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第1章 おっさん、魔術講師になる
第6話 俺なりの教育
俺は今、演習場でクラス全員分の≪ファイアボール≫を見ている。
そう、個々の実力を図るために。
で、今ようやく最後の一人を見終えた。
「レイナード先生、これで全員終わりました」
「分かった」
俺は再度、生徒たちを集める。
「ご苦労。一人一人の実力の把握はできた」
「どうでしたか? 先生」
「その前に一つ聞きたい。お前たちはさっきの演習を真面目にやっていたか?」
こう聞いたのはわけがあって、こういう類のものは必ず一人は手を抜くような奴が出てくる。
ソースは俺。魔術訓練の際、皆が真面目にやっている中でとことん手を抜いていたのを覚えている。
手を抜いていたのは俺だけではなかったが。
するとフィオナは、
「私たちは手を抜くようなことは絶対にしません! 私たちにはそれぞれキャスターとしての明確な目標があります」
「ほう、そうか。ならよかった」
「それで……私たちの魔術は……」
ここで一定の沈黙の時間が流れる。
そして俺は彼女らにこの一言を放つ。
「ああ、ゴミ以下だ」
「……えっ?」
容赦なく一蹴。だが、これは俺基準で語っているものではない。
そんなことをしたら大体のキャスターが過小評価になってしまう。
優秀さ故、彼女らには足りない所が多々あったのだ。
「ゴミってどういうことですか?」
「言葉通りだ。お前たちはキャスターと名乗るに値しない」
いきなりこんなことを言われたら腹が立つだろう。
クラス全員の表情がガラリと変わる。
するとこの言葉を聞いて一人の男子生徒がいきなり俺の前へ出てくる。
「なぁ先生、あんた何様なんだ? フィオナにマジメに授業をやるよう言われてやっとマジメになったかと思いきや俺たちにダメ出しか?」
「やめなさい、ガルシア!」
フィオナはすぐさま止める。
ガルシアとかいう男子生徒は『ちっ』と舌打ちをして後ずさる。
「すみません、先生」
「いや、構わないが」
まぁ、本気で学びたいという向上心を持った者の中にこんなやる気のない奴がいれば腹も立つだろう。
それが講師であるなら尚更だ。特に反論を言う理由もない。
「だが、悪いが今のお前たちはそれほどの価値だということだ」
こう言うとフィオナが、
「先生、その理由を教えていただけませんか? 理由を言ってくれないとみんな納得しないと思います」
俺に訴えかけるような目でフィオナは見てくる。
(納得……ねぇ。正直説明するのも面倒だな)
ヒントを与えただけでなく、答えまで与えるなんて講師としてどうなのだろうか。
ダメだと指摘され、改善点を自分で見出すのが俺なりの教育だと思っている。
まぁ、理由として説明するのが長くなって面倒ということも含まれているため教える気はない。
俺は皆に背中を向け、
「それくらい自分で見つけてくれ。今の自分で満足だというのならそれまでだし、足りないと思っているのなら何が自分には足りないのか考えろ」
そして俺は少し間をおいて話を続ける。
「一つ。俺からお前たちに助言できるのは全員、キャスターとして能力が足りないということだ。話は以上だ、レーナ行くぞ」
俺はそそくさと彼女らを置いて演習場から出ていく。
「あ、ちょっと……レイナード先生待ってください! ごめんなさい皆さん。またすぐに戻ってきますね」
レーナも足早に俺を追いかける。
「―――くそっ、なんなんだよあの先生は!」
「―――最悪ね。前の担任のレックス先生がいかに優秀な講師だったかよく分かるわ」
「―――俺たちもあんなファイアボールすら知らなかった講師に教えられる方がごめんだっつーの」
クラスの雰囲気は最悪となり、フィオナはあたふたしながらも皆に声をかける。
「み、みんなちょっと待って。先生には何か考えがあるのかもしれない」
「そういうけどさフィオナ。お前は悔しくねぇの? あんなことを言われて」
ガルシアはどうも怒りが収まらないみたいだ。
ずっと歯ぎしりをして怒りを露わにしている。
周りも至る所から不満の声が飛び交う。
するとフィオナはいきなり大声で、
「私だって悔しいよ! あんなこと言われてさ!」
クラス全員驚きを隠せない表情をする。
