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第一章
武闘大会へ向けて
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さて、週末の武闘大会に向けてやることをいくつか挙げてみようか。
まず服装。この世界に来た時の服装のままだから、結構目立つ。しかもダンジョンの時の血飛沫がTシャツ中に染み込んでしまってるから、良くギョッとした目で見られる。
懐も少しは深くなった事だし、この世界に馴染めるような服装をそろそろ買いたいと思う。もちろんれいちゃんにもだ。
「あぅあぅ!」
ていうか、赤子用の服ってあるのかな?
まあそれはどうにかするとして、二つ目はドロップ品の買取。前回ギルドにいた時、ドロップ品の買取をお願いするのを忘れちゃってな。ダンジョンのドロップ品が今大量にインベントリーに眠ってる状態だからね、ちょっと片付けないとな。
後でまたギルドに立ち寄るとしよう。そして最後に、武器の調達。
俺の戦力のほとんどは魔剣ディアボロス頼りだからな。それを使えないとなると新しい武器を調達する必要がある。しかも俺は剣術においては素人。武闘大会で出てくるだろう歴戦の猛者たちとタイマンを張れるか怪しい。
『おい、何落胆している。』
俺の頭に声が響く。なんだよ神威か。煽りに来たのか?
『違う。お主、我のことを忘れていないか?』
いや別に忘れてないよ。単に鬱陶しいから無視してるだけだが。
『無視するな!我の能力を忘れていないか?』
神威の能力?なんだっけ?神威の刀をもう一度鑑定してみる。
《妖刀神威》
不可視の斬撃を放てるようになる、強力な刀。自由意志を持ち、認められたものはスキル『神威流剣術』が身に付く。
『気づいたか?我を握れば、神威流剣術が身につくのだ!』
でも不可視の斬撃を放てるようにってーこれは魔法と同じ扱いにはならないのか?
『いや、あの不可視の斬撃は技術の賜物だ。低俗な魔法と一緒にするな!』
へぇ。そんな低俗な魔法にやられた方がひどい言い草ですねー。
「あぅあぅ!」
『う、うるさい!れいちゃんも味方するな!』
そういえば今まで気にしてなかったんだけど、なんでれいちゃんは俺の言ってることが分かるんだ?神威との念話にも介入してきたし、一体どういうことなんだ?
『ああ、それか。多分それはれいちゃんのスキルの影響だぞ。』
ん?スキル?そんなのあったっけ?とりあえずれいちゃんを鑑定する。
個体名:れいちゃん
職業:勇者
レベル:178
体力:4814
攻撃力:1516
魔力:4012
防御力:2667
俊敏性:219
スキル:鑑定・インベントリー・言語理解
レベルは大幅に上がってるけど、新しいスキルは取得してないし、前回と同じだな。
『物分かりが悪い奴だな!言語理解のスキルだ!』
え?これって異世界の言葉を理解できるってだけのスキルじゃないの?
『言語理解の詳細を見てみろ。』
神威に言われるがままにスキル『言語理解』の詳細を閲覧する。
《スキル;言語理解》
ありとあらゆる言語を理解できるようになる。
『ありとあらゆる言語には、念話や、異世界の言語も含まれる。その逆も然り、お前も赤子の言葉が理解できるぞ。』
なるほど。だから異世界に転移してから急にれいちゃんの言葉が手に取るように分かる訳か。
素直に子供と意思疎通できるのは、すごく嬉しいな。
でもこれでやらないといけないことは一つ片付いたな。あとは服の調達とドロップ品の買取だ。まあ何事もまずは身だしなみからだし、とりあえず服屋に行ってみるか。
「じゃあれいちゃん、おしゃれしに行こうか。」
「あぅあぅ!」
***
「いらっしゃーい!」
店員の活気の良い声が響く。ここは王都で一番大きい服屋、『アリス』だ。ありとあらゆるジャンルの服装が揃えられていることで評判だ。
入ってみてまず驚いたのは店内の広さだ。サッカーコートくらいある店内は細かく区分されていて、男性女性用はもちろん、子供用に、犬用のものもあった。しかも品揃えも豊富。
ここならいいのがありそうだけど……流石に自力でこの中から服を見つけるのはきついな。ここは店員さんに聞いてみるか。
「すみません。」
「はい、どうかしましたか?」
「実は僕とこの子用の服を探してまして……」
「なるほど。どのような服をお探しでしょうか。服にも色んな特徴がありますので……」
「実は冒険者なんで、出来るだけ丈夫、かつ機動力が優れた物がいいですね。」
「あぅ!」
「なるほど……じゃあ、こちらはどうでしょうか?」
そういって店員は黒いコートと長ズボンを手にとって俺に差し出してきた。
