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侵略
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基本は空を飛んで、砦があれば破壊しながら、移動をしている
「そろそろ、都市が見えてくるかな?」
「そうね。この子の速度からして、そろそろ見えてくるわね」
「乗りながら、撃つのか?」
「そうよ」
「その間に、警告は出して置くか・・・」
「優しわね」
「戦争をして居るのは権力者達だからな。平民達は、徴兵されたりして、
村や町の生存に関わるかもしれんからな」
「こんなのはすぐに終わるべきね」
「戦争は、自国がちゃんとした土台の上でやらないと戦後処理が
長引くし盗賊どもが増える。そして村は減り、国が成り立たなくなる」
「そうなる前に、負けを認めさせないと・・・」
「ここでどうこう言ってても何もできないが、
戻ったら報告ついでに手伝いをするか・・・」
「そうね。私達の様な子を出したくない物ね」
そんな話をしながら飛んでいると、遂に国の首都が見えてきた
「さて、警告を出しながら、城の方を探ってくる」
「そうね、ゴミしか居ないのであれば消せばいいから」
「だから、すぐ攻撃せずに探るぞ」
「分かったわ。それなら、そろそろ降りて歩きましょうか」
「そうだな」
そうして、降りて中に入った 検問を通らずに
「全体に慰労してるな」
「これは、潰した方がいいかしら?」
「城の状態次第だな」
時間は徐々に暗くなり始めた頃
「潜入するぞ」
城の兵士に見つからない様に忍び込み、窓から上層階に侵入する
ちなみに、事前に生命探知を外で使ってあるので、城に居る人数はある程度把握している
ある程度なのは探知を使ってから時間が経っているためである。
「気配は近くからは無いな。ここが何所だがまずわからんが」
「魔法とか使ったらバレるから、不便ね」
「仕方ない。王とかに直接聞けばいいからな、その結果で運命が決まるからな」
「そうね」
そうして、とりあえず中央に向かう
「人が居ないお陰でスムーズに進むな」
「そうね。それにしても、遠いわね」
「城ってのは無駄に大きくしないと、国としての権威を示せないからな。
大きい建物が作れるという事は、それだけの技術力があるという事だ
そんなのが沢山あれば、危機感を覚えるだろ?」
「そうね。ドラゴンが沢山居れば危機感が出てくるわね」
「それが、城並みの高さの建物だらけだったら?」
「想像しただけで・・・」
「そう言う事だ。さて、そろそろ気配が近くなってきたから、お喋りもここまでだ」
そうして、着いたのは王座だった。近くには気配があり、誰かが居る事が分かる
曲がり角に張り付き、ガラスを使い状況を確認する
そこに映し出されたのは、この国の王の姿だった。彼は頭を抱えていた
リーゼにとりあえず待機の指示をだす。そこから王の愚痴が始まった
「複数の国で攻めれば落とせると言っておきながらできていないではないか。
さらには、反撃を食らい、ここを攻め込んで来ている。
民は苦しみ、徴兵のせいで村が滅ぶし、徴兵しても、使える兵士にはほんの僅か
残りは、突撃などの簡単な兵士。反対だと言うのに、儂を差し置いて
他の大臣や将軍に王子まで取り込んで、反対を押し切って参加するとは・・・
奴らは、目の前の餌に釘付けで、国の現状を分かって居らん。
それに、責任はすべて儂に押し付けて、毒殺か暗殺やっていられん」
ここで、出る事にした
「話は聞かせて貰った。最初は城を潰そうかと思っていたが、変更しよう」
「お前達は、そうかここまで来ていたのじゃな」
「そうだな。頭を抱えていたから、隠れていた」
「ならばもっと詳しく言うと、一番下の今年で成人した王子がアホでな
それが、餌の話を聞き、参加した結果がこれよ」
「味方は居ないのか?」
「儂の娘と第二王子ぐらいだろな。それも、儂とは話とらんから、可能性じゃがな」
「そんじゃあ、夜逃げでもするか?」
「それもいいかも知れん。民の為に頑張ってきたが、民自体も戦争を望んで居った
連合で、叩くから参加するか? というのを大臣たちが流したのだ。
それも、詳しくな。ならば、もはや儂は、傀儡に近いからの」
「一部の奴を連れて出て行くか?」
「そうじゃの。娘と息子に話をしてくる」
そうして、少し待つと
「待たせたな。二人共、付いてきてくれる。それと、手紙をここに置いて行く」
「それじゃあ、行くぞ」
そうして、転移して城間に来た。城の門番兵士にカードを渡し、言う
「隊長を呼んで来てくれ。俺が待っていると言ってくれ。それも至急な」
そうして、呼んで来てくれた
「戻ってくる前に連絡をくれ。それでどうした?」
耳打ちする。結界を張って
「実は、この三人がこの国に亡命しいんだと。国が自分達の手元から離れて
バカ共の巣窟となっているからだと」
「ハァー!?」
「一体どいう事だよ・・・」
「王が要らなくなったのさ。戦争に参加してるのは王を除く者達によるそう意見でだ」
「って事だから報告頑張って!」
「ふざけんな、おめぇらも来やがれ」
それから、そのままの格好で王と面談し、王同士仲良くなった
それから、彼らは王の補佐になった。そのお陰で手が回らなかった部分にも
手が入るようになり、内政は、戦争中なのに、活気は良くなった
戦争の方も一か所に集中できるようになり、楽になったと言っていた