いつも冷静で優しかったフィオナがここまで感情的になったからだ。
「ぐっ……フィオナ? ごめん……」
ガルシアはかける言葉を失ってしまった。
フィオナの目には一滴の涙が。それが頬を伝って地面に落ちていく。
「そ、そのお前が悪いわけじゃねぇよ。悪いのはあのセンコーだ」
「そ、そうよフィオナ。あなたが涙する必要はないわ」
だが、フィオナは大きく横に首を振る。
「違うの。悔しいのよ……ワタシ。今まで頑張ってきたことが否定されたような気がして……」
するとガルシアはそっとフィオナの肩に手を乗せて、
「だったらあいつを見返してやろうぜ。俺だってすげぇ悔しいしプライドが傷ついた。あいつに一発くらわしてやらないと腹の虫が収まらねぇ!」
ガルシアのこの言葉と共にクラスメートたちもレイナードを見返してやろうといい始める。
「み、みんな……そうだよね、先生が私たちのことを認めてくれるよう頑張らないとだね!」
そして今一度、クラス全員団結してレイナードへの復讐を誓った。
* * *
一方でレイナードはレーナに行き先を阻まれていた。
「先生、待ってください! 今のはあんまりすぎますよ!」
頭に付けた猫耳は猫が威嚇するときのようにピンっと尖る。
怒っているというのがすぐ分かる。
ある意味便利かもしれない。俺的に。
「なんだ、レーナ。俺は疲れたのでリラクゼーションルームで休みたいのだが」
「まだ授業は終わってませんよ?」
「別に終鈴まで授業をやらなきゃならんとは言われていない。それにあいつらも授業が早く終わってさぞ歓喜なことだろう」
すると頭の猫耳がさらに尖り、レーナの表情は一層怖くなる。
「先生は何も分かっていません。あの子たちの本気の目を見ていないのですか? その上、理由も言わずに彼らのことをゴミと罵倒し否定して……」
「事実なのだから仕方がない」
こう言うとレーナは俺から目を反らし、
「……もう、先生なんて知らないです! 私が何とかします!」
そのままレーナは引き返し、生徒たちの所へと戻る。
(はぁ……講師ってのはなんでこんなに神経を使うのだろうか)
俺は深く溜め息をつき、臀部を掻きながらリラクゼーションルームへと向かう。
そう、個々の実力を図るために。
で、今ようやく最後の一人を見終えた。
「レイナード先生、これで全員終わりました」
「分かった」
俺は再度、生徒たちを集める。
「ご苦労。一人一人の実力の把握はできた」
「どうでしたか? 先生」
「その前に一つ聞きたい。お前たちはさっきの演習を真面目にやっていたか?」
こう聞いたのはわけがあって、こういう類のものは必ず一人は手を抜くような奴が出てくる。
ソースは俺。魔術訓練の際、皆が真面目にやっている中でとことん手を抜いていたのを覚えている。
手を抜いていたのは俺だけではなかったが。
するとフィオナは、
「私たちは手を抜くようなことは絶対にしません! 私たちにはそれぞれキャスターとしての明確な目標があります」
「ほう、そうか。ならよかった」
「それで……私たちの魔術は……」
ここで一定の沈黙の時間が流れる。
そして俺は彼女らにこの一言を放つ。
「ああ、ゴミ以下だ」
「……えっ?」
容赦なく一蹴。だが、これは俺基準で語っているものではない。
そんなことをしたら大体のキャスターが過小評価になってしまう。
優秀さ故、彼女らには足りない所が多々あったのだ。
「ゴミってどういうことですか?」
「言葉通りだ。お前たちはキャスターと名乗るに値しない」
いきなりこんなことを言われたら腹が立つだろう。
クラス全員の表情がガラリと変わる。
するとこの言葉を聞いて一人の男子生徒がいきなり俺の前へ出てくる。
「なぁ先生、あんた何様なんだ? フィオナにマジメに授業をやるよう言われてやっとマジメになったかと思いきや俺たちにダメ出しか?」
「やめなさい、ガルシア!」
フィオナはすぐさま止める。
ガルシアとかいう男子生徒は『ちっ』と舌打ちをして後ずさる。
「すみません、先生」
「いや、構わないが」
まぁ、本気で学びたいという向上心を持った者の中にこんなやる気のない奴がいれば腹も立つだろう。
それが講師であるなら尚更だ。特に反論を言う理由もない。
「だが、悪いが今のお前たちはそれほどの価値だということだ」
こう言うとフィオナが、
