男女比1対99の世界に召喚された絶倫勇者

梅田遼介

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40話 ☆☆☆


 ――ニチャッ、ニチャッ

 ベルモアが腰を振るたび、結合部から湿った卑猥な音が絶え間なく響く。
 ベルモアはユウスケの胸板に手をつき、煽情的に腰をくねらせる。
 それと同時に指先はユウスケの乳首を刺激している。
 更にゆっくりと上半身を倒すと、ユウスケの耳を甘く舐めまわし始めた。

 ――うわあああああ。

 ユウスケは目をギュッと閉じながら快感の波に翻弄されていた。
 もはや自分から責めようという気はない。
 ただ押し寄せる快感に身を委ねるだけ。

 ――スゲエ、こんなセックスもあるのか。

 


 ――ウウッ、凄いわ。

 同時にベルモアも絶え間ない快感に襲われていた。
 腰を下ろすと、身体の中心を深くえぐる雄大な肉棒の先が子宮の入り口を突く。
 かつて感じた事の無い強い刺激に耐えきれず、すぐに腰を引き上げる。
 だがすぐに体の中の隙間を埋めたくなり、また腰を下ろす。
 刺激の強さにまた腰を上げる。
 その繰り返しによって肉襞の壁がこすれて更なる快感を引き起こす。
 
 ――ハア、ハア、止められないっ。

 生み出される快感の大きさに、自分で腰を振る事をやめられなくなっていた。
 切なそうに眼を閉じる男の顔を見ていると、愛おしいという気持ちがわいてくる。

 ――いけない、私の仕事はこの男を籠絡すること。自分がハマってどうするの。そう、冷静に。

 そう考えながらユウスケの耳を、顔を舐めまわす。

 ――まずはこの男をアタシに夢中にさせる。そうして陛下の手駒として……。

 快感に溺れてはいけない、自分自身にそう言い聞かせながらベルモアはユウスケと唇を合わせた。
 絶え間なく腰を振りながら舌を伸ばす。
 知らず知らずのうちに無我夢中で舌を絡めあっていた。

 ――ああ、ああ、ああっ!

 更なる深い快感を求め、ベルモアの動きは激しくなる一方。
 女陰からはおびただしいほどの愛液が流れ出し、ユウスケの腰を、玉を、さらにはシーツまで濡らす。
 ベッドはギシギシと音を立て、結合部からのグチャグチャという卑猥な音も激しくなる一方。
 だが、夢中でキスをする二人の耳には入らない。

 ――も、もう、耐えられないっ。

 ベルモアの脳裏を白い輝きが包む。
 絶倫のスキルがもたらす2倍の快感が淫魔の血を刺激する。
 そのあまりの快感に耐えきれず、とうとうベルモアは我慢の限界を超えた。

 ――い、い、イクっ!
 
 身体をガクガクと震わせ、白目を剥きながらも腰の動きを止めないのはせめてもの意地か。
 はたまたさらに深い快楽を得ようという欲望のなせる業か。




 ユウスケもまたとてつもない快感に翻弄されながら、イクのを必死に耐えていた。
 だがベルモアの淫猥な腰の動きがそれを許さない。

 ――もう無理だ、限界だっ!

 尻と脚に必死に力を入れて耐え続けてきたが、それももう限界。
 両手でベッドの縁を必死に握って我慢している。
 精子が出口を求めて先端付近まで駆け上がっているのを如実に感じていた。
 それを何とか吹き出ないように止めているのは精神力だけの力だ。
 
 ――もうダメだ、イッてしまおう。

 絶倫の効果で持続力が倍になっているとはいえ、これ以上は耐えられない。
 チンコはギンギンに硬くなり、まさに爆発の一歩手前。
 ユウスケが全てを諦めて力を抜こうとした瞬間に、ベルモアの雰囲気が変わった。

 ――これ、イッてるのか?!

 身体中がビクビクと震えている。
 うっすら目を開けると、半目を向いて半ば意識を失っているようだ。
 これまで柔らかく肉棒を包んでいた肉襞も、今は搾り取るようにギュゥッと締め付けてくる。

 ――うわああ、し、締まるっ!

 噴出したいという欲求にギリギリところで耐えながら、ユウスケは絶頂複写のスキルを発動する。

 ――火魔法(初級)の複写に成功しました。

 脳内でその声が聞こえた瞬間、ユウスケの堤防は決壊した。
 チンコの先からとてつもない勢いでビュッ、ビュッっと噴き出しているのが分かる。
 まるで噴水のように精子が何度も噴き出す度に、溶けそうな快感が肉棒を包む。
 しかもその間もベルモアの腰は動きを止めない。

 ――し、搾り取られる!

 繰り返し欲望を吐き出した後、ユウスケは脱力感に包まれた。

 ――もう無理だ。力が入らねえ……お姉さんって凄いんだな。




 ユウスケの息子が力を失くし、柔らかくなってベルモアの中から抜け落ちる。
 しとどに濡れそぼったベルモアの中から泡立った白濁液がドロッと流れ出る。
 その感触を感じながら、ベルモアも全身の力が抜けてユウスケの上に倒れ込んでいた。

「……アナタ、本当に凄いのね。恐れいったわ」

 汗でぬらぬらと光る体を起こし、ユウスケの目を見つめながらベルモアが呟いた。

「それはこっちのセリフですよ。こんなに凄いセックスは初めてです」

「そう言ってもらえると、少しは淫魔の血を引くというプライドが保てるわ」

 ユウスケの言葉に、ベルモアが少し恥ずかしそうにほほ笑んだ。

「アナタにお願いがあるの。いいかしら」

「何でしょうか?」

 ユウスケが問い返すと、ベルモアの表情が真剣な物に変わる。

「明日、アナタは勇者として正式に認められるわ。アタシがそれを進言する。でもこの国としては全面的にアナタを支持するという事は出来ないの」

「それは俺が男だからですか?」

「そうよ。言い伝えの勇者は間違いなく女。だから男のアナタを勇者として認めるというだけでも大きな反発が予想されるわ」

 なるほど、最初に女王に謁見したときの周りの反応を考えてもそうだろうという予想は付く。
 男とはただ子作りに励む種馬でさえあればいい、というのがこの世界の常識なんだろう。

「だからアナタをこの国と軍がサポートすることは出来ない。でも約束して欲しいの。この国の為、陛下の為に力を貸すって。何があろうと陛下の敵には回らないって」

「そんなに女王は難しい立場なんですか? そうは見えなかったけど」

「見た目上は、ね。でもこの国はまだ集権体制への道のりを歩んでいる最中よ。陛下の権力の基盤は脆いわ。いつでも陛下の隙をついて引きずり落とそうと大貴族たちが狙っている。もし魔王との戦いで何か不備があれば、どんなことが起こるか分からないわ」

「なるほど、だから俺を疑ってたんですね」

 ユウスケの言葉にベルモアが頷いた。

「そうよ、でも今なら信じられる。手を貸してくれる?」

「いいですよ、でもそれは女王の為じゃない。アナタやルナさんやパリスの為に手を貸す。それでいいですか?」

「ありがとう、嬉しいわ」

 そう言ってベルモアはユウスケと唇を合わせた。
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