15 / 53
古の島編
少女との森探索
しおりを挟む
さて、どうするか…まずは森を抜ける必要があるが…、金はない、行く当ても細かくは決まってない…、美咲達をどうにかしようにも、金やら、住宅やらも必要だし…、そもそも詳しい場所は分からないけど森を抜けるのに数日野宿が必要だ、だが道具も食料も無い、どんな動物がいるかも分からない環境に、あるのは金属製のぶっ壊れた籠手、ボロボロで所々に血が付いたレザーアーマー、絶望的すぎる…。
「なあ、ミイン?」
「なあに?」
「この森で出て来る、食料になるような動物ってわかるか?」
「…ごめん、分からない…」
「だよなぁ…、こっちこそごめん」
まあ、知ってる筈もないよな…、とりあえず東に向かうしかないか…。
ガサッ
後方から急に音がし、警戒しつつ後ろを振り返ると茶色の毛をした130~140cm程の巨大なイノシシが茂みから、大きな牙を突き付けるようにこちらを睨みつけており、下手に動いたら攻撃してくるだろう。
でっか……猪か、食えるか?解体方法とか知らないし、そもそも刃物が無いからどうにか仕留めても肉は取れないか…。
「イノシシ…」
ミインは怖いのか、両手をイノシシに向け、少しづつ後ろに下がっていった。
なぁにミインをビビらせてるんだコイツ?
よし決定、仕留める…っとその前に。
"鑑定:生物鑑定"
『無し』 ジョブ 無し LV2 種族《ワイルドボア》年齢6
攻撃力 18
防御力 13
俊敏力 10
魔力 2
魔防力 3
《固有スキル》なし
《スキル》 気配察知LV1 野生の勘LV2
《称号》野生の獣
…よっわ!日本だと生身で戦うと怪我するってのに、今の俺ならデコピンで倒せるんじゃないか?
「あっ…」
ミインが足元にあった石につまずき、転んでしまった。
「プガギィーー!」
その音に驚いたイノシシが興奮してしまい、大声で鳴きながら突撃して来た。
「オラッ!」
使い慣れてないスキルの中で唯一使いこなせるようになった"縮地法"でイノシシの前に出て、鼻を勢いよく蹴り飛ばす。
イノシシは吹っ飛び、奥にあった木を薙ぎ倒し、60m程で止まった。
……えぇ…、やっぱり危ないよなぁこの力…、俺や明人はもう少し調節すれば使いこなせるようになるか?
でも他の奴等はなぁ…?
やっぱりまだ他の奴らは実戦は早いだろ、下手したら事故が起きてだれか死ぬぞコレ。
「あ、きら?」
「…あ」
やばい、ビビらせたか?そりゃそうだこんな力を持ったバケモンなんて関わりたくないよな…嫌われるか…それは辛い…。
「いや、これは、だ「ごめん…」
「え?」
「私が転んだから…」
「いや、それは別に大丈夫だけど…」
「でも…」
「…なあ、怖く無いのか?」
「?」
ミインはなんでそんなことを聞くかわからないとも言いそうな様に首を傾げる。
「なんで?」
「いや、なんでって…」
「私が転んだから危なくなったのに、助けてくれた晃をどうして怖がるの?」
「…」
慰めで言ってるのか、素で言ってるのかは分からないが…、とにかくミインが優しいことは分かった、読心術は使わないでおこう、あんまりミイン考えを盗み読むみたいなことはしたくない。
「…ありがとな」
「?」
ミインはまた首を傾げる、かわいい。
「まあ、それよりも」
俺はイノシシだった物(ミンチ)のところを指差し、一泊置いて
「あれ、ワイルドボアって種類らしいが、毒もないし、多分食える、次は綺麗に仕留めて食おうと思うが良いか?」
見たところただの凶暴なイノシシだし食えるだろ、さっきは咄嗟にミンチにしちゃったけども、焼けば食える…多分。
「うん、分かった」
「よし、取り敢えず東の方に行くか」
今は大体…昼過ぎか、あの後何日も経ってるのか、それとも数時間なのか分からないが、確か本で見たときはバルンテス大迷宮とリディル大森林はだいぶ遠い場所にあったはずだ、やっぱチート能力もあると思うがアイツは凄えな…。
「東は…こっち」
「いや、そっちは北だと思うが」
「…間違えた」
ミインは方向音痴なのか…可愛い上に属性が増えるな、めっちゃ俺得だ。
************************************
〈とある屋敷の廊下〉
「あー……どうすっかな~」
明人はどうするか考えていた、魔人族らしき奴に生き埋めにされかけて、もう2日が経っている。