「先生、その理由を教えていただけませんか? 理由を言ってくれないとみんな納得しないと思います」
俺に訴えかけるような目でフィオナは見てくる。
(納得……ねぇ。正直説明するのも面倒だな)
ヒントを与えただけでなく、答えまで与えるなんて講師としてどうなのだろうか。
ダメだと指摘され、改善点を自分で見出すのが俺なりの教育だと思っている。
まぁ、理由として説明するのが長くなって面倒ということも含まれているため教える気はない。
俺は皆に背中を向け、
「それくらい自分で見つけてくれ。今の自分で満足だというのならそれまでだし、足りないと思っているのなら何が自分には足りないのか考えろ」
そして俺は少し間をおいて話を続ける。
「一つ。俺からお前たちに助言できるのは全員、キャスターとして能力が足りないということだ。話は以上だ、レーナ行くぞ」
俺はそそくさと彼女らを置いて演習場から出ていく。
「あ、ちょっと……レイナード先生待ってください! ごめんなさい皆さん。またすぐに戻ってきますね」
レーナも足早に俺を追いかける。
「―――くそっ、なんなんだよあの先生は!」
「―――最悪ね。前の担任のレックス先生がいかに優秀な講師だったかよく分かるわ」
「―――俺たちもあんなファイアボールすら知らなかった講師に教えられる方がごめんだっつーの」
クラスの雰囲気は最悪となり、フィオナはあたふたしながらも皆に声をかける。
「み、みんなちょっと待って。先生には何か考えがあるのかもしれない」
「そういうけどさフィオナ。お前は悔しくねぇの? あんなことを言われて」
ガルシアはどうも怒りが収まらないみたいだ。
ずっと歯ぎしりをして怒りを露わにしている。
周りも至る所から不満の声が飛び交う。
するとフィオナはいきなり大声で、
「私だって悔しいよ! あんなこと言われてさ!」
クラス全員驚きを隠せない表情をする。
いつも冷静で優しかったフィオナがここまで感情的になったからだ。
「ぐっ……フィオナ? ごめん……」
ガルシアはかける言葉を失ってしまった。
フィオナの目には一滴の涙が。それが頬を伝って地面に落ちていく。
「そ、そのお前が悪いわけじゃねぇよ。悪いのはあのセンコーだ」
「そ、そうよフィオナ。あなたが涙する必要はないわ」
だが、フィオナは大きく横に首を振る。
「違うの。悔しいのよ……ワタシ。今まで頑張ってきたことが否定されたような気がして……」
するとガルシアはそっとフィオナの肩に手を乗せて、
「だったらあいつを見返してやろうぜ。俺だってすげぇ悔しいしプライドが傷ついた。あいつに一発くらわしてやらないと腹の虫が収まらねぇ!」
ガルシアのこの言葉と共にクラスメートたちもレイナードを見返してやろうといい始める。
「み、みんな……そうだよね、先生が私たちのことを認めてくれるよう頑張らないとだね!」
そして今一度、クラス全員団結してレイナードへの復讐を誓った。
* * *
一方でレイナードはレーナに行き先を阻まれていた。
「先生、待ってください! 今のはあんまりすぎますよ!」
頭に付けた猫耳は猫が威嚇するときのようにピンっと尖る。
怒っているというのがすぐ分かる。
ある意味便利かもしれない。俺的に。
「なんだ、レーナ。俺は疲れたのでリラクゼーションルームで休みたいのだが」
「まだ授業は終わってませんよ?」
「別に終鈴まで授業をやらなきゃならんとは言われていない。それにあいつらも授業が早く終わってさぞ歓喜なことだろう」
すると頭の猫耳がさらに尖り、レーナの表情は一層怖くなる。
「先生は何も分かっていません。あの子たちの本気の目を見ていないのですか? その上、理由も言わずに彼らのことをゴミと罵倒し否定して……」
「事実なのだから仕方がない」
こう言うとレーナは俺から目を反らし、
「……もう、先生なんて知らないです! 私が何とかします!」
そのままレーナは引き返し、生徒たちの所へと戻る。
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俺は深く溜め息をつき、臀部を掻きながらリラクゼーションルームへと向かう。
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