【R18】祖父の家を譲り受けたらイケオジ吸血鬼も一緒についてきました

チーズたると

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 本当に、体の奥までレオンに犯されてしまった――と思った。

 その屈服感に嘘はないのに、それでも梨花の肉体は彼に嫌悪するどころか未だに胸の先を赤く尖らせ、秘部で相手の性器を締めつけているのである。

 凌辱されていることにさえ、感じているというのだろうか。
 初めて己を抱いた男に、そこまで女の性をあばかれてしまったというのか。

 自分の体の淫らさに、梨花は眩暈がしそうになった。
 レオンが射精を終えると、梨花はとうとう力尽きて彼に倒れ込む。もう呼吸をするだけで精一杯だった。

「おや、もう降参かね」

 彼の言葉にも、返事をすることが出来ない。
 ふむ、とレオンは続けた。

「少しばかり処女を乱暴に抱きすぎたかもしれんな」

 独りごちて、梨花から性器を引き抜く。体は疲労しきっているのに、そんな些細な刺激にも梨花は喘ぎを漏らしてしまった。
 その声を聞いたレオンが、意地悪な調子で言う。

「君は本当に素質があるよ。私もつい熱くなってしまった。今後の調教で君がどこまで淫乱になるのか、今から楽しみだ」

 徐々に遠のいていく意識で、梨花は彼の言葉を聞いた。
 レオンはさらに続ける。

「そのうち、嬉々として私の上で腰を振ることになるだろうさ。淫らな台詞をくちにしながら乳房を揺らし、そして私の射精に悦んで絶頂を迎えるんだ。ああ、待ち遠しいな」

 卑猥な声音を寝物語に、梨花は瞼を閉じた。
 もう全身にチカラが入らない。やっと解放された、という思いでいっぱいだった。

 少しずつ手足の感覚が睡魔に奪われていく。
 そんな中で、梨花は自分の頭を撫でる大きな手の存在を感じた。

 手は、まるで梨花を労わるふうに優しく、ゆっくりと慰撫する。
 撫でる手の感触はいたく心地好かったが、梨花はそれを己の錯覚か、はたまた夢による幻だと思った。

 何故なら、あのレオンが梨花に対してそんなにも優しい仕草をするはずがないのだから。

 優しい闇に、梨花の意識は落ちていく。
 意識が完全に途切れてしまうまで、手は梨花の頭を撫で続けていた――。





 真っ暗闇から、梨花は意識を浮上させた。
 頭と体が異様に重い。

 瞼を開ければ、そこは見知らぬ天井――ではなく、梨花の新たな部屋の天井であった。

 窓に視線を移すと、空は夕焼けのオレンジ色に染まっている。
 なにがあったんだっけと、梨花は動かない頭を強引に働かせて、記憶を遡った。

 そうして――レオンに抱かれたことを思い起こす。
 反射的に、自分がきちんと衣服を身にまとっているかどうかを確認した。

 見たところ、服はちゃんと着ている。それはパジャマではなく別の衣服だったが、乱れもなく、レオンに抱かれたことは夢だったのではないかと梨花に思わせた。

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