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第66話:『純粋なる淑女研鑽会』の面々の登場、そして挑戦された!
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タタタタタタターーー!!!
「あそこだ、みんな!」
「あれはー!」
先頭を走っている俺とオードリーは地下への隠し通路がある学院長室から出てきて、真っ直ぐに地上の方の訓練場へとチームメンバ全員を連れていくと、
「ダからー!タとえ彼が【新型剛力級】を討伐してくれたとしても、所詮は自分をもっとアピールするための工作に違いないはずデス!本当のところは卑しい人間この上ないだろうがな、あの南蛮人少年が!」
ここの玄関を出てきたばかりの位置でもあの舞台上で人だかりができたことが確認できた!
大勢の生徒達が、宙で浮いている今まで見てきたものとは比べ物にならない程の大きさを誇る魔道飛行車の屋根に立っている白髪ロングの長身の女子生徒に視線を釘付けになっていて、熱心に演説を聞いているようだ!
「せいーーーーー!!」
「うおおおぉー!危ねえー!?」
バコ―――!!
ここの屋外の舗装されている道路を真っすぐに進んでいこうとする俺とオードリーに、いきなりジュリアが天高くからの踵落としを見舞いしようとしてきたので、素早く腕を上げてブロックした俺だったが、
「この野蛮な暴力女ジュリア―!決闘以外の場で今まで良くもまあ何度でもオケウエーに襲い掛かってきたものわねー!でも、彼と違ってあたくしの方はもっと優しくないからもうあんたの狼藉を見過ごすことなく、これでも受けなさいよ――!はーーっ!」
それだけ声を上げたオードリーは俺の加勢でもしてくれるように、今度はオードリーから跳躍しての飛び蹴りをジュリアへと届かせようとしたんだがーー!
「甘いーーー!!」
踵落としを俺の腕で受け止められているまま後ろへとバックフリップすることで、ジュリアの頭を狙うオードリーからのフライングキックを避けられたジュリアー!
ター!
そこで着地したジュリアなので、騒音に気づいてあそこの舞台のギャラリーがこっちへと振り向いてきたらー!
「あいつらが来たんですのよー!!クリスティーナ会長様 ー!!」
「あ~はは!のこのこと処刑されに自らやってくるとは正気な沙汰じゃないかしらね~?あんた達~~!」
「まったくだね、でももう安心なさいエルマ!今すぐ会長様がー」
「格の違いをお見せになってらっしゃるそうですわねーー!!」
ギャラリーから口々な煽り文句を口走っているうちに、
ター!
いきなり、あそこで立っているままのジュリアのもっと前に出るような形で、あの魔道飛行車の上で立っていた白髪ロングの長身な少女が跳躍してから着地したー!
「ジュリアークンが蹴ろうとしたソの褐色肌の男子、ソしてそこのドレンフィールド嬢とオールズティニア嬢の登場も含めて!『チーム・オケウエー』と見て間違いなし!」
「お、お前はまさかーー!?」
「如何にもだぞ、南蛮人少年!アタクシこそ【純粋なる淑女研鑽会】 が会長、クリスティーナ ・フォン・イルレッドノイズ、デス。先ずはさっきの無礼を働いたジュリア―クンを詫びるが、ソもそも男であるキサマと後ろのへらへらしそうな優男こそこの伝統ある学院にいるのがいけないんデスぞー!デ、今回で会うのは初めてだが、思った以上にひょろっとした体形をしているようだな、キサマ!モっと筋肉質のごつごつとした典型的な黒肌布一枚の蛮族かと思ってたぞよー?」
