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プレオープン大成功
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場所は服飾ギルド。
俺の前に、ドレスを着た女性がやってきた。
「初めまして。ジリ・アーノルトよ。ジリって呼んで頂戴。じゃあ、採寸に行きましょうか」
「はい。こちらです」
俺はレストランまで案内し、まず女性三人を別室で採寸して貰った。
次はカウンター担当の五名だ。
そしてキッチン担当の五名。
ジリさんは、素晴らしいデッサンを書き上げた。
クラシカルなメイド服。
茶色を基調としたレストラン店員のベストとズボン。
最後にキッチン担当用のコック服。
料理長には帽子もつけて。
「こんな感じでどお?」
「いいですね。これでお願いします」
「じゃあ、明日の朝届けに来るわ。ああ、そうそう、オーナー用に礼服は如何? こんな感じでジャケットも細身のシルエットで……どう?」
ジリさんの書いたデッサンは格好良かった。
というわけで、俺も採寸して貰った。
「特急料金がかかるから、報酬はこれだけね」
「じゃあ、今払っておきますね。明日、宜しくお願いします」
「任せておいて。じゃあ、また明日ね」
ジリさんは、帰って行った。
そして入れ違いに、エルランドさんとヘンリエッタさんがやってきた。
「エルランドさん、ヘンリエッタさん。素晴らしいメニューをありがとうございました。これ、報酬です」
二人はそれぞれ報酬を受け取ると、笑顔になった。
「また仕事があったら呼んでくれ。じゃあな」
「私もっ! またお仕事があれば呼んでください。ではまた!」
エルランドさんとヘンリエッタさんは帰って行った。
とうとうお昼時だ。
お客様が次々に入ってきて、オーダーを通す。
キッチンはたちまち戦場だ。
「オーダー入ります。肉まんと野菜まん、あんまん、お願いします!」
「オーダー! ホワイトソースの魚介類ピザとローストビーフ! 次いでチーズケーキとあんまん!」
「オーダー! カキ氷の葡萄味と緑茶味! ぜんざいとお汁粉!」
それからもオーダーは途切れることなく入り、料理長も手一杯になってきたところで、客席を盗み見た。
レストラン ミトレーチェは、満員御礼だ。
次々に出来上がった料理が運ばれていく。
あっ、アラブレヒトだ。
俺は挨拶に向かうことにした。
「アラブレヒト、ご友人方、本日はレストラン ミトレーチェにご来店、ありがとうございます」
「ああ、オーナーのハヤトだよ。ここの料理は、ハヤトの故郷の料理なのさ」
「へえ。俺はベリン。こんな料理は見たことないぜ!」
「俺はサックだ! どれも新規レシピだっていうんだから、驚いちまう」
「俺はユリース。ああ、料理が来たようだよ」
「お待たせいたしました」
カウンター担当がハンバーグやステーキ、丼ものを並べて去っていく。
アラブレヒトはエビ天丼か。
「では、ごゆっくりお楽しみ下さい。失礼致します」
俺はそれから料理ギルド、建築ギルドの順に挨拶をこなし、キッチンに戻った。
キッチンはまだ戦場だ。
オーダーが入る。
「オーダー! トマトソースのパスタと、ボロネーゼ! チーズケーキとアップルパイ!」
「オーダー! ステーキの玉ねぎソースがけ、チキンソテートマトソースがけ、ハンバーグ、白身魚のムニエル ホワイトソースがけ、カキ氷の葡萄味を4つお願いします!」
「オーダー! 団子2種とぜんざいとチーズケーキとアップルパイ!」
飲み物はカウンター担当がサーブしている。
今の所、問題は見られないな。
「この調子じゃあ、チーズケーキもアップルパイも売り切れそう! 朝五台も焼いたのに!」
「オーナー、米の減りが早いです!」
「わかった! 他に足りなそうな食材はあるか?」