「クラスの奴等は怪我したせいでピリピリしてるし」
幸い死人は出なかった、いや、正確には見つかってないの間違いだろうか、クラスメイト数人が行方不明になったのだ。
「あいつは間違いなく大丈夫だが、他の奴はなぁ~」
晃は間違い大丈夫、それは確信しているが、いくらチート能力を得たからって、今まで戦いとはほぼ無縁だった奴等だ、たった1週間でこんな強い力を使いこなせるわけがない。
「早めにあいつとは合流してえけど…」
問題はそれだ、アイツ__・__#が出てきちまったから、チート能力も合わせて、だいぶ遠いところに行ってしまった可能性はある、しかも今回の暴走具合は今までの中でもかなりヤバかった、前に止める約束したってのに、埋められてて動けなかったから止められなかった、動けない状態だったとはいえ、約束を守れなかったのは最悪だ。
「ハァ…」
次、晃に会ったら謝らねぇとなぁ…。
「悩み事か?」
「んあ?」
色々考えていると蓮斗が話しかけてきた。
「まあな、俺にも悩みぐらいある」
「はは…そうだな」
蓮斗は疲れたきった顔をしていた、まあ、クラスのリーダーは大変なんだろう。
「クラスの奴らはどうしてる?」
「みんな動揺してたよ、まさかいきなり襲われるなんて、でも、負けイベントだって斉藤が言ったらみんな納得してたよ、しばらくしたら帰ってくるんだ!って」
「はぁ?」
「心配ではあるけど、大丈夫だ、この世界を救う為に、みんなと一致団結して…」
「なあ」
「…なんだ?明人」
「お前のその考え方、白霧蓮斗としての正義は、強い信念を持った美学とも言える…だが、少し危なっかしいぞ?」
「…どういう意味だ?困ってる人がいて、その人を救えることが出来るなら救うのは当然だろう?そのために俺たちは力を神様に貰ったんだ、救うのは世界だ、責任は重大だろう、でも俺たちには救う力がある、幸い死人は出なかったし怪我も回復魔法で治ったけど、みんなを傷つけた魔人達を許せはしない」
「うーん…そうじゃなくてだな、何というか…自分の持つ力の責任の考え方が少しズレてるというか…」
「明人、君はゲトラさんとの訓練で凄い戦いをした、その力をみんなの為には使えないって言いたいのか?」
「いや話しが飛躍しすぎだ…」
めんどくせえし、適当に纏めて話を終わらせるか…。
「まあ、力を使うべき時と場所を考えるようにしようって話だ」
「なるほど、その言葉は心に留めておくよ」
…やっぱ危険な感じがするんだよなぁ、まあこういうのはどちらかというと俺は得意じゃないからな、晃の方が得意だ、合流出来たら任せるとしよう……でもあいつ蓮斗のこと嫌いなんだよな…まあ、保留でいいか。
「お?おーい明人」
後ろからいきなり呼び声が聞こえ、振り向くと黒い革鎧姿のゲトラが居た。
「お?蓮斗もいたのか?丁度いい、次の予定が決まったから全員に伝えといてくれ」
「分かりました、それで、これからどうするんですか?」
「少し予定が狂ったが迷宮で実戦だ、転移者達は息巻いてるようだし、大丈夫だって判断だとよ、それに、早く悪しき魔王を討ち、民を救って欲しいから、済まないけど頑張って欲しいってさ」
「…分かりました、伝えておきます、そして必ず魔王は倒します」
「そうか、じゃあ頼んだぞ、俺は寝る」
ゲトラはそのまま自室に戻っていった、蓮斗はなにかを考えるような顔をして自分の手を見つめていた。
「蓮斗、行こうぜ」
「…ああ」
にしても、晃はどこまで行っちまったんだか…。
「なあ、ミイン?」
「なあに?」
「この森で出て来る、食料になるような動物ってわかるか?」
「…ごめん、分からない…」
「だよなぁ…、こっちこそごめん」
まあ、知ってる筈もないよな…、とりあえず東に向かうしかないか…。
ガサッ
後方から急に音がし、警戒しつつ後ろを振り返ると茶色の毛をした130~140cm程の巨大なイノシシが茂みから、大きな牙を突き付けるようにこちらを睨みつけており、下手に動いたら攻撃してくるだろう。
でっか……猪か、食えるか?解体方法とか知らないし、そもそも刃物が無いからどうにか仕留めても肉は取れないか…。
「イノシシ…」
ミインは怖いのか、両手をイノシシに向け、少しづつ後ろに下がっていった。
なぁにミインをビビらせてるんだコイツ?