「それを言うなら、お前だって思ったほどにキツすぎる顔してなさそうで、愛想のない仏頂面しっ放しの表情だけが玉に瑕だが、それでもよっぽどすらりとしたスタイルの良い美人のようで実にいい女に見えそうじゃん、お前―?もしかして本当は精霊術使いになどなりたく無くて、演劇でもして男の前でケツ振り振りしたいむっつりスケベな女かあー!?」
クリスティーナの挑発の言葉に対し、俺も煽りの言葉を返した。でも、実際に見てみると、確かに俺憎しでちょっぴりキツめのシリアスな表情を浮かべている『裏の生徒会長』さんみたいだが、顔立ちが整っており容姿も端麗で、背も高めなものなのでなんか綺麗な人だなって思う。
「お前ーーー!!!会長様に向かってなんてことをほざいてやがるんだ――!!!」
さっきの俺の汚い言葉で自分の敬愛する会長の悪口を言われて激怒してる様子の紫色のポニーテール髪の毛をしているジュリアなのだが、
「落ち着け、ジュリアークンよー!相手の軽口に取り乱してしまってどうするんデス?ヤツの術中にハマりたいのか?」
「そ、それはー!……くっ!確かにそう……だが、そんな無礼な言葉を向けられて黙るはずがないぞ、オケウエー!!今度は絶対に当たるようにしてやるから動くでないぞ、そこの南黒男蛮人ーー!!」
なおも怒り心頭のまま俺へと襲い掛かるべく前まで出て跳躍の構えになりかけると、
「もう~。またも姉者あねじゃのために先走ろうとする~~」
え?新たなる人の声がしたかと思えば、あそこで浮遊したままの車から出てきて宙を跳躍してクリスティーナの側に着地してきた小柄な女子生徒の姿を確認!
彼女はーー!?
「お初にお目にかかり光栄なのですよ、オケウエー・フォン・オケウエー男爵。リリはクリス会長の妹であるリーリス・フォン・イルレッドノイズなのですよー」
クリスティーナの妹だとー?確かに言われてみれば髪の色も同じ白髪なんだし、ポニーテールは後ろに束ねずちょこっと小っちゃい片側だけ結い上げるだけのロング系のモノの様だけれど、顔立ちはなんか似てるっぽいのでそうなんだろう…いいや、本人がそう名乗ってるからそうに違いないはず!
「……あんた達!舞台上で演説をしていたそうだからみんなを集めて扇動をしてまであたくし達の男子生徒のチームメンバーを学院から追い出したいっていうのーー?随分と大掛かりな芝居と仕掛けを用意しているものわね?」
俺の前へ出ていくオードリーの肩越しを見ると、確かに静かな怒りで震えっ放しみたいだ。
「お芝居は好きなので、…お許しをお願いするっぽよ、ドレンフィールドさん…」
なー?今度は誰だよー!?
辺りを見回している俺、オードリーと他のチームメイト4人だったが、相変わらずどこにもいなくて、戸惑うばかりでいると、
にや!
ん?なんかにやっと微笑を浮かべるクリスティーナがいるようだけれど、何だったのだーー!?
「こっちだよ、『チーム・オケウエー』の諸君!…木々にでも見とれて、最初からここにいたあっしを『見るのに意識が追いついていない』、だけだったのかしら…?」
「「「「「「---!!??」」」」」」
いきなり、学院の敷地内にも含まれるあそこの小林の中から、姿が徐々に鮮明になって現れる女子生徒の姿がいるのだった!
学生用でも軍隊用とも取れる帽子を被っているその黒髪してる短めのセミロングっ子は、横髪の両方を三つ編みにして、右側の方が長めのようだ!目が琥珀色をしていて、俺達を射貫くような冷たさを感じる!
「あっしの名前はレイーザリンっぽよ?1年生のリーリスさんを除いて、他の会員上層部のお二人と同じで、あっしは2年生のレイーザリン・フォン・エルグムーンドという侯爵家の者っぽね」
「……あの方……」
ん?なんかヒルドレッドの奴、あの黒髪の子を見た瞬間、雷でも打たれたように視線が釘付けになったまま微動だにしなかったようだけれどー?
