰らさせてもらいます」
「あーー、待つのじゃジャンヌ! てかジャンヌの実家ってどこなのじゃ?」
「どこでもいい。もう隠棲する。後は勝手に頑張ってくれ」
「ちょっと、ジャンヌ! それは身勝手ってものじゃないの!」
「そうですよ、隊長殿! ここを出てってどこにいくんですか! 隊長殿は生活力がないのですから」
ニーアとクロエが抗議に加わるが、説得力ゼロということを分かってるのだろうか?
「お前らいい加減にしろよ? てか、人の私生活暴かれて、私物をオークションかけられて怒らないほど俺は人間ができてねぇからな!」
「ち、違うのじゃ……いや、何も違わなくないのじゃ。これは必要なことだったのじゃ!」
「なにがだ?」
どうせ変な言い訳が飛んでくるだろうと思い、期待薄にとりあえず返事だけした。
どうせお小遣いが欲しいとかそういうことだろ。
「会費とかオークションとか。確かにあまりよくない方法だとは思うのじゃ。けど、この国には必要なことだったのじゃ。去年の末に国庫はかなり厳しかったのじゃ。冬を越すために貧しい人たちに布団や炊き出しをするのも不足していた。だから少しでも、ということでこの方法が取られたのじゃ」
うっ……意外と切実な話。
そこら辺の財政の話をされると弱い。もともとは俺の無茶な政策の影響による財政難というのだから、真っ向から反対はできなかった。
ん? てか待てよ。
それが元だということは、もしかしてこの発案者というのは――
「そうなのじゃ、発案は宰相なのじゃ」
「マーーーツーーーナーーーガーーーァァァァァ!」
「あ、ちなみに会報の編集はミストさんです」
「あいつら……次会ったらぶん殴る」
「てかジャンヌ。もしかしてそんな国家プロジェクトなのに……知らなかった?」
「うっ……」
ニーアに言われ、言葉に詰まる。
実際そうなんだよなぁ。
こんなこと、今まで俺に気づかれずにやってのけるとか、相当周到にやったか、俺が無関心過ぎたか。
……両方だな。
まぁいい。
そこは反省点とする。
それから収益は全部国の運営に回っているというのだから、一概に無駄とは言えない。
正直、金がない部分については俺にも後ろめたさがある。
だからこれが少しでも贖罪になるならば、と今ならまだ少しは許せるような気もしないでもない可能性があったりなかったり。
「てか会費とオークションで国が回るとかどんだけ金ないんだよ、うち……」
「え? 知らないの? オークションで売れた金額」
もちろんその存在を知ったのが今だから知るはずもない。
ニーアが近寄って耳打ちしてきた。
「……は?」
耳を疑った。
絵画のオークションでも開いたのか? というくらいのお値段。
「ちなみにその時の商品は、ジャンヌの使った枕でした」
馬鹿なの?
そんなサラリーマンの生涯年収並みの金で、なに枕なんか買ってるんだよ。
ただのボロ枕だぞ?
もうすべてが理外すぎて、知力がいくつあっても理解できない世界だった。
「というわけで大助かりだったのよ。次回もヨロシク!」
そうか、それならまぁしょうがないか。
俺ももう少し協力を――
「――んなわけあるか!」
危ない危ない。
目の前の利益を求めて、人間として何か大切なものを失うところだった。
ぶっちゃけ枕くらいとか思ったけど、どこの誰とも知らないやつが使っていると思うと、なんだか寒気がする。
俺は心まで女性になったのか。いや、この思いに男女の差はないはずだ。うん、ない。
「とにかく、今後は必ずその会報は俺の監修を通すこと! それからオークションは廃止! もっと別の方法で金策しろ。さもなきゃファンクラブは解散。それでも続けるなら軍を使って強硬手段に出る!」
「うぅ……ジャンヌの独裁政権なのじゃ。恐怖政治の始まりなのじゃ」
「お気を確かに、女王様。検閲が駄目ならアングラに、オークションが駄目なら闇市という方法があります」
「そうです、我々の隊長殿への愛は何物にも邪魔されないのです!」
「……お前ら、反省してないだろ」
というわけで、俺ファンクラブは、いろいろとヤバいことになる前に(いや、もう手遅れか?)鎮火することができた。
よかったよかった。
……って、あれ?
俺、何しに来たんだっけ?