よし決定、仕留める…っとその前に。
"鑑定:生物鑑定"
『無し』 ジョブ 無し LV2 種族《ワイルドボア》年齢6
攻撃力 18
防御力 13
俊敏力 10
魔力 2
魔防力 3
《固有スキル》なし
《スキル》 気配察知LV1 野生の勘LV2
《称号》野生の獣
…よっわ!日本だと生身で戦うと怪我するってのに、今の俺ならデコピンで倒せるんじゃないか?
「あっ…」
ミインが足元にあった石につまずき、転んでしまった。
「プガギィーー!」
その音に驚いたイノシシが興奮してしまい、大声で鳴きながら突撃して来た。
「オラッ!」
使い慣れてないスキルの中で唯一使いこなせるようになった"縮地法"でイノシシの前に出て、鼻を勢いよく蹴り飛ばす。
イノシシは吹っ飛び、奥にあった木を薙ぎ倒し、60m程で止まった。
……えぇ…、やっぱり危ないよなぁこの力…、俺や明人はもう少し調節すれば使いこなせるようになるか?
でも他の奴等はなぁ…?
やっぱりまだ他の奴らは実戦は早いだろ、下手したら事故が起きてだれか死ぬぞコレ。
「あ、きら?」
「…あ」
やばい、ビビらせたか?そりゃそうだこんな力を持ったバケモンなんて関わりたくないよな…嫌われるか…それは辛い…。
「いや、これは、だ「ごめん…」
「え?」
「私が転んだから…」
「いや、それは別に大丈夫だけど…」
「でも…」
「…なあ、怖く無いのか?」
「?」
ミインはなんでそんなことを聞くかわからないとも言いそうな様に首を傾げる。
「なんで?」
「いや、なんでって…」
「私が転んだから危なくなったのに、助けてくれた晃をどうして怖がるの?」
「…」
慰めで言ってるのか、素で言ってるのかは分からないが…、とにかくミインが優しいことは分かった、読心術は使わないでおこう、あんまりミイン考えを盗み読むみたいなことはしたくない。
「…ありがとな」
「?」
ミインはまた首を傾げる、かわいい。
「まあ、それよりも」
俺はイノシシだった物(ミンチ)のところを指差し、一泊置いて
「あれ、ワイルドボアって種類らしいが、毒もないし、多分食える、次は綺麗に仕留めて食おうと思うが良いか?」
見たところただの凶暴なイノシシだし食えるだろ、さっきは咄嗟にミンチにしちゃったけども、焼けば食える…多分。
「うん、分かった」
「よし、取り敢えず東の方に行くか」
今は大体…昼過ぎか、あの後何日も経ってるのか、それとも数時間なのか分からないが、確か本で見たときはバルンテス大迷宮とリディル大森林はだいぶ遠い場所にあったはずだ、やっぱチート能力もあると思うがアイツは凄えな…。
「東は…こっち」
「いや、そっちは北だと思うが」
「…間違えた」
ミインは方向音痴なのか…可愛い上に属性が増えるな、めっちゃ俺得だ。
************************************
〈とある屋敷の廊下〉
「あー……どうすっかな~」
明人はどうするか考えていた、魔人族らしき奴に生き埋めにされかけて、もう2日が経っている。
「クラスの奴等は怪我したせいでピリピリしてるし」
幸い死人は出なかった、いや、正確には見つかってないの間違いだろうか、クラスメイト数人が行方不明になったのだ。
「あいつは間違いなく大丈夫だが、他の奴はなぁ~」
晃は間違い大丈夫、それは確信しているが、いくらチート能力を得たからって、今まで戦いとはほぼ無縁だった奴等だ、たった1週間でこんな強い力を使いこなせるわけがない。
「早めにあいつとは合流してえけど…」
問題はそれだ、アイツ__・__#が出てきちまったから、チート能力も合わせて、だいぶ遠いところに行ってしまった可能性はある、しかも今回の暴走具合は今までの中でもかなりヤバかった、前に止める約束したってのに、埋められてて動けなかったから止められなかった、動けない状態だったとはいえ、約束を守れなかったのは最悪だ。
「ハァ…」
次、晃に会ったら謝らねぇとなぁ…。
「悩み事か?」
「んあ?」
色々考えていると蓮斗が話しかけてきた。
「まあな、俺にも悩みぐらいある」
「はは…そうだな」
蓮斗は疲れたきった顔をしていた、まあ、クラスのリーダーは大変なんだろう。
「クラスの奴らはどうしてる?」
「みんな動揺してたよ、まさかいきなり襲われるなんて、でも、負けイベントだって斉藤が言ったらみんな納得してたよ、しばらくしたら帰ってくるんだ!って」
「はぁ?」