「あら、これはオールズティニアさんじゃない~~。どうしたっぽ?もう昔であっしに完膚なきまでに負けただけじゃなくて、惨めに這い蹲らされ犬のようにいじめられていた苦~~い記憶でも呼び覚まされてるのかしらーー?ハハフフ…」
なんか機械的な感情のこもってない笑い方でヒルドレッドを馬鹿にしレイーザリンのようだけれど、彼女の言葉が本当なら、昔にヒルドレッドにそんな仕打ちがーー!?
「くつ~~!………名前は知らなかった子でしたけれど、……今度こそ~!絶対に6年前にわたくしが感じましたあの屈辱感を2倍返しに、貴女にお仕返ししてやりますわよ――――!!!」
おううーー!?なんかヤる気満載になってるヒルドレッドがいるようだけれど、あの子も終わりだねー!ヒルドレッドがああもなって気持ちを高ぶらせていること自体、今まで見たことがないので、それを決闘か何かで発揮されるとーー!
「オケウエーー!この状況はまずいっすねーー!もしヒルドレッド嬢さんが我慢できずに襲い掛かると、こんな大勢な人もいる場で教師の一人だけでも目撃してると校則違反になるっすよーー!!」
「ここは漆黒の魔王らしく、ヒルドレッド嬢の躾けを任せて頂戴。もう準備いいのよね?」
ジェームズとクレアリスから、俺にヒルドレッドの手綱を握れって言ってきたんだけどそんなの無理だよ~~!
パチパチパチーー!!
ん?場のカオス具合を纏めにくるかのように、拍手を始めたクリスティーナがいるんだがー
「アタクシらはそこの男子生徒二人をこの伝統ある学び舎から追い出したい。ソしてキサマら『チーム・オケウエー』はそれを阻止したい。導かれる結論は一つしかないデスが?」
「それってー!」
「ソうデスぞー、そうデスぞ!三日間後に、【静寂の霊群森】にでも行って、ソこの男子生徒の学院生活の継続する権利の有無をかけて 、【チーム戦】にて雌雄を決するというのはどうデスかなー?」
それだけ言って、不敵な微笑を浮かべる最中の【純粋なる淑女研鑽会】が長おさ、男嫌いと名高いクリスティーナ ・フォン・イルレッドノイズがいるのだった!
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「あそこだ、みんな!」
「あれはー!」
先頭を走っている俺とオードリーは地下への隠し通路がある学院長室から出てきて、真っ直ぐに地上の方の訓練場へとチームメンバ全員を連れていくと、
「ダからー!タとえ彼が【新型剛力級】を討伐してくれたとしても、所詮は自分をもっとアピールするための工作に違いないはずデス!本当のところは卑しい人間この上ないだろうがな、あの南蛮人少年が!」
ここの玄関を出てきたばかりの位置でもあの舞台上で人だかりができたことが確認できた!
大勢の生徒達が、宙で浮いている今まで見てきたものとは比べ物にならない程の大きさを誇る魔道飛行車の屋根に立っている白髪ロングの長身の女子生徒に視線を釘付けになっていて、熱心に演説を聞いているようだ!
「せいーーーーー!!」
「うおおおぉー!危ねえー!?」
バコ―――!!
ここの屋外の舗装されている道路を真っすぐに進んでいこうとする俺とオードリーに、いきなりジュリアが天高くからの踵落としを見舞いしようとしてきたので、素早く腕を上げてブロックした俺だったが、
「この野蛮な暴力女ジュリア―!決闘以外の場で今まで良くもまあ何度でもオケウエーに襲い掛かってきたものわねー!でも、彼と違ってあたくしの方はもっと優しくないからもうあんたの狼藉を見過ごすことなく、これでも受けなさいよ――!はーーっ!」
それだけ声を上げたオードリーは俺の加勢でもしてくれるように、今度はオードリーから跳躍しての飛び蹴りをジュリアへと届かせようとしたんだがーー!
「甘いーーー!!」
踵落としを俺の腕で受け止められているまま後ろへとバックフリップすることで、ジュリアの頭を狙うオードリーからのフライングキックを避けられたジュリアー!
ター!
そこで着地したジュリアなので、騒音に気づいてあそこの舞台のギャラリーがこっちへと振り向いてきたらー!