「これは丈夫なだけでなく、魔力を流し込むと、身体強化魔法が発動する優れものです。これなんかどうでしょ?」
確かにこれは中々良い服だな。デザインもいいし、黒はシックでかっこいい。だが値段は合わせて金貨1枚とまあまあ高い。
「お子様の方にはこれなんかどうでしょう?」
店員さんが差し出したのは、白いカバーオールのベビー服。どうやら魔物の絹を使用しているらしく、随分丈夫かつ快適だそうだ。
デザインには凝っていないがシンプルで良さそうだ。何より、さっきかられいちゃんが随分気に入ってるみたいで、「あぅあぅ!」と声をあげている。
値段はカバーオールだからか銀貨八枚と比較的安いし、リーズナブルな値段だ。
高級品だからやっぱり全体的に高額だけど命には変えられない。ギルドでのドロップ品の買取も期待できるし、今は買ってもいっか。
「じゃあ、お願いします。」
「はい、畏まりました!合計金貨一枚と銀貨八枚頂きます!」
「じゃあ、これで。」
そう言って金貨一枚と銀貨八枚を支払い、新しい服に着替えて店を立ち去った。サイズもピッタリだし、中々似合っていて良さそうだ。
次の目的地はギルド。早速出向くとしよう。
「次行くか!」
「あぅ!」
***
ギルドでの買取は随分早く終わった。俺から買取をお願いされるのは目に見えていたらしく、受付嬢は用意周到だったな。
俺がインベントリーから大量のドロップ品を出すと、瞬く間に査定を終わらせて買取金額を教えてくれた。多少色をつけてくれたらしくて、合計金貨六枚、銀貨七枚だった。
まあゴブリンとかの死体が数千匹居るもんな、そりゃあ結構な金額になるわ。ちなみに非常食の『スライムのムニムニ』はもちろん売ってない。
という感じで、ギルドでの用事はすぐ終わったんだけど、一つ欲しいものがあるんだよね。
それはズバリ地図!俺はまだこの世界のことを良く知らないからな。国名だけ書かれているような簡単なものでいいから地図が欲しい。
買取の代金を受け取るついでに受付嬢に聞いてみよう。
「すみません、地図ってギルドで売ってますか?」
「ええ、銅貨一枚で売ってますけどいかがですか?」
「じゃあ頂きます!」
銅貨一枚と引き換えに地図を受け取る。見てみると結構詳細な地図で、国名はもちろん、街一つ一つまできちんと書かれていた。
まあ今はパッと見だけでいっか。武闘大会が終わったらもう少しちゃんと見てみよう。
さて、やることも一通り終わったし、宿でも探して武闘大会に備えるとしよう。
「れいちゃん、帰るぞ」
「あぅ!」
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まず服装。この世界に来た時の服装のままだから、結構目立つ。しかもダンジョンの時の血飛沫がTシャツ中に染み込んでしまってるから、良くギョッとした目で見られる。
懐も少しは深くなった事だし、この世界に馴染めるような服装をそろそろ買いたいと思う。もちろんれいちゃんにもだ。
「あぅあぅ!」
ていうか、赤子用の服ってあるのかな?
まあそれはどうにかするとして、二つ目はドロップ品の買取。前回ギルドにいた時、ドロップ品の買取をお願いするのを忘れちゃってな。ダンジョンのドロップ品が今大量にインベントリーに眠ってる状態だからね、ちょっと片付けないとな。
後でまたギルドに立ち寄るとしよう。そして最後に、武器の調達。
俺の戦力のほとんどは魔剣ディアボロス頼りだからな。それを使えないとなると新しい武器を調達する必要がある。しかも俺は剣術においては素人。武闘大会で出てくるだろう歴戦の猛者たちとタイマンを張れるか怪しい。
『おい、何落胆している。』
俺の頭に声が響く。なんだよ神威か。煽りに来たのか?
『違う。お主、我のことを忘れていないか?』
いや別に忘れてないよ。単に鬱陶しいから無視してるだけだが。
『無視するな!我の能力を忘れていないか?』
神威の能力?なんだっけ?神威の刀をもう一度鑑定してみる。
《妖刀神威》
不可視の斬撃を放てるようになる、強力な刀。自由意志を持ち、認められたものはスキル『神威流剣術』が身に付く。
『気づいたか?我を握れば、神威流剣術が身につくのだ!』
でも不可視の斬撃を放てるようにってーこれは魔法と同じ扱いにはならないのか?
『いや、あの不可視の斬撃は技術の賜物だ。低俗な魔法と一緒にするな!』
へぇ。そんな低俗な魔法にやられた方がひどい言い草ですねー。
「あぅあぅ!」
『う、うるさい!れいちゃんも味方するな!』
そういえば今まで気にしてなかったんだけど、なんでれいちゃんは俺の言ってることが分かるんだ?神威との念話にも介入してきたし、一体どういうことなんだ?