「グレイトボアのステーキ用肉の仕入れを三倍にしてください。あと、挽き肉用のクズ肉も」
「ワインがかなり減りました!」
「わかった。米屋と、酒屋と、肉屋に行ってくる」
俺はレストランを抜け出して、米屋、酒屋、肉屋を回った。
腹が減ったので鰻丼の屋台を見ると、長蛇の列。
俺は隣の屋台で串焼きを買って食べた。
うん、強めの塩が美味い。
今日は店主をリエトがやっているらしい。
俺は食器を洗っているヤコブに話し掛けた。
「どうだい、調子は」
「オーナー。絶好調ですよ。レストランは開店したんですか?」
「ああ。今日がプレオープンで、明日から通常営業になる。レストランは夜も営業する。夜、鰻丼を食いたい客には、レストラン ミトレーチェを案内してくれ。地図はこれだ」
俺は地図を手渡して、ヤコブに手を振って別れた。
俺はレストランのキッチンに戻り、少し余裕の出たキッチンではまかないが作られていた。
「野菜まんが余ったからそれと、野菜とチキンを乗っけたトマトソースピザですよ。オーナーもどうぞ」
「ああ、ありがとう。うん、うまいな!」
「明日は数が読めませんよね。最悪余ったら自分達で食べちゃえば良いし、多めに作って良いですか?」
「ああ、良いよ。品切れするより良いよ。多めに作ってくれ」
「まかない、メイドさんにも出して良かったですよね?」
「ああ、勿論だ。俺は飯でケチケチするつもりはないぞ」
「明日のまかないはパスタにしたいですね。今日は仕込みが足りなくて断念しました」
「今日の反省は明日に生かそう。明日のまかないはどんなパスタか、楽しみだな」
休憩も順番に取れているし、足りないものも発注した。
あとは明日だな。
「今日は鐘三つまでの営業だから、そろそろ店仕舞いだ。明日から長丁場になる。頑張ってくれよ」
「はいっ!」
「明日は制服が出来上がるから、隣の部屋で着替えるように! 女性は二階で着替えるように言ってくれ」
「わかりました!」
「じゃあ、今日は帰るわ。また明日なー」
俺はレストランを抜け出し、帰路についた。
支店に帰ると、アラブレヒトが待っていた。
「ハヤト! プレオープン、おめでとう!」
「ありがとう、アラブレヒト。おかげさまで、プレオープンは大成功だったよ」
「俺が食べたエビ天丼も美味しかったよ。まだまだいっぱい食べたいものがあって、目移りしたよ。俺がみる限り客席の雰囲気も良かったし、素晴らしいレストランだ」
「ありがとう、アラブレヒト。明日からは制服を着せる事にしたんだ。統一感が出るかと思って」
「いいな、それ。あとお屋敷の入り口に大きな看板があったろ? レストラン ミトレーチェって。あれで入ってくる客もいそうだな」
「なる程。集客に出来ることは何かある?」
「冒険者ギルドに行って、新しいレストランの広告を貼らせて貰うんだ。有料で、一週間くらいではがされてしまうけど、有用かな」
「わかった、行ってくる」
俺は冒険者ギルドに足を踏み入れた。
相変わらずざわざわしていて、屈強な男達が所狭しと歩いている。
俺は受付で声をかけた。
「すみません、新規オープンしたレストランの告知をしたいんですけど」
「有料で、なおかつ、一週間しか保ちませんが宜しいですか?」
「はい。地図はこれです。謳い文句を書いて貰えますか?」
「どうぞ」
「新規レシピ満載でお待ちしています。レストラン ミトレーチェ」
「はい、書けました。では地図と一緒に貼っておきますね」
「宜しくお願いします」
俺は頭を下げて、冒険者ギルドを出た。
すっかり空は夕焼けに染まっている。
俺はゆっくり歩いて帰った。
夕焼けはなんだか哀愁を呼び覚ます。
日本でみんな、どうしてるだろう。
全く考えないわけではない。
しかし今は、日本にいた時より幸せだ。
くたびれたサラリーマンだった俺は、もういないのだ。
俺は夕焼けを見つめながら、家路についた。
ついでに夕方市場を冷やかしていると、大きなスイカが売られていた。