「あいつらが来たんですのよー!!クリスティーナ会長様 ー!!」
「あ~はは!のこのこと処刑されに自らやってくるとは正気な沙汰じゃないかしらね~?あんた達~~!」
「まったくだね、でももう安心なさいエルマ!今すぐ会長様がー」
「格の違いをお見せになってらっしゃるそうですわねーー!!」
ギャラリーから口々な煽り文句を口走っているうちに、
ター!
いきなり、あそこで立っているままのジュリアのもっと前に出るような形で、あの魔道飛行車の上で立っていた白髪ロングの長身な少女が跳躍してから着地したー!
「ジュリアークンが蹴ろうとしたソの褐色肌の男子、ソしてそこのドレンフィールド嬢とオールズティニア嬢の登場も含めて!『チーム・オケウエー』と見て間違いなし!」
「お、お前はまさかーー!?」
「如何にもだぞ、南蛮人少年!アタクシこそ【純粋なる淑女研鑽会】 が会長、クリスティーナ ・フォン・イルレッドノイズ、デス。先ずはさっきの無礼を働いたジュリア―クンを詫びるが、ソもそも男であるキサマと後ろのへらへらしそうな優男こそこの伝統ある学院にいるのがいけないんデスぞー!デ、今回で会うのは初めてだが、思った以上にひょろっとした体形をしているようだな、キサマ!モっと筋肉質のごつごつとした典型的な黒肌布一枚の蛮族かと思ってたぞよー?」
「それを言うなら、お前だって思ったほどにキツすぎる顔してなさそうで、愛想のない仏頂面しっ放しの表情だけが玉に瑕だが、それでもよっぽどすらりとしたスタイルの良い美人のようで実にいい女に見えそうじゃん、お前―?もしかして本当は精霊術使いになどなりたく無くて、演劇でもして男の前でケツ振り振りしたいむっつりスケベな女かあー!?」
クリスティーナの挑発の言葉に対し、俺も煽りの言葉を返した。でも、実際に見てみると、確かに俺憎しでちょっぴりキツめのシリアスな表情を浮かべている『裏の生徒会長』さんみたいだが、顔立ちが整っており容姿も端麗で、背も高めなものなのでなんか綺麗な人だなって思う。
「お前ーーー!!!会長様に向かってなんてことをほざいてやがるんだ――!!!」
さっきの俺の汚い言葉で自分の敬愛する会長の悪口を言われて激怒してる様子の紫色のポニーテール髪の毛をしているジュリアなのだが、
「落ち着け、ジュリアークンよー!相手の軽口に取り乱してしまってどうするんデス?ヤツの術中にハマりたいのか?」
「そ、それはー!……くっ!確かにそう……だが、そんな無礼な言葉を向けられて黙るはずがないぞ、オケウエー!!今度は絶対に当たるようにしてやるから動くでないぞ、そこの南黒男蛮人ーー!!」
なおも怒り心頭のまま俺へと襲い掛かるべく前まで出て跳躍の構えになりかけると、
「もう~。またも姉者あねじゃのために先走ろうとする~~」
え?新たなる人の声がしたかと思えば、あそこで浮遊したままの車から出てきて宙を跳躍してクリスティーナの側に着地してきた小柄な女子生徒の姿を確認!
彼女はーー!?
「お初にお目にかかり光栄なのですよ、オケウエー・フォン・オケウエー男爵。リリはクリス会長の妹であるリーリス・フォン・イルレッドノイズなのですよー」
クリスティーナの妹だとー?確かに言われてみれば髪の色も同じ白髪なんだし、ポニーテールは後ろに束ねずちょこっと小っちゃい片側だけ結い上げるだけのロング系のモノの様だけれど、顔立ちはなんか似てるっぽいのでそうなんだろう…いいや、本人がそう名乗ってるからそうに違いないはず!