『ああ、それか。多分それはれいちゃんのスキルの影響だぞ。』
ん?スキル?そんなのあったっけ?とりあえずれいちゃんを鑑定する。
個体名:れいちゃん
職業:勇者
レベル:178
体力:4814
攻撃力:1516
魔力:4012
防御力:2667
俊敏性:219
スキル:鑑定・インベントリー・言語理解
レベルは大幅に上がってるけど、新しいスキルは取得してないし、前回と同じだな。
『物分かりが悪い奴だな!言語理解のスキルだ!』
え?これって異世界の言葉を理解できるってだけのスキルじゃないの?
『言語理解の詳細を見てみろ。』
神威に言われるがままにスキル『言語理解』の詳細を閲覧する。
《スキル;言語理解》
ありとあらゆる言語を理解できるようになる。
『ありとあらゆる言語には、念話や、異世界の言語も含まれる。その逆も然り、お前も赤子の言葉が理解できるぞ。』
なるほど。だから異世界に転移してから急にれいちゃんの言葉が手に取るように分かる訳か。
素直に子供と意思疎通できるのは、すごく嬉しいな。
でもこれでやらないといけないことは一つ片付いたな。あとは服の調達とドロップ品の買取だ。まあ何事もまずは身だしなみからだし、とりあえず服屋に行ってみるか。
「じゃあれいちゃん、おしゃれしに行こうか。」
「あぅあぅ!」
***
「いらっしゃーい!」
店員の活気の良い声が響く。ここは王都で一番大きい服屋、『アリス』だ。ありとあらゆるジャンルの服装が揃えられていることで評判だ。
入ってみてまず驚いたのは店内の広さだ。サッカーコートくらいある店内は細かく区分されていて、男性女性用はもちろん、子供用に、犬用のものもあった。しかも品揃えも豊富。
ここならいいのがありそうだけど……流石に自力でこの中から服を見つけるのはきついな。ここは店員さんに聞いてみるか。
「すみません。」
「はい、どうかしましたか?」
「実は僕とこの子用の服を探してまして……」
「なるほど。どのような服をお探しでしょうか。服にも色んな特徴がありますので……」
「実は冒険者なんで、出来るだけ丈夫、かつ機動力が優れた物がいいですね。」
「あぅ!」
「なるほど……じゃあ、こちらはどうでしょうか?」
そういって店員は黒いコートと長ズボンを手にとって俺に差し出してきた。
「これは丈夫なだけでなく、魔力を流し込むと、身体強化魔法が発動する優れものです。これなんかどうでしょ?」
確かにこれは中々良い服だな。デザインもいいし、黒はシックでかっこいい。だが値段は合わせて金貨1枚とまあまあ高い。
「お子様の方にはこれなんかどうでしょう?」
店員さんが差し出したのは、白いカバーオールのベビー服。どうやら魔物の絹を使用しているらしく、随分丈夫かつ快適だそうだ。
デザインには凝っていないがシンプルで良さそうだ。何より、さっきかられいちゃんが随分気に入ってるみたいで、「あぅあぅ!」と声をあげている。
値段はカバーオールだからか銀貨八枚と比較的安いし、リーズナブルな値段だ。
高級品だからやっぱり全体的に高額だけど命には変えられない。ギルドでのドロップ品の買取も期待できるし、今は買ってもいっか。
「じゃあ、お願いします。」
「はい、畏まりました!合計金貨一枚と銀貨八枚頂きます!」
「じゃあ、これで。」
そう言って金貨一枚と銀貨八枚を支払い、新しい服に着替えて店を立ち去った。サイズもピッタリだし、中々似合っていて良さそうだ。
次の目的地はギルド。早速出向くとしよう。
「次行くか!」
「あぅ!」
***
ギルドでの買取は随分早く終わった。俺から買取をお願いされるのは目に見えていたらしく、受付嬢は用意周到だったな。
俺がインベントリーから大量のドロップ品を出すと、瞬く間に査定を終わらせて買取金額を教えてくれた。多少色をつけてくれたらしくて、合計金貨六枚、銀貨七枚だった。
まあゴブリンとかの死体が数千匹居るもんな、そりゃあ結構な金額になるわ。ちなみに非常食の『スライムのムニムニ』はもちろん売ってない。
という感じで、ギルドでの用事はすぐ終わったんだけど、一つ欲しいものがあるんだよね。
それはズバリ地図!俺はまだこの世界のことを良く知らないからな。国名だけ書かれているような簡単なものでいいから地図が欲しい。
買取の代金を受け取るついでに受付嬢に聞いてみよう。
「すみません、地図ってギルドで売ってますか?」
「ええ、銅貨一枚で売ってますけどいかがですか?」
「じゃあ頂きます!」
銅貨一枚と引き換えに地図を受け取る。見てみると結構詳細な地図で、国名はもちろん、街一つ一つまできちんと書かれていた。
まあ今はパッと見だけでいっか。武闘大会が終わったらもう少しちゃんと見てみよう。
さて、やることも一通り終わったし、宿でも探して武闘大会に備えるとしよう。
「れいちゃん、帰るぞ」
「あぅ!」
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タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
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イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
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楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
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しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
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