君のためなら命を捨てても

karinn

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迷子になった。

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 俺の通う学校は、全校でも200人以下しかいない。だが、それぞれが執事やボディーガードと同行している奴が多いから400人以上がこの学校に滞在している。その為、結構にぎやか。そして、この学校は6年制で中高一貫だ。俺たちは今年で5年生、高校2年生ということになる。
……うん。迷った。4年以上いるのになぜ迷うかって?それは1学年に対して校舎が違うからだ。そして、最近学年が変わったばかり、だから迷うのはしょうがないが…俺は知っている。さっき授業、始まりのチャイムが鳴ったことを。やべぇ普通にやべぇ。美咲のボディーガードとしても、人の前ではいい子ぶっている俺としても評価が落ちてしまう。
(誰かいないかな。あっあそこに!)
ちょうどいいことに俺の前に、誰の付き人かは分からないが執事の人を見つけた。どうせなら、聞いてみよう。
「あの、すいません。迷ってしまったのですが…5年B組がどこだかわかりますかね?」
「あっ…。あの~実は私も迷っていまして…。」
「あっ。そうだったんですね…。」
やべっ…。外れくじを引いたか。
「あつ!では…」
「いや!ちょっと待って!」
「あっどうされましたか?」
「2人とも迷っているなら、一緒に探すのもいいんじゃないかなぁと思ってね。私もちょうど5年B組を探してたので」
「そ、そうですねぇ。」
うぅん…。どうしよ…美咲たちの前ではいつもの俺を出せるんだがなぁ。この顔をするのは疲れる。だが、これで断って気を悪くさせるの申し訳ないし。
「分かりました。一緒に探しましょう。」

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