夏が来る。
俺は生ぬるく吹き付ける風を全身に浴びていた。
俺の前に、ドレスを着た女性がやってきた。
「初めまして。ジリ・アーノルトよ。ジリって呼んで頂戴。じゃあ、採寸に行きましょうか」
「はい。こちらです」
俺はレストランまで案内し、まず女性三人を別室で採寸して貰った。
次はカウンター担当の五名だ。
そしてキッチン担当の五名。
ジリさんは、素晴らしいデッサンを書き上げた。
クラシカルなメイド服。
茶色を基調としたレストラン店員のベストとズボン。
最後にキッチン担当用のコック服。
料理長には帽子もつけて。
「こんな感じでどお?」
「いいですね。これでお願いします」
「じゃあ、明日の朝届けに来るわ。ああ、そうそう、オーナー用に礼服は如何? こんな感じでジャケットも細身のシルエットで……どう?」
ジリさんの書いたデッサンは格好良かった。
というわけで、俺も採寸して貰った。
「特急料金がかかるから、報酬はこれだけね」
「じゃあ、今払っておきますね。明日、宜しくお願いします」
「任せておいて。じゃあ、また明日ね」
ジリさんは、帰って行った。
そして入れ違いに、エルランドさんとヘンリエッタさんがやってきた。
「エルランドさん、ヘンリエッタさん。素晴らしいメニューをありがとうございました。これ、報酬です」
二人はそれぞれ報酬を受け取ると、笑顔になった。
「また仕事があったら呼んでくれ。じゃあな」
「私もっ! またお仕事があれば呼んでください。ではまた!」
エルランドさんとヘンリエッタさんは帰って行った。
とうとうお昼時だ。
お客様が次々に入ってきて、オーダーを通す。
キッチンはたちまち戦場だ。
「オーダー入ります。肉まんと野菜まん、あんまん、お願いします!」
「オーダー! ホワイトソースの魚介類ピザとローストビーフ! 次いでチーズケーキとあんまん!」
「オーダー! カキ氷の葡萄味と緑茶味! ぜんざいとお汁粉!」
それからもオーダーは途切れることなく入り、料理長も手一杯になってきたところで、客席を盗み見た。
レストラン ミトレーチェは、満員御礼だ。
次々に出来上がった料理が運ばれていく。
あっ、アラブレヒトだ。
俺は挨拶に向かうことにした。
「アラブレヒト、ご友人方、本日はレストラン ミトレーチェにご来店、ありがとうございます」
「ああ、オーナーのハヤトだよ。ここの料理は、ハヤトの故郷の料理なのさ」
「へえ。俺はベリン。こんな料理は見たことないぜ!」
「俺はサックだ! どれも新規レシピだっていうんだから、驚いちまう」
「俺はユリース。ああ、料理が来たようだよ」
「お待たせいたしました」
カウンター担当がハンバーグやステーキ、丼ものを並べて去っていく。
アラブレヒトはエビ天丼か。
「では、ごゆっくりお楽しみ下さい。失礼致します」
俺はそれから料理ギルド、建築ギルドの順に挨拶をこなし、キッチンに戻った。
キッチンはまだ戦場だ。
オーダーが入る。
「オーダー! トマトソースのパスタと、ボロネーゼ! チーズケーキとアップルパイ!」
「オーダー! ステーキの玉ねぎソースがけ、チキンソテートマトソースがけ、ハンバーグ、白身魚のムニエル ホワイトソースがけ、カキ氷の葡萄味を4つお願いします!」
「オーダー! 団子2種とぜんざいとチーズケーキとアップルパイ!」
飲み物はカウンター担当がサーブしている。
今の所、問題は見られないな。
「この調子じゃあ、チーズケーキもアップルパイも売り切れそう! 朝五台も焼いたのに!」
「オーナー、米の減りが早いです!」
「わかった! 他に足りなそうな食材はあるか?」
「グレイトボアのステーキ用肉の仕入れを三倍にしてください。あと、挽き肉用のクズ肉も」
「ワインがかなり減りました!」
「わかった。米屋と、酒屋と、肉屋に行ってくる」
俺はレストランを抜け出して、米屋、酒屋、肉屋を回った。
腹が減ったので鰻丼の屋台を見ると、長蛇の列。
俺は隣の屋台で串焼きを買って食べた。
うん、強めの塩が美味い。
今日は店主をリエトがやっているらしい。
俺は食器を洗っているヤコブに話し掛けた。
「どうだい、調子は」
「オーナー。絶好調ですよ。レストランは開店したんですか?」
「ああ。今日がプレオープンで、明日から通常営業になる。レストランは夜も営業する。夜、鰻丼を食いたい客には、レストラン ミトレーチェを案内してくれ。地図はこれだ」
俺は地図を手渡して、ヤコブに手を振って別れた。
俺はレストランのキッチンに戻り、少し余裕の出たキッチンではまかないが作られていた。
「野菜まんが余ったからそれと、野菜とチキンを乗っけたトマトソースピザですよ。オーナーもどうぞ」
「ああ、ありがとう。うん、うまいな!」
「明日は数が読めませんよね。最悪余ったら自分達で食べちゃえば良いし、多めに作って良いですか?」
「ああ、良いよ。品切れするより良いよ。多めに作ってくれ」
「まかない、メイドさんにも出して良かったですよね?」
「ああ、勿論だ。俺は飯でケチケチするつもりはないぞ」
「明日のまかないはパスタにしたいですね。今日は仕込みが足りなくて断念しました」
「今日の反省は明日に生かそう。明日のまかないはどんなパスタか、楽しみだな」
休憩も順番に取れているし、足りないものも発注した。
あとは明日だな。
「今日は鐘三つまでの営業だから、そろそろ店仕舞いだ。明日から長丁場になる。頑張ってくれよ」
「はいっ!」
「明日は制服が出来上がるから、隣の部屋で着替えるように! 女性は二階で着替えるように言ってくれ」
「わかりました!」
「じゃあ、今日は帰るわ。また明日なー」
俺はレストランを抜け出し、帰路についた。
支店に帰ると、アラブレヒトが待っていた。
「ハヤト! プレオープン、おめでとう!」
「ありがとう、アラブレヒト。おかげさまで、プレオープンは大成功だったよ」
「俺が食べたエビ天丼も美味しかったよ。まだまだいっぱい食べたいものがあって、目移りしたよ。俺がみる限り客席の雰囲気も良かったし、素晴らしいレストランだ」
「ありがとう、アラブレヒト。明日からは制服を着せる事にしたんだ。統一感が出るかと思って」
「いいな、それ。あとお屋敷の入り口に大きな看板があったろ? レストラン ミトレーチェって。あれで入ってくる客もいそうだな」
「なる程。集客に出来ることは何かある?」
「冒険者ギルドに行って、新しいレストランの広告を貼らせて貰うんだ。有料で、一週間くらいではがされてしまうけど、有用かな」
「わかった、行ってくる」
俺は冒険者ギルドに足を踏み入れた。
相変わらずざわざわしていて、屈強な男達が所狭しと歩いている。
俺は受付で声をかけた。
「すみません、新規オープンしたレストランの告知をしたいんですけど」
「有料で、なおかつ、一週間しか保ちませんが宜しいですか?」
「はい。地図はこれです。謳い文句を書いて貰えますか?」
「どうぞ」
「新規レシピ満載でお待ちしています。レストラン ミトレーチェ」
「はい、書けました。では地図と一緒に貼っておきますね」
「宜しくお願いします」
俺は頭を下げて、冒険者ギルドを出た。
すっかり空は夕焼けに染まっている。
俺はゆっくり歩いて帰った。
夕焼けはなんだか哀愁を呼び覚ます。
日本でみんな、どうしてるだろう。
全く考えないわけではない。
しかし今は、日本にいた時より幸せだ。
くたびれたサラリーマンだった俺は、もういないのだ。
俺は夕焼けを見つめながら、家路についた。
ついでに夕方市場を冷やかしていると、大きなスイカが売られていた。
夏が来る。
俺は生ぬるく吹き付ける風を全身に浴びていた。
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