「心配ではあるけど、大丈夫だ、この世界を救う為に、みんなと一致団結して…」
「なあ」
「…なんだ?明人」
「お前のその考え方、白霧蓮斗としての正義は、強い信念を持った美学とも言える…だが、少し危なっかしいぞ?」
「…どういう意味だ?困ってる人がいて、その人を救えることが出来るなら救うのは当然だろう?そのために俺たちは力を神様に貰ったんだ、救うのは世界だ、責任は重大だろう、でも俺たちには救う力がある、幸い死人は出なかったし怪我も回復魔法で治ったけど、みんなを傷つけた魔人達を許せはしない」
「うーん…そうじゃなくてだな、何というか…自分の持つ力の責任の考え方が少しズレてるというか…」
「明人、君はゲトラさんとの訓練で凄い戦いをした、その力をみんなの為には使えないって言いたいのか?」
「いや話しが飛躍しすぎだ…」
めんどくせえし、適当に纏めて話を終わらせるか…。
「まあ、力を使うべき時と場所を考えるようにしようって話だ」
「なるほど、その言葉は心に留めておくよ」
…やっぱ危険な感じがするんだよなぁ、まあこういうのはどちらかというと俺は得意じゃないからな、晃の方が得意だ、合流出来たら任せるとしよう……でもあいつ蓮斗のこと嫌いなんだよな…まあ、保留でいいか。
「お?おーい明人」
後ろからいきなり呼び声が聞こえ、振り向くと黒い革鎧姿のゲトラが居た。
「お?蓮斗もいたのか?丁度いい、次の予定が決まったから全員に伝えといてくれ」
「分かりました、それで、これからどうするんですか?」
「少し予定が狂ったが迷宮で実戦だ、転移者達は息巻いてるようだし、大丈夫だって判断だとよ、それに、早く悪しき魔王を討ち、民を救って欲しいから、済まないけど頑張って欲しいってさ」
「…分かりました、伝えておきます、そして必ず魔王は倒します」
「そうか、じゃあ頼んだぞ、俺は寝る」
ゲトラはそのまま自室に戻っていった、蓮斗はなにかを考えるような顔をして自分の手を見つめていた。
「蓮斗、行こうぜ」
「…ああ」
にしても、晃はどこまで行っちまったんだか…。
0
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
転生したら『塔』の主になった。ポイントでガチャ回してフロア増やしたら、いつの間にか世界最強のダンジョンになってた
季未
ファンタジー
【書き溜めがなくなるまで高頻度更新!♡٩( 'ω' )و】
気がつくとダンジョンコア(石)になっていた。
手持ちの資源はわずか。迫りくる野生の魔物やコアを狙う冒険者たち。 頼れるのは怪しげな「魔物ガチャ」だけ!?
傷ついた少女・リナを保護したことをきっかけにダンジョンは急速に進化を始める。
罠を張り巡らせた塔を建築し、資源を集め、強力な魔物をガチャで召喚!
人間と魔族、どこの勢力にも属さない独立した「最強のダンジョン」が今、産声を上げる!
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
俺たちYOEEEEEEE?のに異世界転移したっぽい?
くまの香
ファンタジー
いつもの朝、だったはずが突然地球を襲う謎の現象。27歳引きニートと27歳サラリーマンが貰ったスキル。これ、チートじゃないよね?頑張りたくないニートとどうでもいいサラリーマンが流されながら生きていく話。現実って厳しいね。
掘鑿王(くっさくおう)~ボクしか知らない隠しダンジョンでSSRアイテムばかり掘り出し大金持ち~
テツみン
ファンタジー
『掘削士』エリオットは、ダンジョンの鉱脈から鉱石を掘り出すのが仕事。
しかし、非戦闘職の彼は冒険者仲間から不遇な扱いを受けていた。
ある日、ダンジョンに入ると天災級モンスター、イフリートに遭遇。エリオットは仲間が逃げ出すための囮(おとり)にされてしまう。
「生きて帰るんだ――妹が待つ家へ!」
彼は岩の割れ目につるはしを打ち込み、崩落を誘発させ――
目が覚めると未知の洞窟にいた。
貴重な鉱脈ばかりに興奮するエリオットだったが、特に不思議な形をしたクリスタルが気になり、それを掘り出す。
その中から現れたモノは……
「えっ? 女の子???」
これは、不遇な扱いを受けていた少年が大陸一の大富豪へと成り上がっていく――そんな物語である。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる