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第127話:接吻という最大なトラウマ、そして床から蠢動する女性の決意
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「フォほほははははははーーーーーー!舐めた真似をしたからにはきっちりとその身体に返してやるから、覚悟するんだね、【呪われた不潔なるゴミ隷女】くん!」
ビュウウウゥゥーーーーーーーーーーー!!!!
「させないー!」
「邪魔だ、お主!」
ゴドーーーーーーーーーーーーッ!!
「あがああぁッーー!?」
不覚を狙ったマックミュレーンは空中にいる彼らの方に飛び上がって、魔神の背後から【舌好き雌の無名ちゃん】を持ちながら襲い掛かろうとしたが、難なく把握されたアフォロ―メロによって強烈な頭部への打撃を負い、それで脳震盪を激しく起こして気絶させられているマックミュレーンが沈んでいったー!
「フォははははははーーーーーー!お主がまだまだ【共同使用の精霊魔術】を上手く使いこなせてない所為で、特殊な戦闘服に変身したこの子も十分に力を振るうことができずに、長く持たなかったのだー!お主を頼りにしている女の子を絶望させたことを後悔した方がいい、そこの弱者で罪深き男の無能な精霊使いがー!」
ター!
「離してよ、魔神さんーーー!!」
「それはできない相談だねぇ~フォははひひひひひ~~!」
にゅるにゅると変な踊りを開始しながら着地したアフォロ―メロは引き寄せているジュディの腕も引っ張って気絶したマックミュレーンの前に連れてきた魔神は、
「良く見ろー!お主の頼りにしている男の精霊使いー!ついに敗れたぞ!……これでお主が希望を託した者にも頼れなくなり、ついに吾輩から逃げられる手立てがないぐらい分かったはず!そしてー!」
ブワアアーーーーーーー!!!
いきなり魔神の身体を禍々しい紫色の濃い霧が彼の両足から頭部まで沸き上がっては3秒後で早く消えたー!そしてー!
見る見るうちに、さっきジュディが魔神を襲っていて負わせた傷がすべて塞がって完全に癒えた!
「【混沌回復霧(アングア=ネゼドット)だ!吾輩が負った傷を3秒だけで全て回復させられる【第3階梯の混沌術】だ!これでお主の今までの善戦が無駄になったな、フォはははひひひ~~!」
「うぅぅぅ……うぅぅ……離してよぉ……パパとママのところへ………帰してよ~!(こういう時はヒーローであるはずのマックミュレーンさんが何とかしてくれると信じてたのに、結局は……しくしく……うぅぅう……)」
潤んでいる目をしているジュディが悲しく苦境に対して理不尽に思い、やっと救世主が現れたかと思えば結局はそいつも敗れてまたもあの汚すぎる牢屋へと戻されるかと思うと耐えられなくなったジュディは泣き出そうかという場面になったらー
「そうは言わずに、まずはいいものを見せてやろう」
ガサガサー!
自分のポケットをジュディの腕握ってない方の左手で探りながら何かを取り出した魔神は、それをジュディに見せる!
「フォはは!どうだいー?これ?」
「うぅぅ……そ、それぇ、はー?」
泣きながらも見てしまうジュディ。
魔神の左手で握り持っているものは、一つの手袋のようで、今まで両手でつけていた黒い手袋と違って白い色しているようだ!
そしてー!
「良く見てみろー!この手袋の掌が見せる中心的な部分にー!」
「んんー?えええーッ?」
驚愕に見開かれたジュディの両目!
それも無理のないこと!
だって、アフォロ―メロが見せているその白い手袋の掌部分には、生々しく本物の口のように開閉する、赤いリップスティックがついている唇もある口腔みたいなものがあるからだー!
「これにて、吾輩自身が直接に呪われた身であるお主と口づけをしなくても、お主の本当の姿、本来の素顔を鏡の前で見せ、お主が如何に醜くて不細工な生き物であるかという事実をやっと突き付けて、自覚させられるというものだー!フォはははははははーーーーーー!!」
「うぅうぅ…だ…だ、駄目ーー!!」
本能が訴えるのか、あるいは魔神の言葉を真に受けたのか、いきなり危険満載な物体として見えてしまうその手袋を見て恐怖を覚えてしまうジュディー!
「これにて、吾輩に感謝するが良いぞー?これからお主が自分の本来の姿と自ら対面し、如何に最醜な存在であるお主に誰とも愛する資格がないことを直ぐに分かるようになるんだから!フォひひひひははははああああーーーーーーーー!!!」
ぐいーッ!
「痛いーーーー!?」
甲高く高笑いしたアフォロ―メロがジュディをもっと近く引き寄せると、そして右手で彼女の頭にある髪の毛を引っ張りながら見上げさせるようにすると、
「では、これにキスしてもらおうー!」
口腔に唇もついている口らしきモノのついてる白い手袋をジュディの顔に近づかせるーー!
「い、いやああああああああああーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
半狂乱になったジュディが大量な涙を垂れ流しながらそんな悍ましい口みたいなものと口づけされるのを大いに嫌がったジュディだったけど、
「くちゅッ!」
結局、……成す術もなく、一瞬だけで唇同士が触れ合った時には既に遅し、行為が終わったところ!
「フォはははははははーーーーーー!!!!人生にとってのお主のファストキスは手袋が相手だった!気分はどうかねー!?フォひひひひ~~~!!」
「うぐッ!うえーーッ!!」
悍ましいものと唇を触れ合わせなければならなかった事実、...そして行為が終わった今の不快感、.....まだ気持ち悪い感覚を口元に感じるジュディが唾液を吐いて少しでもその不快な行為に伴う痕跡を排除しようとした!
バサー!
「フォひひひ……本物の地獄はこれからだぞ」
乱暴にジュディの頭を手放して床へと放り出したアフォロ―メロがニヤニヤと気持ち悪い笑みを見せながら見下ろすと、『それ』が始まった!
「うぅぅ………うう?ぎー!?ぎぎぎぎーー!?ああがあああーーーッ!?がががががッ………」
何か痙攣するような痛み、何者かによってお腹の奥から抉られるような激痛を感じたみたいな顔しているジュディだった。そしてー!
「うぎゃあああーーーーーーーーーーー!!?」
身体中の体内から炸裂した感覚みたいになったジュディは、その異質な感覚と同時に不快感極まりなくて、電撃でも浴びせられている痛みを感じながら叫んでしまったジュディ!
「うああああああーーーーーーー!!?」
みるみる内に、口づけされたばかりのジュディの身体が変貌していったー!
まず、顔面のところどころに皺が出来ているだけじゃなくて、紫色に変わった皮膚が徐々にジュディの容姿を歪なお化けみたいな両目が突き出ているような見た目にし、鼻も変なところへ曲がったようになった!
口から突き出てしまったのは一本の『舌らしきもの』なんだけど、本当は唇から垂れ下がった伸ばされてる赤色の皮っぽいものだけ!
そしてーー!
それだけじゃなくて、2本の角も頭の両側から生え出てきて、オレンジ色の髪の毛がお化けみたくあらぬ方向へと流れたりは風に揺られるように何かの力によって一房、またも二房や何房までも蠢きだす!
「ウワアアア………ドウイウコトデスカ、コレ……」
声帯もホラー小説みたいに変質しているジュディがやっと激痛から回復して、痛みを感じなくなった代わりに変貌を遂げた姿では異変に気付いた彼女がそれを言うとー
「フォはははひひひ~~!やっぱり予想以上に醜い顔して滑稽だな、フォははー!やっぱりあの【不潔なる醜顔悪臭クエラドリアス】って古の魔神の呪いにかかっているだけあって、それも惨めな格好になったものだことー!フォははははははははははああああああーーーーーーーー!!!!!」
どうやら、古の魔神クエラドリアスの呪いに引っかかった者には誰かと唇同士を触れ合わせたり、接吻とかあらゆる粘膜同士の交換と接触を行えば、呪われた者がジュディのように醜い姿として変貌される!
無論、ここでいう粘膜同士というのは、唾液、水分のある個所(唇とか)、血液同士の接触と交換とか。
後、【あれの行為】のこととか。
まあ、稀には他の原因では発生せず、キスのみで発生する現象でもあるが、果たしてジュディの場合は前者か後者かまだ定かではないようだ!