戦争が終わってから聞いたのだ。現在はもう一つの戦線に向かった
「そろそろ、都市が見えてくるかな?」
「そうね。この子の速度からして、そろそろ見えてくるわね」
「乗りながら、撃つのか?」
「そうよ」
「その間に、警告は出して置くか・・・」
「優しわね」
「戦争をして居るのは権力者達だからな。平民達は、徴兵されたりして、
村や町の生存に関わるかもしれんからな」
「こんなのはすぐに終わるべきね」
「戦争は、自国がちゃんとした土台の上でやらないと戦後処理が
長引くし盗賊どもが増える。そして村は減り、国が成り立たなくなる」
「そうなる前に、負けを認めさせないと・・・」
「ここでどうこう言ってても何もできないが、
戻ったら報告ついでに手伝いをするか・・・」
「そうね。私達の様な子を出したくない物ね」
そんな話をしながら飛んでいると、遂に国の首都が見えてきた
「さて、警告を出しながら、城の方を探ってくる」
「そうね、ゴミしか居ないのであれば消せばいいから」
「だから、すぐ攻撃せずに探るぞ」
「分かったわ。それなら、そろそろ降りて歩きましょうか」
「そうだな」
そうして、降りて中に入った 検問を通らずに
「全体に慰労してるな」
「これは、潰した方がいいかしら?」
「城の状態次第だな」
時間は徐々に暗くなり始めた頃
「潜入するぞ」
城の兵士に見つからない様に忍び込み、窓から上層階に侵入する
ちなみに、事前に生命探知を外で使ってあるので、城に居る人数はある程度把握している
ある程度なのは探知を使ってから時間が経っているためである。
「気配は近くからは無いな。ここが何所だがまずわからんが」
「魔法とか使ったらバレるから、不便ね」
「仕方ない。王とかに直接聞けばいいからな、その結果で運命が決まるからな」
「そうね」
そうして、とりあえず中央に向かう
「人が居ないお陰でスムーズに進むな」
「そうね。それにしても、遠いわね」
「城ってのは無駄に大きくしないと、国としての権威を示せないからな。
大きい建物が作れるという事は、それだけの技術力があるという事だ
そんなのが沢山あれば、危機感を覚えるだろ?」
「そうね。ドラゴンが沢山居れば危機感が出てくるわね」
「それが、城並みの高さの建物だらけだったら?」
「想像しただけで・・・」
「そう言う事だ。さて、そろそろ気配が近くなってきたから、お喋りもここまでだ」
そうして、着いたのは王座だった。近くには気配があり、誰かが居る事が分かる
曲がり角に張り付き、ガラスを使い状況を確認する
そこに映し出されたのは、この国の王の姿だった。彼は頭を抱えていた
リーゼにとりあえず待機の指示をだす。そこから王の愚痴が始まった
「複数の国で攻めれば落とせると言っておきながらできていないではないか。
さらには、反撃を食らい、ここを攻め込んで来ている。
民は苦しみ、徴兵のせいで村が滅ぶし、徴兵しても、使える兵士にはほんの僅か
残りは、突撃などの簡単な兵士。反対だと言うのに、儂を差し置いて
他の大臣や将軍に王子まで取り込んで、反対を押し切って参加するとは・・・
奴らは、目の前の餌に釘付けで、国の現状を分かって居らん。
それに、責任はすべて儂に押し付けて、毒殺か暗殺やっていられん」
ここで、出る事にした
「話は聞かせて貰った。最初は城を潰そうかと思っていたが、変更しよう」
「お前達は、そうかここまで来ていたのじゃな」
「そうだな。頭を抱えていたから、隠れていた」
「ならばもっと詳しく言うと、一番下の今年で成人した王子がアホでな
それが、餌の話を聞き、参加した結果がこれよ」
「味方は居ないのか?」
「儂の娘と第二王子ぐらいだろな。それも、儂とは話とらんから、可能性じゃがな」
「そんじゃあ、夜逃げでもするか?」
「それもいいかも知れん。民の為に頑張ってきたが、民自体も戦争を望んで居った
連合で、叩くから参加するか? というのを大臣たちが流したのだ。
それも、詳しくな。ならば、もはや儂は、傀儡に近いからの」
「一部の奴を連れて出て行くか?」
「そうじゃの。娘と息子に話をしてくる」
そうして、少し待つと
「待たせたな。二人共、付いてきてくれる。それと、手紙をここに置いて行く」
「それじゃあ、行くぞ」
そうして、転移して城間に来た。城の門番兵士にカードを渡し、言う
「隊長を呼んで来てくれ。俺が待っていると言ってくれ。それも至急な」
そうして、呼んで来てくれた
「戻ってくる前に連絡をくれ。それでどうした?」
耳打ちする。結界を張って
「実は、この三人がこの国に亡命しいんだと。国が自分達の手元から離れて
バカ共の巣窟となっているからだと」
「ハァー!?」
「一体どいう事だよ・・・」
「王が要らなくなったのさ。戦争に参加してるのは王を除く者達によるそう意見でだ」
「って事だから報告頑張って!」
「ふざけんな、おめぇらも来やがれ」
それから、そのままの格好で王と面談し、王同士仲良くなった
それから、彼らは王の補佐になった。そのお陰で手が回らなかった部分にも
手が入るようになり、内政は、戦争中なのに、活気は良くなった
戦争の方も一か所に集中できるようになり、楽になったと言っていた
戦争が終わってから聞いたのだ。現在はもう一つの戦線に向かった
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