余談。
後日、俺の部隊の全員に聞いてみたところ、なんとファンクラブ会員が9割いた。
残りの1割も「生で隊長を見られる以上のご褒美はあるだろうか。いや、ない!」とか「吾輩の脳にはすべてのジャンヌ様がメモリーされております。こうやって目を閉じれば……おお、沐浴中のジャンヌ様が……あぁ、ジャンヌ様ぁ」とか、ある意味会員以上のヤバさを感じたので、実質10割だった。
なんかもう人を信じられなくなった今日この頃だ。
とりあえずウィットたちに出発の準備をするよう命令して、俺は王宮に戻った。
マリアに事の次第を伝えようと思ったからだが。
「で? なんでついてくるんだ? 俺は出発の準備をしろって言ったよな?」
俺の後ろにぴったりついてくるクロエをじろりと睨んだ。
「はい! 隊長殿と私の分はもうすでに準備完了です! というか隊長殿が西に行く、という話になった時点で準備始めてました」
こいつのこういうところ……普段から発揮してくれればいいんだけどなぁ。
今さら追い払うのもめんどくさいので、そのまま王宮の廊下を歩いていると、前から馬鹿が来た。
「ジャンヌちゃーん! ありがとな、俺の同行を許してくれて! よし、お礼に抱きしめ――ぐぼっ! き、傷が……」
「あんまふざけてると置いてくぞ」
はぁ……なんでこんな奴が軍のナンバー2なんだ? オムカの双璧なんだ?
人選間違ってるだろ。
「だったらお前も油売ってないで、さっさと準備しろよ。2日後の出発に間に合わなければ置いてくぞ」
「あ、それは大丈夫。部下たちも行く気マンマンでさ、もう準備はできてるから。今日だって出発できるぜ」
こいつもか。
てか、断られても無理やりついてくるつもりだったな?
「さすが師団長殿……ぬかりがないですね」
「ふっ、ジャンヌちゃんのためなら火の中水の中、世界の果てまでもついてくぜ」
じゃあ果てまで行って帰ってくんな。
「ならば! ジャンヌ・ダルクは!」
「聖女の御旗!」
「ジャンヌのために生き」
「ジャンヌのために死す!」
「そう、死ぬときは前のめり!」
「これぞ、ジャンヌ・ダルク・ファンクラブ会員の掟!」
なんか盛り上がってポーズとか取り始める馬鹿2人。
って、待て。今聞き捨てならない言葉が出たぞ。
「ちょっと待て! なんだ? ファンクラブ!?」
「おや、ご存じないのですか? そう、私こそファンクラブの会長にして会員番号ナンバー1!」
「そして俺が会員番号ナンバー2!」
「隊長殿の圧倒的なカリスマ性と美しさをオムカ中に伝えるために作ったのです。コツコツと布教活動を続けて、今では会員数は3万人を超えました! ええ、こうなったらもう行けるところまで行きますよ。目指せ大陸制覇!」
「おお、なんか帝国には変な宗教があるっていうからな! こっちはジャンヌ教で対抗だ!」
頭が痛くなってきた。
てかよく今まで気づかなかったな、俺。それどころじゃなかったからなぁ。
「どうですか、隊長殿も? 今なら隊長殿の等身大パネルがついてきて、入会費はなんと年間3千コル! 毎月、隊長殿の私生活を特集した会報が読めますよ! さらに月に1度、隊長殿の情報を交換する会では隊長殿の私物オークションなども開催です!」
なにが楽しくて自分のファンクラブに入らなくちゃいけない!?
しかも自分の私生活を暴露されているのを黙って見てろと!?
てかなんかちょくちょく物がなくなってるな、と思ったら犯人はお前か、クロエ!
「……とりあえず、後でお前ら説教な」
「えー、隊長殿によかれと思ってやったのにー」
「そうだぜー。ぶーぶー」
その活動内容のどこがよかれなんだ……。
一度こいつらの頭の中を見てみたいよ。
本当に度が過ぎ始めてきている気がする。
もしかしたらマリアたちより酷いかもしれない。
「てかマリアたちが無関係でよかった……そうなったらこの国は終わりだぞ」
「「え?」」
クロエとサカキがハモった。
え? ちょっと待て。何が、え、なんだ?
もしかして――
「いや、待て。落ち着け。クロエ、お前言ったよな。お前が会長で会員番号ナンバー1だって」
「ええ、もちろんですとも!」
「そしてサカキ、お前がナンバー2?」
「おうよ! オムカ王国軍ナンバー2にてジャンヌちゃん会員番号ナンバー2だぜ!」
お前、それ自分で言ってて虚しくないの?
「えっと、嫌な予感しかしないんだが……とりあえずいちから説明してくれるか? 馬鹿な俺にも分かるように」
「えっと、それはですね」
そしてこういう時の嫌な予感は当たるものだ。
ところ変わってマリアの部屋。サカキは恐れ多いと俺とクロエだけで入ったわけだが。
そこに増えた馬鹿が2人いた。
「ふふふ、ばれてしまったか! そう、あたしはジャンヌファンクラブ……名誉顧問!」
「そして余がオムカ王国第37代女王にして、ジャンヌファンクラブ……名誉会長!」
終わった。
この国終わった。
あー、国のトップがこんなとは思わなかったなぁ。
いや、前々からダメかもとは思ってたけど……ここまで救いがないとは。
「というわけで実家に帰らさせてもらいます」
「あーー、待つのじゃジャンヌ! てかジャンヌの実家ってどこなのじゃ?」
「どこでもいい。もう隠棲する。後は勝手に頑張ってくれ」
「ちょっと、ジャンヌ! それは身勝手ってものじゃないの!」
「そうですよ、隊長殿! ここを出てってどこにいくんですか! 隊長殿は生活力がないのですから」
ニーアとクロエが抗議に加わるが、説得力ゼロということを分かってるのだろうか?