「ウウゥゥゥ…………モトニィ…………モドシテエエエー」
声を発することも困難になったか、消え入りそうな声色で漏らしたジュディに追い打ちをかけるように、
「戻すも何も、それが『お主の本当の姿』なんだってー!受けいれた方が身のためだぞー?ほれー!」
無慈悲にも【異空間収納魔術】に似ている混沌術である【異次元格納四角陣】という四角い魔法陣っぽいものを出現させたアフォロ―メロがその中から小さな鏡を取り出すと、
「ウワアアアアアアーーー!!!ソレダレデスヨーーーーーーーーー!!!!!??????」
衝撃な事実を前にして、……自分自身の【今の顔】を『見てしまった』ジュディは暴れ出すようにして顔を両手で覆って魔神から鏡を奪い取ろうと慌てふためいて取り乱すとー
ボコ―――――!
「グワアツー!」
容赦なくアフォロ―メロに蹴られたジュディがそこで倒れていると、
「お主が大人しくそこでおねんねしろー!もう直ぐ豚箱に戻してやろうかと思ったが、まずは起き上がるであろうこいつにも今のお主の姿を見せてやりたいものだな、フォはははひひひ~~~!!」
にゅるにゅると変な踊りを見せている魔神アフォロ―メロがはしゃぎながら蹴っていったジュディの方に進むとー
「うーん?うー!?うわあああーーーーー!!?なにこの異臭はーーーーーー!!?」
突然としてそれが『巻き起こった』。
ジュディの変貌した姿と身体からでは、その紫色に変色している皮膚が滲み出させているものは強烈な臭い匂いと汗であり、それを空気中を渡ってついに魔神の鼻に届いているようだ!
「こんなの思ったより臭ええぞーーー!?寄るな近づくな病気が移るわ、この呪われた不潔なゴミ隷女がー!」
さすがの魔神も引いているのか、ジュディから遠ざかろうとしたアフォロ―メロ!
それを見て、地面で転がされているジュディも起き上がる気力も気分もなしに、
「コンナノ…………ウウウウゥゥゥゥゥ………コンナ、ノ………ヒドイです!......リフジンデスッ……ウワアアアアアアアーーーーーーーーーーー!!!!!」
遂に大きな声で泣き出した幼女が醜くなった容姿と臭すぎる身体になったことという耐えられない気分になったのが忍びなかったのか、現実から逃げ出したいと強く望んだジュディに希望がもうないと悟り、悲しみでいっぱいになった!
自分を助けるべくして助けにきたマックミュレーンが敗れて、そこで気絶させられている。
そして、自分なりに【高貴女心至高戦服】を使って奮闘しても、結局負けたー!
希望も光もなく、闇に満ちていこうかと彼ら二人の運命が待つであろうその瞬間にーーー!
がしーーーーーーッ!
「なにーー!?」
いきなり、見えぬ状態からの何もない床から、波紋のごとく揺れ出してる地面が水のようになってるその中から『両手が生え出てきた』のだー!
魔神の両足を後ろから力強く鷲掴んでいるその白い両手はーーー!
「やっとミカゼー大始祖様の残してくれた、この【混沌波力莫大守護防装(アヴグリエール・ヴァルンクレスタ=ナイトガード)】を使えるようになったんだー!ジュディーーーーーー!!!」
シェリアの顔がその地面から出ているー!
半身まで出てきた彼女が魔神の両脚を握る力をいっそう強くするとー!
「ウウゥゥゥ…………」
まだ放心状態にあるジュディだけど、構わずにシェリアが、
「ジュディーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
「ウゥゥゥ……ウ?エー?ソコニイルノ、…シェリアサンデスカーーー!?」
「そうだ!後、そこにいる男も寝転がってないで、ジュディと共にここから脱出する準備をして下さいよーー!!」
ピカアーーーーーーーーッ!!
そう叫んだシェリアは自分の纏っている【混沌波力莫大守護防装(アヴグリエール・ヴァルンクレスタ=ナイトガード)】という神話級の【神器】を発光させると同時に、マックミュレーンの身体全体を青白い光で包んだー!
「うぅぅ……うん?ここは…………ああッー!た、確かに僕はさっきから魔神と戦って、……そして、頭を強く打たれ、それで意識が……あー!ジュディはーーーーー!!?」
守るべき対象を思い出したか、慌てて起き上がったマックミュレーンに、
「男の精霊使いーー!!ここだ!自分はシェリアといって、ジュディの味方だ!今できる限りアフォロ―メロ『元旦那様』を抑えてみせるから、その間にそちらはあそこで、……姿の変貌してしまったジュディを連れて逃げろ――――!ほらー!」
パチー―――――――――!!
「うわあー!?これはーー!?」
いきなりマックミュレーンの全身に紫色の光が弾けたかと思えば次には紫色のとても淡い霧が彼の身体に纏われついてきたー!
「強烈で激しい凶臭を嗅げなくなるような【混沌術】をそちらにかけてやったんだー!これも【蛇人族】の始祖たるミカゼー様がこの鎧を通して残してくれた大切なものだから、ありがたく使えー!」
「お、おう、分かったん…だけど、ジュディはどこにー?はあああーー!?」
どうやら、姿こそ変わったけど聖魔力の識別波長が同じままのジュディの位置まで辿ってみれば、マックミュレーンがやっと『今のジュディ』の姿に気づいたー!
「ダメデス、マックミュレーンサンーーーー!!!ワ、ワタシノコトヲミナイデクダサイーーーーーーーーーー!!!」
慌てた様子のジュディが自分の変貌した醜い顔をイケメンと称しても良いはずのマックミュレーンに見つめられるのが恥ずかしいのか、耐えられないとばかりにそう叫んだジュディだったが、
「……概ねの事情は分かっているつもり。『そのために助けにきたんだから』。………3年前に、変な入れ墨が身体に突如として現れたんだろう?呪いの一種できみをそういう姿に変えさせたんだ!『何かのきっかけがある時に』、ね?」
「ミ、ミナイデクダサイデス……………」
ジュディの方に向かって歩いていくマックミュレーンを未だに直視できずにいるのか、まだ両手を顔面に持っていって隠している最中だ!
「お主らー!調子にのるーうぐー!?うぐあああああーーーーーーー!!?」
シェリアの両足への拘束から脱出したい魔神は暴れて彼らの方へと駆け出してみるが、シェリアを振り解けないどころか、いきなり雷撃のような甚大なびりびりって衝撃ダメージが全身に行き渡り、魔神の全身を耐えられない激痛に包んでいる!
「伝説によれば、ミカゼー大始祖様が我々【蛇人族(ゾクラハ族】や【純粋なる人間】にお残しになってくれている【魔神界の書】にも【不潔なる醜顔悪臭クエラドリアス】という古の魔神についての情報が書かれていたのだ!」
説明を始めるシェリアがつづくと、
「だから、『10年前に両親とまだ住んでいた頃』でそれを読んでいた自分がジュディの変貌の原因に関してもさっきは察することができたんだー!でも、24時間後にその変貌が解けて元通りの姿に戻るから、このシェリアがさっき、精霊使いの男にかけた【混沌術】にて【聖魔力量】の全てを全回復させたんだから、今のそちらなら簡単に【次元転移魔法陣ヴィヴァルシア=エクトゥスメラーッハ】を使って【人間界】へ戻れるはずー!だから早くジュディを連れて帰るんだー!その間に自分が絶対に元旦那様のことを押さえつけてみせるからー!」
自分の役目とマックミュレーンのやるべきことも伝え終えたシェリアに、
「...分かった!なんとしてもジュディを絶対に家へ帰れるように連れていくから、きみにも………ご武運をー!」
「ええ、そして、またもそちらと出会える機会が訪れるならば嬉しいね、『初めての男の精霊術使い』?」
ウインクしてみせたシェリアだったので、マックミュレーンもつられて、
「うん、【来世】でね」
軽くそう返事したのだった!
「では、行くよジュディちゃん!今回は強引にいっくよー!」
今度は前回と同じで手つないでる状態から【空中浮遊魔術】を最初から集中してかけるのではなく、それもかけながらジュディを力強く肩まで全身を担ぎ上げて乱暴に両手で抱きかかえるとー
「最初から飛ばしていくから捕まっててね?まあ、僕の握力の元からきみが落ちていく訳ないけどね」
ダ―――――――――――――!!!
それだけいったマックミュレーンは、ジュディを強い握力で担ぎ上げながら跳躍して、その大魔城から飛んでいったのだった!
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ビュウウウゥゥーーーーーーーーーーー!!!!
「させないー!」
「邪魔だ、お主!」
ゴドーーーーーーーーーーーーッ!!
「あがああぁッーー!?」
不覚を狙ったマックミュレーンは空中にいる彼らの方に飛び上がって、魔神の背後から【舌好き雌の無名ちゃん】を持ちながら襲い掛かろうとしたが、難なく把握されたアフォロ―メロによって強烈な頭部への打撃を負い、それで脳震盪を激しく起こして気絶させられているマックミュレーンが沈んでいったー!
「フォははははははーーーーーー!お主がまだまだ【共同使用の精霊魔術】を上手く使いこなせてない所為で、特殊な戦闘服に変身したこの子も十分に力を振るうことができずに、長く持たなかったのだー!お主を頼りにしている女の子を絶望させたことを後悔した方がいい、そこの弱者で罪深き男の無能な精霊使いがー!」
ター!
「離してよ、魔神さんーーー!!」
「それはできない相談だねぇ~フォははひひひひひ~~!」
にゅるにゅると変な踊りを開始しながら着地したアフォロ―メロは引き寄せているジュディの腕も引っ張って気絶したマックミュレーンの前に連れてきた魔神は、
「良く見ろー!お主の頼りにしている男の精霊使いー!ついに敗れたぞ!……これでお主が希望を託した者にも頼れなくなり、ついに吾輩から逃げられる手立てがないぐらい分かったはず!そしてー!」
ブワアアーーーーーーー!!!
いきなり魔神の身体を禍々しい紫色の濃い霧が彼の両足から頭部まで沸き上がっては3秒後で早く消えたー!そしてー!
見る見るうちに、さっきジュディが魔神を襲っていて負わせた傷がすべて塞がって完全に癒えた!
「【混沌回復霧(アングア=ネゼドット)だ!吾輩が負った傷を3秒だけで全て回復させられる【第3階梯の混沌術】だ!これでお主の今までの善戦が無駄になったな、フォはははひひひ~~!」
「うぅぅぅ……うぅぅ……離してよぉ……パパとママのところへ………帰してよ~!(こういう時はヒーローであるはずのマックミュレーンさんが何とかしてくれると信じてたのに、結局は……しくしく……うぅぅう……)」
潤んでいる目をしているジュディが悲しく苦境に対して理不尽に思い、やっと救世主が現れたかと思えば結局はそいつも敗れてまたもあの汚すぎる牢屋へと戻されるかと思うと耐えられなくなったジュディは泣き出そうかという場面になったらー
「そうは言わずに、まずはいいものを見せてやろう」
ガサガサー!
自分のポケットをジュディの腕握ってない方の左手で探りながら何かを取り出した魔神は、それをジュディに見せる!
「フォはは!どうだいー?これ?」
「うぅぅ……そ、それぇ、はー?」
泣きながらも見てしまうジュディ。
魔神の左手で握り持っているものは、一つの手袋のようで、今まで両手でつけていた黒い手袋と違って白い色しているようだ!
そしてー!
「良く見てみろー!この手袋の掌が見せる中心的な部分にー!」
「んんー?えええーッ?」
驚愕に見開かれたジュディの両目!
それも無理のないこと!
だって、アフォロ―メロが見せているその白い手袋の掌部分には、生々しく本物の口のように開閉する、赤いリップスティックがついている唇もある口腔みたいなものがあるからだー!
「これにて、吾輩自身が直接に呪われた身であるお主と口づけをしなくても、お主の本当の姿、本来の素顔を鏡の前で見せ、お主が如何に醜くて不細工な生き物であるかという事実をやっと突き付けて、自覚させられるというものだー!フォはははははははーーーーーー!!」
「うぅうぅ…だ…だ、駄目ーー!!」
本能が訴えるのか、あるいは魔神の言葉を真に受けたのか、いきなり危険満載な物体として見えてしまうその手袋を見て恐怖を覚えてしまうジュディー!
「これにて、吾輩に感謝するが良いぞー?これからお主が自分の本来の姿と自ら対面し、如何に最醜な存在であるお主に誰とも愛する資格がないことを直ぐに分かるようになるんだから!フォひひひひははははああああーーーーーーーー!!!」
ぐいーッ!
「痛いーーーー!?」
甲高く高笑いしたアフォロ―メロがジュディをもっと近く引き寄せると、そして右手で彼女の頭にある髪の毛を引っ張りながら見上げさせるようにすると、
「では、これにキスしてもらおうー!」
口腔に唇もついている口らしきモノのついてる白い手袋をジュディの顔に近づかせるーー!
「い、いやああああああああああーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
半狂乱になったジュディが大量な涙を垂れ流しながらそんな悍ましい口みたいなものと口づけされるのを大いに嫌がったジュディだったけど、
「くちゅッ!」
結局、……成す術もなく、一瞬だけで唇同士が触れ合った時には既に遅し、行為が終わったところ!
「フォはははははははーーーーーー!!!!人生にとってのお主のファストキスは手袋が相手だった!気分はどうかねー!?フォひひひひ~~~!!」
「うぐッ!うえーーッ!!」
悍ましいものと唇を触れ合わせなければならなかった事実、...そして行為が終わった今の不快感、.....まだ気持ち悪い感覚を口元に感じるジュディが唾液を吐いて少しでもその不快な行為に伴う痕跡を排除しようとした!
バサー!
「フォひひひ……本物の地獄はこれからだぞ」
乱暴にジュディの頭を手放して床へと放り出したアフォロ―メロがニヤニヤと気持ち悪い笑みを見せながら見下ろすと、『それ』が始まった!
「うぅぅ………うう?ぎー!?ぎぎぎぎーー!?ああがあああーーーッ!?がががががッ………」
何か痙攣するような痛み、何者かによってお腹の奥から抉られるような激痛を感じたみたいな顔しているジュディだった。そしてー!
「うぎゃあああーーーーーーーーーーー!!?」
身体中の体内から炸裂した感覚みたいになったジュディは、その異質な感覚と同時に不快感極まりなくて、電撃でも浴びせられている痛みを感じながら叫んでしまったジュディ!
「うああああああーーーーーーー!!?」
みるみる内に、口づけされたばかりのジュディの身体が変貌していったー!
まず、顔面のところどころに皺が出来ているだけじゃなくて、紫色に変わった皮膚が徐々にジュディの容姿を歪なお化けみたいな両目が突き出ているような見た目にし、鼻も変なところへ曲がったようになった!
口から突き出てしまったのは一本の『舌らしきもの』なんだけど、本当は唇から垂れ下がった伸ばされてる赤色の皮っぽいものだけ!
そしてーー!
それだけじゃなくて、2本の角も頭の両側から生え出てきて、オレンジ色の髪の毛がお化けみたくあらぬ方向へと流れたりは風に揺られるように何かの力によって一房、またも二房や何房までも蠢きだす!
「ウワアアア………ドウイウコトデスカ、コレ……」
声帯もホラー小説みたいに変質しているジュディがやっと激痛から回復して、痛みを感じなくなった代わりに変貌を遂げた姿では異変に気付いた彼女がそれを言うとー
「フォはははひひひ~~!やっぱり予想以上に醜い顔して滑稽だな、フォははー!やっぱりあの【不潔なる醜顔悪臭クエラドリアス】って古の魔神の呪いにかかっているだけあって、それも惨めな格好になったものだことー!フォははははははははははああああああーーーーーーーー!!!!!」
どうやら、古の魔神クエラドリアスの呪いに引っかかった者には誰かと唇同士を触れ合わせたり、接吻とかあらゆる粘膜同士の交換と接触を行えば、呪われた者がジュディのように醜い姿として変貌される!
無論、ここでいう粘膜同士というのは、唾液、水分のある個所(唇とか)、血液同士の接触と交換とか。
後、【あれの行為】のこととか。
まあ、稀には他の原因では発生せず、キスのみで発生する現象でもあるが、果たしてジュディの場合は前者か後者かまだ定かではないようだ!
「ウウゥゥゥ…………モトニィ…………モドシテエエエー」
声を発することも困難になったか、消え入りそうな声色で漏らしたジュディに追い打ちをかけるように、
「戻すも何も、それが『お主の本当の姿』なんだってー!受けいれた方が身のためだぞー?ほれー!」
無慈悲にも【異空間収納魔術】に似ている混沌術である【異次元格納四角陣】という四角い魔法陣っぽいものを出現させたアフォロ―メロがその中から小さな鏡を取り出すと、
「ウワアアアアアアーーー!!!ソレダレデスヨーーーーーーーーー!!!!!??????」
衝撃な事実を前にして、……自分自身の【今の顔】を『見てしまった』ジュディは暴れ出すようにして顔を両手で覆って魔神から鏡を奪い取ろうと慌てふためいて取り乱すとー
ボコ―――――!
「グワアツー!」
容赦なくアフォロ―メロに蹴られたジュディがそこで倒れていると、
「お主が大人しくそこでおねんねしろー!もう直ぐ豚箱に戻してやろうかと思ったが、まずは起き上がるであろうこいつにも今のお主の姿を見せてやりたいものだな、フォはははひひひ~~~!!」
にゅるにゅると変な踊りを見せている魔神アフォロ―メロがはしゃぎながら蹴っていったジュディの方に進むとー
「うーん?うー!?うわあああーーーーー!!?なにこの異臭はーーーーーー!!?」
突然としてそれが『巻き起こった』。
ジュディの変貌した姿と身体からでは、その紫色に変色している皮膚が滲み出させているものは強烈な臭い匂いと汗であり、それを空気中を渡ってついに魔神の鼻に届いているようだ!
「こんなの思ったより臭ええぞーーー!?寄るな近づくな病気が移るわ、この呪われた不潔なゴミ隷女がー!」
さすがの魔神も引いているのか、ジュディから遠ざかろうとしたアフォロ―メロ!
それを見て、地面で転がされているジュディも起き上がる気力も気分もなしに、
「コンナノ…………ウウウウゥゥゥゥゥ………コンナ、ノ………ヒドイです!......リフジンデスッ……ウワアアアアアアアーーーーーーーーーーー!!!!!」
遂に大きな声で泣き出した幼女が醜くなった容姿と臭すぎる身体になったことという耐えられない気分になったのが忍びなかったのか、現実から逃げ出したいと強く望んだジュディに希望がもうないと悟り、悲しみでいっぱいになった!
自分を助けるべくして助けにきたマックミュレーンが敗れて、そこで気絶させられている。
そして、自分なりに【高貴女心至高戦服】を使って奮闘しても、結局負けたー!
希望も光もなく、闇に満ちていこうかと彼ら二人の運命が待つであろうその瞬間にーーー!
がしーーーーーーッ!
「なにーー!?」
いきなり、見えぬ状態からの何もない床から、波紋のごとく揺れ出してる地面が水のようになってるその中から『両手が生え出てきた』のだー!
魔神の両足を後ろから力強く鷲掴んでいるその白い両手はーーー!
「やっとミカゼー大始祖様の残してくれた、この【混沌波力莫大守護防装(アヴグリエール・ヴァルンクレスタ=ナイトガード)】を使えるようになったんだー!ジュディーーーーーー!!!」
シェリアの顔がその地面から出ているー!
半身まで出てきた彼女が魔神の両脚を握る力をいっそう強くするとー!
「ウウゥゥゥ…………」
まだ放心状態にあるジュディだけど、構わずにシェリアが、
「ジュディーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
「ウゥゥゥ……ウ?エー?ソコニイルノ、…シェリアサンデスカーーー!?」
「そうだ!後、そこにいる男も寝転がってないで、ジュディと共にここから脱出する準備をして下さいよーー!!」
ピカアーーーーーーーーッ!!
そう叫んだシェリアは自分の纏っている【混沌波力莫大守護防装(アヴグリエール・ヴァルンクレスタ=ナイトガード)】という神話級の【神器】を発光させると同時に、マックミュレーンの身体全体を青白い光で包んだー!
「うぅぅ……うん?ここは…………ああッー!た、確かに僕はさっきから魔神と戦って、……そして、頭を強く打たれ、それで意識が……あー!ジュディはーーーーー!!?」
守るべき対象を思い出したか、慌てて起き上がったマックミュレーンに、
「男の精霊使いーー!!ここだ!自分はシェリアといって、ジュディの味方だ!今できる限りアフォロ―メロ『元旦那様』を抑えてみせるから、その間にそちらはあそこで、……姿の変貌してしまったジュディを連れて逃げろ――――!ほらー!」
パチー―――――――――!!