「……あんた達!舞台上で演説をしていたそうだからみんなを集めて扇動をしてまであたくし達の男子生徒のチームメンバーを学院から追い出したいっていうのーー?随分と大掛かりな芝居と仕掛けを用意しているものわね?」
俺の前へ出ていくオードリーの肩越しを見ると、確かに静かな怒りで震えっ放しみたいだ。
「お芝居は好きなので、…お許しをお願いするっぽよ、ドレンフィールドさん…」
なー?今度は誰だよー!?
辺りを見回している俺、オードリーと他のチームメイト4人だったが、相変わらずどこにもいなくて、戸惑うばかりでいると、
にや!
ん?なんかにやっと微笑を浮かべるクリスティーナがいるようだけれど、何だったのだーー!?
「こっちだよ、『チーム・オケウエー』の諸君!…木々にでも見とれて、最初からここにいたあっしを『見るのに意識が追いついていない』、だけだったのかしら…?」
「「「「「「---!!??」」」」」」
いきなり、学院の敷地内にも含まれるあそこの小林の中から、姿が徐々に鮮明になって現れる女子生徒の姿がいるのだった!
学生用でも軍隊用とも取れる帽子を被っているその黒髪してる短めのセミロングっ子は、横髪の両方を三つ編みにして、右側の方が長めのようだ!目が琥珀色をしていて、俺達を射貫くような冷たさを感じる!
「あっしの名前はレイーザリンっぽよ?1年生のリーリスさんを除いて、他の会員上層部のお二人と同じで、あっしは2年生のレイーザリン・フォン・エルグムーンドという侯爵家の者っぽね」
「……あの方……」
ん?なんかヒルドレッドの奴、あの黒髪の子を見た瞬間、雷でも打たれたように視線が釘付けになったまま微動だにしなかったようだけれどー?
「あら、これはオールズティニアさんじゃない~~。どうしたっぽ?もう昔であっしに完膚なきまでに負けただけじゃなくて、惨めに這い蹲らされ犬のようにいじめられていた苦~~い記憶でも呼び覚まされてるのかしらーー?ハハフフ…」
なんか機械的な感情のこもってない笑い方でヒルドレッドを馬鹿にしレイーザリンのようだけれど、彼女の言葉が本当なら、昔にヒルドレッドにそんな仕打ちがーー!?
「くつ~~!………名前は知らなかった子でしたけれど、……今度こそ~!絶対に6年前にわたくしが感じましたあの屈辱感を2倍返しに、貴女にお仕返ししてやりますわよ――――!!!」
おううーー!?なんかヤる気満載になってるヒルドレッドがいるようだけれど、あの子も終わりだねー!ヒルドレッドがああもなって気持ちを高ぶらせていること自体、今まで見たことがないので、それを決闘か何かで発揮されるとーー!
「オケウエーー!この状況はまずいっすねーー!もしヒルドレッド嬢さんが我慢できずに襲い掛かると、こんな大勢な人もいる場で教師の一人だけでも目撃してると校則違反になるっすよーー!!」
「ここは漆黒の魔王らしく、ヒルドレッド嬢の躾けを任せて頂戴。もう準備いいのよね?」
ジェームズとクレアリスから、俺にヒルドレッドの手綱を握れって言ってきたんだけどそんなの無理だよ~~!
パチパチパチーー!!
ん?場のカオス具合を纏めにくるかのように、拍手を始めたクリスティーナがいるんだがー
「アタクシらはそこの男子生徒二人をこの伝統ある学び舎から追い出したい。ソしてキサマら『チーム・オケウエー』はそれを阻止したい。導かれる結論は一つしかないデスが?」
「それってー!」
「ソうデスぞー、そうデスぞ!三日間後に、【静寂の霊群森】にでも行って、ソこの男子生徒の学院生活の継続する権利の有無をかけて 、【チーム戦】にて雌雄を決するというのはどうデスかなー?」
それだけ言って、不敵な微笑を浮かべる最中の【純粋なる淑女研鑽会】が長おさ、男嫌いと名高いクリスティーナ ・フォン・イルレッドノイズがいるのだった!
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