「お前らいい加減にしろよ? てか、人の私生活暴かれて、私物をオークションかけられて怒らないほど俺は人間ができてねぇからな!」
「ち、違うのじゃ……いや、何も違わなくないのじゃ。これは必要なことだったのじゃ!」
「なにがだ?」
どうせ変な言い訳が飛んでくるだろうと思い、期待薄にとりあえず返事だけした。
どうせお小遣いが欲しいとかそういうことだろ。
「会費とかオークションとか。確かにあまりよくない方法だとは思うのじゃ。けど、この国には必要なことだったのじゃ。去年の末に国庫はかなり厳しかったのじゃ。冬を越すために貧しい人たちに布団や炊き出しをするのも不足していた。だから少しでも、ということでこの方法が取られたのじゃ」
うっ……意外と切実な話。
そこら辺の財政の話をされると弱い。もともとは俺の無茶な政策の影響による財政難というのだから、真っ向から反対はできなかった。
ん? てか待てよ。
それが元だということは、もしかしてこの発案者というのは――
「そうなのじゃ、発案は宰相なのじゃ」
「マーーーツーーーナーーーガーーーァァァァァ!」
「あ、ちなみに会報の編集はミストさんです」
「あいつら……次会ったらぶん殴る」
「てかジャンヌ。もしかしてそんな国家プロジェクトなのに……知らなかった?」
「うっ……」
ニーアに言われ、言葉に詰まる。
実際そうなんだよなぁ。
こんなこと、今まで俺に気づかれずにやってのけるとか、相当周到にやったか、俺が無関心過ぎたか。
……両方だな。
まぁいい。
そこは反省点とする。
それから収益は全部国の運営に回っているというのだから、一概に無駄とは言えない。
正直、金がない部分については俺にも後ろめたさがある。
だからこれが少しでも贖罪になるならば、と今ならまだ少しは許せるような気もしないでもない可能性があったりなかったり。
「てか会費とオークションで国が回るとかどんだけ金ないんだよ、うち……」
「え? 知らないの? オークションで売れた金額」
もちろんその存在を知ったのが今だから知るはずもない。
ニーアが近寄って耳打ちしてきた。
「……は?」
耳を疑った。
絵画のオークションでも開いたのか? というくらいのお値段。
「ちなみにその時の商品は、ジャンヌの使った枕でした」
馬鹿なの?
そんなサラリーマンの生涯年収並みの金で、なに枕なんか買ってるんだよ。
ただのボロ枕だぞ?
もうすべてが理外すぎて、知力がいくつあっても理解できない世界だった。
「というわけで大助かりだったのよ。次回もヨロシク!」
そうか、それならまぁしょうがないか。
俺ももう少し協力を――
「――んなわけあるか!」
危ない危ない。
目の前の利益を求めて、人間として何か大切なものを失うところだった。
ぶっちゃけ枕くらいとか思ったけど、どこの誰とも知らないやつが使っていると思うと、なんだか寒気がする。
俺は心まで女性になったのか。いや、この思いに男女の差はないはずだ。うん、ない。
「とにかく、今後は必ずその会報は俺の監修を通すこと! それからオークションは廃止! もっと別の方法で金策しろ。さもなきゃファンクラブは解散。それでも続けるなら軍を使って強硬手段に出る!」
「うぅ……ジャンヌの独裁政権なのじゃ。恐怖政治の始まりなのじゃ」
「お気を確かに、女王様。検閲が駄目ならアングラに、オークションが駄目なら闇市という方法があります」
「そうです、我々の隊長殿への愛は何物にも邪魔されないのです!」
「……お前ら、反省してないだろ」
というわけで、俺ファンクラブは、いろいろとヤバいことになる前に(いや、もう手遅れか?)鎮火することができた。
よかったよかった。
……って、あれ?
俺、何しに来たんだっけ?
余談。
後日、俺の部隊の全員に聞いてみたところ、なんとファンクラブ会員が9割いた。
残りの1割も「生で隊長を見られる以上のご褒美はあるだろうか。いや、ない!」とか「吾輩の脳にはすべてのジャンヌ様がメモリーされております。こうやって目を閉じれば……おお、沐浴中のジャンヌ様が……あぁ、ジャンヌ様ぁ」とか、ある意味会員以上のヤバさを感じたので、実質10割だった。
なんかもう人を信じられなくなった今日この頃だ。
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