「うわあー!?これはーー!?」
いきなりマックミュレーンの全身に紫色の光が弾けたかと思えば次には紫色のとても淡い霧が彼の身体に纏われついてきたー!
「強烈で激しい凶臭を嗅げなくなるような【混沌術】をそちらにかけてやったんだー!これも【蛇人族】の始祖たるミカゼー様がこの鎧を通して残してくれた大切なものだから、ありがたく使えー!」
「お、おう、分かったん…だけど、ジュディはどこにー?はあああーー!?」
どうやら、姿こそ変わったけど聖魔力の識別波長が同じままのジュディの位置まで辿ってみれば、マックミュレーンがやっと『今のジュディ』の姿に気づいたー!
「ダメデス、マックミュレーンサンーーーー!!!ワ、ワタシノコトヲミナイデクダサイーーーーーーーーーー!!!」
慌てた様子のジュディが自分の変貌した醜い顔をイケメンと称しても良いはずのマックミュレーンに見つめられるのが恥ずかしいのか、耐えられないとばかりにそう叫んだジュディだったが、
「……概ねの事情は分かっているつもり。『そのために助けにきたんだから』。………3年前に、変な入れ墨が身体に突如として現れたんだろう?呪いの一種できみをそういう姿に変えさせたんだ!『何かのきっかけがある時に』、ね?」
「ミ、ミナイデクダサイデス……………」
ジュディの方に向かって歩いていくマックミュレーンを未だに直視できずにいるのか、まだ両手を顔面に持っていって隠している最中だ!
「お主らー!調子にのるーうぐー!?うぐあああああーーーーーーー!!?」
シェリアの両足への拘束から脱出したい魔神は暴れて彼らの方へと駆け出してみるが、シェリアを振り解けないどころか、いきなり雷撃のような甚大なびりびりって衝撃ダメージが全身に行き渡り、魔神の全身を耐えられない激痛に包んでいる!
「伝説によれば、ミカゼー大始祖様が我々【蛇人族(ゾクラハ族】や【純粋なる人間】にお残しになってくれている【魔神界の書】にも【不潔なる醜顔悪臭クエラドリアス】という古の魔神についての情報が書かれていたのだ!」
説明を始めるシェリアがつづくと、
「だから、『10年前に両親とまだ住んでいた頃』でそれを読んでいた自分がジュディの変貌の原因に関してもさっきは察することができたんだー!でも、24時間後にその変貌が解けて元通りの姿に戻るから、このシェリアがさっき、精霊使いの男にかけた【混沌術】にて【聖魔力量】の全てを全回復させたんだから、今のそちらなら簡単に【次元転移魔法陣ヴィヴァルシア=エクトゥスメラーッハ】を使って【人間界】へ戻れるはずー!だから早くジュディを連れて帰るんだー!その間に自分が絶対に元旦那様のことを押さえつけてみせるからー!」
自分の役目とマックミュレーンのやるべきことも伝え終えたシェリアに、
「...分かった!なんとしてもジュディを絶対に家へ帰れるように連れていくから、きみにも………ご武運をー!」
「ええ、そして、またもそちらと出会える機会が訪れるならば嬉しいね、『初めての男の精霊術使い』?」
ウインクしてみせたシェリアだったので、マックミュレーンもつられて、
「うん、【来世】でね」
軽くそう返事したのだった!
「では、行くよジュディちゃん!今回は強引にいっくよー!」
今度は前回と同じで手つないでる状態から【空中浮遊魔術】を最初から集中してかけるのではなく、それもかけながらジュディを力強く肩まで全身を担ぎ上げて乱暴に両手で抱きかかえるとー
「最初から飛ばしていくから捕まっててね?まあ、僕の握力の元からきみが落ちていく訳ないけどね」
ダ―――――――――――――!!!
それだけいったマックミュレーンは、ジュディを強い握力で担ぎ上げながら跳躍して、その大魔城から飛んでいったのだった!
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